平成大合併の悲劇/東北

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平成大合併の悲劇

青森[編集 | ソースを編集]

  1. 青森市
    • 旧浪岡町のゴネ得?
  2. つがる市
    • ツガる?
    • 日本で最初のひらがなむつ市は、つがる市のひらがなを呆れている。
      • ×:~を呆れる ○:~に呆れる
  3. 五所川原市中泊町・外ヶ浜町
    • 飛び地合併合戦!
    • なんだか囲碁みたいだ。(各飛び地2つずつ。しかも入り組んでいる)
    • 金木+中里+市浦+小泊で「十三湖町」の予定だったが、金木が市浦のやり方にキレて離脱するが、その後何故かその市浦と共に(中里を飛び越えてまで)五所川原と合併した。そして、中里も五所川原入りを拒否し、市浦を飛び越えて小泊との合併を選んだのだった。
  4. むつ市
    • 日本で最初のひらがなの市です(昭和35年)。
      • それもこれも「田名部大湊市」か「大湊田名部市」かで大もめ。結局市役所を田名部、名称は「大湊田名部市」で決着。日本一長い名前の市になった。が、しこりが残り、市制施行から1年後に市長が「陸奥市」という名を考えた。漢字では読みにくいからひらがなで「むつ市」に。
    • 流行を先取りしました。
    • 合併を機に(対等合併じゃなかったとはいえ)市名を変える機会だったのに結局僭称(本来なら青森県全域はおろか岩手の一部をも含む)をそのまま存続。
      • 「下北市」でよかったのに(あれだけ広くなれば僭称には当たるまい)
        • 「日本初のひらがなの市」と「旧国名の市」というポジションを捨てたくなかったとか・・・
      • 「陸奥(むつ)」は本来、青森・岩手・宮城・福島と秋田の一部を指す言葉である。青森県を指す「陸奥」は便宜上「りくおう」と呼ばれることが多い。
        • いっそ「りくおう市」でw。もっとアホっぽいが。
  5. あっぷる市(未遂)
    • 馬鹿地名もここまで来たかという感じ。しかし、成立しませんでした。
    • りんごは長野とかにもあるのに。しかも、わざわざ英語かよ(唖然
    • 「お住まいはどこですか?」「あっぷるです」「ふざけてるの??ゴルァ(笑い怒り」 …にならずに済んでよかった。
    • この名称案が合併協議を空中分解に追いやったと言う説もあるとか。まぁ、あちこちで変な名前が原因の空中分解が起きたけど。
    • あの会社から苦情が来そうだ。
  6. 東北町
    • 上北町も十分アレな名前だったが、なぜ超広域地名のこっちが残ったのか。
    • どうせ対等合併なら名前変えるべきだったな。

岩手[編集 | ソースを編集]

  1. 奥州市
    • つがる市と並んで意味不明
    • 奥州って…みちのく全部かよ!
    • でも何気にカッコいい。
      • いや、全然ブッブーッだね。こんな漠然としすぎな市名で折角の由緒高き地名(「胆沢」町はともかく水沢、江刺、前沢、衣川)を、複数一遍に消してくれちゃってまぁ…。
        • 胆沢町が由緒高き地名?それはないだろう。郡名をとってつけただけの適当な名前だし。
          • 胆沢と江刺は蝦夷の昔から続いている地名だぞ、最高に由緒正しいのだ。でも、奥州市はダメ地名だ。
    • 新聞記事「奥州で事件」とか見ると、違和感があるな。
      • 断じてヨーロッパではない。
  2. 八幡平市
    • この地名岩手だけじゃなく秋田にも跨ってる名前じゃないか!
      • 確かに秋田から横槍が入ったらしい。その秋田も青森に「白神市断固反対!」と猛攻撃を喰らったのだが。水争いだね。
        • 白神市の場合は、元々秋田の住民が白神市になるのを嫌がっていたので即廃案。
      • 秋田県側にも八幡平村という村があった。(現・鹿角市八幡平)
        • それだって山名からの借用。どっちもどっち。
        • あっちのも、明治に数ヵ村が合併したときに苦しまぎれに付けたいい加減な村名らしい。
      • 花輪線の「八幡平駅」は八幡平市ではなく秋田県鹿角市に存在する。
      • そもそも、旧町名の「西根・安代」も駅名にはなっていない。それぞれ役場の最寄り駅は「大更駅」「荒屋新町駅」。
      • 旧村名の「松尾」は駅名にはなっているが、役場の最寄り駅は「北森駅」。
  3. 藤沢町
    • 両磐9市町村の合併協議は合併後の市名を平泉市にしようとした平泉町を巡る混乱で破談となったが、そのどさくさに紛れて一関に捨てられた。一番合併したがってたのに…。
      • 藤沢町の借金と3セクの経営状態がひどすぎるのが合併させてもらえなかった一番の理由らしい。
        • 一関への編入が決定した模様。
  4. 洋野町
    • これまた随分アレなネーミング。「洋」の字は旧種市町が太平洋に面している事にちなんだものだった。そして「野」は旧大野村からとった。つまり、あれだけ酷評を浴びた「(千葉県)太平洋市」と大して変わらない考えって事になる。
      • ウクライナから里帰りした上野さんは「俺の故郷は洋野町なんて名前じゃねぇ」と思ったに違いない。
    • ナメラ町とでもして欲しかった。(県境付近の字名)
  5. 川井村
    • 門馬地区住民の願いは全く聞き入れられず、宮古市に編入される見込み。
      • 区界から宮古中心部まで70km。盛岡は25km。そりゃ宮古とは合併したくはないな。
  6. 宮守村(現・遠野市
    • 上閉伊郡(遠野含む)のままでは沿岸扱いされ不便なため、なんとかして内陸に入ろうと花巻市や旧東和町に救いの手を求めたが、無念にも遠野に飲まれてしまった。

宮城[編集 | ソースを編集]

  1. 美里町
    • 『おじゃ魔女ドレミ』に出てくる架空の町の名が、現実に…。
      • それ、美空町じゃなかったっけ?
      • 美空市美空町です。むしろここですな。
      • 関係ないが正しい表記は『おジャ魔女どれみ』な。
    • 埼玉県児玉郡・熊本県下益城郡にもある。
    • 秋田県仙北郡・島根県邑智郡・宮崎県東臼杵郡には美郷町がある。人気だなおい。
    • 和歌山県海草郡にも実在した。現在は合併で紀美野町に。
      • 和歌山の旧美里町は隣がかつらぎ町。アレが公開される前に合併で消滅したのは、はたして僥倖か不幸か。
      • 群馬県群馬郡にも実在した。(箕郷町)現在は合併で高崎市に。
    • 福島県にも会津美里町がある。
    • 涌谷町を含めた遠田市は幻に終わった。
    • 沖縄県沖縄市はコザ市と美里村が合併した。
  2. 大崎市
    • 伊達政宗ゆかりの「岩出山」の名が…。
    • 有名な「古川」が・・・。
      • あまりに身の丈に合わない合併しようとするからだ。当初の計画では7万都市がいきなり特例市を目指していたくらいだし・・・。
    • 本来の「大崎」の範囲はもうちょいでかいんだよね~(登米や栗原辺りまでをも含んでいた)。
    • あまりにも大きすぎ。古川ならまだしも鳴子が隣町になろうとは・・・。(by松島町民)
    • 鹿島台町は仙台圏です…。湯沢市が隣町になろうとは…。
    • 東京都民はまずこっちを思い浮かべるだろう。
  3. 栗原市
    • 何故かしっくり来ない。昔からある地名を引き継いではいるのだが…。
    • ニュースとかで「栗原市で~」って出ても、広域すぎて具体的にどこら辺なのか全然分からない
  4. 登米市
    • おかげで旧登米町が平仮名で「とよま」と表記されるようになってしまった。
    • とめというのは大昔の役人の誤読に由来する。
追記
  1. 仙北はあっさり成立、しかし仙南は次々頓挫。
  2. この時代まで、郡制以来郡域を超えた合併がない郡が2つ(柴田郡と遠田郡、白石市を加えれば刈田郡、富谷市を加えれば黒川郡も)残っているのはすごいかも。

秋田[編集 | ソースを編集]

山形[編集 | ソースを編集]

  1. 庄内町
    • 酒田や鶴岡をも含む広域地名を独占。
    • 反則技です!
  2. はながさ市(未遂)
    • 伝統のある「尾花沢」と「大石田」の名が危うく安易な市名に消されてしまうところだった…。危ないところだったぜ…。
  3. 酒田市鶴岡市
    • 全域とは言わんが庄内地方の大部分を埋め尽くした。
    • 市名を決める際のやり方が酒田と鶴岡の地域性を表していて面白かった。曰く、酒田→住民投票(絶対「酒田市」になると計算した形だけの投票。さすが酒田商人、ソロバンをはじいたね。)鶴岡→鶴岡市長の独断採決(殿様に従えないヤツは切腹。さすが城下町。実際、三川町は切腹しかけた。)

福島[編集 | ソースを編集]

  1. 伊達市
    • 福島市と合併しなかったこと自体不思議だと感じている人が多い。
      • 実際問題、伊達市、伊達郡の多くの住人は福島市内に通勤・通学し、福島市内で買い物をし、生活圏はすでに不可分になっている。
        • しかしその福島市は仙台に依存している。
          • しかしその仙台市は東京に…(ry
      • 特に旧伊達町のうち、旧旧伊達町の地域は伊達市本土から阿武隈川で隔てられてる上、福島市瀬上町と街が一体化しているのだから福島市のほうが良かったのではないか。
    • 北海道にも伊達市があるので、郵便番号や県名を書かないと郵便や宅急便が遅れるらしい。
      • 府中市と同じ境遇になっちまったな…。
    • 従来の伊達郡の足並みがバラバラであるため、伊達市は中途半端な形になってしまった。
      • 伊達郡役所のあった桑折町は伊達市への編入を拒否。
      • 国見町も伊達市への編入を拒否。
      • 飯野町は福島市への合併を検討中。
      • 7月1日福島市へ編入される予定。
      • 川俣町も福島市への合併を検討していたが、結局離脱。
        • そもそも川俣と飯野は伊達郡であるのが不思議なぐらい伊達市と繋がりがない。
    • 市名を決める段階でもゴタゴタ続きだった。
      • 旧保原町が吸収合併のイメージを嫌い、伊達を除いた候補で住民投票。
      • 伊達みらい(農協の名前から)、桃花(特産品)、新伊達等のなか、仮名書の「だて市」が得票数1位だが、伊達市を推す大量の無効票が入っていた。
      • 総務省、北海道伊達市から特に文句を言われなかったので、1位のだて市を即日漢字に改名するという建前で「伊達市」成立。
      • ここで万事一段落…と思いきや
      • 実は新市名になった案に投票した人から抽選で記念品をプレゼントしたのだが、上記の理由から「だて」に投票した人が対象に。無効票覚悟で伊達を推した人々から不満の嵐となり、最後までgdgd。
    • 合併後の地名表記に関しても住民から不満が続出。
      • 「伊達市+旧町名+旧町の大字(例・伊達市月舘町御代田)」で表記されるが、旧大字自体が旧町が合併する前の旧旧町村名。どうせ重複しないんだし旧町名つけなくていいべした(例・伊達市御代田)ということに。
    • 某独眼竜の影響で、宮城県にある市名みたいだ。
    • 伊達市の地域VS桑折町・国見町という争いの構図は明治時代にまで遡る。
      • 保原に置かれていた伊達郡役所をよこせと阿武隈川の対岸の桑折・長岡(旧旧伊達町)がモーレツ県令三島に頭を下げて無理やり移転させた。
      • 洪水で流された伊達橋(現在の国道399号)の架替を桑折町よりの場所の大正橋(現在の県道125号)にさせた。
        • このとき手のひらを返された長岡の人により桑折の有力者や桑折よりの議員の家への放火や暴動が起きて全国報道された。
    • 村に吸収合併された過去がある。
      • 長岡村が町制施行した伊達町が伏黒村に吸収され、その後再び伊達町になった。
  2. 田村市
    • 田村郡の一部が郡名をそのまま使って合併。
    • ただし、田村という地名の発祥地は市内にない。発祥地は郡山市の田村地区。昔はここを含めて田村郡だった。発祥地が郡山市に編入されて、残りが田村郡として残ってその一部が田村市になった。
    • かつて田村郡田村町は存在したがこれまた昭和のうちに郡山市の一部になってた。
    • ありとあらゆる分野で隣の三春町のお世話になっている。
    • 警察署や拠点駅など、重要施設のある街に限って合併しなかった。
  3. 矢祭町
    • 「合併しない宣言」「住基ネット非加入」と、国に喧嘩を売る根性ある町。
      • 郵便番号7ケタ化にも反対してたよね?
      • 三方向が他県に囲まれているので合併をしてもどうせ町外れになってしまう。
    • 次々と由緒ある市町村名がどんどん消されていき、郷土無視の「安直市町村名・僭称市町村名・馬鹿市町村名・政令市に匹敵する(またはそれ以上の)巨大面積市町村」が増えていく中、まさに郷土を守る勇者のような自治体。
    • 次期首相は麻垣康三いずれでもなくここの町長に就任してもらいたい。
      • 少し持ち上げすぎ
        • 高齢のため辞意を表明した所、役場の執務室に大量の町民が押しかけ再任の陳情を行ったため、体に鞭打ってもう一期勤めることに。
  4. 会津美里町
    • これまた無個性な…。
  5. 南会津町
    • たぶん郡全部合併しても市にはなれまい。
  6. 南相馬市
    • 原町市のままでよかったのに
    • 編入で十分であった。
    • 区にすると、住所を書くのが面倒で仕方がないと思っている南相馬市鹿島区民の私です。正直、「原町市」か「ひばり野市」の方が良かった。今言っても仕方のないことだが。
  7. 会津若松市
    • 平成の大合併を真っ先に行った。北会津郡とっとと消滅。
      • 昭和時代から北会津郡≒会津若松市みたいなもんだった。
    • しかし、一方の南会津郡は未だに健在。
  8. 二本松市
    • 名前が変わらないのに新設合併。
      • いやあ、「二本松」の名は消せないよ。
    • 山を越えずにすむのは旧二本松市と旧安達町だけ。
  9. 本宮市
    • 本宮町は県有数の発展した町だったが、合併したとたん県最小の市になった。どっちがいいのだろう?
  10. 白河市
番外編
  1. いわき市(注:昭和にできた市名)
    • ひらがな市名の先駆けだが、すっかり定着してしまっている。
      • あんまりネタ化されない。
      • そりゃ40年経てばな。
      • そういえば、いわき市ができたのは1966年だ。
      • あと、合併により面積が馬鹿でかい都市の先駆けのひとつだけどな。これも定着しちゃった。
      • 元祖大型合併市。広くしすぎて行政機能低下、地域内格差拡大となったため、広域合併の失敗例として定着している。
    • 市内で完結する主要地方道がやたらと多い。とくに鹿島街道なんか福島一交通量がある県道。(鹿島街道、小名浜四倉線、江名常磐線、勿来常磐線とか)
    • よくよく考えると久之浜がいわきである必要は無いと思う。双葉郡だし。
    • 14市町村が合併し以後36年間にわたり日本一広い自治体の座についていた。
    • 合併前の5市の枠組みが強く、40年たってもまとまりに乏しい。
    • 市長も5市の輪番で決まっている、なんて言われていた。
  2. 飯舘村
    • 合成地名に合成地名が重なって訳がわかんなくなった。
    • 今回は合併せず飯だの舘だの舘だのにはならなかった。
  3. 福島市
    • 信夫郡松川町と合併してもらう交換条件のために福島大学が僻地に飛ばされたとまことしやかに囁かれている。
  4. 矢祭町・塙町
    • どの集落が矢祭、塙につくか骨肉の争いが行われた結果、血の雨が降るといわれるほどの状況に。
      • もう金輪際合併なんてしたくないと矢祭町が思った結果がかの有名な合併しない宣言である。
  5. 高郷村(現喜多方市)
    • 合成地名だが、「郷」の部分がのちに西会津町に奪われてしまい、事実上高村になってしまった。
追記
  1. いわきと若松、いわきと福島が3つ隣の市町村に・・・正直信じられない。
    • いわきと若松は平成より前から3つ隣だが
    • 郡山といわきが昭和時分に広域合併しすぎたせいもある。