奈良市の神社
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春日大社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市春日野町
- 鹿に地図を食われるおのぼりさんが多数居らっしゃる。ところであの鹿は誰のもんなんや?
- 神さんのお使いやから神さんのもんでしょ。
- 野生動物なので所有者はいません、とマジレス。
- 昔は春日大社が所有権を主張し、神鹿として丁重に扱うよう周辺住民に強要していた。
- 結果、農家が鹿から食害を受けたりと、トラブルが頻発して揉めまくったので、戦後に所有権を放棄した。
- 如何なる理由であっても鹿を殺傷したら死刑になり、その家族も連座させられるという、凄まじい時代があった。
- 結果、農家が鹿から食害を受けたりと、トラブルが頻発して揉めまくったので、戦後に所有権を放棄した。
- 昔は春日大社が所有権を主張し、神鹿として丁重に扱うよう周辺住民に強要していた。
- 野生動物なので所有者はいません、とマジレス。
- お守りにもおみくじにも鹿関連のものがある。
- 手を清めるところにまで鹿の銅像?がある。
- 神さんのお使いやから神さんのもんでしょ。
- どこからが興福寺or東大寺の敷地でどこまでが春日大社の土地なのかが読めない。
- 一の鳥居は奈良県庁の近くにある。
- 元々は「春日興福寺」と呼ばれ両者は一体だった。
- どっちも藤原氏によって建立されている。
- 藤原氏のための神社。
- 基本的に「大社」ってのは天皇家の傍系の神々を祀るためのものなのだが、藤原氏はそれと同等の扱いとなることに成功した今のところ唯一の家系であるといえる。
- 母方が藤原氏の称徳天皇(重祚した孝謙天皇)が、夢の中で神からお告げを受け、現在のような造営にするように勅命が出したことも大きい。
- 全国各地に存在する春日神社の総本社でもある。
- 奈良市内にも春日神社があちこちにある。
- 基本的に「大社」ってのは天皇家の傍系の神々を祀るためのものなのだが、藤原氏はそれと同等の扱いとなることに成功した今のところ唯一の家系であるといえる。
- シカがぎょうさんおって、灯籠もぎょうさんある。その数を数えきったら願いが叶うらしい。そこで、昔の人が数えてみた。が、シカは動きよるんでしかとわからん。灯籠も頑張って数えてみたけど、とうろうとうとうわからんかったらしい。(落語のマクラより)
- 参道には今はなき「奈良そごう」の文字が入った石灯籠がある。
- 年始には普段門前まで乗り入れる路線バスが乗り入れなくなる。
- やたらと江戸時代の灯篭をよく見かける。
- 初詣で目撃した最古のものは元禄15年(赤穂浪士が吉良邸に討ち入った年)の銘があった。
- 参道には約2000基もの石燈籠がある。
- そのうち15基にだけ「春日大明神」と刻まれた石燈籠が存在しており、これを一晩に3基見つけることができれば長者になれるという、言い伝えがある。
- 元々は鹿島神宮の神様を連れてきて建立された。
- 鹿が神の使いとされるのは、鹿島神宮の御神木を白い鹿に載せて運んだことに由来。
- 国宝殿は刀好きにはたまらない場所。
- 一般では見られない場所へ入れる「特別参拝」が別料金である。
- 最初に行くことになる御蓋山浮雲峰遥拝は、本殿が創建される以前から神奈備として崇められていた場所。
- 万燈籠を再現した藤浪之屋は、「インスタ映え」する空間として人気。
- 総宮神社という、色んな神様を寄せ集めた末社がある。
- 興福寺五重塔のそばにあった神社を、明治の神仏分離に伴って移転・合祀した。
- 五重塔の鎮守社と言われてるが、本来は元正天皇の病気平癒のために建立された。
- 興福寺五重塔のそばにあった神社を、明治の神仏分離に伴って移転・合祀した。
- 2018年に創建1250年を記念して、140年振りに龍王社が再建される。
- 元々は興福寺の僧侶の修行場「安居屋」の敷地内に祈祷所として鎮座していたが、神仏分離で安居屋と共に解体され、ご祭神を総宮神社に合祀していたのを、改めて独立させた。
- かつて、現在の生駒市鹿ノ台周辺に生息していた鹿が、当社へ奉納された記録が残っているのだが、その鹿ノ台にも龍王社が存在しているのは何らかの関連があるのかも。
- 元々は興福寺の僧侶の修行場「安居屋」の敷地内に祈祷所として鎮座していたが、神仏分離で安居屋と共に解体され、ご祭神を総宮神社に合祀していたのを、改めて独立させた。
- 昔の関西本線(大和路線)に、白い車体に朱色の線が入った113系電車が走っていたが、朱色の線は春日大社の色をイメージして塗られたもの。
氷室神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市春日野町
- その名の通り氷の神様。
- そのため製氷業者や冷凍・冷蔵業者の信仰が厚い。
- アイススケート関係者からも信仰があるそうな。
- そのため製氷業者や冷凍・冷蔵業者の信仰が厚い。
- 近鉄奈良駅から東大寺大仏殿に行く途中、奈良国立博物館の向かいにある。
- 春日大社や東大寺への途上にあるので、立ち寄る観光客が多い。
- 境内の枝垂れ桜が何気に有名。
- 神社の規模の割りに、専用駐車場がしっかりした作りで交通警備員も在中している。
- ここの御朱印は神璽も押していて、「御札と同じ扱い」としているので、初穂料は他所よりも高め。
- 書き終わった御朱印帳を返してもらう時に、火打ち石でお祓いをしてくれる。
- 社名を聞いた氷室京介ファンは必ず反応する。
- ちなみに県外には布袋神社も存在します。
- 昔は春日大社の摂社だったが、今は神社本庁にも属さない独立神社。
- かき氷を神前にお供えしてお祈りをする、「献氷参拝」が存在。
- 参拝後、かき氷は御下がりとして食べられる。
手向山八幡宮[編集 | ソースを編集]
- 奈良市雑司町
- 国を護るために作られた東大寺を、さらに護るために作られた神社。これもうわかんねぇな…。
- 平重衡の南都焼討で、両方とも燃やされた過去がある。ダメじゃん。
- 何気に日本で最初に宇佐神宮を勧請した八幡宮。
- 元々は東大寺が保有する神社だったが、明治の神仏分離で独立することに。
- 現代でも「東大寺の一部」と言われても違和感ないくらいに馴染んでいる。
- でも参道には立派な「一の鳥居」がある。
- 現代でも「東大寺の一部」と言われても違和感ないくらいに馴染んでいる。
- 菅原道真がこの神社のことを詠んだ歌が、古今和歌集に収録されている。
- 道真が座っていたという、腰掛石が境内にある。
- 御紋は「向かい合う鳩」で、御朱印に書かれる「八」がうまいことその形をしている。
- お願いごとを書いて吊るす絵馬も、向かい合う鳩にデザインされた鳩絵馬。
- それもう絵”馬”ちゃうやんけ!
- 立ち絵馬はちゃんと馬のデザインです。
- それもう絵”馬”ちゃうやんけ!
- お願いごとを書いて吊るす絵馬も、向かい合う鳩にデザインされた鳩絵馬。
- 春日大社が近くにあるせいで、どうしても影が薄い。
- 近鉄奈良駅から春日大社へ向かう参拝ルートから外れているし、東大寺の最も東に位置するから、この辺りはなかなか行きづらい。
- ここを通りがかっても、中へ入らずに素通りする人が多い。
- 建物の老朽化が目立つのが近寄りがたい要因かも。
- 閉門した夕方以降にここを通りがかったら、観光客が一人もいなくて、妖怪でも出るんじゃないかってくらい、不気味な雰囲気が漂っていて怖かった。
- 建物の老朽化が目立つのが近寄りがたい要因かも。
- もっと建物を綺麗にして宣伝したらいいと思うんだけど、お金がないんだろうな…。
- 逆に考えれば、春日大社みたく観光客に媚びないのは潔いかも知れない。
漢國神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市漢国町
- 読みは「かんこく」ではなく「かんごう」。
- 昔は「園韓神社」という名前だったが、いつしか文字が変化して「漢國神社」になったとか。
- かつて平安京の宮中に存在した園韓神社は、当社の神様を呼んで作られた。
- 昔は「園韓神社」という名前だったが、いつしか文字が変化して「漢國神社」になったとか。
- 境内には、日本で唯一の饅頭神社「林神社(りんじんじゃ)」が存在。
- 祀られている林浄因が、中国(宋)から来日して当社の社頭に住み、日本国内で初めて饅頭を作ったことに因む。
- でも社に置かれている饅頭のオブジェが、鏡餅にしか見えない。
- 戦後に菓子神の田道間守も合祀され、お菓子業界の関係者から強い信仰を集めることに。
- 林浄因の命日である毎年4月19日に饅頭祭が行われ、全国の業界関係者から饅頭が献上される。
- 祭が終わる頃に、お饅頭とお抹茶が無料で振る舞われる。
- 祀られている林浄因が、中国(宋)から来日して当社の社頭に住み、日本国内で初めて饅頭を作ったことに因む。
- 大坂の陣の時に、徳川家康が参拝して鎧を奉納した。
- 本物は奈良国立博物館に保管されており、神楽殿にはレプリカが置かれている。
- そんな経緯があって、境内には徳川家康(東照大権現)を祀る「葵神社」も置かれている。
- 家康は参拝したんじゃなくて、真田幸村の軍に追われて境内に逃げ込んできたのが正解。鎧も奉納したのではなくて、逃走する際に脱ぎ捨てたものが後世に遺された。
- この神社に奉納したのは3代将軍の家光で、しかもその家康が脱ぎ捨てた鎧を納める蔵を造ったのだった。
- 百済から白雉が贈られた時に当社で納められ、死後にその亡骸を埋めたという、白雉塚がある。
- 外から見た印象は「民家っぽいお寺」って感じ。
- あまり広くない境内に、所狭しと神社を詰め込んだ雰囲気が、アングラ感あって個人的には好き。
- お寺っぽい感じがするのは、昔興福寺と交流があった時に、お寺の人が建物の修繕などを行っていたからだそう。
率川神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市本子守町
- 大神神社の摂社。
- 一時期は春日大社の摂社になっていたこともある。
- 推古天皇の勅命により、漢国神社と同時期に作られた、奈良市最古の神社のひとつ。
- 神武天皇の皇后である姫蹈鞴五十鈴姫命と、その両親を祀っている珍しい神社。
- 得意分野は子守りで、鎮座する土地の名前にもなっているほど。
- 奈良市西新屋町に同名の神社があるが、あっちは元興寺の鎮守社で、祭神も違う。
鎮宅霊符神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市陰陽町
- ならまちの狭い路地にあるので、気付かずにスルーする観光客が多そう。
- この道を通る観光客は、元興寺が目的だろうしね。
- かつて周辺地域には陰陽師が住んでいて、この神社はそれらの陰陽師が行事で使っていた。
- 宮司は御霊神社と兼務していて、御朱印は御霊神社で貰える。
御霊神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市薬師堂町
- ろくでもない目に遭って亡くなった井上皇后と他戸親王の魂を鎮めるために作られた。南都二大御霊社のうちのひとつ。
- その後も藤原大夫人や伊予親王に橘逸勢など、政局の犠牲者が合祀されていった。
- 若宮社には菅原道真もいる。
- 近くにある元興寺の鎮守社としての役目もある。
- それゆえか、建物の仕上がりが寺院風味。
- その後も藤原大夫人や伊予親王に橘逸勢など、政局の犠牲者が合祀されていった。
- 参拝後に狛犬の足に紐をくくりつけて、縁結びを願う「狛犬の足止め祈願」という風習がある。
- たくさんの紐を足に巻かれた狛犬の姿は、傍から見ると結構異様。
- 手水屋は、人が来るのをセンサーが関知したら、水が自動で出てくるというハイテク仕様。
- 春になると、牡丹と八重桜が開花して綺麗。
- あまり大きくない神社だが、実は氏子の数が奈良県内最大だったりする。
- 秋祭りの神輿渡御行列は、流石に一日では氏子の領域全てを巡回できないらしい。
崇道天皇社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市西紀寺町
- ろくでもない目に遭って亡くなった早良親王(崇道天皇)の祟りを恐れて、鎮魂のために作られた。
- 御霊神社と合わせて南都二大御霊社と呼ばれる。
- 早良親王は御霊神社で既に祀られたものの、桓武天皇が「崇道天皇」を追称したので、平城天皇の時代に改めて独立した神社として建てられた。
- 御霊神社と合わせて南都二大御霊社と呼ばれる。
- 本殿は、江戸時代に春日大社の若宮神社から移築されたもの。
- 参道は、車1台通れる狭い道路に面していて、そのうえ交通量がそこそこ多いので、参拝するにはちょっと危険な場所。
井上神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市井上町
- 神社そのものよりも、後ろに建つ交番の方が目立っている。
- 交番の敷地に、神社が食い込んでると言った感じ。
- 門が施錠されていて境内には入れない。
- 祭神の井上皇后と他戸親王をお参りしたい場合は、お近くの御霊神社へどうぞ。
- 読みは「いのうえ」じゃなくて「いがみ」。
- 残念ながら井上陽水ファンの聖地には、色んな意味でなれなさそう。
飛鳥神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市北京終町
- 元々は明日香にある法興寺(現・飛鳥寺)の鎮守社だったので、飛鳥神をメインに祀っている。
- 平城京遣都によって法興寺(→元興寺)と一緒に移ってきた。
- 専属の宮司がいないので基本的に無人。
- 何か行事がある時だけ氷室神社の宮司が担当している。
- 御朱印は近くの工務店が受け付けている…いいのか?
- 10円おみくじが地味に人気。
菅原天満宮[編集 | ソースを編集]
- 奈良市菅原町
- 菅原道真の生誕地(京都生誕説もある)にある天満宮。
- 元々は菅原氏(土師氏の支族)が、自分達の祖神である天穂日命を祀るために建てた神社で、菅原道真は後年合祀された。
- 近辺には、生誕時の道真公に使われたという産湯池がある。
- 元々は菅原氏(土師氏の支族)が、自分達の祖神である天穂日命を祀るために建てた神社で、菅原道真は後年合祀された。
- 特製の瓦せんべいが美味しい。
添御県坐神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市三碓町
- 初見で社名を読めたらスゴい。
- 「そうのみあがたにますじんじゃ」と読みます。
- 大和国六御県のうちのひとつ。
- 古代朝廷の大王(天皇)へ献上する野菜を育てる農園の霊を祀る、というのがこの神社の役割だった。
- 拝殿は、両サイドがガラス張りになっているという、独特なデザイン。
- 健康祈願の信仰が強い。
- 祭神のひと柱のスサノオが牛頭天王とされてたこと、隣接する根聖院の本尊が薬師如来であること、この地域で薬草が栽培されてたことが信仰の由来。
- その根聖院は、この神社の別当寺。
- 祭神のひと柱のスサノオが牛頭天王とされてたこと、隣接する根聖院の本尊が薬師如来であること、この地域で薬草が栽培されてたことが信仰の由来。
- 祭神のひと柱である、鎮座地域の県主のご先祖神・武乳速之命は、神武天皇に反抗していた長髄彦という説がある。
- 奈良市歌姫町にも同じ名前の神社がある。
大和国鹿島香取本宮[編集 | ソースを編集]
- 奈良市中町
- 奈良にいながら、鹿島・香取両神宮の神様へお参りできる神社。
- お座敷風味の拝殿へ靴を脱いで上がり、窓越しにあるご神体の前に座って参拝するという、変わったスタイルをとる。
- その拝殿内には、お守りやらの授与品が並べてあり、指定された金額を賽銭箱に納めれば、そのまま持ち帰ることが可能という形態も珍しい。
- お座敷風味の拝殿へ靴を脱いで上がり、窓越しにあるご神体の前に座って参拝するという、変わったスタイルをとる。
- 神馬である白い馬が馬小屋で飼われている。
- 何か行事がある時だけ外に出てきて、小さい子供なら乗馬も可能。
御嶽山大和本宮[編集 | ソースを編集]
- 奈良市大渕町
- 桜が大変綺麗な場所。
奈良県護国神社[編集 | ソースを編集]
- 奈良市古市町
- 拝殿前がやたら広い。多分、護国神社の中ではトップクラスでは?
- 拝殿近くにある四獣のオブジェが謎過ぎる…というか怖い。
- あと境内の至るところに、天皇の御製や万葉歌が書かれた杭みたいなのが建ってる。
- ナイトスクープのパラダイス要素を匂わせる雰囲気。
- あと境内の至るところに、天皇の御製や万葉歌が書かれた杭みたいなのが建ってる。
- 市の中心から外れてる&内容が内容なので、わざわざ訪れる観光客は少ない。
- 境内のツバキが咲く春は結構人で賑わう。
- 近くの池に古墳があるのだが、水面に太陽電池パネルがびっしり並べられていて萎える。