新潟の言葉/単語編
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単語の噂[編集 | ソースを編集]
- (若者の言葉が標準語に近いという意見に対して)
- しかし、「そろっと」「(先生に)かけられる」等、ごく一部の言葉を新潟弁と自覚せずに使っている。
- 「おおばらにする(散らかす)」も良く使う。
- 「おばらはちかん」「おおばらこくたい」など状態を表す言葉も存在する。
- そんな方言聞いたことありません。(by 新潟市民)
- 「おおばらはちかん」は年寄りがよく使ってますね。(西蒲)
- 「ばらこくてらすけかんべしてもらわんねろっか」とか言いますね。(西蒲原20代)
- 「だれこっぺ」なら分かるが…実際聞いた見たところ知らん。との事(南蒲原)
- そんな方言聞いたことありません。(by 新潟市民)
- しかし、「そろっと」「(先生に)かけられる」等、ごく一部の言葉を新潟弁と自覚せずに使っている。
- 「たくさん」のことを「しかも」と言う。例:水族館にて「さかなしかもあるねっか」
- しかもを使うのは年寄りだけ(古町近辺在住)
- それほど年寄りじゃないけど使いますが(31歳)。あと、「しかも」は「すごく」の意味のほうが多いかも。あと、「がって」とか「なまら」とかも使うかな。
- 県央のザイゴですだんが、しかも使いますがの(二十台)
- 「いっぺ」もしくは「いっぺこと」とも言うなあ。例:そんげいっぺことたがえて(意味:そんなに沢山持って)
- 「しかも」・「いっぺこと」は違和感は無く、意味も理解できる(秋葉区民16歳。祖母がよく使っていた)
- 「しかも」「がって・がっと」に代わる強調表現として県央では「よっぽ」が優勢。「よっぽいっぺこともらったて」とか。個人的にも「がっと腹減った」とか中学生頃まで使っていたが、「よっぽ」の方がアクセントが後ろに来るため醒めたテンションで言いやすくこちらを頻用するようになる。
- 県央だが、がっとなんてはじめてきいたぞw灰方のあたりですか? よっぽ(よっぽども)は若いモンも年よりモンも使うねえ。ただ、しかもは驚きの含みがあって使いどころが違う。たしかに若い子は『よっぽ』とあと『いっぺ』以外はあまり使いたがらないね。
- 「がっと」は阿賀北方面の言い回しらしい。
- 県央だが、がっとなんてはじめてきいたぞw灰方のあたりですか? よっぽ(よっぽども)は若いモンも年よりモンも使うねえ。ただ、しかもは驚きの含みがあって使いどころが違う。たしかに若い子は『よっぽ』とあと『いっぺ』以外はあまり使いたがらないね。
- しかもを使うのは年寄りだけ(古町近辺在住)
- 県外に出て初めて「そろっと」が新潟弁であることを知り、愕然とした。
- 「そろっと」=「そろそろ」
- 「よろっと」ともいう。
- 「よろっと」は使わないし、意味も分からない。(長岡)
- 昨日知って愕然とした。
- 「よろっと」ともいう。
- 今知った。県外で普通に使ってて、普通に通じてたのに・・・。
- あれ、県外じゃ通じないんですか?
- 県外で言うと「そ~っといく」という意味にとられるらしい。でも、それを言ったら「そろそろ」でもそうとれると思うんだがね。
- 「そろっと」=「そろそろ」
- 北海道で使われる「なまら」はもともと新潟弁。
- 安倍なつみがやたら「なまら」を北海道弁として連発していたが、あれは新潟弁だと確信していた。
- とてものことを「ばか」と言う。例:ばかでかい(意味:とても大きい)(byでか)
- おそらく上越周辺だけだと思われる。新発田や新潟市出身の人間はあまり言わない。(名無しの県民)
- 俺は使いますけど。。。(古町近辺在住)
- 阿賀野以北の住民にはなじみが薄い。(下越×中越ハーフ)
- 自分も使う。(中越人)
- 俺も小さいときから「ばかでかい」くらいは使ったけど・・・。(岩手県出身者)
- 関東などの県外人でも良く使う。(関東在住)
- 十日町でも使います「ばかでっけー」など・・・
- じゃあ「ばか可笑しい」(すごくおかしい)、「ばか馬鹿」(すごくばか)、「ばか変」(すごくへん)も使う?
- そういうこと言う人を「馬鹿馬鹿しい」といいます。
- 静岡では「とてもりこう」のことを「ばかかしこい」といいます。
- 「ばか頭いい」は、すごく頭がいいこと。ほめ言葉であって、けなす意味は全くない。(長岡)
- 静岡では「とてもりこう」のことを「ばかかしこい」といいます。
- 形容詞と組み合わせて使うことが多い。「ばかうんめえ」(とても美味しい)、「ばかいっぺえ」(とてもいっぱい)、「ばかいい」(とてもいい)。
- さらに強調したい場合は「ばっか」という。
- ばっか馬鹿。
- ばっかあほんだら。
- ばっかもうぞこき。
- 「少しばかり〜」は「ちっとばか〜」となる。「ばか」は使いでがある。
- 魚沼でも使ってる。
- 「ばか」はよく聞いたが今は聞かない(要するに周囲から使う人間がいなくなった by秋葉区16歳)
- 「とても」=「ばか」は上武地区でも通じる。(埼玉北部人)
- 佐渡では同じ意味を「やぼ」という。「やぼにうーめぇなあ」=「ばっかうんめえねっか」
- この話題の意味の「ばか」も使うところが佐渡の不思議なところ
- 五泉周辺では「ひゃんで」とも言う
- 「かける」を標準語と思っている。
- かける=先生が生徒に指名する、と言う意味
- あ、そういえば(新潟から県外に)転校して以来「かける」って聞きませんね。
- 先生曰く「それじゃーこっちの席から順番にかけていくからなー。ちゃんと答えろよー」
- 普通に言ってましたけど。勿論全国通じると思ってた。(新潟在住の義務教育受講者)
- 「指す」とも言いません?(旧豊栄市在住)
- 中越のある地域なんですが「当てる」とも言います。先生曰く「当てられたら立って答えろよ〜」
- 「さす」「あてる」は標準語。
- 「かける」、そういう意味で言いますね。それと…自分の名前でもありますorz 精神的ダメージが…
- 新潟県の学生が進学とか転校とかで他県に行った時、始めてこれが方言だと知る。また、他県から来た学生は、始めは違和感を覚えるものの、長く県内にいるといつのまにか標準語だと思い込んでしまう。僕がそうでした。
- 意外だなあ。
- 模造紙のことを「大洋紙(漢字は自信がない)」と言う。
- これも転校して以来聞きません。
- 言います。むしろ模造紙なんて言った事なかった。
- 「大洋製紙がつくった紙だから」という説を聞いたことがある。ちなみに大洋製紙(株)は高知県の企業。
- 上京後に買出しに行き、「大洋紙がない」と探し回った自分はアホだ。
- むしろ通じないことを初めて知った。
- 一番有力な説では、和紙の製法で造った「大」きな「和紙」に対して、現在の製紙方法で造った「大」きな「洋紙」ということで、「大洋紙」ということらしいです。
- 東京で大洋紙と言っても通じず「絵や文章を大きく描(書)くいたりするときに使う紙」と説明してやっと分かってくれた思い出。
- 「藁半紙(わらばんし)」は「藁紙(わらがみ)」。
- 埼玉から新潟に越してきて、初めて「藁半紙」という紙の存在を知った。
- 言いますね。小中ともに大洋紙でした。
- ジャンケンポンを「ジャンケンエース」または「チッケッタ」と言う。
- →以下、ジャンケン#新潟へ移動しました。
- 「じゃあ、またね。」の代わりに「じゃあ、まずね。」と言う。
- 使ったことねーよ。出身地方書いてくれよ。(長岡人)
- もしか新潟市け?
- 魚沼の一部地域では「じゃあ〜のぉ〜」と伸ばす。「じゃあ、またのぉ〜」の略と思われる。
- 中越の一部では「はちゃね〜」という。
- うちらは「ほせば~」かな(新潟市)
- 「ほせば」はそうなら、そうならばという意味の謬着語としてもつかう。
- 「ほぉせば、またの」(県央)
- 普通に使う。特に電話の時。「したら、まずね〜」(新発田人)
- 阿賀北はやっぱ言葉が違う。関東になぞらえると北関東みたいな感じだよなぁ。
- 使ったことねーよ。出身地方書いてくれよ。(長岡人)
- 他県からきた中学教師が生徒に「じょっぺになるな!」と罵られ、深刻な顔でベテラン教師に「先生、じょっぺってなんですか」と聞きにくる。「じょっぺ」とは「生意気」という意味。
- 中越のある限られた地域の方言であるが同意語に「まんき」がある。意味がほぼ同じなので使い分けが難しい。
- 「じょっぺんなんなや~」とか「じょっぺっこー!」と言われた事がある。人に聞くまで意味が分からなかった。(by魚沼人)
- 中越地方では、「お」と「を」を、上下で分け、前者は「上の『お』」、後者は「下の『を』」と教えられている。
- 会話で使う機会がないので、このような分け方をするのが自分たちだけだと気づいていない。
- 私もそう分ける。今これ読んで気付いた。(下越人)
- それは全国一緒じゃないのか?
- 千葉の人もそう言ってたからたぶん全国一緒。
- 長野出身の連れに「分けるよね?」って聞いたら質問の意味すら理解してもらえませんでした。ショック。
- 昔からそう言われたし言ってた。今じゃ言葉で表現する機会が少ないから言わない。
- 会話で使う機会がないので、このような分け方をするのが自分たちだけだと気づいていない。
- たえた(使い切った、使い終わったの意)は共通語だと思っている人は意外と多い。
- 東京から来たバイト先の人に通じなくて愕然とした。「絶滅するって意味なら使うけど」と言われた。
- あきらかに方言じゃないですかと言われた。
- 聞いたことも使ったこともない(新潟市出身)
- 聞きますし、使います。方言じゃないですか?(長岡市出身)
- 聞いたことも使ったこともない(新潟市出身)
- 「はあ」(もう、すでにの意)。上記「たえた」と組み合わされ、「はあ、たえた。」(もうなくなった)のように使われる。
- 「へぇ」です。「へぇ、たえた。」と使います。(by長岡市民)
- 「ENZO」と言えば、フェラーリでもグラン・ブルーでもなく、側溝のこと。
- 使用例:「えんぞのじみじょすな」→「側溝のミミズに触るな」
- 県央南東部では「沢」。水さ きったのうなってんにや。
- 全く使わないし、聞いたこともない。(長岡)
- 使用例:「えんぞのじみじょすな」→「側溝のミミズに触るな」
- 「一人前・一丁前」の事を「いっちょめ」という
- さらに社会的責任を持つようになると「おとな」になる。
- 「しゃっこい」(冷たいの意)が標準語だと思っている
- 「はっこい」「はっけえー」かな(魚沼人)
- 「熱い」は「あっちぇえ」かな。
- むしろ「ひゃっこい」。「あっちぇぇ」もあり。(by秋葉区16歳)
- 「ひゃっこい」「はっこい」「あっちぇ」はいずれも関東方面(主に群馬と埼玉)でも良く使われる
- 冬には「かじかむ」「凍みる」なんかも。ちなみに染みるは「しょむ」(県央)
- 「はっこい」「はっけえー」かな(魚沼人)
- 「あそこ」を「あこ」、「風呂」を「ぼちゃ」、「土」を「べと」。(by湯沢のとなり)
- 「あこからべとが流れてきた」とか、他のどこで通じるのか。
- 「はよぼちゃにへぇーれ」というおばあちゃんの言葉は夜になると子供を持つ各家庭で聞こえる(by同じく湯沢のとなり)
- 風呂は「せーぶろ」(県央) 当地では「早やせーぶろにへいれいや」「早よせーぶろにへったがいれ!」等々のレパートリーが存在する。
- かつてあった高専の土木工学科は「べと科」と呼ばれ、実習時に着るジャンバーは「べとジャン」と呼ばれていた。現在は環境都市工学科に名を変えたが、やっぱり「べと科」らしい。
- ぼちゃって赤ちゃん言葉とかかと思ってた・・
- 「べっと」だとまた別物になる。
- 全員揃えて声を出す時「いっせーのー、で」という。「いっせーのー、せ」ではない。埼玉に転校して「で」と言ったらバカにされた。「せ」に慣れた頃、再度新潟に戻り、つい「せ」と言ったら、大いにバカにされた。散々である。(三十代新潟市(西新潟)生まれ)
- 新潟県民ですが、「いっせーのー、せ」と言う。(by中越人)
- うちは「いっせーの、れ」だった(by新潟市民)
- いっせーのー、で です。(by十日町)
- いっせーのー、せ でした(by十日町の隣)
- 普通に「いっせーのー、で」だった。「せ」だとなんか語感悪い気がするの私だけ?(by新潟市民)
- いっせーのー、せ でした(by十日町の隣)
- 「で」も「せ」もある。どっちもそれなりにあるのでどっちが多いとかいえない。(by秋葉区16歳)
- 「さーのこい!」うちらは掛け声というとこれだけだ…(県央)
- 「せーのこーりゃ!」@佐渡北部。
- 「いーやんべぇ」(いい塩梅)はcomfortable以外にも使える。
- 修理したり微調整を施したりして正常になった場合にも「いーやんべぇ」。
- おなかがいっぱいになることを「腹くっちぇえ」という。
- 十日町でも使います
- 「くっちぇえくっちぇえ」は臭いわけではなく「とてもお腹いっぱい」の意味。
- 新潟市に住んでて1度も聞いたことが無かった。村上の友達が使ってて意味を聞いて愕然とした。
- 物事を失敗したときに「しねばいいのに」といわれても自害する必要はない。「しなければいいのに」の意。
- 長男を「あんにゃ」、次男以下を「おじ」と呼ぶ。
- 次男は(長男が亡くなって)もしかするとあんにゃになるかも、ということで「もしかあんにゃ」ともいう。
- おじの中でも末っ子を「かすおじ」という。
- アクセントは無論「お」。
- 「あんにゃ」が死ぬと「もしかあんにゃ」が「おかげあに(兄)」になるらしい。あんにゃが死んだおかげであんにゃになったから。
- 女の子だと「おば」と呼ぶ。
- 「あねさ」とも。
- んでカメムシは通称「あねさムシ」メスしか見かけないから。
- 「ジョロムシ」っても言う。
- 「あんにゃ」の敬称は「あにゃさ」
- やばいとき「まずい」ではなく「うまくない」と言う。仕事で新潟のお客さんに「うーん、うまくないなぁ」と言われて軽く聞き流したら、あとが大変だった。
- いや、普通に「まずい」と言います。(by新潟市民)
- スプーンを「しゃっぺ」という。(By中越人)
- しゃもじは「まんまじゃっぺ」
- 「じゃっぺ」なんて聞いたことありません。(by新潟市民)
- 単独で使われる場合、「じゃっぺ」となることはない。「まんまじゃっぺ」のように頭に別の言葉が付く場合に「じゃっぺ」となる。(長岡)
- シチュエーションを問わず「ごめんくださいました」というのが最も敬意を表した挨拶。
- 親しい間柄なら、親や目上の人のことも「おまえ」「おめぇ」。ちょっと他人行儀になると「おまえさん」「おめぇさん」。
- 複数形は「おめえった」。
- 複数形だと「なら」とも。目下に対しては「ねら」
- 「な(汝)」の系列は目下のモンに使うのが一般的
- あいてのことは「自分」ともいう。『てっぱん』の新潟弁の件でこれを使っていたら少しは見直したのに。
- 「あそこ」を「あっこ」「あこ」。
- 「あん」=あれ、「こん」=これ、「そん」=それ(県央)
- 「あぃ」「こぃ」「そぃ」も。「あっこ」「あこ」はもともと関西弁らしい
- 「しょったれ」・・・「だらしがない」
- 「しょったれ」の人は部屋の中が「だるこっぺ」になるそうな。つまり「散らかる」ということ。
- 「羅利粉灰(らりこっぱい)」が語源らしい。
- 「だれこっぺ」とも
- さあ部屋を片そう
- 何気に方言的には「片す」派(新潟の一部や西蒲原の山手の東側あたり?)と「しもう」派(平野部と越後山脈側)と「直す」(平野部)派で分裂してる(県央)
- 「しょったれこき」は汚い無精者のこと。
- 「しょったれ」の人は部屋の中が「だるこっぺ」になるそうな。つまり「散らかる」ということ。
- 尾篭な話で恐縮ですが、「うんこ」のことを、「あっぱ」「ねんぼ」という。(食事中のかた失礼しました)
- 正確には「あっぱ」と「ねんぼ」ではモノの“粘度”がちがう。「あっぱ」のほうが軟らかい。(繰り返し失礼しました)
- 同様に大用の便所を「あっぱんじょ」と言う。(県央人)
- さらに「あっぱんじょ」が併設された農舎小屋のことを「せんちん(雪隠)ごや」という。農村の屋敷にはかつて便所がなかった。「肥やし」を汲みとりやすくする配慮であろう。
- 「肥やし」にもグレードがあり、庄屋や豪農など「しんしょもち」の「だんなさま」のモノが良質で一番値段が高く、次いで「まちもん」、一等下が「ざいごもん」のモノであった。(県央)
- 「アパマンション・アパホテル」のCMがテレビで流れると失笑を隠せなかった
- さらに「あっぱんじょ」が併設された農舎小屋のことを「せんちん(雪隠)ごや」という。農村の屋敷にはかつて便所がなかった。「肥やし」を汲みとりやすくする配慮であろう。
- どうやらこれは新潟オンリーの言葉ではないみたいで・・・(こちら参照)。
- かりんとうが「ねんぼ菓子」と呼ばれるのもそのせいだと。
- 「肥溜め」は「ダラおけ」(食事中の(ry)
- 「捨てる」=「ぶちゃる」、「捨てるな」=「ぶちゃるな」(以上中越地方)
- うちのほうは、”ぶちゃる”ではなく”べちゃる”とばぁちゃんがいっていた(旧新津市)
- 果物などが熟したときは、「よぶ」。(例「スイカがよんでるよ~♪」)
- 「呼ぶスイカって、どんなスイカ?」と思ってはいけない。「スイカが熟したよ~♪(だから食べなさい)」の意味。
- 「よむ」とも言うかな(新潟市)。「このメロン、ちとばかよみすぎらわ」とか。
- 「呼ぶスイカって、どんなスイカ?」と思ってはいけない。「スイカが熟したよ~♪(だから食べなさい)」の意味。
- コーヒーなどに砂糖を入れて「かき回す」「かき混ぜる」を、「かんます」という。
- お風呂も「かんます」または「かもす」という。
- 「かんもす」ともいう。(by十日町)
- 新津は「かもす」だな
- 「かもする」=混ぜる
- 上にあるぞ?
- (なので移設統合)
- 寝った 寝たの意味
- 新潟市の友達に「寝ってた」といったら「なにを練ってたんだ」と言われたから上越のほうだけかも
- 使います(by長岡市民)
- 「寝ってた」「寝ってだった」=「寝ていた」等使います(新発田市民)
- 新潟市の友達に「寝ってた」といったら「なにを練ってたんだ」と言われたから上越のほうだけかも
- 「はずかしい」=「しょうしい」(長岡市民)
- 「はずかしい」については日本中にいろんな方言がありそうです。
- シャイな日本人らしい。
- そして「はじかむ」も(県央)
- 「はずかしい」については日本中にいろんな方言がありそうです。
- 叩くことを「しゃぐ」という。
- 強調するときは「しゃぎつける」。「そんげんことしてっとしゃぎつけっぞ!」
- 西新潟方面ではいわゆる関西弁の「どつきまわす」に相当する語として「ひゃーぎつける」というの使う(只、二十数年前なので今はどうか判らないが…)。相手を恫喝する際は「なー(お前)、ひゃーがれてんか?」とか「おう、ひゃーぎつけっぞ!」のように使用する。(四十代、新潟市生まれ)
- 上記で出てきたが「お前」の事を「なー」という。その複数形が「ねーら」。これらも二十数年前なので今はどうか判らないが…。(四十代、新潟市生まれ)
- 子供のころ悪いことをすると「ねら、しゃーつけっれやっめー(うまく記述できない・・)」と友人の祖母に叱られた。
- 「しゃぐ」とは平手打ちのことで、グーで殴るのが「ぶつ」である。
- 強調するときは「しゃぎつける」。「そんげんことしてっとしゃぎつけっぞ!」
- 「しょうもない」(≒つまらない)は「しゃっきらもない」。(長岡市民)
- 自動車学校を略すと「しゃがく」。
- 方言か?
- 和歌山人はじこうと言ってた
- 方言です。栃木出身者の人は『自動車教習所を車学と云うのは初めて聞いた。』と云った。
- 方言か?
- だらしないことを「のめしこき」と言う(新潟市)。
- 長岡でも言います。
- そういえば昔、教科書の答えが載っている「教科書ガイド」のことも、通称「のめしこき」と言っていたなぁ。「教科書ガイド」って今もあるのかな?
- むしろ、上の方で紹介されている「しょったれ」が「だらしがない」で「のめしこき」は「怠け者」という意味で使っていたような気がする。また、「ねーら、のめしこいてんでねーろ(お前ら、怠けてるんじゃないぞ)」というような使い方もしたような…。(四十代、新潟市生まれ)
- そういえば昔、教科書の答えが載っている「教科書ガイド」のことも、通称「のめしこき」と言っていたなぁ。「教科書ガイド」って今もあるのかな?
- さすがにこれがQMA並び替えで出題された時には驚いた。やはり正解者は少なかった。そりゃ並び替えたら「きのこめし」だわな。
- 長岡でも言います。
- 長岡では左官のことを「しゃがん」と呼ぶ。左官職人は「しゃがんさ」、左官店は「しゃがんや」。
- 「歩く」を「えぶ」、「歩いてくる」を「えんでくる」と言う。「歩む(あゆむ)」「歩んでくる(あゆんでくる)」から来ているのか。
- 発音的には「あぇぶ」って感じなのでは。(三条市)
- 早足が「えぶ」らしい
- 「新しい」に対応してなのかどうかは知らないが、「古い」を「古しい」と言う。これが方言だと知ったときはショックだった。
- 「具合が悪い」ことを「なんぎい」(「難儀」)や「あんべぇわりー」(「あんばいが悪い」)と言うが、何となくこれらは関西辺りが起源のような感じがする。
- 同様に、「何バカな事言ってんだ」っていうのを「何こいてけつかる」と言うが、関西の人が「何こいてけつかんねん」って感じで使っていたのを聞いたことがある。
- 座る(正座の場合のみ?)は「ねまる」。(長岡市)
- 走るは「とぶ」こっちだけでしょうか?(十日町)
- 走るは「とぶ」かけっこは「とびっこ」「とびっくらべ」。歩くは「よぶ」だった(by十日町の隣)
- 「とんでいぇんでく」=駆ける(県央)
- ごっつぉいっぺことくたらはらくっちぇてずうらんねてば(誰か訳してください。)
- 「ごちそうを沢山食べたらお腹いっぱいで動けない」
- 食いしもうたら「ごっつぉさん」と言うのは古い表現ながらも全国共通のはず。
- 「向こうへ出て」は出て行けということではない。相手から見た立場での意味、つまり「こちらに来て」ということを指す。
- 逆に「来た」とは「行った」のこと
- いわゆる「あっぱが出たがっている」もこれの類型なんだろうな
- 「犬」=「いんが」 「カエル」=「げえちま」 「がったこっていんががふっとついた」=「すごく大きな犬がいっぱいいた」以上新潟市西蒲区
- 上一段活用、下一段活用の命令形は「○○ろ」ではなく「○○れ」。(起きれ、着れ、見れ、やめれ、等)
- 小中学生が苦労する。「食べない、食べて、食べる、食べるとき、食べれば、食べれ。…あれ?」ってなる。
- 文法の授業では混乱が発生する。
- られの型もつかう。この場合語尾は「ぃし」「ぃや」(県央)
- 小中学生が苦労する。「食べない、食べて、食べる、食べるとき、食べれば、食べれ。…あれ?」ってなる。
- 小さな子供が大泣きすることを「じゃみる」という(by長岡人)
- 「めんこい」=「可愛い」
- 十日町のあたりでは「めこ」とつかっていがしゃった。
- こっちは「いとしげ」です。(蒲原平野)
- 変なことを「いねもん」と言う(魚沼あたり)
- 漢字は「異ねもん」で「異なもの」から来てると思われる。
- 電池が切れそうになることを「電池がとぼる」という。
- 懐中電灯も「電池」といい、これも「電池がとぼる」という。
- 触るを「ちょす」。動く(移動する)を「ずる」。突き刺さるを「くったたる」という(新潟市)
- 触る=「じょす」突き刺さる=「つったたる」では?(新潟市中央区民より)
- 「つったたる」「つっとす」=突き刺す(蒲原中心の新潟弁)と、「ふったたる」「ふったてる」=突き立てるもしくは起こし直す(長岡弁)の混同では?(長岡生まれで長岡居住30年、新潟居住10年より)
- 「壊す」も「ちょす」では?
- 触る=「じょす」突き刺さる=「つったたる」では?(新潟市中央区民より)
- 「らった」→私たち 「めった」→あなたたち
- 「わった」→私たち 「ねった」「ねら」→あなたたち(新潟市)
- 「おれった」→俺たち 「おめった」「ねら」→おまえたち(旧西蒲原郡)
- 「おった」→私たち 「おめさんがた」「おまさんがた」→あなたたち
- 「お(おん)」「わ(わん)」「おい」「わい」「おれ」「おら」など私を表す言葉でもこれだけの種類がある。これらに「ら」「った」が着くと複数形で、お年寄りは「おら」を正しく使えるが人いる。
- 「『邪念』ではないのではないですか?」 → 「じゃねんじゃねんじゃねん。」
- 「飴が泣く」は県外では通じない。が、意味はだいたい分かってもらえる。
- 電池も泣く
- 祖父を「じさ」、祖母を「ばさ」と呼ぶ。「じさま」「ばさま」もある。他でもあるかもしれないけど。
- 昔は家柄の位で言い分けた。最も位が高いと「おおじさま」「おおばさま」次いで「じさま」「ばさま」、さらに下って「じさ」「ばさ」
- 「かしがる」=「傾く」(県央地域)。
- 上越(糸魚川市)でも使うらしい。「家々がかしがりだし、つぎつぎとたおれていきました」(昭和中期に使用された糸魚川市の小学校向け社会科副読本。柴田武の「にほんごエッセイ2(地域のことば)」に引用。)
- 北陸風にかたがるとも
- 若い女性の一人称が「うち」で関西っぽい。(県央地域)
- 「ちょうらもうらする(動詞)」=「混乱する」(三条市)
- 「づくなし(能無し)」は長野人にも通じた
- 「づくなし」はヤル気が無い。という意味で使う(上越市)
- つこうね(県央)
- 似たような言葉では「かたかたしい」(ひ弱、弱弱しい的な意味)なんかも。
- 「げっぽ」って言うよな?
- 最下位のことですね。ただし他県でも使われる表現。
- 「けつ」もつこうね(県央)
- 「よっぱら」もういらない、もう沢山だ
- イジケる事を「きめる」と言う
- いぼくる(県央)
- お客さんのことを「あちさん」って云うよね、ナゴーカ近辺では・・・?
- いや、新潟市(秋葉区)でもご年配の人は使う。
- 「ごめんください」は使い方によっては方言。
- 「海の家」ではなく「浜茶屋」。うる星やつらで全国区になったという噂。
- え?方言だったんですか?今まで気づきませんでした。
- 方言ではなく古い喋り。関東でも稀に老人が用いることがある。実は全国区だった「のっぺ」みたいなもんです。
- (新潟の気候より移設)
雨や雪が止んだ事を「晴れた」と言う。止んだだけで曇っていても「晴れた」である。そして県民はこれが方言である事に気付いていない。- いままで何の疑問ももたずに使ってたことに気づいた33歳の冬。
- 意味がよくわからないんですが…。え?方言?(旧豊栄市出身の現在24歳)
- 雪が「止んだ」とか普通言うと思いますが。(by他県民)
- 「止んだ」が正解なのはわかっている。青空が出なくても雨や雪が止んだだけで「晴れた」と言うのが方言じゃないかってことでしょ?
- 雪が「止んだ」とか普通言うと思いますが。(by他県民)
- 雨が止む事を 「雨があがる」と 言うと思います@元下越人
- それは全国区ではないかと 思います@現役下越人
- 冬は雪風のほかに雷も風物詩であるが、そのうち冬のはじめに起こる雷を「雪下ろし」という。(県央)
- 相手のことを「おまん」複数なら「おまんた」「おまんら」と言う。(上越人)
- 糸魚川「おまんた祭」では「おまんた囃子」で市民が踊り狂う夏の風物詩。ちなみに糸魚川銘菓「おまんた」というカステラ風味の美味しいお菓子もあります。
- 県央でもざいごで使うよ。
- 「おま(ん)さん」「おま(ん)さんがた」「おま(ん)さんら」とも。
- 「あなたのお子さん」は「おまんのこ」だが、決して決してあれのことではない。県外で使えんのぅw
- 三波春夫のおまんた囃子は越路町小国が舞台で、かつては上越、中越(西蒲原も一部で)で広く用いられていた言葉らしい。ちなみに「おまん」には相手を立てる、謙譲語的な意味合いもあるのだとか。
- のろい人のことを「もうて」「もうてのし/なし」などと表現したりする。(西蒲原)
- 痩せていることをあらわす擬態語に「がなんがなん」という表現が。「いやー、あの人も昔はがなんがなんしったろものう」みたいな感じで使う。(同上)
- 感嘆詞に「あっきゃ/あーっきゃ/あきゃー」という表現がある。何かを指摘されたり、思い出したりしたとき「しまった」ぐらいの意味になる。(同上)
- 標準語で言う「あちゃー/ありゃりゃ」、中国語で言う「アイヤー」。
- 2chAA的に書くと(ノ∀`)アッキャッキャー
- 「本気」と書いて「マジ」と読まない。Really?なら「ほんき(HHH)?/ほんきらー(HHHL)?」。カッコ内はアクセント表記。(同上)
- 末娘のことを「チン娘」と呼ぶ。小さい娘(ちんこい娘)から来ている。(三条市)
- 「ちんこい」は「ちんこ」とも。子供が小さくてかわいいときようすは「ちんこちんこ」(同上)
- あかちゃんは「ぼー」
- 「ちんこい」は「ちんこ」とも。子供が小さくてかわいいときようすは「ちんこちんこ」(同上)
- 「ざいご」があっての新潟県。百姓のつぁあつぁは今日も田に畑に「山仕事」
- 田舎あっての新潟県。農家の親父はきょうも田へ畑へ勤にいく。
- 洋服や道具など、食べ物以外のものをもらってもお礼の言葉は「ごっつぉさまです」。
- タクシーに乗ったときチップをあげてみよう。年配の人ならだいたい「あー、どうもごっつぉさまです」と言うはず(長岡市、新潟市、佐渡で確認)。
- いわゆるヨソ者を「旅の人」「旅んもん(旅のもん)」という。反対語は「地のもん」。
- 「旅」=他所、地域外という意味で使う。「旅にいっとった(=家を出てよそで生活していた)」とか「あのもんは旅から嫁にきた(他所から嫁に来た)というふうに使う。
- 田舎的排他思想があって個人的にはあまり好きじゃないが、田舎に住んでるとこの区別が便利なのもまた事実。
- 「だんだんおーきにはや」。丁寧なありがとううとかお世話になりますの意味合いで使う。「だんだん」「おーきにはや」と略して使うこともあるが、畿内のように「おーきに」とは言わない。
- 場所にもよるようで村上では使うらしい
- けなりぃ、けなりがるは『異りぃ、異なりがる』で、いま風には「うらやましい、うらやましがる」のこと。(県央南東部)
- とらまえる、とらめる、つかめる=捕まえる(県央南東部)
- 「しゅう」=する「しゅうん」「しゃん」「しょん」=語尾のする「しゃった(ん)」「しょった(ん)」=されたんですか
- 「~するの?」は「~しゅうあんか?」「~しゅうあんけ?」少し崩れて「~しゅうん?」「~しゃん?」「~しょん?」。「~しゅうあんけ?」「~しゅうん?」は目上の人に用いられる。
- この「あん」は近畿の「ねん」に相当。富山でも使う。
- だがしかし、なんだかよくわからんので適当に使っているw(県央南東部)
- 丁寧に「しやる」ともいうので、これが早口になったのだろう。
- 「~しゅーがぁーか?」は使う。(長岡)
- 「~するの?」は「~しゅうあんか?」「~しゅうあんけ?」少し崩れて「~しゅうん?」「~しゃん?」「~しょん?」。「~しゅうあんけ?」「~しゅうん?」は目上の人に用いられる。
- 「せい」=やれ「やらって(しって、しゃって、しょって)」=やって「やらっしゃい」=してね「やらって(しって、しゃって、しょって)おくっしゃい」=してください「やらって(しって、しゃって、しょって)くらっしゃい」=してくださいませ「やらって(しって、しゃって、しょって)おくらっしゃい」=していただきとう存じます(県央南東部)
- 同じように物を乞うときも「おくせ(い)」=よこせ「おくして」=くれ「くっしゃい」=ちょうだい「おくっしゃい」=ください「くらっしゃい」=くださいませ「おくらしゃい」=賜りとうございます ・・・のはず。
- 「くらっしゃい」の型が基本。(県央)
- 語尾に「し」がつくと更に丁寧さが強調された意味になる。
- 新潟弁での「し」はも意味を強調させたい言葉の語尾につける。「せいし(やれし、やらんかいし)」=さっさとやれ といった風に悪い意味の強調にも使う。(県央南東部)
- 「や」よかも「し」が品が良い言い方らしい
- 語尾に「し」がつくと更に丁寧さが強調された意味になる。
- なじょも=どうも、まいど(県央南東部)
- なじょもしてくらしゃい、と文頭にくるはどうぞしてくださいという意味。
- なんなん(HLHL)=何なの?
- ~なんだ(やらなんだ等)の否定型(県央南東部)
- 子供のきもんは「べべ」や「おべべ」(県央)
- はかいく。はかばかしいで墓には行くわけじゃ…。
- はつめは賢い人に使われる
- ずるい人は「こすい」「こすからい」。「さかしい」もあんまりいい意味でない。(県央)
- かんす(薬缶)が沸く様子は「ちんちん」。「ひっつんひっつん」は空焚きのときも使う。(県央)
- 沸騰は「にったつ」
- いっぺ書きすぎてうっすら(ちょっと)難儀いおや(県央)
- 満々と水が張る様子を「つるつる」(県央南東部)。西蒲原では「とっちり」らったけ?
- 仏壇は「のうのうさま」「にらいさま」で神棚は「かんさま」である(県央)
- 住職は「ぼうさま」「おてらさま」(県央)
- 家によっては「おっさま」ともいう。
- 雷も「かんさま」。「かんなさま」とも。
- 住職は「ぼうさま」「おてらさま」(県央)
- 「あったらもん」=もったいない
- 安らぎのことは「じょんのび」(県央)
- 分家のことを「いいもち」。本家から見ての呼び名でもある。
- 内側からの痛みのことは「やめる」
- むくみは「しけ」。「しけがくる」ともいい、農家の婆ちゃんは足がぱんぱんになってる人が多い。
- おはぎ=掻餅
- ウ音便が広く用いられたが都市部ではかなり衰退した。
- 道案内するとき、直進することを「でーっと行って」というのは新潟市近郊なのかな?
- 下田で聞いたかも
- 「…しな」途中にという意味。「帰りしなにマッチ なんか屋でこーてこいや」=「帰る途中の雑貨屋でマッチを買ってきな」
- ツイッターに新潟は西部のみ使うとの怪情報があったが、実際は新発田など阿賀北あたりまで、南北広く通用する言葉である。ただ新潟市周辺の人は標準語化進み過ぎて知らないで育った人は多いかも。(県央)
- 「しゃんしゃん」「しゃんかしゃんか」=しっかりとか、元気がよいさまのこと。「なちん子やしゃんかしゃんかあぃんでいらんが」=「お前の家の子が元気よく歩いてるぞ」
- かわいぎら とはかわいそうな様子のことをゆう
- 相手がしたことを丁寧に言う場合は「…なした」「…なった」とまちではいうが郡部に出ると「…なはした」「…なはった」「…はった」なり違いがある。(三条)
- 「やさかた しい」はたやすいさま、物事が簡単に出来るさまのこと。
- この時季に水溜りにできる薄氷のことを「ざい」という。ツララのことは「かねっこおり」という。
- 凍って鈍い光を反射する様子を「とろとろ」という。
- 鏡餅や仏壇のお供え物は「おけそく」
- 失敗に にずらめる(苦笑いのこと)
- だいぐし(でぇぶし)かく はあぐらかくのこと。
- あんちゃ は十代ぐらいの男の子のこと。糸魚川では広く使われるが、蒲原平野では主に金持ちの旦那様が奉公の男の子を可愛がって呼ぶときに使うものだった。
- そこんこまに=そこのところに で、この「こまに 」は標準語でいう 「ところに」当たる言葉。
- ちょっと補足すると、廊下のこまにあるがす入れ、を訳すと、廊下の途中にあるゴミ箱となる。主に何かの途中にあるものを指すときに使うようだ。
- 落花生は「ビクマメ」
- 魚篭の形をしているから
- 「じもぐり豆」が方言と聞いて驚いた。 でも、実家で使っていた「二度芋(ジャガイモ)、玉菜(キャベツ)」は方言ではなかった。(西蒲原)
- そっつぁ(ん)=そんな。同じ意味で「そんげ」も使われるがより強い言い方。ニュアンスの強さもあってつぁはかなり強いアクセントが置かれる。
- 「ぞっとする」「おぞましい」「寒気がする」を統合した気持ち悪さの表現は「ざわざわする」。強調するときは「ざわっざわする」。例:「あした吹雪らってがんに山奥までいかんばらわ。いやーざわっざわする」
- 冬ならではの言い回し。道路が凍ってツルツルになってる状態を?
- 「てろんてろん」「てかんてかん」
- 「じょんぎ」とは義理とか礼儀とか丁寧な応対の意味。新潟の礼儀の考え方の核になるモノ。「じょんぎもせんで…わぁるいのぉ」(丁寧な応対も出来なくて、申し訳ない)
- 食べ終わったお茶わんなど、モノを水に浸しておくことを、ひやかすと言う
- ちなみに阿賀北以北は言葉が違って、うるかすに変わる傾向らしい
- おまっとさん(お待ちどう)、おめっとさん(おめでとう)などと関西風言い回しでいう
- きっつい(きつい)、やっすい(やすい)、あっつい(あつい)…あたりも関西風
- おはようさん、ありがとさん、あたりの言い回しも
- 他は、さいなら、すんません、たのんます、も
- こんちわ、も有った
- 他は、さいなら、すんません、たのんます、も
- 謝る言葉に「かんべ」「かんべん」という言葉ある。どちらか言うと軽く謝る際に用いる傾向『このあいさぁ集まり出ねえで、かんべ(ん)の』(この間の集まりに出ないでごめんね)
- 標準語のすまん、すまない、に相当する少し男性的で堅めで若干重めの謝り方には「すんまん」がある『おっこ、おまぁはんそんげ偉えしょとは知らなんだ。そらぁすんまんのぉ』(それはまた…あなたがそんなに立場のある方とは知らなかった。それはすまなかった)
- 座るの幼児語に「ちゃん」「ちゃんこ」「ちゃんちゃん」「おちゃん(おっちゃん)」・・・等の言葉あるが、これは京都の「おちん」という言葉の古い型らしい。変化をたどると、京都「おちん」→富山「ちんちん」「ちんとする」(ただし石川では「ちゃんこ」とも言うらしいので、土地柄でまちまちに成り始める様だ)→新潟「ちゃんちゃん」「ちゃんとする」
- 「ちゃんこ」「ちゃんちゃん」「おちゃん(おっちゃん)」は三重辺りが境界のようで愛知~関東・福島、中国地方や九州でも使うらしい
- 消すを「消やす」という
- 新潟市など方言に親しみのない地域では傷ばんそうこうを「ばんそうこう」「バンドエイド」などとの呼ぶ言い方が広まってるそうだが、田舎の方の町や村では富山と同じで「キズバン」と言う。これはかつて新潟は富山の置き薬屋の主要な商売地の一つでもあったため(郡部で立山アルミ、三協アルミの看板をよく見かけるのは置き薬屋さんが営業していったかららしい)
- 味の濃いことを「からい」と伝統的には言う。塩味が濃いことを「しょっからい」「しおからい」、甘味が強すぎなのは「あまからい」という。また、味が薄いのは「あまい」という。
- 呼び掛けに応じるときや、同意するとき「おいや」「おいね」「おい」「ほい」と言う。ただ目上の人には使えない言葉。(県央)
- 「なぜか」は新潟では「なしてか」とも言うが「なんでか」と言う言い方も
- 「なじょう(何条)してか」とも言う
- ポケットのことを「隠し」と言う
- お帽子のことを「ぼし」や「シャッポ」という
- 「シャッポ」はフランス語由来の言葉
- (主に何かに跳ね返ってきた)水しぶきの事を「シッパネ」と言う(県央)
- 新潟の否定の言葉というと「~ねぇ」のイメージが全国的に強力にあるようだが、ほかにもたくさんの種類があって、「ない」はもちろん、「ん(ならん・せん等)」「なぁ」「ねぁ(母音融合型)」「のぉ(ウ音便型)」「なんだ(思わなんだ、等。「思わなかった」と同じ意味で過去形の否定の言葉)」「んだ(思わんだ、等。つまり、一つ前のなんだの短縮型)」「ねぁんだ(ねぁの意味と、なんだの母音融合型の合わさったもの)」がある。年寄りになるほど「のぉ」「ん」「なんだ」の、西日本型の否定も多用してくる(県央)
- お年寄りは促す意味でも「ねぇ」「ない」(シブがき隊の歌「スシ食いねぇ!」の「ねぇ」と同じ意味で)を使ってたりするので面白い
- 「いい加減にしろ」「いい加減やめろ」の事を「小大概にせえ」という(県央)
- 疲れることを「たるい」またか「たりぃ」(だるい、の清音)と言う
- その発展として足が疲れることを「あしったるい」「あしったりぃ」、しゃべり続け疲れることを「舌ったるい」「舌ったりぃ」…等々がある
- 正式な昼飯(ちゅうはん)とは違うが農作業のあいさ等、仕事の中休みに食べるおにぎりやお菓子を「小昼(こびる、または、こびり、とも)」と言う。厳密にはカバーする意味合いが違うけど、おやつのことを指すと解説されることも
- 「あいさ」は、間・合間を意味する新潟弁。