天使
天使の噂[編集 | ソースを編集]
- 「理性だけを持っている」と定義されている生き物だが、実際は感情的だったりすることも多いようだ。
- 確かに理性だけってコンピューターかいな。
- 間違えた。「『知性(悟性)』だけ」だった。
- 「感性(センサス)」「理性(ラシオ)」「知性(インテリゲンツィア)」のうち、動物は感性だけ、天使は知性だけ、そして人間は全部を備えているというのではなかったかな。
- 翼が生えているが、鳥類の翼のように前肢が変化したものではなく、肩胛骨が異常発達したものらしい。
- 衣服をまとっていることも多いが、袖が4つあるわけで、着脱がすごく面倒くさそうだ……
- 「この翼では飛ぶことが出来ないはずだ」と大まじめな論文を書いた英国の学者が居た。中世とかではなく21世紀の話。
- ウルトラマンは翼がなくても飛べるんだからいいじゃん。え?そういう話じゃなくて・・・?
- イギリスにも柳田理科雄みたいな人がいるんだな。
- むしろ英国のほうが本場です。「謎本」の方法論はほとんどシャーロッキアンが開発したものだし。
- 厳格な階級制度を持つ。
- 下から、エンジェル(天使)、アークエンジェル(大天使)、プリンシパリティ(権天使)、パワー(能天使)、ヴァーチュー(力天使)、ドミニオン(主天使)、スローンズ(座天使)、ケルビム(智天使)、セラフィム(熾天使)。
- 有名なミカエルやガブリエルは、もともとアークエンジェル(つまり係長クラスの下っ端)だったのに、いつのまにかセラフィム(つまり専務クラスの最高幹部)扱いになってしまった。大出世。
- ちなみに神に反抗し地獄に堕ちてサタンになったルシフェルは筆頭セラフィムだった。副社長が社長に逆らったみたいなもの。
- 副社長が会社を乗っ取ろうとして、失敗してクビになったようなもんか。
- 人間に近い姿をしているのは下級天使で、セラフィムを除いては上位に行くほど化け物じみているらしい。
- ドミニオン、スローンズあたりはほとんど怪獣。ケルビムもガーゴイルみたいだったりする。
- 神学では「針の先端の上に何人の天使が乗って踊ることが出来るか」という大論争が起こったことがある。
- すぐ人を撲り殺す凶暴なのも居るという。
- でもすぐ「ピピルピルピル」と唱えて復活させてくれる。
- マジ天使。
- なぜ全裸なのだろう?
- 服着ている場合、大抵は白のローブ。
- 1980年代後半にはやったビックリマンでは『三すくみ』の構造にするため、「悪魔には強いがお守りには弱い」設定だった。お守りに弱いというのがいまいちわからなかった幼少の頃。
- 下の天使の固有名詞が「エル」で終わるのが多いのはなぜ?
- エルは「神」のこと。日本語訳すると「神の~」とかになる。
- ほとんどの天使はかつてローマ教皇に破門されたことがある。
- ユダヤ~キリスト教以外でも天使に相当する存在はあるので、ここに立項しておいたのだが、定義がはっきりしていないせいかこういうところに移項されました。多神教の場合は神そのものと見なしてもいいからなあ。
- 当たり前なのだが、ユダヤ教、キリスト教だけでなくイスラム教にもゾロアスター教にも天使がいる。
- 「世界史上初の萌え擬人化」と言って差し支えないのでは?
天使紳士録(ユダヤ・キリスト)[編集 | ソースを編集]
- 追加する場合は五十音順でお願いします。
ウリエル[編集 | ソースを編集]
- セラフィムでなおかつケルビムでもあるらしい。「取締役待遇の部長」というところか。
- どんな職掌であるかは書物によって全然違い、正体がつかみづらい。
- そもそも聖書の正典には登場せず、外典にばかり出てくる。あとから設定された天使らしい。
- 天国の門の番人であったり、太陽の運行を司る者であったり、裁きを下す者であったり、人にインスピレーションを与える者だったりする。もうちょっと設定をしっかりしておけよ。
- 人間に裁きを与える天使。カトリックでは745年の公会議にて一度墜天使認定され、その後墜天使から外され、聖人扱いになった。
- 手のひらにある業火で罪人を焼くとか、罪人の舌で吊って炎であぶるという。
- 人間に裁きを与える天使。カトリックでは745年の公会議にて一度墜天使認定され、その後墜天使から外され、聖人扱いになった。
- 四大天使の中では一番の武闘派。
- 聖人向け漫画では4大天使で一番ネタにされている。
ガブリエル[編集 | ソースを編集]
- ミカエルに次いで有名と思われる。人間に対する広報係を務めている。
- マリアに受胎告知をしたのがこの天使。
- イスラム教では最高位の天使と見なされている。ジブリールという名前で登場。
- ムハンマドに経典を授けたのもこの天使。
- 絵画では女性の姿で描かれることが多い。
- 赤青白の三色を用いた衣服をつけ、頭に光輪がかかって翼を持った女性が描かれていれば、それがたいていガブリエル。
- ちなみに三色の衣服で、翼を持っていない女性であれば聖母マリアと決まっている。西洋の宗教画のルール。
- そのせいかキリスト教系の幼稚園・保育園などでクリスマスの劇をするとき、ガブリエル役は女の子になることが多い。個人的には違和感あるんだが、みんなそうでもないんだろうか?
- 赤青白の三色を用いた衣服をつけ、頭に光輪がかかって翼を持った女性が描かれていれば、それがたいていガブリエル。
- キリスト教(カトリック教会)では、ミカエル、ラファエルと合わせて三大天使とされ、「大天使聖ガブリエル」などと呼ばれるほか洗礼名などにも用いられる。大昔は、ていうかユダヤ教ではウリエルも含めて四大天使だったらしいが、ウリエルはどっかに忘れ去られてしまった。
- ガブリエルが「ガブッ」とウリエルを食べてしまった・・・ワケはないw
- 駄天使。
キューピッド[編集 | ソースを編集]
- 本当は天使ではなく神様なのだが、なぜか天使というと彼の姿を思い浮かべる人が多い。
- 翼のついたマッパの子供という姿。正しくは弓矢を携えている。
- 本名はエロスだっけ。
- 神様なのだから本来天使よりずっと格上のはずだが、上記の姿で絵画などに登場する時は明らかにヒラの天使として扱われている。気の毒に……
- まあ、ローマ神話の神様の中では、キリスト教で悪魔扱いされなかっただけでもましなほうか。
- 恋の象徴的な扱い。
- アニメとかだと構えている弓矢の矢尻がハートマーク。その矢に射貫かれた人が恋に落ちる。
- 人間でも男女の仲の橋渡し役を「恋のキューピッド」と言ったりする。
- マヨネーズ。
- 花屋
- プシューケーという奥さんがいる。
サリエル[編集 | ソースを編集]
- アークエンジェル説とセラフィム説がある。ウリエルと同一説もある。
- ラファエルの助手として癒しを司る。一方堕天使だという説もある。よくわからん天使である。
- 「邪眼」で有名。にらむだけで相手を麻痺させたり殺したりできる超能力。
- 堕天使扱いされたのはこの力のせいらしい。
- 某悪魔召喚漫画ではかなりの日和見主義者として描かれた。人間体は妙に不細工だがこれが真の姿ってわけではない。
- マヌケな姿で描かれる各種悪魔も地獄では超イケメンなので。
サンダルフォン[編集 | ソースを編集]
- 生まれてくる子供の性別を決める係の大天使。あんまり偉くないけどいいのか? そんなのに任せて。
- そのため天使が人間をぶち殺しに来る某SFアニメでは胎児の姿として描かれた。
- 超デカい。ウルトラマンなんて目じゃない。
- なにせ「その身長分の距離を歩くには、人がオギャアと産声を上げ年老いて死ぬまでかかる」らしい。えーっと、平均して1時間に2㎞づつ歩くとして、2×24×365×70だから…地球直径の十倍ですね。
- 草鞋電話?草履電話?うーん…
- 中国語で「涼鞋电话」。
- 中国語では三代iPhone(さんだいあいふぉん)と空耳される。
- 中国語で「涼鞋电话」。
ミカエル[編集 | ソースを編集]
- いちばん有名かもしれない天使。天使軍の司令官を務める。
- もとはアークエンジェルに過ぎなかったが、反逆したルシフェルを討伐した大殊勲で一躍セラフィムに。
- カトリック教会には、ミカエルがサタン(ルシフェル?)の頭を踏みつけ、槍を向けている場面の聖画や像がある。古い信者の家に行くと、その絵が額に入れて飾ってあることもあり、知らない人が見たらビビる。
- そのせいかどうか不明だが、カトリックでは「ミカエル」という洗礼名は人気があるらしく、ガブリエルやラファエルよりも多いらしい。
- カトリック教会には、ミカエルがサタン(ルシフェル?)の頭を踏みつけ、槍を向けている場面の聖画や像がある。古い信者の家に行くと、その絵が額に入れて飾ってあることもあり、知らない人が見たらビビる。
- 英語読みだとマイケル。フランス語読みだとミシェル。
- 日本は実はミカエルの領地らしい。
- 日本に到着したザビエルが、勝手にこの地をミカエルに捧げてしまった。
- ルシフェルは実の兄にして元上司。
メタトロン[編集 | ソースを編集]
- サンダルフォンの兄。
- では彼はそれよりデカい超巨体なのか…というとそういうわけでもないらしい。兄の威厳を保つのに苦労しただろう。
- ただし某エロゲーではかなりデカかった。胸が。
- 普段はその実力を隠すために体を人間サイズに縮めているのだとも考えられる。
- では彼はそれよりデカい超巨体なのか…というとそういうわけでもないらしい。兄の威厳を保つのに苦労しただろう。
- ゲーム『エルシャダイ』に登場するイーノック書記官のモデルとなったエノクが天使になった姿。
- ゾロアスター教の唯一神・アフラマズダに匹敵するほどのパワーを持つとか、一万の瞳が悪魔を見張るとか、溢れる厨二設定の数々を持つ。
- メタトロンより強力な力を持つ天使はおらず、神が分身として作ったという裏話まである。ウームやっぱり厨二だ…。
- 別に変形はしない。
ラファエル[編集 | ソースを編集]
- 神の癒しを司るらしい。
- ミカエルやガブリエルと違って最初からセラフィムのようなので、ルシフェルを除いてはいちばん古株かも。
- その割には、聖書に名前が出てこないためか知名度はイマイチ。
- どっちかっつーと芸術家の名前の方が有名だしな。
- その割には、聖書に名前が出てこないためか知名度はイマイチ。
ルシフェル[編集 | ソースを編集]
- 最高位のセラフィムだったが、神様に反逆して地獄に落とされる。
- その後サタンとして地獄に君臨し、いまだに神様に対抗しようとしているという説もある。
- 12枚羽(6枚という説もあり)というえらい沢山な翼を持っている。飛ぶ時にからまり合いそうである。
- 名前の意味は「明けの明星」、つまり金星を意味する。
- もとはバビロニアの王様の称号のひとつ。旧約聖書の詩篇に「黎明の子よ、明けの明星よ、あなたは天から墜ちてしまった」とあるのを見て、そのまんま文字通りに解釈してしまったあほな神学者によって「堕天使ルシフェル」の物語が産み出された。
- 詩篇の本来の意味は、たぶん単なる警世の句。「何某はもう死に体だ」みたいなもの。
- もとはバビロニアの王様の称号のひとつ。旧約聖書の詩篇に「黎明の子よ、明けの明星よ、あなたは天から墜ちてしまった」とあるのを見て、そのまんま文字通りに解釈してしまったあほな神学者によって「堕天使ルシフェル」の物語が産み出された。
- そんな装備で大丈夫か?
天使紳士録(イスラム)[編集 | ソースを編集]
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イズライール[編集 | ソースを編集]
- 仏教でいう「閻魔」に近い。死者の魂を天国あるいは地獄につれていく。
- ユダヤ教・キリスト教ではアズラエルかラファエルにあたる。
- 閻魔帳のような巻物を手にする。人間の名前書くと誕生し、消すと死ぬ。
イスラフェル[編集 | ソースを編集]
- 音楽を司る天使。
- しかしラッパしか使えねえのかお前ら。
- 地獄を見まわる度に罪人の苦しみを目の当たりにして涙を流し、それが下界に雨となって降り注ぐらしい。雨の少ない地方で生まれたイスラム教らしいといえばらしい。
- 天使が人間をぶっ殺しに来るSFアニメで唯一イスラム枠から参戦できた。
ジブリール[編集 | ソースを編集]
- ムハンマドにコーランの啓示を与えた天使
- ユダヤ・キリスト教ではガブリエルに相当する。
マラク・ターウース[編集 | ソースを編集]
- クルド人の一部が信仰するヤズィード派の孔雀天使にして最高級の天使。マラク・ターウースを直訳すると「孔雀王」。
- 1万年前だかなんかに最高神は俺だとばかりに天界で戦争を起こし、負けて地下世界に封印
- 神の許しを経て封印が説かれ、天界の最高級の天使の位置に戻る。
- その後エデンの園で人間を救うべく神の意志と許諾でもって知恵の実を食べることをそそのかした。
- 説話を聞いてわかると思うが、こいつはキリスト教の「ルシファー」に当たる天使であるがヤズィード派では地位が復権している。
- 当時の古代ローマや中東では「グノーシス主義」という思想が大流行し、本当の悪は天界の造物主だという宗教が大流行した。その主義の最大派閥マニ教の影響をヤズィード派はモロに受けている。
- このためヤズィード派はユダヤ教、キリスト教、イスラム教スンニ派・シーア派から邪悪な宗教として弾圧される。クルド人は3,000万人いるとされるがヤズィード派イスラム教を信仰するのは100万人ほどという噂。
- 当時の古代ローマや中東では「グノーシス主義」という思想が大流行し、本当の悪は天界の造物主だという宗教が大流行した。その主義の最大派閥マニ教の影響をヤズィード派はモロに受けている。
- 説話を聞いてわかると思うが、こいつはキリスト教の「ルシファー」に当たる天使であるがヤズィード派では地位が復権している。
- その後エデンの園で人間を救うべく神の意志と許諾でもって知恵の実を食べることをそそのかした。
- 神の許しを経て封印が説かれ、天界の最高級の天使の位置に戻る。
- 1万年前だかなんかに最高神は俺だとばかりに天界で戦争を起こし、負けて地下世界に封印
- 漫画「孔雀王」で知る人ぞ知る天使。
- 仏教の孔雀明王とは関係ない。
ミーカーイル[編集 | ソースを編集]
- イスラームでは大洋や河川の天使
- ユダヤ・キリスト教ではミカエルに相当する。
- 見りゃわかる。
- 髪には百万の顔と目と舌があり、百万の言語を持ち、眼から7万の涙を流し、その口からケルビムという階級の天使を生み出す。
- いくらアラー以外崇拝しちゃいけないとはいえ、こんなんを崇めるわけがないよな・・・。
天使紳士録(ゾロアスター)[編集 | ソースを編集]
- 追加する場合は五十音順でお願いします。
アナーヒター[編集 | ソースを編集]
- 女神にして天使。中級のである天使「ヤサダ」の地位。
- インド神話だとサラスヴァティーと同一
- つまり日本では「弁財天」
- 西に行くとアルテミスと同一。
- つまり日本では「弁財天」
ウォフ・マナフ[編集 | ソースを編集]
- ゾロアスター6大天使の筆頭
- ゾロアスターを導いた。
- ウォフ・マナフとは「よき考え」という意味。
- 7大ダエーワの1人アカ・マナフ(「悪しき思考」という意味)と戦う。
ウルスラグナ[編集 | ソースを編集]
- 英雄神、だけど中級の天使「ヤサダ」の地位
- 10の化身を持つ。
- 凶暴なドラゴン、ヴィシャップを倒す勇者。
クシャスラ[編集 | ソースを編集]
- ゾロアスター6大天使の1人
- 悪魔であり7大ダエ-ワでもある破壊神サルワと戦う
- サルワとはインドでは3大神の1柱シヴァのことである。ペルシャでは7大魔王扱い。
スプンタ・アールマティー[編集 | ソースを編集]
- 6大天使にしてアフラ=マツダーの娘だって!?
- 悪魔タルウィと戦う。
フラワシ[編集 | ソースを編集]
- 下級天使。
- 人間が持つ魂の中では最も神聖な魂なんだそうだ
- 祖先信仰に結びついた。フラワシを迎える。
ミスラ[編集 | ソースを編集]
- 最高神アフラマツダーから分離し、中級天使「ヤサダ」の地位にいる。
- ゾロアスターの神々及び天使はインドでは「アスラ」(阿修羅)という悪鬼に落とされたがミスラはマイトレーヤとなり、そのまま日本に「弥勒菩薩」として伝わった。
- 西方には古代ローマ時代に太陽神ミトラスとして伝わったが、ミトラス教はキリスト教信仰に敗れ去る。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- 地名