技術士

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技術士の噂[編集 | ソースを編集]

  1. 特定の分野に関して、並外れた高い技術力を持った技術者(エンジニア)に対して与えられる称号のこと。
  2. 技術士になるためには科学技術に関する専門知識や高度な応用能力だけでなく、豊富な実務経験も必要である。
    • 実務経験は原則7年以上必要。ただし、技術士補として先輩の技術士の下で修行をする場合は4年以上に短縮される。
      • この技術士補になるのですら、難関国家資格レベルの鬼門である。
        • 情報工学部門であれば、技術士補ですら基本情報技術者より格上扱いである。
  3. 実は技術士で無ければ出来ない仕事(独占業務)というのは存在しない。
    • カテゴリー的には情報処理安全確保支援士中小企業診断士などと同じ名称独占資格に分類される。
    • だから別に技術士の資格を持っていなくても、技術コンサルタントとして働くことは出来る。
      • ただし技術士の資格を持っていない人が勝手に技術士を名乗ってしまうと、技術士法に違反したということで警察官にしょっ引かれてしまう羽目に…。
    • しかしそれでも理工系で最高峰の称号であることに変わりは無い。
  4. 民間企業に勤務する技術士と、官公庁で研究職・技術職として働く技術士がいる。
    • 先端技術を開発するチームの一員として提案をしたり、国際社会で社会貢献になる業務に携わる技術士も多い。
  5. 全部で20個もの部門が存在する。(詳細は以下参照)
    • それぞれの部門毎に活躍の場が存在し、研究・分析や監理、調査・評価、コンサルティングといった業務で力を発揮できる。
    • また、これとは別に総合技術監理部門というのが存在し、技術士の中でも最高峰の部門と言われている。正に技術士の中の技術士である。
      • なお総合技術監理部門に限り、認定に必要な実務経験が他より3年長く設定されている。
  6. 特に建設部門と上下水道部門の需要・評価は(主に公共事業関係で)非常に高く、発注者側が技術士資格を有することで、取引先とのやり取りが円滑に進むことも多い。
    • また、入札に必要な審査において、技術士の人数が多いほど加点され、公共工事の受注金額上限も上がるのである。
  7. 情報工学部門はIPA高度情報処理技術者試験よりも格上という扱いである。
  8. 経営コンサルタントの中には経営工学部門の資格を持っている人が少なくない。
  9. 意外にも学歴による制限は無く、高卒の人でも技術士になるチャンスはある。
  10. 環境部門は環境コンサルタントにとっては最高峰の資格であると言われている。
    • これよりランクは下がるが、環境計量士や測量士なども人気の高い資格。
  11. 平均年収は600万円台である。
    • たしかに日本人全体の平均(400万円台)よりは高いが、資格取得に要する労力を考えるとコスパが良いとは言い難い。
  12. 資格保有者は圧倒的に男性が多い。
    • 環境部門、生物工学部門は女性の割合が比較的高いが、それでも1割程度である。
      • ただし人数は建設部門が一番多い。
  13. 職歴5年以上の技術士であれば、警察官の科学捜査官として採用された場合、初任が警部補になる場合もある。(任用資格)
    • 修士も同じ扱い。
    • ちなみに職歴8年以上の博士であれば初任が警部になり、破格の扱いになる。

技術士の部門一覧[編集 | ソースを編集]

  • 機械部門
  • 船舶・海洋部門
  • 航空・宇宙部門
  • 電気電子部門
  • 化学部門
  • 繊維部門
  • 金属部門
  • 資源工学部門
  • 建設部門
  • 上下水道部門
  • 衛生工学部門
  • 農業部門
  • 森林部門
  • 水産部門
  • 経営工学部門
  • 情報工学部門
  • 応用理学部門
  • 生物工学部門
  • 環境部門
  • 原子力・放射線部門

関連項目[編集 | ソースを編集]

名称独占資格

技術士 司書 保育士 調理師 栄養士 情報処理安全確保支援士 FP技能士 衛生管理者 キャリアコンサルタント