東北の河川
岩木川[編集 | ソースを編集]
- 津軽地方を代表する川。
- 千昌夫の歌にもあった「津軽平野」を造った川。
- でも、津軽にある「岩木」と聞くと、どうしてもこの川ではなく山の方になる。
- 河口手前で一旦十三湖に注いだのち、海に到る。
- 支流の1つに何と「馬鹿川」がある!
- しかも読みも「うましか」とかではなくちゃんと「ばかがわ」。Chakuwikiファンの聖地?
奥入瀬川[編集 | ソースを編集]
- 源流は十和田湖。
- なので秋田県も流域に入る(十和田湖の西岸は秋田県)。
- 内陸部の渓流が有名だが、この名を冠した町は河口付近に出来た。
- 津軽に「追良瀬川」という同音の川があり、ちと紛らわしい。
- 語源はどちらも同じらしい。
馬淵川[編集 | ソースを編集]
- 岩手県北部から青森県東部に向かって流れる。
- 両者は江戸時代は同じ南部藩系だったので、県は違っても流域としての一体感は結構ある。
- この地域に点在する「〇戸」のうち、一、二、三、五、八をカバーしている。
- 実は歴史的に重要な舞台になっている。
- 戦国最後の戦いとも言われる九戸政実の乱。
- この川とその支流に守られた九戸城に籠る九戸側に、圧倒的な数の豊臣方が苦戦。結局謀略を用いることになった。
- 戦国最後の戦いとも言われる九戸政実の乱。
北上川[編集 | ソースを編集]
- 大半が岩手県を流れている。
- 岩手県内では細長い北上盆地を形成し、ここに岩手県の人口の約3/4が集中している。
- 宮城県内で川が大きく2つに分離して太平洋に注いでいる。
- あれはどっちが本流なんだろうか?
- 石巻市中心部に行く方が本流で東に注ぐ方が放水路。
- 岩手県と宮城県の境界付近が狭い谷になっており、大雨が降ると谷から溢れた水がすぐ上流の一関市を頻繁に襲っていた。
- 北上川本流は、かつて松尾鉱山から流れ込む鉱毒水によって強酸性となっており農業用水には使用できず、農業用には支流の水を使うしかなくしばしば水争いが起きていた。現在は松尾鉱山跡地と四十四田ダムで中和処理が行われており、北上川本流の水質も改善している。
- 川の水自体は「北上」でなく「南下」している。
砂鉄川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。
- 一関市北東部の大東町内を源流とし、南西に流れて東山町で猊鼻渓を形成し、川崎町で北上川に合流する。
- JR大船渡線の陸中門崎~摺沢間と併走する。
- この川が石灰岩を浸食してできた渓谷が猊鼻渓。
- その名の通り、この川から砂鉄が豊富に取れた。上流部ではかつてこの砂鉄を使った製鉄が行われていた。
磐井川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。
- 一関市最西端の栗駒山を源流とし、東に流れて一関市中心部を通り抜けて北上川に合流する。
- この川が凝灰岩を浸食してできた渓谷が厳美渓。猊鼻渓と紛らわしい。
- 一関市中心部の堤防に植えられていた桜並木が花見の名所として知られていたが、2015年に堤防の改修工事のため全て伐採されてしまった。
滝名川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。紫波町西部を流れ北上川に合流する。
- 上流には山王海ダム(農業用灌漑ダムとしては貯水容量日本一)がある。
- ダムができる以前は、農業用水を巡って水喧嘩が頻繁に起こり、時には死者も出た。
葛丸川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。花巻市(旧石鳥谷町)西部を流れ北上川に合流する。
- 上流には葛丸ダム(山王海ダムと導水・取水トンネルで水のやりとりができる)がある。
- 毎冬、たろし滝の氷柱の太さを測定し、その年の米の作柄を占う行事がある。
豊沢川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。花巻市西部を流れ北上川に合流する。
- 川沿いには多くの温泉と、花巻市で唯一のスキー場がある。
中津川[編集 | ソースを編集]
- 北上川の支流の一つ。盛岡市内を流れ市民の憩いの場にもなっている。
- 秋になるとサケが遡上し市民の目を楽しませてくれる。
- 産卵が終わるとあちこちに屍を晒して市民を悲しませる。
閉伊川[編集 | ソースを編集]
名取川[編集 | ソースを編集]
広瀬川[編集 | ソースを編集]
- 名取川の支流ながら「青葉城恋唄」で有名。
- 実は結構な河岸段丘がある。さとう宗幸の曲の雰囲気からは想像がつかないけども……
- 想像がつかないといえば、鮎釣りが楽しめるというのも、なんか違う気がする……
- 仙台市という結構な都市を流れているにもかかわらず、化石が豊富に採集できるのでその方面のマニアがたまに出没している。
米代川[編集 | ソースを編集]
- 秋田県北部を代表する川だが、源流部だけは岩手県。
- 源流は秋田県内なのに、その後岩手県に入ってしまう支流もある。その川の水は秋田県に「出戻り」してくることに。
- 青森県(田子町)に源流を持つ川もある。北東北3県制覇!
- 難しくはないが、知らないと読めない気がする。
- 河口が能代市にあるので、「能代川」と勘違いして覚えてしまっている人もいそう。
- 河川の名前が命名基準の帝国海軍軽巡洋艦が「能代」だから勘違いというか別名扱いでいいのではないか。
- 鉄道界においては、同県の雄物川や子吉川より格上である。
雄物川[編集 | ソースを編集]
- 支流の玉川からくる酸性の水による漂白作用が秋田美人をつくった、との説があるが、都市伝説と思われる。
- 何故なら玉川の合流しないこの川の上流部や、米代川、子吉川流域にも美人はいるから。
最上川[編集 | ソースを編集]
須川[編集 | ソースを編集]
- 最上川の支流。山形市を流れるのはこの川である。
- 山形市民にとっては花火大会の開催地として知られる。
- 或いは、芋煮会の会場か?
- 実は、23000年前のトウヒの樹林の化石という、地学的に大変重要な遺構が残っている。
- 支流とはいえ、集めてはやしのあの川の支流故に、しょっちゅう氾濫を起こしたのだとか。
- 橋の欄干から飛び込んでも簡単に泳げたという話がある。
- スゴイのになると、父親が子供泳げるようにするための荒療治で無理やり投げ込んだという話もある。
- 治水工事用に堤防に建てた作業小屋をいとも簡単に呑み込んだとか何とか。
- 橋の欄干から飛び込んでも簡単に泳げたという話がある。
- 上山市内にはかかし橋という橋がある。
- 名前だけを聞くと、物凄くひょろそうだが、実はとんでもなく立派な橋である。2桁の幹線国道のバイパスが通っている。
馬見ヶ崎川[編集 | ソースを編集]
- 伏見城で死んだ鳥居元忠の息子が治水をしたらしい。
- その人が、馬に乗ってずっと先の方でやってる治水事業の様子を見たから「馬見ヶ崎」という名前になったとか。
- 御多分に漏れずこの川も暴れ川として有名。河道もよく変わったとか。
- 最上義光も相当苦心したらしい。
- 昭和の中頃まで川の流れはしょっちゅう変わっていたので、川を挟んだ集落同士の対立はすごかったらしい。
- 本当に血で血を洗うという感じだったとか……
- 治水事業の完了は、上流の蔵王ダムの完成でやっとこさという感じだったらしい。
- お花見スポットとしても有名らしい……
阿武隈川[編集 | ソースを編集]
荒川 (福島)[編集 | ソースを編集]
- 福島市民にとって最も身近な川。
- 南東北の御多分にもれず芋煮会のメッカである。
- 名前の通り暴れ川。福島駅近くの地区を水没させたことがある。
逢瀬川[編集 | ソースを編集]
- 福島県のボラティア活動の元祖。
- 音速ラインの曲名にもなっている。
広瀬川 (福島)[編集 | ソースを編集]
五百川[編集 | ソースを編集]
- どちらかと言うと川の名前より駅名、地域名としてのほうが有名。
- 京都から500本目の川らしい。
釈迦堂川[編集 | ソースを編集]
- 花火大会で川の名前だけは有名。
阿賀川(大川)[編集 | ソースを編集]
阿賀野川へ。