東山道
令制国 > 東山道
- 東山道とそこにあった『国』の噂。
- 令制国以外の『国』の噂も含みます。
- ご当地の噂に範囲・名称がほぼ一致している項目がある場合はそちらに記載してください。
東山道[編集 | ソースを編集]
- 五畿七道の中で一番統一性がないような…
- 陸奥と近江が同じ道なのは違和感。
- その名の通り内陸部の山を経由するルートとはいえ、個人的には「東日本-日本海・太平洋の沿岸部(但し東北は東山へ)」という印象が。
陸奥国[編集 | ソースを編集]
- 広過ぎる国。
- 最初は、ちょっと広いけど辺境だしこんなもんだろ程度だった。
- 長年に渡る朝廷の北方侵出の結果、異様に巨大化することになる。
- 対蝦夷政策上、大国にしといた方が良いという実利上の理由もあった。
- 明治元年に分割され陸奥は青森だけになった。
- なので、現代で陸奥を名乗っているのはだいたい青森のもの。
- 他は国府がずっとあった宮城県に多少ある程度。
- 「信長の野望」シリーズでも数百年さかのぼって分割が適用されていることがある。
- なので、現代で陸奥を名乗っているのはだいたい青森のもの。
- 三陸海岸の陸は陸奥の略。
- 正確には陸奥が分割されて出来た陸奥・陸中・陸前の三つの国のこと。
- だから本当は、三陸は太平洋岸に限らず青森・岩手・宮城のほぼ全域を指す言葉。
- 正確には陸奥が分割されて出来た陸奥・陸中・陸前の三つの国のこと。
- なぜか島津氏がちょくちょく国守になってる。
- あくまで名誉職なので遠くの国の肩書の方が揉めなくていいのは分かるけど、よりによって最果てから最果てなのが面白い。
- 島津家久が最後で、江戸時代は伊達家が代々陸奥守になってる。
- 基本的に読みは「むつ」だが、「みちのく」と読むことも多い。
- 明治期の分割後を「みちのく」と称するケースが多い、んだっけか?
- 分割後は正式には「りくおう」だったはず。
- ひらがなで「みちのく」と書いた場合は出羽を含む東北全域を指すことが多い。
- 明治期の分割後を「みちのく」と称するケースが多い、んだっけか?
- この国名を名乗った乗り物は悲劇に見舞われている。
陸中国[編集 | ソースを編集]
- 陸中だけど海もある。
- 2013年までは陸中海岸国立公園があった。
- 鹿角あたりが飛び地だか飛び地じゃないのか分からない感じになってる。
陸前国[編集 | ソースを編集]
磐城国・石城国[編集 | ソースを編集]
- 岩代国とともに1100年以上の歳月を経て復活した国。
- その間は陸奥国だった。
- 陸奥国むやみに広いのに、なんで一回分けた後に再統合したんだろう。
- その間は陸奥国だった。
- 石城国はほぼ福島/浜通り。
- いわき市の由来。
- 石城国の国府があった。
- むしろ磐城郡の方が由来かも。
- 中世には岩城氏もいた。
- 常磐や磐越の「盤」は、磐城国のこと。
岩代国・石背国[編集 | ソースを編集]
- 明治維新後、陸奥国から分離したのが岩代国。
- 奈良時代10年足らず存在していた石背国のリバイバル版。
- 磐城国と紛らわしい。どっちも「いわしろ」と読める。
- 「いわき」と「いわしろ」。城を「しろ」と読むようになったのは平安時代より後。
- 会津国じゃないんだな。
津軽国[編集 | ソースを編集]
- そんな国はない。
- 岩木山神社が津軽国一宮と名乗っている。
- 分割後のほぼ青森県を範囲とする陸奥国のこと。分割前の陸奥国を混同しないように津軽国としているらしい。
- 南部に喧嘩売ってるネーミング。
- 新陸奥国一宮か陸後国一宮あたりにしときゃいいのに。
- 南部に喧嘩売ってるネーミング。
- 分割後のほぼ青森県を範囲とする陸奥国のこと。分割前の陸奥国を混同しないように津軽国としているらしい。
出羽国[編集 | ソースを編集]
- 越後国と陸奥国から郡を分離して拵えた国。
- 更に移民をバンバン連れて来て強化した。
- ここまでして作ったのは、北方政策の都合。
- ここの国守は海外ageをすることが好きだったようだ。
羽後国[編集 | ソースを編集]
- 戊辰戦争後誕生したためか、あまり馴染みがない。
- それでも「がんばれゴエモン」に登場したことはある。
- なぜか小さな町が羽後町を名乗っている。
- 酒田市はほぼ羽後国。
- この国名を冠したバス会社(かつては鉄道会社)が治めているのは南半分だけ。
- 筍は全く関係がない。
- というか字が違う。(あっちは「雨後」だし)
羽前国[編集 | ソースを編集]
- 1869年にたくさんできた国の一つ。
- 出羽国の南北分割した南側。
- 山形以外にたくさんある「羽前屋」。
- 群馬のまんじゅう屋だったり北海道の菓子屋だったり東京の酒屋だったりする。
- 山形市の老舗蕎麦屋もあった。でも閉店した。
下野国[編集 | ソースを編集]
- 上野国とセット。
- 昔は両国合わせて毛野国だった。
- 上下分割後、下毛野が那須と合体して下野国誕生。
- 両毛に名残がある。
- このため読み方は「しもつけ」
- だったら「下毛国」で良かったような。いや、下ネタっぽいか。
- もともと「下毛野(しもつけぬ)」だったのに、そこから毛を取った際「ぬ」を外してしまったのが悪い。上野もまた然りだが。
- 「上毛野」は今でも「上毛」と呼ぶことがあるが、「下毛」は当時の人からしても印象が悪かったのだろう。
- 決して「げや」ではない。
- だったら「下毛国」で良かったような。いや、下ネタっぽいか。
- こちらの略称は「野州」。
- 昔は両国合わせて毛野国だった。
- 藤原秀郷、源頼光と妖怪退治で名を馳せた人が国守になってる。
上野国[編集 | ソースを編集]
- 「うえの」じゃない。
- 「こうずけ」と読む。
- もともとの表記は「上毛野」
- でも上野村は「うえの」と読む。ややこしい
- 「こうずけ」と読む。
- 上越新幹線の「上」は上野国のこと。
- 3ヶ所の親王任国の一つ。
- なので実務上のトップは上野介。
- 上野介と言えば、忠臣蔵の吉良上野介。
- あの人自身は上野国と何の関係もないのに、とんだ風評被害。
- あと有名なのは小栗忠順くらいかな。
- 上野介と言えば、忠臣蔵の吉良上野介。
- なので実務上のトップは上野介。
- 鉄道駅の名称に使われたことがない。
- おそらく上野駅との混同を避けるため。
- 上野が主要駅として有名になってしまったということも背景にありそう。
- 「上州」なら私鉄に複数ある。
- おそらく上野駅との混同を避けるため。
武蔵国[編集 | ソースを編集]
信濃国[編集 | ソースを編集]
- 現代では「信州」ブランドが強いため、その由来の「信濃」があまり使われない。
- 南北にでかく主な地域同士がだいたい山で隔てられるせいで多分陸奥より一体性がない。今も
諏方国[編集 | ソースを編集]
- 長野の中南信がほぼこれに相当。
- 信濃から独立の束の間、すぐに再統合させられた。
飛騨国[編集 | ソースを編集]
美濃国[編集 | ソースを編集]
- 後の岐阜南部。
- 国府は垂井町。
- でーれー西に偏っとる。
- 昔は木曽も美濃国だった。
- なんかいつの間にか信濃国にとられてた。
- 国府の垂井と松本どっちが近いか考えたら、別に不思議ではない。
- なんかいつの間にか信濃国にとられてた。
- 手工業が盛んな国。
- 美濃物、美濃焼、美濃和紙。
- 美濃物は関の刀鍛冶が鍛えた刀剣のこと。
- 美濃物、美濃焼、美濃和紙。
- 岐阜は海なし県だが、美濃はたぶん海あり国。
- 伊勢湾が海津市まで入り込んでいた。
近江国[編集 | ソースを編集]
- 戦国時代、実質上最も豊かな国。
- 古事記には近淡海と書かれている。
- 近淡海とは、ようするに琵琶湖のこと。
- 対する遠淡海は浜名湖である。
- 京都の隣だが畿外。
- その結果、平安貴族にとって近江に行くのは現代でいう海外旅行みたいな感覚だった。
- 関所の国。
- 三関(鈴鹿関、不破関、愛発関)は全て近江国境にある。
- それに逢坂の関も近江国境。
- 東国・北国と畿内のバッファーゾーン。
- 近江が畿内に入れられなかったのは、有事の際は近江を最終防衛ラインにするためという部分もありそう。
- 三関(鈴鹿関、不破関、愛発関)は全て近江国境にある。