戦国 (中国)

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戦国時代の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 春秋時代から合わせて500年戦った。
  2. 結局の所、戦争してたのか平和だったのかはあやふや。
  3. 言ったもん勝ちの世の中。
  4. それまでは何となく尊王攘夷の雰囲気だったのが一気に下克上の時代へ
  5. 周朝は何だかんだで続いており、日本の戦国時代における朝廷と同じポジションだったが、始皇帝の曾祖父ちゃんに攻められて滅亡。

戦国の国々の噂[編集 | ソースを編集]

魏の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 春秋時代の「晋」が家老たちに分け取りにされた「三晋」のひとつ。
  2. 中国史でよく出てくるいわゆる「中原」のど真ん中という地の利で、戦国時代には真っ先に強国にのし上がる。
    • しかし、逆に言うとフロンティアが無く、じきにジリ貧に。
  3. 多くの有能な政治家や軍人が魏に生まれているが、彼らが名を挙げたのはたいてい他国でのこと。本国の魏は結局彼らをほとんど使いこなせなかった。
  4. 戦国四君のひとり、信陵君はこの魏の王族。

趙の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 春秋時代の「晋」が家老たちに分け取りにされた「三晋」のひとつ。
  2. 北方に位置していたため匈奴などとの接触が多く、その影響でいち早く軍制などを改め、一時は天下を統一するかと思われた。
    • 胡服騎射=コートにズボンという軍装で、馬に直接乗って弓を射る、という、当時としては画期的な戦法を採用。
      • ただし中華からすると異民族の服装なんて屈辱もいいとこ。勝つ為に仕方なく
    • しかし、推進者の武霊王が悲惨な死に方をしたため挫折。
  3. 秦との戦争で一度に45万もの死者を出した。
    • その地「長平」(現山西省)では、今でも土を掘ると骨が出てくると住民は言う。
      • それは大躍進とか文化大革命の可能性が、、、
    • ま、中国の史書に出てくる軍勢の数というのは、話半分に聞いておいたほうがいいんですけどね。
      • 半分だとしても22万5千、大敗北だったのは確か。
  4. 戦国四君のひとり、平原君はこの趙の王族。

韓の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 春秋時代の「晋」が家老たちに分け取りにされた「三晋」のひとつ。
  2. この由緒ある国名が、のちに東の果ての半島に流用された理由は謎。
  3. 戦国七雄の中で軍事的には最弱と言って良く、その分知恵者が多かった。
    • その代表は秦の始皇帝の思想的バックボーンとなった韓非子と、漢の高祖の片腕となった張良だろう。
  4. みんな本ばかり読んでいて働かなかったらしい。

斉の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 周の建国の元勲・太公望を祖とする古い国だが、途中で重臣に乗っ取られる。
  2. 首都・臨淄に天下の学者たちを呼び集め、好き勝手に発言させていた。
    • 学者たちの中に孟子が居たが、ひときわ態度がでかく、他の連中と同列に見られるのを嫌がって出奔。
    • 白馬は馬じゃなかった。
  3. 戦国四君のひとり、孟嘗君はこの斉の王族。
  4. 戦国時代では最後に秦に滅ぼされた。

楚の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 南方の野蛮国とバカにされていた。
  2. 軍事的には強力だったが、動きが鈍重なためあまり軍を有効に動かせなかった。
  3. 戦国四君のひとり、春申君はこの楚の宰相。

秦の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 西の辺境の国で文化的に遅れていたため、積極的に外国人宰相を迎えて自由に腕をふるわせた。そのおかげで戦国最強に。
    • 有名どころだけでも、商鞅(衛出身)、張儀(魏出身)、范雎(魏出身)、呂不韋(韓出身)、李斯(楚出身)など多士済々。
  2. 秦王・政がほかの6国を全部亡ぼし、天下統一。初の皇帝に。
    • →以下、参照。
  3. チ○コがでかいというだけで大出世した奴がいた。
    • 大きさだけではなく技も重要。車の車輪をアレで支えて回して見せたそうな。

燕の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 隗より始めた。
    • 内乱で斉などの干渉を招き、ほとんど亡国に瀕したのち、国の再建の方途に窮した昭王が家臣の郭隗に諮問したところ、「隗より始めよ」と言われた。
      • ↑「まずはこの郭隗を優遇してみて下さい。私程度の男でも優遇されると知れば、天下の名士が集まってくるに違いありません」という意味の、主君にも自分にもオイシイ献策。
        • 「あの程度の男を優遇するとは見る目のない王様だ」と思われる危険もあったが、とりあえずこの策は大当たり。
        • 「隗より始めよ」は、何事によらず、とりあえずできるところから着手しろ、というニュアンスのことわざとなった。
      • その結果、楽毅という天才的な名将がやってきて、こんどは憎き斉を亡国寸前まで追いつめた。
  2. 始皇帝に圧迫され、刺客を送って始皇帝を暗殺しようとしたが失敗。かえって怒らせてじきに亡ぼされた。

関連項目[編集 | ソースを編集]

中国史
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