宗教

提供:chakuwiki

独立項目[編集 | ソースを編集]

全般[編集 | ソースを編集]

  1. 宗教と言って一番連想するのは宗教団体や法人であるが、それ自体がもとはと言えばそういった肩書がなかったのであるから、「特定の思想を持った人の集まり」と考えるとよい。
    • 過度にゲマインシャフト化した会社やママ友、学校の放課後練習なんかも宗教とみなせる。
    • 逆に言えば、宗教的にならないためは無人島で一人だけで暮らすしかない。
      • なお宗教そのものに嫌悪感を抱くのは基本的に日本人だけ。
  2. 意識の有無は異なるが厳格なヒエラルキーが形成されている。具体的には神>教祖>幹部>地方幹部>教会別運営者>幹部会員・支部運営者>一般会員といった感じ。
    • 一部新興宗教では「神=教祖」。
    • イスラム教などではあまり差がない気がする。
  3. 各教会の間にもヒエラルキーがある。本部>地方本部>一般教会>支所・出張所といった感じ。
  4. 基本的にその中の考えに反することは許されない。この場合大小さまざまなバッシングを受ける。
    • 小さいところだと「君何言ってんの」と言われる程度から、大きいものだと追放処分・身体や生命の危険まで及ぶ。
    • 上が教義に反する行動をとっていても下は基本的に指摘できない。
  5. 信者の増やし方としては、信者の関係(特に親子関係)を利用するものが多い。
    • かなりオブラートに包んだ言い方をしているが、要約すると「信者を増やせ」と言われていることがわかる。
    • 親が信じているものなら高確率で子にも受け継がれる。
  6. 宗教が個人や国家の価値観を形成している場合も多く、それが倫理道徳・法律になることも。
    • というよりその部分で宗教色が薄い国の方が珍しい。
  7. 信者を増やすなどの実績によってその教団の中だけではあるが何らかのステータスをもらえることも。
  8. 共産主義はこれを嫌って排除しているが、結局やっていることは宗教と一緒なんだよな。
    • というか1番の意は政治自体にも言えるので、共産主義が似たようになるのも仕方がないということかな?
    • 自身以外の宗教を排除するのも、宗教でよくあること。
    • そもそもソ連のシステムはロシア正教の古儀式派という派閥に影響されたものという説がある。
  9. 建前上は人類の救済を目的としているはず。
  10. かつては何かと対立し合うものだったが近年では対話や共存を図る動きも活発化している。
    • ただし過激派というものが絶える気配はない。
  11. 政治を支配すると大変なことになる場合が多い。
    • 逆に宗教が政治に捻じ曲げられたり弾圧されたりするケースも多い。

ジャイナ教[編集 | ソースを編集]

  1. 生物を殺してはいけない。
    • 信者は必然的に農民や軍人ではなく、商人が多い。
      • そのため、インドでは商業界のトップにジャイナ教徒が多い。
        • インド人と商売する時は、ジャイナ教に改宗するのがおすすめだとか。(高校の世界史教師談)
    • 蚊に刺されても傷口をさすってはいけない。日本人には明らかに向いていない。
    • 虫を殺さないようメガネとマスクをかけ、ほうきをはたきながら歩く人がいるらしい。
      • リアルな「レレレのおじさん」状態?
    • 商人といっても車で動物を轢く危険がある交易商ではなく金融業などが多い。
      • 現在は宝石商に多いらしい。
  2. 餓死が最も神聖な最期とされている。
    • 「ジャイナ教が広まらないのは優秀な人材が出るたびに断食で餓死しているから」というジョークもある。
    • 動物性の食べ物は全てNGどころか敬虔な信者なら土中の植物(根菜など)や菌類(キノコなど)も食べない。
      • ただし最近の若い信者は植物性なら基本的にOKというケースが多い。

儒教[編集 | ソースを編集]

  1. これほど誤解されている宗教・哲学は他に無いと思う。
    • 保守的というイメージがまず強すぎる。
  2. 意外と三国志とつながりが深いのだが三国志ファンにはあまり知られていない。
  3. 文革で激しい迫害を受けたが、今になって必死過ぎる勢いで再評価が進んでいる。
    • 文革時代は法家思想が賞賛され、それまで暴君とされてきた始皇帝や則天武后が再評価、逆に名君の代表漢の武帝は儒教を国教化したことでマイナス評価。
    • 儒教では「公的立場を利用して身内に便宜を図る」ことが人として正しいことになってしまうので、近代化には脱儒教化の過程がどうしても必要だったのかも。
    • 現代中国が拝金主義に走ったのは文革で道徳の核になる儒教が壊滅したからという説がある。
  4. 発祥の中国だけでなく周辺諸国にも影響を与えた。その最もな例は韓国
    • 影響を与えすぎて、孔子も儒教も韓国起源ということになっている。
  5. 体罰マンセー。
    • レイプマンセー。
  6. 儒教の国はアメリカに利用されやすい。日本、韓国は「儒教の国らしくアメリカに忠孝を尽くせ」といわんばかりに、アメリカの属国にされ、不平等な軍事同盟を結ばされている。
    • 発祥の地である中国はどうなの?
      • 確かに中国は儒教発祥地ではあるが、でも今日の中国は儒教国ではないよ。毛政権により徹底的に排除されたからね。
        • それでも慣習としては残っているような...。
  7. 人の年齢を気にする。年齢不詳の人とは付き合えない。
  8. お年寄りを大切にしている。
    • 子供はどうせ失なってもまたすぐ作れるじゃないかと考えている。
  9. 政治と宗教が癒着したらダメの典型例ってここじゃないのかなって思う。
  10. 宗教なので儒教式の墓というものも当然存在する。
    • 初代尾張藩主徳川義直の墓が当てはまったような記憶がある。
  11. 日本では何百年もの間道徳の中心的存在だったが太平洋戦争終了とともに価値が急落。
    • 今や保守派にも嫌われる始末。

ゾロアスター教[編集 | ソースを編集]

  1. 別名「拝火教」
    • 転じて、たばこを吸う人のことを指すことも。
  2. 鳥葬という鳥に死体を食べさせる習慣がある。
    • 光景はパースィー (信者) 以外みることができない。
    • WPの鳥葬のページではグロすぎて、表示ボタンを押さないと画像が表示できない仕組みになっている。
  3. 迫害から逃げてきた信者だけあって、団結力が強い。
  4. 光の神アフラ・マズダーと悪神アーリマンの対立がメイン。
    • 昔東芝が売っていた「マツダランプ」はアフラ・マズダーにちなむ名前。
    • 自動車メーカーのマツダも由来はこれ
  5. かつてオリエント世界を制したアケメネス朝ペルシャ帝国の国教だった。
    • ササン朝まで国教であり続けたがイスラム化により日陰者の地位に転落した。
      • ただし現在のイランにもまだ信者はいる。
      • ゾロアスター教風味の火前挙式が流行ったこともある。
    • 発祥の地イラン以外ではインドのムンバイに特に多くの信者がいる。
  6. 善と悪の対立や最後の審判が差し迫っているという教義などファンタジー作品を思わせる内容が多い。

ヒンドゥー教[編集 | ソースを編集]

  1. 信者数世界3位の宗教なのに日本ではやけに影が薄い気がする。
  2. 同じくインド発祥の仏教にも多大な影響を与えている。
  3. 牛を神聖視してその肉を食べないのは有名。
    • ただし水牛はあまり神聖視されていないらしい。
      • 肉は輸出品にもなっているとか。
  4. インドでは「国外発祥の特定宗教以外は全てヒンドゥー教」と見られているらしい。
  5. ルーツはインダス文明にまで遡れるらしいが文字が解読できないので真相はまだはっきりしない。
  6. 豚を禁止している場合もあるらしい。
    • というより肉食全般をよく思わない風潮がある。
  7. ヨガももともとはこの宗教の修行法だった。
  8. 近年のインドでは政治と結びつき他宗教を迫害するような動きが出ている。
  9. 悪名高いカースト制度の元凶。
    • 低いカーストの人は他宗教に改宗して抜け出すこともできる。
  10. インド人にとって仏教はこの宗教の分派の一つらしい。

ブードゥー教[編集 | ソースを編集]

  1. 黒魔術?
    • 何故か映画・アニメ・ゲーム等でネクロマンサー系のキャラクターが習得している確率が矢鱈高い。
      • オカルトチックな雰囲気のキャラクターも、かなりの確率でこの魔術を習得していたり,アイテムを持っていたりする。
        • 一応死者をゾンビにする魔術もあるらしい。
          • 実際、ウェード・デイビスやゾラ・ハーストンといった学者が論文や本を書いている。毒で仮死状態にした後、連れ去って解毒し、別の薬物で奴隷化するのが定石らしい。
  2. ファーストフードでゾンビがバイトをしてるらしい。
  3. そもそもはフランス人に奴隷にされた現地民が脱走し、白人を抹殺するために毒殺の技術を研究し始めたのが起こりらしい。呪いが重要視されるのはそのためだとか。
  4. この宗教のゾンビに噛まれてもゾンビにはならない。
  5. 西アフリカのベナンカリブ海の島国ハイチそしてアメリカの都市・ニューオーリンズに信徒が多い。
    • ハイチでは独裁者が恐怖政治に使っていた。

モルモン教[編集 | ソースを編集]

  1. 自転車で布教するのがおなじみ。
    • ペアを組んで行動する。
    • なんでも大学を何年間か休学してその間異国の地で布教するのがルールらしい。
  2. コーラを飲んではいけない。
    • コーヒーも飲んではいけない。
    • 酒に対しても厳しい。
  3. 聖地はユタ
    • 石を投げればほぼ必ず信者に当たる程一杯住んでいる。
    • もともと東部でできた宗派?宗教?だったが迫害により西部へ逃れた。
  4. 家族間の仲は大抵良い。
  5. 2012年の大統領選挙でオバマの相手がモルモン教徒だったので注目された。
    • モルモン教徒の政治家は多い。「アメリカ版創価学会」というイメージ…
  6. かつては一夫多妻制を認めていた。
  7. 正式名称は「末日聖徒イエス・キリスト教会」で、キリスト教の一派ということになっている。
    • ただし、「モルモン書」という聖書の外伝を独自に設定していることや三位一体説の否定が理由で、正統派のキリスト教側からは「異端」扱いされている。
      • 創始者も反対者による襲撃で射殺された。

ユダヤ教[編集 | ソースを編集]

  1. 世界のほかの場所と違って、1日はいちばん星が出るときに始まり、1週間は土曜日の夜始まる。ちなみに新年は9月から10月で、毎年変わる。
    • 独自の暦を使っている。
      • 皇紀よりも長いやつだっけ?数え始めて5000〜6000年くらいだった気もするけど。
  2. 土曜日にタバコを吸っていると、知らない人からすごい剣幕で怒鳴られる。ユダヤ教で禁止されている行為らしい。
  3. チーズバーガーはユダヤ教によって正式に禁止されている食物である。
    • 肉は作法に則って屠られたもののみ可。コシェルと言う。しかし、牛乳製品(これ自体はコシェル)と一緒にするとNG。
      • 山羊など牛以外のチーズならどうなのか?OKのような気もするが・・・・
        • 同じ動物由来のものを同時に食べるのが駄目なんだっけ?日本親子丼なんて名前からしてアウトだな
          • 「子ヤギをその母ヤギの乳で煮てはならない」という聖典の言葉が拡大解釈され、一般的には「肉と乳製品を一緒に食べてはいけない」と言われてます。
      • 改革派はカシュルートを廃止すべきだとも言っている。
    • 肉はそもそもNG(犬猿の仲のイスラムもこれは同じ)。ソーセージも牛肉など他の肉で造られている。
    • イスラエルの戒律に従っているマクドナルドは赤色ではなくて青色。チーズバーガーを頼むとチーズつけますか?と聞かれた(実話)
    • ユダヤ教の食事制限は現代の生物学を踏まえると合理的なものが多いという説がある。
    • ウナギは鱗がないとされ食べてはいけない魚だったが近年の研究で鱗が見つかり解釈が割れている。
  4. 土曜日が休日。日曜日は普通の日で、みんな普通に働きに行く。
    • 厳密には、金曜の日没~土曜の日没。
  5. 「旧約聖書」と言ってはいけない。
    • 聖書は聖書、それ以外認めないということ。というか自分たちの契約を神との旧い契約とかにされて、キリスト教の契約を神との新しい契約とか言ってたらキレるだろ常識的に考えて。
  6. ユダヤ教の墓に入ると、未だにハーケンクロイツを落書きされることがある。
  7. ダビデの星は日本の篭目紋に似ている。
    • それが日ユ同祖論の根拠の一つだったりする。
  8. ユダヤ過激派という連中がいる。過激すぎるのに支持している人が多く、イスラエル当局から目をつけられ、頭痛の種になっている。今時神権政治を本気で目指している団体である。もし政権をとることになれば、イランと似たような国になると思われる。その時ひょっとしたら王政独裁もあるかもしれない。
    • 別に神権政治がダメな訳じゃないだろ。というより王政って国王誰にすんだよ。
  9. 男性はもみ上げと髭を切ってはいけない。
  10. 土曜日には電気製品を使ってはいけないらしい。
    • 火を使うことと同じ扱いらしい。
      • 電力を余計に消費することになるとしてテレビのチャンネルを変えるのも禁止。
      • エレベーターはボタンを押さなくていいように各階停車がデフォになる。
  11. 神様の名前が忘れ去られていた事がある。
    • 聖書曰くユダヤ教そのものが忘れ去られそうになった事も結構あるらしい。
    • そもそも、「神の名をみだりに使ってはならない」という掟がある。
  12. そもそもキリスト教もイスラム教も元はユダヤ教の一派。よって信じてる神様は一緒。
  13. 実は非ユダヤ人のユダヤ教徒もいる。特にアメリカが多い。

日本の宗教[編集 | ソースを編集]

  1. 一応神社本庁(神道)の信徒が一番多いとされている。
  2. 実際は八百万の神々信仰に見られるように様々な宗教を時期や状況を限定して信仰する場合が多い。
    • 具体的には初詣(仏教徒だった翌日である)と受験祈願は神道、大みそかと葬儀は仏教、結婚式とクリスマスはキリスト教といった感じである。しかしこの3つの宗教以外はあまり入らない場合が多い。例えばイスラム教は非常にメジャーだがその慣習が生活に取り入れられている様子はない。
    • 「無神論」(神の存在を積極的に否定する)ではない。
    • ここまで緩い宗教観が広く普及しているのは世界広しといえども日本くらい。
  3. 逆に、特定の神を信仰することになる宗教団体や法人は敬遠されがちである。
    • 入退会がらみのトラブルや教団内での慣習(献金・行事など)の負担の大きさ、(ごく一部であるが)重大事件を起こすといったものがあるためと考えられる。
    • 「危ない宗教ランキング」みたいな記事はよく見かけるが、国内の新興宗教団体ほとんどが含まれている気がする。事件を起こしていなくても「過激思想」と思われているようだ。
  4. あまりなじみはなくても、多数の判例により宗教がらみの権利が認められてきている。
    • 従って、大学では学生生活上での配慮があることも多い。
      • 礼拝室またはそれを目的とした資材があることも多い。また、こちらが問い合わせたところ、宗教行事の日程と定期試験が被った場合追試験をやってくれることもあるらしい。
    • 会社でもできる可能性がある。例えば有給休暇の理由は不要だがそこで宗教上の理由を持ち出すとうまくいくと思われる。最も人間関係上の影響は覚悟することになるが。
  5. オウム以降は宗教に対しての視線が冷たくなってきている。
    • 日本人の宗教に対する不信感はそれ以前からのもののような気がする。
      • 始まりは徳川幕府が導入した寺請制度だった。
        • 寺を住民の管理に活用し役所の機能を担わせることにより宗教活動に割ける力を失わせた。
        • 檀家の葬儀や法事などにより定期的にお布施が入ってくる環境ができたため生臭坊主が大量発生した。
      • 徳川家が三河の一大名だった頃に一向一揆に苦しめられたのが宗教統制の原因になったという説がある。
      • 武士階級が仏教と神道に対し冷淡だったという話も聞いたことがある。
    • 明治時代には新政府が神道の普及を断念したという史実もある。
      • そのせいで15年戦争の頃には「神道は宗教ではない」というとんでもない詭弁で他宗教の信徒にも神社参拝などを強制することに。