学者伝

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バカ人物志

科学者伝[編集 | ソースを編集]

アリストテレス[編集 | ソースを編集]

  1. 「自然科学」の基礎を築いた。
    • 師匠のプラトンや、そのまた師匠のソクラテスが「人文科学」の域にとどまっていた点からすれば、この一歩は大きい。
    • 今から見ればごく大雑把ながら、分類学と論理学を創始。またいろんな学問を体系的に秩序立てた。
    • アリストテレスの体系が当時としてはあまりに完成されていたため、千数百年にわたってヨーロッパの学問を縛り続けた。
      • 地球球体説も地動説もギリシャ時代に存在したのに、「アリストテレス大先生が地球が中心だって言ってるから」って理由で封印されてしまった。アリストテレスが生きていたら嘆いたに違いない。
        • 地球が丸いのを発見したのは彼。だがこれも宗教界に潰される。
      • 「重いものは早く落下する」というスットコドッコイな内容を書いてしまい、ガリレオが反証するまで定説で生き残ったりもしている。
  2. アレクサンドロス大王の家庭教師。
    • どんな関係だったか興味のあるところだが、案外後世の人々が想像するような濃い関係ではなく、お互い淡々と授業をしていたような気もする。
  3. アリスとテレス
    • 谷村新司が居たフォークグループとそのパチモン
    • 昔「脱線問答」という大喜利を発展させたようなTV番組があったが、そこの出題プロジェクトチームが「アリスとテレス」だった記憶が。
    • 「たのしい算数」の番組内アニメ。
  4. ドン・チャックのパパ。

ユークリッド[編集 | ソースを編集]

  1. 数学を習い始めた人々の怨嗟の的。
    • とはいえ、「当たり前のことから順々に複雑な理論を構築してゆく」という方法論を確立してくれたのは、その後の科学の発展に大きく役立った。
    • その怨みはリーマンが晴らしてくれたが、かえって苦しむ羽目になった。

アルキメデス[編集 | ソースを編集]

  1. エウレカ!
    • 浮力の原理を発見した時の叫び。意味は「われ発見せり!」
    • 「ユリイカ」とも言う。後世、日本の雑誌のタイトルになった。
      • 「ヘウレーカ」という名前で『寄生獣』の岩明均が漫画化。主人公の作中最後の台詞が。いかにも21世紀の日本らしい。
    • 「エウレカ! エウレカ!」と言いながら街路をマッパで走ったらしい。
      • 全裸で
      • まあ古代ギリシャでは全裸が割と普通なのだが。オリンピックも服は着ちゃダメというルールだし。
  2. 物理学の基礎を築いた。
    • 「われに支点を与えよ。地球すら動かしてみせん」と豪語。
  3. 故郷シチリアに攻め寄せるローマ艦隊を、ソーラ・システムで焼き払った。
    • 伝説ではあるが、シチリアの強烈な陽光を見ると、できそうな気がしてしまう。
  4. ポエニ戦争のさなかに、ローマ兵により殺された。
    • 最後の言葉は「私の図形を壊すな」。地面に図形を描いて何か計算していたらしい。
      • 図形を壊すと壊したやつに呪いがかかる計算だったんじゃない???
        • ……確かに、アルキメデスを殺した兵士は、上官から「アルキメデスを殺しちゃダメだって言ったろ!」と叱られ、処刑されてしまったんだよなあ。
        • いや、図形と思わせて実はえっちな絵だったんだろ。
  5. 歩きながらでも食べれるラーメン
  6. 円周率の大体の値を算出した。
  7. スクリューや投石機の開発など応用技術に通じていた点が、純粋な論理の展開を好んだ古代ギリシャ人としては異端の部類。

フワーリズミー[編集 | ソースを編集]

  1. 全盛期のバグダートで活躍したイスラム版アルキメデス
  2. 最古の代数学書などを記し、これが後にラテン語訳された際に、代数学を意味する「アルジェブラ」や、「アルゴリズム」の語源となる。
  3. この頃ヨーロッパはローマ帝国の衰退で絶賛暗黒時代であり、ギリシャ以来の学問はイスラム世界が受け継いでいた。フワーリズミーはそれを代表する人物の一人。

レオナルド・ダ・ヴィンチ[編集 | ソースを編集]

  1. 学者節に入ってるけど、芸術家じゃないの?
    • モナ・リザは、眉ゾリした人を描いた。
      • 俗説。実際は眉を描いた痕跡があり、何らかの外部的要因によって見えない状態になっていることが科学調査で判明した。
    • かなり手広くいろいろやった人なので、総合的に一言で評するならやはり「学者」が妥当だろう。
  2. ヘリコプターのデザイン画が、全日空の飛行機の尾翼に描かれていた。
    • 全日空に依頼されて描いたらしい。
  3. 「ルネッサ~ンス」
  4. 翼を授けるドリンクことレッドブルを開発し、市民に提供した。
  5. 世界初のロボット工学者でもある。
  6. 眼球の解剖をする時は、形が崩れないように、茹でてから行うといいらしい。
  7. 現在のように高く評価されるようになったのは、意外と最近。
    • それまではルネサンス期の画家では、ラファエロの方が貴族たちの趣味に合って好まれていた。
    • 評価されるきっかけは彼の手稿の内容が、科学技術の発展でようやく分かるようになったことや、印刷技術の発展で数が極めて少ないダ・ヴィンチの作品が、広く人々の目に触れるようになったことが大きい。
      • 解剖学の見地から芸術作品を制作すべく、馬や犬の死体を買い取っては自ら解剖して詳細なスケッチをとっていた。
  8. 師匠のヴェロッキオもイタリア芸術史に名を残す高名な画家なのだが、20歳そこそこの小僧だったダ・ヴィンチの画才にショックを受けて隠居した人物として知られる羽目になってしまった。
  9. 信じられないほどの遅筆だったらしく、1枚の絵を完成させるまで5~6年費やしたなんてのはザラ。未完成のまま放置された絵や、山のようなスケッチだけを残して構想のみに終わった作品も多い。
    • もう完成して人手に渡った作品でも、思い出したようにちょこちょこ手直ししてグダグダにする癖があった。有名どころではモナ・リザの腕の部分が作業の途中で中断したままだったりする。
    • ダ・ヴィンチの構想を引き継いで他人が完成させた作品もある。
      • LHOOQのこと? あれは詳しく知らないけどおふざけの一種だと思うw
  10. “ウィトルウィウス的人体図”が某映画の影響で有名。
  11. 和訳すると「ヴィンチ村のレオナルド」になるのだが、意外に知られていない気がする。
  12. IQが半端なかったとのうわさ。

ニコラウス・コペルニクス[編集 | ソースを編集]

  1. 地動説を提唱。
  2. 物の考え方の革命的な変化を「コペルニクス的転回」と呼ばれるまでになったほど。
  3. さぞ迫害されただろうと思いきや、意外と賛同者も多く、穏やかに生涯を送っている。
    • そもそもコペルニクスは「地球は動いてるんだ!」と主張したわけではない。
      「地球が動いていると仮定したほうが、天体の動きがシンプルに解釈できるよ」と指摘しただけ。
      • ケプラーの方がそう考えると功績は大きい。惑星軌道を楕円と看做して観測と理論の矛盾を減らしたので。
    • 彼の著書が刊行されたのは死後で、そもそもドイツやポーランドでは教皇の権力など及ばなかった。
    • 更に地動説を提唱する者はそもそも古代ギリシア時代からいた。
      • なんと春秋時代の中国でも地動説が唱えられていたらしい。「晏子春秋」にそれらしき記述が出てくる。

ガリレオ・ガリレイ[編集 | ソースを編集]

  1. それでも地球は動いている!
    • 実に不思議だ
    • 回ってるじゃなかったっけ?
  2. けっこう偏屈で頑固な人だったらしい。
    • 実にうっとうしい
  3. 裁判にかけられたのは、地動説のせいというより、著書の中で当時の有力者を誹謗中傷したせいらしい。
    • 実に忌ま忌ましい
  4. 手作り望遠鏡を空に向け、数々の発見をする。
    • のクレーターを発見した。
    • 木星の衛星を発見した。いわゆるガリレオ衛星。
    • 金星の満ち欠けを観測した。
      • それが金星の見かけの大きさ変化と連動していることも見つけ、天動説ではできないこの原理の説明は地動説ならば可能となることから地動説を支持するに至り、金星は地球の内惑星であると確信。
    • ここまで見れば、地動説が学問上の仮説ではなく本当のことなんじゃないかと思うのも無理はないかも。
      • 実は×××をしていたり……
  5. 物理学上でもいろいろ発見している。
    • 振り子の等時性を発見。
      • この法則はピサの聖堂のランプを見て発見したという説があるが、ランプができたのはガリレオの時代の後のこと。
    • 落体の法則を発見。
      • ピサの斜塔が有名になったきっかけ。実はイタリアにはピサ以外にも傾いた塔はいっぱいある。
        • 塔の窓から大小二つの鉄球を落としたという実験は、本当はやってないという説もある。
      • 落下速度は落下物の大きさや重さによらず一定というのが落体の法則だが、この法則は「キン肉マン」によってもろくも覆されたらしい。
      • 落体の法則に関しては、空気抵抗に関する説明がなかったため、ネット上で論争の種になることもしばしば。
  6. この人たちは「♪ガリレオ~(ガリレオ~)ガリレオフィガロ~」を思い出す。
  7. この節……実におもしろい
    • 現象には必ず理由がある
  8. ガリレイじゃなかったっけ?
    • フルネームがガリレオ・ガリレイ。
      • 出生地であるトスカーナでは長男に姓を単数形にした名前を付ける風習があったらしい。(ガリレオは単数形、ガリレイは複数形)
    • ほかの人は「姓」で呼ばれるのに、この人だけは「名」のほうで呼ばれるのが面白い。
  9. そうやって今は僕の方へ♪
  10. イギリスとアイルランドでダービーを制した。

アイザック・ニュートン[編集 | ソースを編集]

  1. 万有引力を発見。その他にも多くの科学上の業績がある。
    • 林檎が落ちるのを見て引力を発見したというのは嘘。林檎が彼の家の庭にあったというだけ。
      • ただ、この話の出処はどうもニュートン本人らしい。「りんごって地面に落ちるじゃん。あれってさー」みたいなことを後年あっちこっちで言ってたようだ。
    • 地球上の物の落下運動と、天体の運動を関連付けて考えたところに功績がある。
    • アインシュタインにより相対性理論が発見されるまでの力学の基礎体系を築いた。
      • 微積分を編み出した。後年受験生の恨みを買うことに・・・
  2. そのくせ錬金術師でもあった。中世人と近代人の狭間に居た人。
    • またの名を「りんごの錬金術師」
  3. 論敵の排除には容赦なかった。
  4. 変なエピソードが数々ある。後世の「変な科学者」像のモデルとも言える。
    • ズボンをはくのを忘れて街を歩いた。
    • 猫を2匹飼っていたが、家に自由に出入りさせるため、猫用のドアを作った。それだけなら良いのだが、大きい猫用と小さい猫用にわざわざふたつ作ったらしい。
    • 馬車に乗って進まないなと思ったら馬が付いてなかったなんて話も。
  5. でも就職先は税務署だったとか。
  6. オリビア・(略)・ジョン
  7. 空き巣の今村は、ニュートンから数百年の遅れをとって万有引力を発見した。
  8. リンゴが落下!引き寄せまっか!

ベンジャミン・フランクリン[編集 | ソースを編集]

  1. 何を間違えてか印刷屋が雷が電気だと証明しいつの間にかアメリカの建国の父の一人になってしまった。
    • それを応用したのが避雷針。
  2. 凧揚げ実験は実際は本人がやったかが怪しい。
    • その凧揚げ実験を真似ようとしたバカが当時出て案の定(ry
    • 本人はコツをつかんでいたものと思われる。
  3. 息子の一人が王党派(独立反対派)だったため大いに揉め、絶縁している。
  4. 100ドル札。
    • 日本人からみた福沢諭吉
  5. 二十歳のときに13徳というのを提唱して自らに課しているのだが、他人に害をなさないことを正義とし、いかなる時も落ち着いて中庸を旨とせよというどこか東洋的な思想。本当にアメリカ建国の関係者なのか疑わしいレベル。

チャールズ・ダーウィン[編集 | ソースを編集]

  1. 進化論の提唱者。
    • 生物学者と思いきや地質学者だったりする。今の生物学は彼の発見が根底にあるから強ち間違いではないが。
  2. ダーウィン賞を創設したわけではない。
    • 社会ダーウィニズムも彼が唱えたわけではない。
  3. 毎週日曜夜になるとNHKにやってくる。
  4. 実は同時期に同じような研究をしていた人がいたとか。
  5. ガラパゴス諸島が大きく運命を変えたとか何とか。

フローレンス・ナイチンゲール[編集 | ソースを編集]

  1. 近代看護師の祖。
    • 実は身内相手以外だと看護婦してたのは数年だけ。
    • その後は看護学校の運営や看護に関わる著作活動に携わっていたから、ずっと看護業界の人ではある。
  2. 数々の異名の持ち主。
    • クリミアの天使
      • クリミア戦争の従軍看護師として活躍する。
      • 看護婦が「白衣の天使」と呼ばれるようになった元祖。
    • 小陸軍省
      • 本人というか本人の事務所の通称。
      • ナイチンゲールによると「天使とは、美しい花をまき散らす者でなく、苦悩する者のために戦う者である」。
        • フローレンスは「花」って意味だけど、そんなことに気を取られてはいけない。
          • 苗字のナイチンゲールも「墓場鳥」だし、あんまり業績と合ってない名前なのかもしれない。
  3. フィレンツェ生まれだからフローレンス。
    • イタリア旅行中のイギリス人の両親から生まれたのであって、イタリア人というわけではない。
      • というか、1820年生まれなので、当時はまだイタリア国はない。
  4. 後半生は自身が病に悩まされる。
    • 慢性疲労の類らしく、ナイチンゲール症候群なんて呼ばれてもいる。
  5. 統計学者。
    • レーダーチャートを最初に作った人物。
    • 統計的手法により看護は近代化された。

アンリ・ポアンカレ[編集 | ソースを編集]

  1. トポロジーの発明で有名。19世紀後半では最高の数学者、科学者。
  2. 天才数学者なのに証明などは結構いい加減。発想こそが大事で細部はこだわらないタイプ。
  3. ニュートンと肩を並べるレベルの奇人。
    • 「今日人と会わなきゃいけないんですよ。めんどくさいねえ」と会う約束をしていた当人に言った。
  4. ある問題をひとしきり考えても結論が出ず、そのまま10年ぐらい忘れていたら、ある時馬車に足をかけた瞬間にすべての答えがパッと見えた、というような話がいっぱいある。
    • 本人によれば、人間は何かを忘れたように見えても大事なことは無意識で考え続けていて、何かの拍子でそれが意識に浮かぶんだそうだ。
    • こんな風に物の考え方それ自体もいろいろ考察していた。

経済学者・社会学者伝[編集 | ソースを編集]

アダム・スミス[編集 | ソースを編集]

  1. 「経済学の祖」と言われる。しかしグラスゴー大学で講義をしていたのは法学や哲学。
    • 「経済学の祖」ってことは、それ以前に経済学はなかったわけで、当然と言えば当然。
  2. 中世英国にありながらオックスフォードになじめなかった珍しい学者。
  3. 独り言が多かったとか、すぐ放心状態になったとか言われていて結構な奇人だったらしい。
  4. 分業の重要性とか国際貿易における比較優位とか、現在の経済学でも重要視されることを初めて提唱した。
  5. アダムスさんが間違えた!

カール・マルクス[編集 | ソースを編集]

  1. 毛深い。特にヒゲの濃さは顕著。
    • 多分、貧乏だったので床屋にも行けず、髭剃りも買えなかったと思われる。
      • 若年期、そういう辛い逼迫した生活を送った彼は、全ての人がひげをそれる髭剃りを買える世界を造るため共産主義を唱えだした。
  2. 30年ぐらい前までは偉人とされていたんだが、今では…(以下自粛)
    • 歴史や社会を、出来るだけ普遍的でシンプルなモデルを使って説明しようとした姿勢は素晴らしいが、それをそのまま社会に適用しても上手くいくわけ無いだろ・・・常考。
    • 『ユダヤ人問題によせて』の頃はまだ良かったんだが、『経哲草稿』を出した辺りからおかしくなり始めた。そして『共産党宣言』では…(以下略
    • まあこの辺の評価の変遷はマルクス本人がどうと言うより、都合よく曲解した共産主義者のせいだが。
      • 「マルクスはマルクス主義者ではなかった」ということを言う人がいるほど。
      • そもそも途中でマルクス主義が「マルクス・レーニン主義」になっている辺りお察し...。
  3. 大英博物館を自分の勉強部屋にしてしまった人。
  4. ユダヤ系で弁護士の息子。そう見ればこの人もブルジョアである。
    • 後半生は、むしろルンペン・プロレタリアート。
    • 若い頃はニートだったらしい。
  5. 資本論は難読。
    • あんなぐちゃぐちゃの原稿、まともに読めるのはエンゲルスくらい。
    • マルクス本人にも読めたかどうか。
      • 難読書は大体後世の学者が解説書を書いているものだが、資本論は解説書も難読でもっとわからなくなる。もしかしたら後世の学者も理解できてないのか?
        • もしかしたらマルクス主義のズレもこの理解できなさから生じているのかもしれない。
  6. 経済学のイメージが強いが、実は社会学の方でも出てくる。

フリードリヒ・エンゲルス[編集 | ソースを編集]

  1. 自活能力がまるでなかったマルクスにご飯を作ったり、オムツを替えてやったりしたマルクスの「嫁さん」
    • 「エンゲルスは俺の」byカール・マルクス
  2. マルクスの死後、その思想をまとめて出版したりと、公私にわたり彼の「尻拭い」をやった。
  3. 大食漢だったので、家計のエンゲル係数が異常に高かった。
  4. ブルジョアだった。

オーギュスト・コント[編集 | ソースを編集]

  1. 一応社会学の創始者だが、イマイチ存在がパッとしない。

エミール・デュルケム[編集 | ソースを編集]

  1. 「自殺」という概念を真剣に分析し、分類した男。
    • 利他的自殺、利己的自殺辺りはまだ分かりやすいが、アノミー的自殺に関してはきちんと勉強しないと「?」となる。
      • アノミー的自殺って、乃木希典の自殺の事だっけ?
      • これ以外に宿命的自殺があるが、あまり詳しく説明されていないせいなのか、省略される時がある。
  2. 最初の専攻が社会学じゃなかった人。

マックス・ヴェーバー[編集 | ソースを編集]

  1. 「ウェーバー」なのか「ヴェーバー」なのかはっきりしない。
    • 原語のスペルはWeberだから前者が正しいはずなのだが、Wikipediaを含めて日本では後者が正しい事になっている。
    • ドイツ語読みだとwは「ヴ」に近い発音だから「ヴェーバー」の方が近い。
  2. 社会学者からも政治学者からも重要な人物として崇められる存在。彼がいなければ現代政治学と社会学の概論が大分変わってしまっていたはず。
    • 本人は政治学と社会学が得意だが、弟も経済学が得意だったという。
  3. 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』というクソ長いタイトルの本で、プロテスタントと資本主義の密接性を説いた。
    • 「カトリックは稼いだら寄付しちまうから豊かにならないが、プロテスタントは稼ぎと天職は神の賜物だと考えている。だから神の為に自分の職を発展させるためにどんどん稼げ!」…と言った感じらしい。
    • あまりにも長すぎるので「プロ倫」という略称で呼ばれている。
  4. 善悪二元論を否定し、多元主義を提唱した大きな意義もある。価値判断そのものは神の闘争に委ねればいいらしい。
    • どうもマルクスのような暴力じみた考えが厭だったのかこうなったそうである。
      • マルクス主義のような固定的な二元論は無限の暴力を生むのだそうだが、言われてみれば確かにそうかもしれない。
  5. 彼曰く、政治家は「情熱、責任感、判断力」の三つが揃って言えば良いらしい。
    • 決して「看板、鞄、地盤」ではない。
  6. さまざまな宗教についての研究もしていた。
    • キリスト教と仏教はまだいいとして、ヒンドゥー教や儒教、更に道教にまで取り扱ったのはある意味凄いと思う。
  7. 何となくだが、彼の理論は現代の日本の社会に強く刺さっているような気がする。
  8. この人も最初の専攻は社会学ではなかった。
  9. スクリブルノーツのキャラクターではない。

ゲオルク・ジンメル[編集 | ソースを編集]

  1. デュルケム、ヴェーバーと並ぶ社会学の基礎を作った人物。
  2. 彼のエッセイのタイトルは、かなりジャンルがバラバラである。
    • 「額縁」とか「取っ手」に至っては何だこのタイトルというレベル。
  3. とりあえず相互行為の人と覚えておけばいいか?
    • それ以外にも様々なジャンルに手を出していたようだが...。

ジョン・メイナード・ケインズ[編集 | ソースを編集]

  1. 「経済学者が金持ちにならないのはなぜか」とか言われたら、この人の名をあげてみるのもいいだろう。
    • 投資で荒稼ぎ。
  2. ちょっとした有名人の多い一族。
    • 父親もひとかどの経済学者なのだが、息子のせいで学者仲間から「君の経済学に対する最高の貢献は、息子を生んだことだ」と言われてしまう。
  3. 男爵。
  4. マルクスが死んだ年に生まれた。
  5. 世界恐慌に乗じて今までの経済学を「古典派」とdisった。
  6. 大恐慌を起こす純粋な資本主義から転換する方法を考案した。
  7. バレリーナの奥さんがいたが、男性の愛人もいた。

哲学者・思想家伝[編集 | ソースを編集]

ソクラテス[編集 | ソースを編集]

  1. 無知の知。鞭の痴ではない。
  2. 悪法も法なり。
  3. ♪ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか♪(by野坂昭如)
  4. の人事
  5. 80年代に「黄金の中盤」の一角をなす。
  6. 妻がとんでもない悪女だったことで有名。
  7. 意外やサッカーも上手くブラジル代表にもなった。
  8. ソフィストをディスった。

プラトン[編集 | ソースを編集]

  1. ソクラテスの愛弟子。
    • ソクラテスが汚らしいジジイ(失礼)のイメージで描かれる事が多い為か、プラトンは精悍なイメージという扱いらしい。
  2. 世界初の政治学者でもある。
    • 哲人王と呼ばれる存在がいてこそ国家は理想のものになると考えていたが、後にアリストテレスに「そんなのいねぇよ」と否定されることになる。
  3. 彼の著作は基本的には対話形式であり、ソクラテスが勝つようになっている。
    • 少年ジャンプの作品みたいに、別の主義主張を持つ学者をソクラテスが次々と論破していくスタイルである。
    • ホントにソクラテスが言ったかどうか怪しいものもあるので、何となく幸福の科学の書籍に似たようなものを感じる。
  4. もとはレスラーであり、そもそもプラトンという名前もそこから来たあだ名。「幅広い」とかそんなような意味で、要は体格が良かったということらしい。

ルネ・デカルト[編集 | ソースを編集]

  1. われ思う。ゆえにわれ有り。
    • ……などというものものしい訳になってるから有難味があるが、これが「考えているボクが居る」みたいな訳しかただったらあんまり広まらなかったかも。
      • シェイクスピアのハムレットの“To be,or not to be”もしかり。日本の翻訳者にはそういうセンスがあるのかもしれない。
  2. スウェーデン王女のおもちゃにされ、こき使われて過労死。高名な哲学者、数学者にしては死に際が悲惨すぎる…。
  3. 超お寝坊野郎だった。
    • ↑にあるような死に方をしたのは、早起きの王女に付き合って生活リズムを崩したのが原因。無理せずフレックスタイムにしておけばよかったのに・・・

ブレーズ・パスカル[編集 | ソースを編集]

  1. 「人間は、葦なんだあ!」と喝破した哲人。
    • 岡本太郎の「芸術は、爆発だあ!」に匹敵する魂の叫びである。
  2. ふくらました頬の一方を指で突き、反対側の頬に圧力を感じて「おお!これがパスカルの法則か!」と感動した人は多いはず。
  3. いつの間にか気圧の単位にされていた。
    • ちなみに1気圧は約1013.25ヘクトパスカル。ヘクトは百倍のこと。つまり1パスカルは10万1325分の1気圧。
      • パスカル「そんな軽そうな俺って……orz」
        • 実際パスカルは病弱だった。高地と低地で気圧差を調べる時も自分は山に登らず妹の旦那にやってもらったらしい。
    • 哲学でも科学でも数学でも教科書に出てくる。しかし、真っ先に思い浮かぶのはヘクトパスカル。
  4. 子孫がアルゼンチンに渡り、ファン・ディアスの相方になった。

ゴットフリート・ライプニッツ[編集 | ソースを編集]

  1. ニュートンに遅れを取った人。
    • 微分積分の記法などではニュートンよりすっと世の中に貢献している。ニュートンは頭はいいんだけど、脳内で完結してるのか表記方法がアレ。
  2. 思想家、数学者、外交官など、様々な分野で実績を残したが、反面器用貧乏と評されがち。奇抜なエピソードもないので、人々の人気はいまひとつ。

セーレン・キルケゴール[編集 | ソースを編集]

  1. 絶望はペストや結核よりも恐ろしい「死に至る病」であると提唱した。
    • この表現は新約聖書にちなんでおり、イエス・キリストが病死した知人を蘇生させた奇蹟に語源を持つ。それもあってか、全体的にキリスト教推しが強い理論でもある。
  2. ロリコンである。

フリードリヒ・ニーチェ[編集 | ソースを編集]

  1. 神は死んだ。
  2. 彼は正義超人派だったのだろうか?それとも悪魔超人もしくは完璧超人派だったのだろうか?
  3. ♪ニ、ニ、ニーチェかサルトルか♪(by野坂昭如)
  4. 最近になって名言集的な本が出版されて話題である。
    • コンビニ店員の漫画とか。
  5. 江上敬子と近藤くみこのコントユニットではないらしい。
    • 愛好していることを公言する人は多いが、彼が言いたかったことの本質を理解している人は極めて少ない。

ジャン=ジャック・ルソー[編集 | ソースを編集]

  1. 「社会契約論」だけ見れば経済学者に見えるが、本業は哲学者だったとか。
    • そのため哲学者の節に入れました。
    • そもそも社会契約論自体が彼の思想「人間不平等起源論」をベースとしている。
    • 「新エロイーズ」など小説家としての側面も持つ。
  2. リスボン地震でいろいろ批判とかを行った結果、当時の主流派を敵に回した。
  3. 実は露出狂だったらしい。
    • 実際に露出で逮捕されたり、レイプ未遂で逮捕された事もある。
    • さらに実はドMだったらしい。
  4. 「社会契約論」が無ければ、フランス革命もアメリカ独立も無かったとされている。