愛知の製造業

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工業[編集 | ソースを編集]

トヨタ系[編集 | ソースを編集]

豊田自動織機[編集 | ソースを編集]

  1. 世界のトヨタグループの源流にあたる。
    • 現在のトヨタ自動車は、ここの自動車部門を分社化(つまり、暖簾分け)して出来たものである。
    • 同じく、愛知製鋼も元々ここの製鋼部門だった。
    • トヨタのライバル・日産の織機部門(日産テクシス、源流はプリンス自動車時代に遡る)もここに譲渡されている。
  2. 最近では、ソフトボールやマラソンといったスポーツ活動も充実。
  3. フォークリフトは、世界トップシェアを誇る。

アイチコーポレーション[編集 | ソースを編集]

  1. 社名にアイチと入っているが実は埼玉の企業。
    • 本社のある上尾市では地域貢献にも積極的。
    • 昔は本当に愛知県に本社があったし社名も愛知車輌という会社だった。
  2. 高所作業車の製造に強み。

デンソー[編集 | ソースを編集]

  1. トヨタ自動車のしもべ。
    • 元々、トヨタから暖簾分けされてできた会社だから仕方がない。
  2. 旧社名の「日本電装」で覚えている人も多いはず。
  3. QRコードを開発した会社でもある。
  4. 刈谷市に本社を置いている。
  5. 上記の豊田自動織機以上にスポーツ活動が活発。
    • 特に女子チームはバレーボールバスケットボール・ソフトボール・卓球・陸上競技と充実している。
    • 一方男子チームはバスケットボールチームとバレーボールチームがあったが、現在はいずれも休部・廃部となっている。
      • 因みにFC刈谷はデンソーのサッカー部が前身。
  6. 令和の時代、名古屋の女性の間ではトヨタ自動車の次に合コン需要が高い企業として知られている。そら年収もええし、地元にも残れるし、そうなるよなあ。

愛知製鋼[編集 | ソースを編集]

  1. 今はトヨタ自動車の持分法適用会社であるが、元々は自動織機の鉄鋼部門だった。
    • ある意味でれっきとした直系会社の一つと言えなくもない。
  2. トヨタグループ唯一の素材メーカー。
  3. 実は日本製鉄からも出資を受け入れている。
  4. 自動車向けの鍛造品の製造がメイン。

愛三工業[編集 | ソースを編集]

  1. トヨタ自動車の関連会社。
  2. 自動車部品の製造・販売を主力事業としている。
  3. 陸上競技部と自転車競技部が有名。

アイシン[編集 | ソースを編集]

  1. 言うまでもなく、みんな知ってると思うけど、自動車部品の大手。
    • 地味にエネファームの製造元の1つ。開発に際してはトヨタ自動車の他、大ガスと京セラと提携していた。
  2. いつの間にか「アイシン精機」の「精機」が取れた。
  3. 子会社まで入れるととんでもなく幅広く、製品を作っている。
    • アイシン高丘なんか、元々自動車部品製造のために培った鋳鉄技術を活かして音響機器を作って売っていった結果、その分野で大手になってしまった。
  4. 自動車がコンピューター化していると言われて久しいが、その背景にはアイシンの技術があると言っても過言ではない。
    • トヨタ車に搭載されているシステムは、だいたいアイシンの技術で動いていると言っても間違いとは言えないと思う。
  5. 社名の由来は愛知工業のと新川工業のを組み合わせたもの。
  6. バスケットボール・Bリーグのシーホース三河はここの男子バスケットボール部が母体。
  7. トヨタグループ社内における合コン需要序列3位。
    • このあたりになるとJR東海や中部電力、日本ガイシあたりとの勝負になるらしい。

東海理化電機製作所[編集 | ソースを編集]

  1. 大口町に本社を置くトヨタグループの自動車部品メーカー。
  2. 略称の「東海理化」のほうが有名かもしれない。
  3. 硬式野球部と女子ソフトボールチームを持っている。
    • このうち硬式野球部は豊川市を本拠地としている。

豊田合成[編集 | ソースを編集]

  1. トヨタ自動車工業のゴム研究部門が独立する形で「名古屋ゴム」として創業。
    • 現在の社名になったのは1973年から。
  2. トヨタグループの主要企業の中では唯一、社名の読みが「とよだ」になっている。
  3. バレーボールのウルフドッグス名古屋やバスケットボールの豊田合成スコーピオンズを保有している。

ジェイテクト[編集 | ソースを編集]

  1. 光洋精工と豊田工機が2006年に合併して生まれた機械・自動車部品製造会社。
  2. バレーボール・SVリーグのジェイテクトSTINGS愛知を運営している。

森村グループ[編集 | ソースを編集]

ノリタケカンパニーリミテド[編集 | ソースを編集]

  1. 創業100周年記念事業の「ノリタケの森」は名駅地区のオアシス。
  2. 日本で初めてIBMの計算機を導入し、同時に代理店の権利も取得。日本IBMの源流となった。
  3. 発祥はブロードウェイ
  4. オールドノリタケのファンも多い。
    • 銘が全く統一されていない。
  5. 最近はアニメ作品とのコラボ企画商品も多い。
    • さすがにマ・クベの「あの壷」を出したときはびっくりした。
  6. もし名古屋のドーム球場の開業が早かったら、ここがスポンサーになっていたとか。

日本ガイシ[編集 | ソースを編集]

  1. ノリタケの碍子(がいし)部門が発祥。名古屋を代表する超健全優良企業。
    • レインボーホールの命名権を買い取り、日本ガイシホールとなった。
  2. ちなみに、略称は下の日本特殊陶業と同じ「NGK」。
    • 「NGK」と聞いて吉本興業を思い出すのは間違いなく関西人。
  3. マスコットキャラクターは黒子。

日本特殊陶業[編集 | ソースを編集]

  1. 日本ガイシから分離。NGKスパークプラグで知られる。
    • スパークプラグではNGKブランドを使用するが、その他の分野ではNTKブランドとなる。
  2. 特殊で何が悪い!」。
  3. 2014年からFC岐阜の胸スポンサーを務めている。
    • その後2021年限りでユニフォームスポンサーからは降板することになった。
  4. 名古屋市民会館のネーミングライツを取得している。
  5. 2021年以降、高配当銘柄の一つとして注目されている。(2023年12月投稿)

その他[編集 | ソースを編集]

リンナイ[編集 | ソースを編集]

  1. セラミック赤外線バーナー「シュバンク」:1958年開発
    • 日本初。シュバンクは当時の西ドイツの熱器具メーカー名だが、日本ではリンナイの商標として定着。
    • テレビCMなどではほとんどでなくなったが、現在もリンナイの「グリル付ガステーブル」の主力形式に装備。
    • 同様の形式は他社も追随。
      • ……出来なかった。追随できたのはパロマだけで、しかも当初は単にバーナーの素材をセラミック化しただけの「サーミックバーナー」で誤魔化していた。パロマが“本物の”遠赤外線バーナーを開発できたのはリンナイの10年遅れ。その頃には給湯器以外でリンナイとは完全にシェア逆転、そしてその給湯器もあの事故で……
  2. パロマの一連の事件でパロマからシェアを奪取。ガス機器総合トップに。
    • ここもパロマの後に死亡事故を起こしたことがあるが、パロマから学習したのか全機種を無償点検するなど事故対応をきちんとしたお蔭で信用をあまり失わなかった。
  3. 社名の由来は「林」さんと「内藤」さんの看板語。
  4. キッチン組込みタイプの食洗機を作っている。
    • 中でもフロントオープンタイプの食洗機はミーレやボッシュなど海外メーカーの製品が多い中、国内メーカーでは現在ここだけが作っている。
  5. パロマとは違い、こちらは上場している。

住友理工[編集 | ソースを編集]

  1. 住友グループの高機能ゴム・樹脂製造する企業で、住友グループ広報委員会にも参加する企業でもある。
  2. 三重県にある住友電装(旧東海電線)と兄弟会社である。
  3. 株式の半分近くを住友電工が所有しているため実質的には住友電工の子会社

アイカ工業[編集 | ソースを編集]

  1. 「こ~れ~も、アイ~カー、あれーもアイ~カー、たぶーんアイーカ~♪」
  2. メラミン製壁材では高いシェアを誇る。

ブラザー工業[編集 | ソースを編集]

  1. カラオケの「JOYSOUND」はブラザーの子会社。
    • 厳密にはエクシングという子会社がJOYSOUNDブランドを運営。そしてUSENの子会社BMBが運営していた通信カラオケ「UGA」を吸収してますます巨大化に。
      • 最近はJVCケンウッドからテイチクエンタテインメントを購入。
    • その昔、パソコンソフト自動販売機「ソフトベンダーTAKERU」というのを運営していたことがあった。そこで使われたオンライン配信技術がJOYSOUNDに生かされている。
  2. 1960年代後半から70年代まで、TBSの月曜日午後7時半にあったドラマにオープニングキャッチがあった。
    • その後80年代半ばまでクイズ枠になったが、その時はこのキャッチは放送されてなかった。
  3. ファクシミリとかプリンタとかミシンがメインの会社というイメージ。
    • 昔は編機も作ってたけど、編機自体知らない人も多いのでは?
    • プリンタではエプソンにかなり差をつけられているけどね。
      • そんなわけなのか、電話・FAX・プリンターの一体機を国内で唯一作っているなど、ある意味ニッチなところもある。
    • 実はタイプライターやPCのキーボードを作っていたこともあった。
  4. 売上の約9割が海外というグローバルな企業。
  5. 中国での企業名は直訳して「兄弟工業」と名乗っている。

DMG森精機[編集 | ソースを編集]

  1. 工作機械大手。若社長が会社を引っ張る。
  2. 元々は奈良県大和郡山市に本社があった。
    • 名古屋の方が何かと便利らしい。
    • 今でも登記上の本店は大和郡山にある。
    • 名古屋本社は名古屋駅前という好立地にあり、東京行きの新幹線に乗っていると名古屋駅の手前、進行方向を向いて左側に見える。

ヤマザキマザック[編集 | ソースを編集]

  1. マザック(Mazak)はヤマザキ(Yamazaki)を外国人にも読みやすいようにしたもの。
  2. 元々は畳を作る機械の会社だったらしい。
  3. 本拠地は丹羽郡。

ホシザキ電機[編集 | ソースを編集]

  1. 営業網が密になっており、訪問販売の営業スタイルで知られる。
  2. ペンギンマークの冷蔵庫。
    • スーパーの製氷機のイメージ。
  3. 年配者には噴水のジュース自販機で有名。

フタバ産業[編集 | ソースを編集]

  1. 岡崎市に本社を置くマフラーなど自動車部品の大手メーカー。東京証券取引所及び名古屋証券取引所の第一部に上場している。
  2. マフラーにおいては、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、ダイハツなど多くの完成車メーカー向けに出荷しており、国内トップシェア
  3. 自動車部品のほかに、富士ゼロックスなどコピー機のフレームの生産も行なっている。

マキタ[編集 | ソースを編集]

  1. 電動工具の世界的企業。健全経営でも知られる。
    • 日本の職人さん御用達。マキタの工具を愛用する人はとても多い。
      • 総じて持ちやすくて扱いやすい。
        • 掃除機なんかは吸引力から違う。気がする。
          • 通販生活」読者にはおなじみの商品。
            • 最近では家電量販店でもこの会社のコードレス掃除機を見かけることがある。
      • バッテリをライトやラジオ、掃除機などにも使いまわせるのも便利。
  2. MR.BIG御用達。そのため、日本公演のスポンサーになったこともある。
  3. 色はプロ用は青、DIY用は緑が基本。
    • プロ用のもかなり緑寄りの青だが。
      • マキタといえばこの色と思っている人が多いらしく、性能は同じでも青色の方が値段が高かったりする。
  4. 草刈り機のCMで草刈正雄を使うみたいなことをやっていた記憶がある。

鳴海製陶[編集 | ソースを編集]

  1. ノリタケに次ぐ日本2位の洋食器メーカー。
  2. かつては住友金属の一部門だったり子会社だったりしたこともある。
  3. 石塚硝子の子会社になった

川上産業[編集 | ソースを編集]

  1. プチプチ
    • 本来の用途の他に暇つぶしとしての効能もあり。
      • 2010年のチリ落盤事故でも現場に贈られ、ストレス解消に大いに役立った。
    • 普通のものよりいい音がなるように工夫されたものもあるらしい。

パロマ[編集 | ソースを編集]

  1. 湯沸し機事故でリンナイに負けてしまったが……
    • なんだかんだ言っても結構な大手企業。でも同族経営、非上場。
  2. グリルの方はそこそこ好調。実際、こんがり亭とかは他よりも品質いいからなあ。
  3. ナゴヤ球場のバックネット広告では定番だった。
  4. ククルクク。

大同特殊鋼[編集 | ソースを編集]

  1. その名の通り、昔の大同電力のグループ会社。大同系列の中では、最初の頃はそれほど大きな会社ではなかった。
  2. 朝鮮特需で事業再開するまで、暫くの間は操業停止状態にあったとか。
    • 事業再開後も暫くは普通鋼の製造が主だったとか。なのに社名が特殊鋼っておかしくね?
      • 元々は大同製鋼。戦後過度経済力集中排除法の対象となったため大同鋼板(現 日鉄住金鋼板)と分割。
  3. 名古屋にいるのに東海銀行ではなく興銀がメインバンクだった。地味に裏切り。
  4. 軸受けなどを作っている「大同メタル工業」は別会社。
  5. バレーボールとハンドボールのチームを持っている。特にハンドボールチーム(大同特殊鋼フェニックス)はリーグ屈指の強豪。

アイホン[編集 | ソースを編集]

  1. ホワイトハウスにも何気に納入されているインターホンの会社。
    • インターホンの業界ではトップに君臨し、あのパナソニックを万年2位にしている。
  2. 決してコレではないが、それと繋がるインターホンを開発したり、その会社から毎年1億円を商標料として貰ったりしている。
    • つまり「商標使わせないぞ!」ってブチ切れたら、林檎屋が日本でソレを売ることが出来なくなるらしい。
  3. 「♪玄関にはインターホン!(ピンポーン!)」から始まるラジオCMには賛否両論あるらしい。

新東工業[編集 | ソースを編集]

  1. 大手鋳造設備メーカー。本社が大名古屋ビルヂングに入居。

東海染工[編集 | ソースを編集]

  1. 染色加工会社。こちらも本社が大名古屋ビルヂングに入居。

愛知時計電機[編集 | ソースを編集]

  1. 社名に時計とあるが、大昔に時計の生産はやめている。
    • かつて東証で場立ちがあった頃、「腕時計を指し示すしぐさ」が愛知時計を示すサインだったそうな。
  2. 戦前は飛行機で有名。
  3. 今はみのもんたが株主で有名。

愛知機械工業[編集 | ソースを編集]

  1. 昭和40年頃まで完成車メーカーだった。
    • 自社ブランドの完成車生産から撤退してからも、1990年代末まで日産車(バネット、セレナ、ラルゴetc.)の受託生産をしていた。
  2. オート三輪の「ヂャイアント」や軽四輪「コニー」で有名。
  3. お年寄りにとって名古屋の自動車メーカーといえばトヨタではなくこの会社。
  4. 今は日産の子会社。

愛知電機[編集 | ソースを編集]

  1. 愛知時計電機と混同されることが多い。
  2. 中部電力系の変圧器メーカー。
  3. 東海地方では数少ない(4~5社しかない)実業団の女子陸上部がある。

東洋電機[編集 | ソースを編集]

  • 愛知県春日井市にある企業の方です
  1. 鉄オタが言う東洋電機とは東洋電機製造でありここではない。
  2. wikipediaで東洋電機と検索すると真っ先に出てくるのはこっち。
  3. 一応こっちも列車接近放送装置など鉄道関係製品は作っている。

オークマ[編集 | ソースを編集]

  1. ヤマザキマザック(同じ町内に本社・工場がある)・ジェイテクト(トヨタグループ)・DMG森精機と並ぶ4大工作機械メーカーの一つ。
  2. 元々は製麺機を作る会社だったらしい。

オーエスジー[編集 | ソースを編集]

  1. Oosawa Screw GrindingからOSG。
  2. 切削工具の総合メーカー。中でもタップは世界1位のシェア。
  3. プロバスケットボールの三遠ネオフェニックスは元々ここの企業チームだった。
  4. 浄水器のOSGコーポレーションとは無関係。

三協高分子[編集 | ソースを編集]

  1. コイトや電材を除く樹脂灯器のOEM先だが、丸形の三協高分子製のものは愛知県しか存在しない。
  2. 愛知、兵庫、石川、和歌山、鳥取などの樹脂灯器標準県ではコイトを除いて概ねこの灯器のOEMが主流。
  3. 樹脂分割、アルミ灯器になってから全国的に広がった。

トヨトミ[編集 | ソースを編集]

  1. 石油ストーブの会社。
  2. 社名の由来は愛知の三英傑の一人、豊臣秀吉からではなく、「豊田に臣下を尽くす」というところから。
    • なんでも創業当初、豊田自動織機から仕事をもらえたことで、商売が成り立ったということがあったらしく、これを受けて豊田自動織機への忠誠を社名に表すということらしい。