幸運な漫画キャラクター事典/週刊少年ジャンプ

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  • 作中で「幸運の持ち主」という設定がされているキャラについてはベタな幸運キャラの法則‎へどうぞ。
  • アニメ・ゲームオリジナルキャラも一応ここでお願いします。

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聖闘士星矢シリーズ[編集 | ソースを編集]

カシオス(聖闘士星矢)
  1. 第1話に出てくるデカブツモヒカンで主人公に過去6年間勝ち越してきたという設定のブ男という、もう誰が見てもわかるかませ犬であった。
    • 実際主人公の星矢からも散々「頭が悪い」「表面的な理解しかしてない」と言われ、散々にボコられてしまう情けないキャラとして描かれていた。
  2. しかし、聖域での黄金聖闘士との戦いで、師匠であるシャイナを守るべく、絶対に敵うわけがない獅子座のアイオリアの前に立ちはだかり、自らの命をとしてアイオリアの呪縛を解いた。
    • あんだけカシオスをバカにしまくっていた星矢をして、「星になってシャイナさんを見守ってやるんだぞ」と哀悼の意を示すほどであった。
  3. 原作では「別にカシオス死ななくても星矢がアイオリア元に戻してたんじゃないの」とツッコまれる死であったため、アニメではアイオリアの攻撃から星矢を庇って息絶えている。
青銅二軍(聖闘士星矢シリーズ)
  1. 誰やそいつら、という方にお伝えすると、「銀河戦争」に出場した青銅聖闘士の中でメインキャラのペガサス星矢・ドラゴン紫龍・キグナス氷河・アンドロメダ瞬・フェニックス一輝以外の5人である。(ジュネは青銅聖闘士だけどここでは除外する)
    • つまりユニコーン邪武・ウルフ那智・ベアー檄・ヒドラ市・ライオネット蛮。
  2. 銀河戦争編での扱いは完全なかませ犬であり、まともな試合描写があったベアー檄とかヒドラ市はまだいい方で、ウルフ那智は技すら出さないままに一輝に幻覚世界でスプラッタすぎる敗北を喫し、邪武は瞬にも一輝にもボコられてしまった。
    • 特に邪武は5人の中で一番イケメンで、露骨に星矢のライバルキャラとして描かれていたので、「キャラが被る」という事ですぐさま出番終了してしまった。
      • 銀魂』の星矢パロディ回でも「3巻で即退場したかませ」と散々にネタにされてしまった。
    • 蛮に至っては台詞すら無いまま邪武に一瞬で片付けられてしまった。おかげで「青銅内で最弱なんじゃないの」と言われてしまった。
      • 流石に可哀そうだったからかアニメ1話では邪武とそれなりに渡り合っているが、やっぱり台詞はゼロだった
  3. が、この完敗に自分達の未熟さを恥じ入った5人は鍛錬し直し、聖域編では各々の技を振り絞って奮起した。
    • 件の蛮も「やった初台詞!」と喜んだ(笑)。
  4. 更に冥王ハーデス編では、エリュシオンから攻撃を仕掛けるタナトスに対し、シャイナ達と共に最後まで奮戦した。
  5. なお、『Ω』でも檄や邪武が先輩格として頑張っている。
    • 二軍の聖衣である仔獅子座と狼座もメインキャラに昇格した。
    • 市に関しては忘れろ。
黄金聖闘士(聖闘士星矢)
  1. 主人公たちの最上級幹部であり、主人公達の師匠も籍を置く超強いキャラで、下手したら主人公達青銅聖闘士以上に人気も高かったが…。
  2. 教皇という主人公たちの親玉の暗躍により、内ゲバでヒロインに瀕死の重傷を負わせ、主人公達と戦うという展開になった。
    • その結果、醜態を晒したり、理不尽な展開に及ぶ奴が続出した。
      • 主人公たちの味方のため戦闘シーンがあまりなく「聖衣修復おじさん」「献血強要おじさん」が如き扱いを受ける羽目になった牡羊座。
      • 人格者で公明正大だが、序盤に出てくるせいで新しい敵のかませに2連続でなってしまった牡牛座。
      • 実は教皇に成り代わった二重人格者だった双子座。
        • アニメでは聖域で酒盛りするなどまるでヤクザのような描写まで。
      • 任務の為なら平気で人を殺しまくり、あまりに悪辣な態度を取り続けたせいで自分の聖衣にすら見捨てられて、十二人の中で最初の完敗の憂き目を喫した蟹座。
      • 洗脳されて主人公をボコボコに痛めつけ、上記のカシオスの死を招いた獅子座。
      • 無意味なまでに強い上に無慈悲で、そのくせ目はフシ穴だったというツッコミどころ満載な乙女座。
      • 聖衣は便利だが中の人がヨーダのような老人で弟子想いの良いお爺ちゃんなので技がなかなか出てこなかった天秤座。
      • 作者の星座だから聖衣は主人公が受け継ぐなど超優遇されているが、本編開始前に死んでいるので出番が全く無い射手座。
      • ガンコすぎて主人公一派とギスギスした関係のまま、結局殺し合う定めとなった山羊座。
      • 最後に出てきた割にはなんか蜥蜴座のミスティとキャラが被ってる魚座。
    • ここでもちょっと触れたが、このあたりで作画リソースが限界を迎えたのか、アニメの作画も迷走を始めた(特に絶世の美男子のはずの魚座が、厚化粧のオカマのような顔になってしまった)。
    • おまけに蟹座と魚座はここで戦死したため、最終章の『ハーデス編』で敵に寝返って醜態を晒してしまった。
  3. このような有様のため、全国の男児の間で星座カースト制度なるものまで生まれてしまい、ミソがつかなかった乙女座や水瓶座が大威張りで蟹座と魚座が涙した。
  4. が、裏を返せば人気自体はマジですごかったので、後の『聖闘士星矢 Episode:G』や『黄金魂』でキャラの掘り下げが行われ、上記の星座カースト下層組も大活躍する事となった。
    • 聖闘士星矢シリーズは醜態を晒した三枚目・かませ・悪党キャラが後に改心して大暴れする事が多かったので、むべなるかなと言ったところか。
牡牛座のハービンジャー(聖闘士星矢Ω)
  1. 黄金聖闘士の中でも、もっとも成功した存在の一人。
  2. 元々エリートどころかスラム街育ちで家族の顔も知らない荒れ切った生活を過ごして来たが、そこで小宇宙に目覚めたらしい(その時片目の視力を失った)。
  3. それ以来「相手の骨を折る音」を求め戦い続けていたが、そこで一般人のはずなのに聖闘士に戦いを挑み、白銀聖闘士をなぎ倒す。
  4. そしてマルスの部下となるが主義主張など何にもなく、強い相手を求め続ける戦闘狂、っつーかこの漫画の登場人物のような性格である。
    • その性格のためか自分に骨を折られながら膝を付かせた光牙の健闘を称え送り出す辺りすっかりそっちの世界の人になってしまっている。
  5. また出自ゆえか「血のつながりがある者が争うのは許せない」「強者が弱者を虐げるのは許さない」という理念がある。完全に主人公です。
  6. さらに90話では聖剣をたった一人の力で叩き折ると言う快挙まで見せる。
  7. その結果、最終的にはなんと教皇になってしまった。上の連中のようにその座に拘泥して内ゲバばかり起こす中でその手の欲のないハービンジャーの手にその座が降って来た訳である。全国の牡牛座大歓喜となった。

ONE PIECE[編集 | ソースを編集]

コビー&ヘルメッポ(ONE PIECE)
  1. いったいどこまで想定していたのかは不明であるが、少なくとも登場当初は「海兵に憧れるドジで泣き虫なガキ」と「親父の権威を借りて威張るしか能がないバカ息子」でしかなく、後者に至ってはルフィから名指しでクズと面罵された挙句に実父・モーガン大佐から「おれがお前を殴らなかった理由は、お前を愛してるからでも何でもねェ、てめーが殴る価値すら無ェバカ息子だからだ」とまで言われている。
  2. その後、話がひと段落着いてからは三等兵としてリスタートを切った。
  3. 再登場後はルフィの祖父ガープに引き取られ、なんと曹長と軍曹まで昇格。時間経過はまだ数か月なのに。
    • 特にコビーは身長がめっちゃ伸びてイケメンになり、ルフィからも全く気付かれないほどだった。
  4. 第2部になってからは二人とも佐官まで昇格している。まだ2年しか経ってないのに。
    • まだ高校生くらいのガキで能力者でも何でもないのにここまで昇格しているのは異例中の異例である。
    • ヘルメッポが言っていた「親父を超えてやる」というタンカも、この時点で階級だけなら上回っている。(モーガンは海軍支部[1]、コビメッポは海軍本部なので、中佐になった時点でモーガンより上の階級となる)。
    • コビーに至っては「ロッキーポート事件の英雄」と評され、市民からはヒーロー扱いされ、同じ海軍本部からも「あいつを失うのは損失」と称され、しまいにはクロスギルドから億越えの賞金が賭けられている。何があったんだよ!
道化のバギー(ONE PIECE)
  1. 主人公ルフィが2番目に戦った敵であり、登場当初こそ大物っぽかったが、すぐにギャグキャラに落ちぶれた。
    • アニメ番外編の時代劇では完全にお笑いキャラにされた。
  2. しかしルフィが義兄エースを奪還すべく大監獄インペルダウンに侵入したあたりから徐々にギャグキャラとして目立ち始め、あれよあれよという間に七武海「千両道化」に成り上がった。
  3. 更に七武海制度撤廃後は、元七武海2名が貸してた大金を取り立てに来た際に「これからは事業を共同出資でやっていこう」と言い始め、部下たちの独断で他2名より目立ったポスターが作られてしまい、なんと四皇になってしまった
    • イーストブルー編しか読んだことがない人にこの顛末を見せたら「嘘つけ!」とか言われそうである。
  4. なお、シャンクスとバギーが乗っていた船が海賊王のものだったというのは連載開始当初から決まっていたらしい。ここまでのし上がる事を考えていたかどうかは知らんが。
    • 以下、箇条書きにすると超ヤバイ経歴になっている。
      • 幼い頃から四皇赤髪の兄弟分で現在もタメ口で渡り合っている。
      • 下積み時代を海賊王の船で過ごし、副船長「冥王」からも可愛がられ、偉大なる航路では伝説の大海賊「金獅子」との戦いに参加。
        • エースの前任でワノ国「九里」大名(現ワノ国将軍実父)の光月おでんからは、赤髪共々息子のように可愛がられる。
      • 処刑後は町を吹き飛ばすなどの悪行を重ねる。
      • 現四皇麦わらの側近で「背中の傷は剣士の恥だ」がモットーの「海賊狩り」に、背後から傷を負わせる。
      • 現四皇麦わら(主人公)を処刑寸前まで追い詰めて死を覚悟させる
      • 海賊王の息子で下記白ひげの二番隊隊長の「火拳」とは飲み友達。
      • 麦わらと共に囚人大脱走を煽動し、自分より賞金が上の極悪人数百人を従える。
        • その結果、上記の経歴がバレて海軍からは王下七武海×2や革命軍幹部以上に警戒される。
      • 「世界を滅ぼす男」にして「時代の象徴」である四皇白ひげから部下が一目置かれる。
      • 「世界最強の剣豪」七武海「鷹の目」に斬られまくっても、海軍大将青キジに氷漬けにされても生き延びる。
      • 赤髪と結託し、麦わらを海軍から逃がす。
      • その蛮行から世界政府も黙認せざるを得ず七武海に抜擢され、世界一の海賊傭兵団を結成する。
      • 七武海制度撤廃後は上記の通り。
    • 文章だけ読んだらまるでラスボスである。
ミス・ウェンズデー/ネフェルタリ・ビビ(ONE PIECE)
  1. ロビン(ミス・オールサンデー)とは異なり、当初はただの雑魚その1という扱いだった。
  2. しかし予想以上に美人に描けたので読者からも好評だったらしく、「なら設定変えよう」ということで連載中にアラバスタの王女という設定が付与され、事実上のヒロインとなった。稀有にも程がある。
  3. あんまりにも急に決まったため、ウェンズデー時代はビビ本人にとっても黒歴史らしい…(byワンピースパーティー)。
ワポル(ONE PIECE)
  1. 序盤の単なる敵キャラであったが、扉絵連載で主役になって運命が激変した。
  2. 簡潔にまとめると、元々は悪政を敷く暴君であったが、ルフィにやられて別の島までぶっ飛ばされてホームレスに落ちぶれ、町の資産を貪り食った為に警察から逮捕されてしまう。
    • 脱走後、露店でゴミを加工して玩具を売って日銭を稼いでいたら、どういうわけか子供に大うけし、更に偶然新合金「ワポメタル」を開発、一躍大金持ちとなり、財閥を築き、ミス・ユニバースと結婚し、最終的に世界貴族認定を受けて独立国家を建国した
  3. 作者も描いていて楽しかった悪役と言っている。
  4. ネタバレになるが、個人的に嫌っているある人物が不幸な目に遭っても、「これを喜ぶほど落ちちゃいねェ」と自戒するなど人格的にも成長が見られた。
ベラミー(ONE PIECE)
  1. 登場当初は主人公に秒殺されるかませ犬で全くいい所が無く、七武海ドフラミンゴにより制裁を喰らわされることになったため、読者のほぼ全員が「死んだわベラミー」と思っていた。
  2. しかし第2部でまさかの再登場を果たし、なんと民衆から大歓声を浴び、ルフィに対しても「もうお前を笑わねえ」とイヤミ抜きの礼賛を送るなど、メチャクチャ大物っぽくなった。
    • その後もドフラミンゴにより散々な目に遭うが、第1部でのルフィとの対決をオマージュした再決戦のシーンは読者人気も高く、ルフィからも明確に「友達」と呼ばれるという破格の扱いを受けた。
9人の超新星(ONE PIECE)[2]
  1. 元は担当との打ち合わせの時に「新キャラが出たら面白い」と言われ、3時間(単純に計算して1人頭20分)でひねり出されたポッと出のキャラであった。
    • 作者本人ですら「まあ半分くらい残れば御の字だろ」くらいに思っていた模様。
  2. しかし蓋を開けてみれば人気キャラとなり、ローなんか半ば準レギュラーになってしまった。
    • 速攻で脱落したボニーも最終章(予定)の半ばメインヒロインになりつつある。
    • 作者によれば最初から「コイツは重要キャラになるだろう」と思っていたのはキッドくらいらしいので、いわゆる「キャラが勝手に動いてしまう現象」の最たる例である。

NARUTOシリーズ[編集 | ソースを編集]

日向ヒナタ(NARUTOシリーズ)
  1. 最初は主人公・うずまきナルトの同期の1人で言わばモブに近い役回りだったが、予想外に人気が出たため見せ場も多く作られ、最終的には主人公の嫁というポジションにまで上り詰めた。
    • 特にアニメスタッフからはかなり気に入られたらしく、アニメ1話から登場したり(原作では中忍試験編からの登場)、アニオリで彼女が活躍する回が多くあったり、EDテーマでメインを張るという厚遇を受けた。
    • ナルトと結婚するまでのいきさつは映画化(『THE LAST』)までされた。
      • 彼女を演じた水樹奈々は彼女の恋が悲恋に終わると思っており、台本を見て驚いたとか。
      • 更に作品初にして唯一のキャラクターソングまで与えられた。なんという厚遇ぶり…。
    • スピンオフ作品『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』でも、チームメイトの親族ということもあって他の同期に比べると多く出番を与えられた。
    • ジャンプ作品が総登場するゲーム作品『JUMP SUPER STARS』でもサポートキャラクターの1人として登場した。
    • あまりの厚遇ぶりに、アニメのミニコーナーではメインヒロインである春野サクラから嫉妬されるという小ネタも披露された。
マイト・ガイ(NARUTO)
  1. 登場当初はギャグキャラであり、「たまにいいことを言うオッサン」くらいの扱いであった。
    • 作中屈指の人気キャラであるカカシ先生にウザ絡みしたり、自来也を敵と間違えて誤爆したりしたのもあって三枚目キャラだと思ってた人も多かっただろう。
  2. しかし、2部に入ってからはその卓越した戦闘力をシリアスモードで発揮するようになり、読者の大多数が「こりゃあ木ノ葉最強と言われていた日向一族とかよりも凄いぞ」などという認識となった。
    • 極めつけは八門遁孔全開モードであり、最早その戦闘力は火影をも凌駕していた…。
      • 過去が掘り下げられたことでよりそのトンデモぶりに驚かされた読者も多かっただろう。
  3. 流石に無茶がたたって本編終了後は引退したが、それでも与えたインパクトは充分であった。
角都(NARUTO)
  1. 敵組織『暁』の最長老で、ナルトが会得した風遁螺旋手裏剣の最初のサビになった人。
    • という「ちょっと強かった敵」くらいの扱いだったのだが…。
  2. しかし、後に初代火影が穢土転生で復活し、とんでもない強さを発揮したため、登場時に「初代火影を暗殺しようとして失敗し、命からがら逃げ出した」という来歴が語られていた角都は「なんでこんな強い初代火影から生きて逃げ帰れたんだ」と読者から斜め上の評価を受けることになった。
    • しかも初代火影が見逃したとしても、弟である二代目火影は絶対生かして帰さんだろうし、万が一マダラ(一時期木ノ葉の里にいた)なんかと遭遇したらもうおしまいである。
      • その為、この3人と交戦して生き延びていたとしたらとんでもない強さだったことになる。

その他週刊少年ジャンプ関連[編集 | ソースを編集]

鎮守直廊三人衆(魁!!男塾)
  1. 登場当初はそれなりにカッコ良かったが、あとはただの噛ませ犬に成り下がってしまった。
    • 独眼鉄など、初登場の時は「男とは何ぞや」と硬派だったのに、大威震八連制覇では飛燕を虐め苦しめるただの卑怯者になっている。
      • 公式ガイドブックによれば、「飛燕が死んだときは大量の献花が来たのに、独眼鉄は無反応だった」らしい。(作者の実体験か?)
  2. このうち、男爵ディーノは梁山泊戦で唐突にマジシャンキャラに変貌を遂げ、酔傑相手に漢らしい相打ちを行い読者を驚かせた。
    • 第3部『極!!男塾』では他2人がいつも通りだったのに対し、ディーノは天挑五輪の再生怪人たち相手に3人抜き(正確には6人抜き)を果たし、最後は生死不明のまま消えると、完全に汚名返上を果たした。
  3. そして独眼鉄と蝙翔鬼も、『男塾外伝 大豪院邪鬼』では大活躍を果たした。
    • この二人は連載始まって以来の白星を得たため、当時話題を呼んでいたビッグボディ共々SNSなどでネタにされた。
アナベベ(ジャングルの王者ターちゃん)
  1. 当初は誇り高き戦士(ただしスケベ)で主人公ターちゃんのライバル的存在だったが、『新』の冒頭で大金持ちになってから(原作ではトーナメントの優勝、アニメではダイヤ鉱床の発見)は完全に堕落して下品な成金のギャグキャラに成り下がってしまった。
    • 『新』になってからはシリアスなバトルストーリーが続くため、アナベベみたいなギャグをやれるキャラを残しとく必要があったのは分かるが。
  2. しかしターちゃんへの友情は失せておらず、悪人に買収されそうになったら「そんなハシタ金じゃこの腕時計も買えやしねえ!」とボコり倒したり、戦いを逃げたせいでマイケルがアポロニア仮面に重態にされた際には自分がクッションになって必殺技を和らげるなどの男気を見せた。
  3. また原作終盤では自分の失態で無一文になっているが、最終回では無事に返り咲いている。
ポップ(DRAGON QUEST -ダイの大冒険-)
  1. 序盤はヘタレな弱虫で、強い敵からは初期のキン肉マンばりに逃げ回る情けないキャラだった。
  2. あまりに人気が無さ過ぎて、編集部から「もうコイツ、いらないから早く殺しちゃいましょうよ」と言われたらしい。ダイの覚醒要因だろうか…?
    • 作画の稲葉氏も初期のポップは嫌いだったとぶっちゃけている。
  3. だが原作者の三条は最後まで諦めずに説得を続け、最終的にダイ(主人公)と並ぶ人気キャラとなった。
    • 未読の方にわかるように例えると、ミスターサタンが途中でブウ編のミスターサタンになり、最終的にベジータになったようなものである。
  4. なお、アニメ版では残念ながらそこまで行く前に打ち切られてしまった。放送が予定されているリメイク版では覚醒したポップが見られることを願いたい。
ニセ勇者一行(DRAGON QUEST-ダイの大冒険-)
  1. 最初の読切に登場するヴィランで、単に勇者を名乗ってるだけのヘナチョコなごろつき集団でしか無かった。
  2. しかし連載版で再登場し、上記のヘボだった時代のポップの軟弱な態度を一喝するなど思わぬ活躍を見せた。
  3. さらにキャラの1人が重要人物の元弟子と後付けで設定されて再登場し、最終的にラスボスのテロ活動を彼らが妨害するという、読者の度肝を抜く活躍を見せた。
勝利マン(とっても!ラッキーマン)
  1. 登場当初は変身前の主人公をボコボコにしたり、股下の長さ対決などのくだらないことで張り合ったり、平気で凶器攻撃を行ったりと、鬼畜ヒーローそのものであった。
    • 弟である努力マンからも、汚い戦法で自らを追い落とした許しがたい兄、みたいに思われていた。
  2. しかし、偽ラッキーマン戦での頭脳戦以降は読者から人気が出たのか、悪に対する外道度はそのまま、「勝つことに信念を持つ兄貴分」として描かれるようになり、遂には努力マンを追い落としたという汚名も削がれた。
    • その真相は「泣けた」と評する読者も多い。その後の思わぬビビリで台無しになったが…。
  3. 以降もレギュラーキャラになってからはヒーローの纏め役状態で、裏宇宙編では大ボスが父の仇であることも相まって半ば主役に近い扱いを受けることとなる。
    • 作中唯一のまともなヒロインであるラマンともフラグが立ったし(勝利マン自身は気付いてないが)。
武田観柳(るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-)
  1. 序盤の悪者で、カリスマ性の欠片も無いクズであり、悪行の限りを尽くして成敗された単なるザコ……だったのであるが…。
  2. 実写映画版やそれを題材としたキネマ版では一応東京編の悪の親玉ということになり、原作以上に出番が増えネタキャラ化。
  3. そして第4部『北海道編』では雷十太や破軍コンビを差し置いてまさかの再登場。
    • クズさはまるで変わらず、敵からも糞商人とバカにされて全く改心していないのだが、クズ故に抜群の存在感を光らせ、ある種の人気を博している。
  4. 作者自ら、実写版と宝塚版が無ければ再登場など無かったと断言している(笑)。
  5. 2023年版アニメでも「ガトガト」言わせてもらっていた。
若宮千里(武装錬金)
  1. 当初は本当にただ背景に1コマ描かれただけのキャラで、セリフすらなかった。
  2. しかし、主人公の妹・まひろのキャラクター性を掘り返すために、再登場後はまひろの親友として正式に名前と出番が与えられた。
    • 文庫版書き下ろしではまひろやさーちゃん(こちらは当初からまひろの相方として描かれていた)と共に武装錬金まで使用している。
王天君(藤崎版封神演義)
  1. 原作小説ではただの十天君という敵のエリートの一構成員でしかなかった。
  2. 安能版においても俗名が付いただけで大して変化なし。
  3. しかし、このマンガでは十天君のリーダーに抜擢され、主人公である太公望のもう一つの片割れであると明かされた。
    • 間違いなくこのマンガで一番原作から乖離した設定のキャラクターの1人であろう。
伊角慎一郎(ヒカルの碁)
  1. どこがやねんと思うかもしれないが、序盤はほぼ完全に脇役で、モブに毛が生えた程度の扱いであった。
  2. しかし「天才ではない」にも拘らずその性格の良さ、さわやかな外見、キメるときはキメるカッコよさもあって、非常に読者から人気が高かった。
    • 段々外見もイケメン化していき、遂に第2回人気投票では1位となり、主人公2人の票を足しても伊角に及ばないという事態に。
      • ちなみに人気投票の時には一部のキャラから「1位の伊角って奴誰だっけ?」とか言われている。
  3. なお次回作の主役(極悪人だけど)が後半の伊角さんに似ているのは気のせいらしい。
平戸ロイヤル(めだかボックス)
  1. 登場当初は「噛ませ犬3人衆の紅一点のヤツ」というだけの扱いで、見開きであっけなくぶっ飛ばされるただのザコであった。
  2. しかしそのモブにしてはぜいたくな名前と奇抜な外見故に何故かカルト的な人気が生じ、第1回人気投票では13位を獲得。まさかのメインキャラである阿久根書記より上。
  3. そして2回目の長編では大ボスの球磨川との戦いで今まで生徒会に負けてきた人々のドセンター扱いになり、最終的に第101代生徒会長になった。なんでだよ。
浅草で無惨に鬼にされた若旦那(鬼滅の刃)
  1. こうとしか説明のしようがない。
  2. 読んで字のごとく、無惨が炭治郎への刺客としてただ通りかかっただけで鬼にされてしまった気の毒な青年である。
    • 炭治郎に制圧されたのち、珠世に回収されて治療を受けることになった。
  3. そんな超モブにもかかわらず、無惨との最終決戦の際に、珠世が彼の血を用いて血鬼術(鬼が使用する特殊能力)を発動させ、無惨を足止めするという斜め上の活躍がなされた。
    • そもそも血鬼術は相当な稀血か、大量に人間を食った鬼でなければ使用できないため、皮肉にも「浅草で無惨に鬼にされた若旦那」の鬼の才能はめっちゃくちゃ高かった(あるいは、無惨がちょっと余計に血をやり過ぎた)と思われる。
    • そして、珠世が残した「鬼を人間にする薬」で無事に人間に戻ることができた。
  4. そういう意味では、「浅草で無惨に鬼にされた若旦那」を炭治郎がすぐに制圧できたという点でも別な意味で幸運と言わざるを得ない。万が一この旦那がその場で炭治郎を殺して食っていた[3]ら、速攻で下弦くらいにはなっていたはずであろうから…。

関連項目[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 海軍支部は海軍本部より2階級下の扱いとなる。
  2. 作中での呼称は11人だが、ルフィとゾロは元々メインキャラなのでこう表記する。
  3. ネタバレになるが、炭治郎は禰豆子や獪岳以上に鬼の適性があったことが最終巻で判明する。