沙耶の唄

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  • ニトロプラス から発売されたアダルトゲーム。
  • 医大生の匂坂郁紀は交通事故に遭い、奇跡的に生還するもまるで人が変わってしまったかのように態度が変わってしまう。孤立する郁紀の前に沙耶と呼ばれる少女が近づき、やがてお互いが惹かれ合うようになる。
  1. 匂坂郁紀は後遺症により五感全てが異常になってしまっている
    • 人も背景も肉塊の化け物に見え、声も化け物の呻き声や金切り声のように聞こえ、触れるものさえ手を引きたくなるほど不気味に感じる。
      • それが周りに理解してもらえないのだから、彼の心情を思うとプレイしているこちらが辛い。
    • 最新の医療技術による硬膜下血腫の除去手術による回復とのことだが、これは医療ミスかなんかだったのだろうか。
      • 医療ミスだったとしても、もはやリハビリも慰謝料も意味がない状況だろう。
  2. 沙耶は唯一郁紀の五感全てが正常に作用して見える少女。
    • つけ耳のような癖毛のあるロングヘア、白ワンピを着た普通の女の子。
      • かなり知能が高い。あとつるぺた。
    • 正体は見聞きするだけで人が発狂できるほどのグロ肉の化け物
      • 通常の人にはそう見えるため、真逆の五感を持つ郁紀だけが普通の女の子のように見える。
      • SAN値にして1D3/1D20くらい。
    • 厳密にいうなら異世界の高度知性体。
      • 一応これでも立派なメス。
    • 格ゲーの沙耶は郁紀郁紀うるさいアホの子。
  3. 脚本はあのキャラクター虐殺者でおなじみの虚淵玄。
    • この作品は言うなら手塚治虫の漫画『火の鳥・復活編』をグロテスクにオマージュしたもの。
    • 自分が感染症で死にかけたことがあるのを元にしている可能性も。
    • そんなコイツが魔法少女もののシナリオを書くなんて分かれば、そりゃあ誰だって警戒する。
      • 実際その通りだったし。
      • ちなみに、その魔法少女ものの漫画版の2巻のカバー裏には「さやかの唄」なるパロディが出てくる。
  4. 開始早々内臓のようなグロい背景とおぞましいBGMがプレイヤーに洗礼を与える。
    • エロゲにあるまじき展開である。まさに初見殺し。
    • なんとグロ肉専用ツールなるものがある。
  5. こんだけグロさを追求しながらも、求めているテーマは純愛である。
    • 少なくともプレイしたことがあるなら、確かにこのゲームは純愛ゲーだと言い張れる。
  6. 公式における説明が嘘は言っていないが本当のことも言っていない。
    • 冒頭のあらすじのように、グロ描写を思わせるネタバレは一切書いていない。ある意味詐欺のようだが、間違いは書いていないので…
    • エルフェンリートと言いなるたると言い、グロ作品はあえてそれを隠す手法が流行っているのだろうか。
      • 確かに最初からそれ全開だと見る気がなくなるかもしれない。とはいえ、グロさで話題になった今では肝試しに持って来いと見る人もいるが。
        • やっぱり、一部のHENTIだけを相手にしていたら商売にならないからだろうか。
  7. いどまじんが登場する。
    • 初出はドラクエ6。グランマーズの家の井戸に出てくる。この時点では場違いに強く、井戸を調べただけで全滅したプレイヤーも多い。
      • 攻撃力の高さもさることながら全体攻撃や妨害行為にも長ける強敵。
      • いどまねき、デスホール、ホールファントムなる亜種もいる。
    • どうやら元々は井戸の守り神だったが、魔王の力によって魔神と化した姿らしい。不憫だが、倒す以外に救いの道はない。
    • ドラクエ7では井戸の中にある井戸の中からいどまじんがボスとして登場する。
      • ボス扱いの為か通常個体よりも強めに設定されている。この後真の黒幕との連戦になっているので、苦戦なんかしていられない。
    • 格ゲーでは郁紀と沙耶と共闘し、いどまじんが敵を拘束し、郁紀が斧で敵を攻撃する連係プレイを見せてくれる。
  8. 一時期二次裏で、腐り姫と共に一大ムーブメントを巻き起こした。
    • こんなのも作られたくらいである。可憐だ…。
  9. 主題歌は普通に美しい。
    • 郁紀が聞いていたら発狂ものだろうか。
    • 沙耶の声が普通に聞こえているということは我々の聴覚も既に侵されているのか。
      • の歌声も普通に聞こえる。どっちが正常なのか。
  10. 「さよならを教えて」とはよくエグいエロゲとして比較対象に挙げられる。
    • あっちの主人公は頭がイっている方で根本的にベクトルは違うけど。