播州弁
- 特有の表現は「ダボ」「めっさ」「はがい」「べっちょない」など。
- 最近「めっさ」に替わって「ごっさ」というのも出てきた。「めっさ」(滅茶)から、「ごっつい」(「凄い」的なニュアンス)と混成して、「ごっさ」か?
- 「ず(づ)つない」というのもある。聞いた感じでは「耐え難い、うずく」的な感じではあったが、本当は?
- 古典に「ずちなし」があるがそれと関係するのでは?
- 大正解。
- 食い過ぎた時なんかに使った記憶があるなぁ。「苦しい」かも知れない
- 古典に「ずちなし」があるがそれと関係するのでは?
- めがっさ
- それは違う
- にょろ-ん
- それも違うぞ
- 「ずーたらべーな子」という褒め言葉がある。「好いたらしい子」の変化形か?
- 「じゃかぁしぃ」(やかましいから変化か?)などもある。
- 「おせらしい」大人びたとか、立派になったという褒め言葉。
- 「やぁ~、○○ちゃん、ちょっと見いひん間に、えらいおせらしなってまぁ、おばちゃんびっくりしてもたわ~。ほんま、だれかと思たわ~」などと使われる。
- 「違う」が「ちゃう」、「違うのですか?」が「ちゃうん?」。「チャウチャウちゃう?」に近い話で、「ちゃうんとちゃうんとちゃうんとちゃうん?」みたいな言い回しがあったりなかったり、結局どっちやねん。
- 「ちゃうちゃうちゃうんちゃうんちゃうん?」と聞いてすぐに「チャウチャウではないというのは違うのではないのですか?」と翻訳できる人は地元民である。
- 「〜している」が「〜しとう」、「はやく」が「はよう」等、「〜う」に変化する。
- 語尾に「〜け」。他に同意を求める場合に「ね」「よね」では無く「な」。「なーなー、聞いてーなー、なーて、聞いとんけー!」(ねぇねぇ、聞いて下さいよ、ねえって、聞いているのか!)。「聞いとんけー!」は、「聞いとんのか!わぇ!」でも可。
- 「ダボ」は喧嘩用。神戸以上にマイルドさは全くない。
- 子供や若者は友好的な日常会話でも比較的使用する。
- 「バカヤロー!」以上に強烈かつ乱暴。神田や日本橋などで言うと生粋の江戸っ子もビビる。
- 播州人「何どいや!見んなやダボ」。東京人「何だよ!見てんじゃねえよバカ」。
- ダボの語源は「ドアホ」の省略形といわれることが多いが「駄枘」(ダボ==役に立たないホゾ(ホゾ==突起、転じて男性器))では無いかと提唱してみる。
- 「ダボ」より通な喧嘩用語として「ブチ回すぞ」が訛った「ちゃーっそー」がある。語源が解らなくても語感に威圧される。
- 「わい」と「わえ」を使い分ける。
- 若者はこの二つを混同する人が多いが、本来「わい」は1人称(おれ)、「わえ」は2人称(おまえ)。大阪弁の「われ」が播磨弁では「わえ」となる。
- 生まれも育ちも播磨ですが自分のことを「わい」と言ってる人に会ったことがないですけど。(by若者)
- 三木、小野あたりで60歳以上の人と話しているとそれなりの確率で聞けると思うが。
- 高砂・加古川近辺ですが普通に使います(30代)
- 神戸でもごく稀に。
- 宍粟市民だが自分のことは「わい」って普通に使ってる。宍粟市以外の人も普通に使ってる。
- 若者はほぼ「おれ」って言うやろ。「わい」は今日日聞かんで。
- 宍粟市のある中学校では8割の男子が「わい」。「俺」なんて言ってると変人扱いされる。
- 「わえ」ではなく「われ」も使う。
- 「わえ、なっしょんじゃ」(おまえ何してるんだ)とか「わえら、はよいにさらせ」(おまえら、早くどこかに行ってしまえ)等の様に使う。
- 「ごうわくんじゃ」等と凄んでも他府県の人は誰も解っちゃくれない
- これはむしろ近畿でなく山陽方言系じゃないかな?広島とか。
- 少なくとも岡山では聞いたことがない。「ごうわくんじゃ」の意味は?
- 標準語で「腹が立つ」ですね。
- 少なくとも岡山では聞いたことがない。「ごうわくんじゃ」の意味は?
- 三重県のごく一部の地域でも、使われています。
- 元は「業が沸く」って聞いたことがあるよ。
- これはむしろ近畿でなく山陽方言系じゃないかな?広島とか。
- 和やかな会話ですら「なにがどいや」が使われることがある(北に行くほど)
- 南でも普通に使ってる
- 「でーしょんねん」(なにしているの?)。
- 「なんしょんどい?」とも言うかな。
- 「いてこます」(痛い目に遭わせる)。「いてまう」「いてこましたれ」「いてもーたれ」「いてまうぞ、ゴラァ」などと活用変化。「わぇ、なっしょんじゃ」→「ごうわくんじゃ」→「聞いとんのか!わぇ!」→「いてまうぞ、クラァ」と、続いて慣用さるる事多し。…なんか喧嘩言葉が多いな。
- 許しを請う表現は、「勘弁してください」「勘弁してーなー」が多い?
- 「堪忍」もよく使う。
- 近畿全般で言えるのかもしれないが、信じられないようなことを聞いたときには「ホンマけー」と確認するのではなく「うそやー」と疑って返すことが多い。
- 三歳児くらいから「しばく」等と使い出す
- 「そう」が「せー」になる。「そんなもの」→「せーなもん」、「そうだけれども」→「せやけど」。
- カメムシ=「ガイダ」
- これはさすがに高校に行くまで知らなかった。播磨南西部(太子以西、旧龍野市以南?)では通じない。
- 「ずつない」=動けないほど苦しい「お腹いっぱいでずつない」
- 「べっちょない」=大丈夫
- 「せんど」=長い間「せんど会うてへんなぁ」
- 「ごっと」=ご馳走「えらいごっとよばれて(すごいご馳走いただいて)」
- 「~さし」=途中。「使いさし(使いかけ)」。これが方言とは指摘されないと判らなかった…。
- 岡山でも普通に「使いさし」って言うけど、方言だったんだね。
- 言葉(姫路弁)が汚い事は姫路市民の誇りの一つ。でも河内弁には一目置いているとか。
- 神戸新聞は温かみのある言葉などと言っている。
- 物は言い様といったところか…。
- 関東で姫路人同士が会話していると、喧嘩と間違われて仲裁されることがある。(ホント、実体験あり)
- よって関東人は婦女子が姫路弁をしゃべるのを聞いてひく(ていうか圧倒される)
- 特に若い地元の女の子はそれを気にしていて、関東人の前ではあまり姫路弁をしゃべりたがらない。
- 東京からたまに姫路に戻ってきてお茶してると隣の席の女の子同士のしゃべりに何回ヒク思いを経験した事か....。(百年の恋も冷めるだろうな)
- 気にせずに汚い播州弁のままの奴もいる。極めて不快。
- 他県の人にわかりやすくゆうと神戸弁と河内弁を足して2で割った感じ。
- 話を聴いていて、「こいつ喧嘩売ってんのか」と思うことがある。
- 神戸市民から見ても言葉が汚い。
- 神戸新聞は温かみのある言葉などと言っている。
- 東京にいると大阪弁が柄悪く聞こえるが、姫路にいると大阪弁が上品に聞こえてしまう。
- 姫路で「・・・してはる」と聞くとその言葉の美しさに大感動する。
- しかし、姫路人の中には、「・・・してはる」弁を異常に嫌う人がいて、わざわざ「・・・しよってや」と言い換える
- こういうのが姫路っぽい
- それは思ったwwwwwwwwwwww
- こういうのが姫路っぽい
- 柄の悪さを競う「姫路弁 vs 河内弁 対決」テレビ番組があれば、かなりの高視聴率が稼げるはず。姫路のイメージアップにもなるし、ええやん。
- 江戸弁と茨城弁も加えるか?
- さすがの姫路人も東京では大阪人と違ってあまり姫路弁を話さないようだ。
- 代わりに、標準関西弁(京阪神間の人々の日常会話で使われるもの)で話すようだ。
- 「○○さんが●●しとってやってんけどな~」はれっきとした敬語表現だが、神戸人には「○○の野郎が●●してやがってよぉ」のように聞こえるらしい。
- 壊れる意味の「めげる」。姫路人は関西弁と思っている。大阪では通じない。
- 「こっちこんかい」(こっちにおいでよ)
- 全般的に下品な奴ほど、標準語がうまく話せない。
- あやまれ!奈良県出身の明石家さんまにあやまれ!
- あやまれ!京都府出身の島田紳助あやm、あやまらんでええわ。
- おはようございますーーーーーーー。長い。
- 公務員がよく使ってる
- 阪神間や大阪でもしとるで。
- 「泣く子も黙る播州弁」とよく言われる。
- 汚さは日本一では?
- ゆかた祭の徒歩暴走族vs警察の乱闘シーンが全国ネットで一時間近く放映され、温かみのある言葉の播州弁が紹介された。
- お父さんのためのワイドショーコーナーランキング10位を獲得できたことは、姫路市民の誇りである。
- 多くの神戸人大阪人に姫路ってどう思う?って聞くと、柄悪いって答えがよく返ってくる最大の理由は言葉の美しさにある。
- 変なおじさんが姫路に現れると、「なんどいや」と言われる。
- 普通に一般人の出演だけで映画を撮っても、そのままやくざ映画となる。
- 最近の10代~20代の人の会話には、アメ公の「ファック」みたいに「死ね」という単語が頻繁に軽口感覚で入る、会話に間が空くと出ること必至。
- 何言うとんねん、死ねや!
- 奈良県人ですが近所に姫路出身の方が住んでおられるのです。今までずっと怖い人だと思っていました。
- 「~しよる」が「~しようとしている」という意味になる。よって「自転車おちよった」が「自転車が落ちかけた」になる。
- 関西圏外の人前で堂々と播州弁を話す豪快な女が稀にいる。なんか反骨精神みたいなのを感じる。明らかに女を捨てている。
- 「はしかい」=喉がむずがゆい・喉が気持ち悪い
- バーベキュー等で炭に火がついて真っ赤になったら「いこった」と言う
- 大阪でも使う「火いこらせて」
- 大阪では老人しか言わないという「さかい」を40歳くらいのオッサンなら割と普通に使う。
- 泉州や奈良では普通に使ってます。(30代のおっさんが使ってた)
- 俺の後輩に、10代でも使ってる奴いるぞ。(そいつは大阪人)
- 同じ姫路市内でも妻鹿白浜辺りの汚さは最高ランク☆☆☆☆☆
- 播州弁の取材でテレビが真っ先に来る所。
- 播州弁は、神戸寄りと岡山よりでは大分訛りが違う。また浜手と但馬寄りでは、発音も違う。特に姫路市大塩付近は、浜手でも独特の訛りが有り隣の曽根地区や灘の人間が聞いても大塩の人間と判る。
- 例:だ行と、ら行の発音が混同している。①大根=らいこん。②関東炊=かんとうらき。③ドイツ=ロイツ。④泥鰌=ろじょう。⑤電気=れんき等…
- さ行の発音も苦手。さしすせそが、しゃ・し・しゅ・しぇ・しょと発音する。)
- 因みに播州弁は言葉使いが汚いが浜手は特に酷い。知らない人が播州弁での会話を聞いていると当事者同士が普通に話をしていても喧嘩腰で話している様に感じてしまう。
- ボクシングのK兄弟の父親は、播州人特有の気質で有る。
- この手のおっさんは姫路では普通に徘徊している。気にしていたら生活出来ないし、周りがこんなおっさんばっかりなので気にならない。
- 姫路の幼稚園児は、姫路のおっさんに食って掛かる。
- この手のおっさんは姫路では普通に徘徊している。気にしていたら生活出来ないし、周りがこんなおっさんばっかりなので気にならない。
- 日本一押しの強い方言と言う説がある。山口組のみなさんが話してるのは大抵播州弁。
- 英語で「oneself」にあたる表現をすべて「自分」で表せる。「あなた自身何を考えているの」が「自分何考えとんけ」という風になる。小学生でも普通に使う。
- これは、関西弁全体の特徴みたいですね。
- 語尾に「~がい」と付く。怒ったときこの口調だと地元民でもビビることもあり。実際中学の顧問(当時30歳くらいの女性)がそうだった。
- 播州弁地域は田舎になるにつれ行動部分も汚くなっている。
- 「月曜から夜ふかし」で播州弁が少しだけ話題になった模様。
- 加古川出身の陣内智則曰く、「リミテッドは播州弁のせいで売れんかった」とのこと。
- 赤穂では赤穂弁の言葉にちなんで「でえしょん祭り」なるものが毎年あるが、他の播州民には通じるのだろか?
- 「ダボ」の発祥は建具で有名である加古川の国包にあります。建具で使用する「ダボ」は建具等の部品どうしの嵌め合わせのことで、部品どうしのダボ合わせを一度行ってしまうと修正が出来なくなってしまいます。修正が出来ないことを人の性格に転じて、融通が利かない、頑固であることを「あれはダボやから」と言うようになりました。播州人は地域により気質が様々で、その気質どうしを上手に摺り合わせてコミュニケーションをとっている当たり前のことが出来ない意固地な性格のことを「ダボ」と言うようになりました。ですから元は「ダボ」と「アホ」は全く意味が違っていました。長い記事