生活用語などの基礎知識/か行
か[編集 | ソースを編集]
- 怪獣(架空の生物)
- 体長が10mを超える、知性を持たない生命体の総称。爬虫類型・昆虫型・類人猿型などが存在するが、固有の名前以外で区別されることはほとんどない。一応知性を持つ個体もいるが、たいていは人類や人間に味方する宇宙人の策略に倒れる。
- その多くが人類の生活圏(そして殆どの場合日本)に現れ、都市のランドマークを破壊して帰っていく。なぜ日本が優先的に狙われるかについては、その確認から60年以上がたった現在でも不明である。
- 出自も様々で、放射線で突然変異した生物、恐竜の生き残り、宇宙生命体、地球への侵略用兵器などがあげられる。
- 人類に味方する怪獣もいるが、利害が一致したのみ、あくまでも守るのは地球、などと殆どの場合スタンスは中立であったりする。
- 親しみやすいようにか、怪獣の固有名称は大体がカタカナ3~6文字の名前になる。
- 怪獣同士が戦うこともあるが、知性を持たない獣同士の闘いでは「なぜ二つの怪獣を同時に攻撃しないのか」などのツッコミを避けることができない。そこで生まれたのが人間に味方する宇宙人である。
- 学園ラブコメ(漫画)
- 「学園ラブコメディ」の略。人間関係が描きやすいとの理由で、主人公とヒロインは大抵高校2年生である。
- 典型的な展開として
- ヒロインは転校初日から遅刻する。「ママ~どうして起こしてくれなかったの!」「何度も起こしたのにあんたが起きなかったんでしょう」
- ヒロインは食パンを加えて走って登校する。「ああーん遅刻遅刻!初日から遅刻なんて最悪だよー」
- 主人公とヒロインは角で激突し、ケンカになる。「お前、どこ見てるんだよ!」「こっちのセリフよ!」
- 主人公は先に学校に到着し、ぶつかった相手の事(主に悪口)を言う。「なんだよアイツ、見た事ねー顔だったけどうちの制服着てたな」
- ヒロインは、必ず主人公と同じクラスに転入し、席は隣か前後で、かつクラスの最後列である(描きやすいから)。(主人公・ヒロイン)「あーお前は!あの時の!」
- 主人公とヒロインは、最初は何かと反目しあうが、そのうちになんだかんだで必ず仲良くなる。
- が、一見どこにもありそうなこの展開は、実はどの漫画やアニメにもないらしい。ベタすぎるから?
- 閣議(政治)
- 閣僚たちが集まって行う会議のこと。
- 基本的には非公開で行われるため、マスコミは閣議前に閣僚が集まってソファーに座って懇談するシーンしか撮影できない。
- 一番重要なことは決定した事項に閣僚が承認のための署名をすることである。過去に2回ほど閣議中の写真が公開されたことがあるが、机の上には筆・墨・硯が置いてあることが確認できた。
- 「定例」「臨時」「持ち回り」の3つがあるが、「持ち回り閣議」とは「各閣僚のところに決定事項の書類を持って行き、署名だけしてもらう」ことである。
- 火星(惑星)
- 太陽から見て、地球の一つ奥、木星の一つ手前にある惑星。
- 名前は、他の惑星とともに、中国の五行にちなむ(月、火星、水星、木星、金星)。太陽系の中では、地球に最も環境が近いとされており、遠い将来の移住を見据えて盛んに調査が行われている。
- 地球に最接近する時は、およそ5,600万kmの距離となり、都会でも肉眼ではっきりと見ることができる。
- 2018年7月31日は2003年以来15年ぶりの接近となる。最接近時は、火星はちょうど太陽と正反対の方向にあるため、午前0時前後に南の空を見れば確実に見られる。
- かつては多くの運河が存在すると思われていたが、後世の調査により交通手段は陸路による外ないということが判明した。同時に高度な知的生命体が生息している可能性も消滅したとされている。
- 下腹部(報道)
- (男女とも)性器の事。局所も同義。
- 初出は1936年(昭和11年)に発生した「阿部定事件」で、当時としては前例がない猟奇的な事件だったため、報道各社が散々頭を悩ませた結果考えられたもの。
- なお一般用語としては、文字通り「臍のあたりから下」を指す。
- カワイイ(女性語)
- 女性が遣う「カワイイ」は、「可愛い」を含むが似て非なる言葉である。カワイイには社交辞令を含み、かつ大抵のものはカワイイで片づけられる。
- 例えば女性の友人が全く似合わない服を着てきて「どうかな?」と聞かれると、よほど仲良くない限りは「カワイイよ」となる。
- また男性が知人女性から「今度カワイイ娘、紹介するね」と言われたときは、大体が地雷である。女性は本能的に自分より可愛い女性は男には見せないからである。
- またそのような女性を紹介されている時点で、あなたが「どうでもいい男」と思われている事に気づかなくてはならない。
- かつては「Cawaii」なる雑誌も存在した。
- 釜ヶ崎(あいりん地区、地名)
- 大阪市西成区に存在する、日本最大のスラム街。あまり積極的にお勧めはしないが、一度は見ておいて損はない。海外のスラム街とは違い、こちらから何もしない限り、強盗に襲われたり、スリに遭ったりする心配はない。ただしこの一帯で勝手に写真を撮ると命の危険が待っている。なお結核の罹患率も高いので注意。
- 最寄り駅は新今宮駅で、駅を一歩出た途端そこは異世界。路上に当たり前のように並ぶ布団、なんとも表現しがたい臭い、「テレビ付き」を謳い文句にする木賃宿、30円の自動販売機、怪しげな露天商。およそ全て。
- 最寄りの幼稚園は、不法侵入者対策であろう高さ4mはあろうかというフェンスで厳重に囲われ、さながら刑務所の様である。付近には日本最後にして最大の遊郭・飛田新地が広がる。
- 夜ともなると、さらにカオス度は上がり、午前4時頃からは「昨日盗られたモノが売られている」という理由から「泥棒市」といわれる闇市が登場する。なぜ深夜(というか未明)にするかは各自推して知るべし。
- ある人が100円玉が売り物としておいてあったので「これいくらですか?」と聞いたところ「100円は100円や!」と言われたとか、もはや理解不明である。
- 大阪(あいりん地区以外)の人の話では「あまりにも治安が悪いので警察も管理を放棄している」とか「大阪府警と暴力団は治安維持において持ちつ持たれつの関係」だとか「(遊郭やスラム街は)大阪府警と暴力団の『見逃してやるから無茶はするな』という妥協の産物」だとかにわかには信じられないような話を聞くが、あの東京にすらないカオスっぷりを見るとそんな話も事実に思えてくるから不思議である。
- ど真ん中に「ハローワーク」が建っているが、これは全国で唯一の「職業をあっせんしないハローワーク」。では何をしているかというと、日雇の失業保険の給付。前々月と前月に合計で26日働けば失業保険をもらう権利ができるため。なおこの地区の労働者は、ほぼ全員が日雇い労働者であるため、定職についているものは皆無。なお就業を証明するものは通称「白手帳」(正確には「日雇労働被保険者手帳」)と呼ばれ、これを持っていると釜ヶ崎では「白手帳持ち」と呼ばれるエリートになる。
- しかし一旦住んでしまえば世間の目を気にすることもなく、体面を保つ必要もなく、楽でいいらしい。
- 代わりならいくらでもいる(代名詞)
- 部下の人格や存在を否定するために使われるダメ上司の代名詞の1つ。特に人手不足の業界では矛盾が生じるものであり、尚更の酷使を招くため、注意が必要である。
- 侃侃諤諤(かんかんがくがく)(誤用注意)
- 「侃」は剛直なさま、「諤」は、正しいことを、気がねせずに、はっきりと言うの意味で、あわせて「大いに率直で中身のある」の意味。形容詞的で「侃侃諤諤の議論がなされた」のように使う。
- 誤用される事の多い「喧喧囂囂」(けんけんごうごう)も議論に関する四文字熟語であるが、こちらは「めいめいが勝手な事を言ってやかましい様」を表す。こちらは「会議は様々な意見が飛び交って喧喧囂囂だった」などと使う。
- 「喧喧諤諤」(けんけんがくがく)はれっきとした誤用であるが、あまりにも誤用が多いために市民権を得てしまい、「喧喧囂囂」とほぼ同じ意味で使われる。
- 看護師(医療)
- 誰もが知る「白衣の天使」。医師同様免許が必要で、准看護師は都道府県の免許が、看護師は准看護師として実務経験を積んだうえで、厚生労働省の免許(国家資格)が必要となる。
- 非常に激務であり、当人たちいわく「6K」。「きつい、汚い、危険」の3Kに加えて「厳しい、給料が安い、帰れない」が加わる。後者にはさらに「化粧のノリが悪い、結婚できない、(結婚しても)子供が産めない」と女性ならではの悩みが加わって「9K」となる事もある。
- キャビンアテンダントとともに、一般男性が憧れる女性の職業の一つであるが、同「ナースはエロいと思われてるのが困る」。どうやらアダルトビデオのナースものあたりの影響らしい。
- 看護師の特徴の一つであるナースキャップは、最近はかぶらないケースが多い。理由は「不潔だし邪魔だから」。ただし戴帽式では使われる。
- 関東軍(歴史)
- 第二次世界大戦期における、旧日本陸軍の旧満州を管轄する部隊の名前。
- この場合の「関東」は、万里の長城の東端にあった「山海関の東側」という意味であり、決して東京を中心とする軍が、悪の関西地方と戦うという意味ではないし、まして東西対抗お笑い対決戦で、関東の芸人が所属するチームでもない。
き[編集 | ソースを編集]
- 記憶にない(政治)
- 「事実の通りに話すと非常にまずい事になるので忘れた事にする」の意味。
- 国会の証人喚問では、下手に否定して後からウソがばれると偽証罪に問われるため、特に多用される。
- 1976年のロッキード事件の際、政商・小佐野賢治が証人喚問に呼ばれた際に多用したことで流行語にもなり漫画・ドラえもんでも「Yロウ」(賄賂)とともにネタに使われるなど広く知られるようになった。
- ちなみに実際のセリフは「記憶がありません」なのだが、「記憶にありません」の方が何故か定着している。
- 気が置けない(誤用注意)
- 本来の意味は「遠慮したり気をつかったりする必要がなく、心から打ち解けることができる。」という意味であるが、正しい意味で理解している人が少なく、むしろ正反対の意味で解釈している人が多い。[1]
- 「気」を「遠慮」と置き換え、「遠慮したくてもできない」というニュアンスで覚えればよかろう。
- 「気を置く」という表現が現在ではほとんど遣われなくなったのと関係している。はず。
- 1984年に流行ったJALの沖縄キャンペーンソング「ふたりの愛ランド」の歌詞では「ピンボールみたいで気が置けない」(ピンボールみたいにあちこちの女の子の所に行くので油断ならない)と歌われていたので、余計勘違いを助長した。
- 作詞者が勘違いしていただけならともかく、JALの人も含めてどうして誰も気づかなかったのか不思議だが、逆にそれだけ誤解が根深い証拠であろう。
- 正しい意味で遣った例:「私とアイツは中学時代からの友人で、気が置けない仲です。」
- 森鷗外の「青年」の中には、「気を置く」という表現が出てくる。「いくら親しくしても、気が置かれて、帰ったあとでほっと息を衝つく。」(いくら親しくしてもどうしても気を遣ってしまい、帰ったあとでほっと息をする。)
- この言葉に限らず「~ない」という、否定形が入る言葉は誤用されるケースが多いので注意されたい。
- 菊川怜(女優)
- ブルーライトが肉眼で見えると公表している女優。また「ハ●キルーペ、だーい好き
」という昭和なセリフと、ほぼ過去の遺物と思われていたウィンクで話題を呼んでいる。
- 渡辺謙と共演した某拡大鏡のCMで絶賛炎上中であるが、これは当然菊川怜のせいでなければ渡辺謙のせいでもない。それとも「今時こんなCM?」と思わせる炎上商法かもしれない。迂闊に乗ってSNSで語ったりしない事。
- 元ミス東大。
- 北朝鮮(報道)
- 正式な国名は「朝鮮民主主義人民共和国」であるが「朝鮮」と「国」以外は全て事実とは異なる国。
- 日本では以前、報道の際には必ず「北朝鮮」と「朝鮮民主主義人民共和国」を並用(並記)していたが、2002年にかの国が拉致問題を認めて謝罪したことから「北朝鮮」のみになった。
- 日本自体が国交がない(そもそも国として認めていない)ため「北朝鮮と国交のある国は意外と多い」などと報道されるが、世界的に見れば「国交のない国は数えるほどしかない」が正しい。
- 北朝鮮のメディアは全てがプロバガンダ用であり、東西冷戦時の東側諸国の雰囲気を、今でも垣間見ることができる貴重な資料である。
- 日本の某政党は、拉致問題に関して「拉致問題は存在しない」「右翼による捏造」などと主張していたため、2002年以降は支持が急降下、政党要件割れの危機にまでなっている。
- 木で鼻を括る(諺・難解)
- 「不愛想な、そっけない態度」の意味であるが、言葉から本来の意味を推測しにくいことわざでもある。
- もともとは「木で鼻をこくる」の誤用で、「こくる」は「こする」の意味。鼻をかむときに紙や布でなく、木を使うとしなりようがないことから「柔軟性を欠いた、通り一遍の対応」という意味になり、最終的に冒頭の意味に落ち着いたもの。
- 北日本(地理)
- 北海道と東北地方のこと。両地域は広義の東日本に属するが、あくまで気候区分上での用語である。これは比較的寒冷な気候であるため、区分されたものであるが、福島県浜通り地方は例外的に温暖である。中には北陸4県(新潟・富山・石川・福井)を含める場合もある。これは北日本=寒冷な気候と解釈されたものであり、北日本放送のように北日本を冠する北陸地方に本社を置く企業もある。なお、北陸4県は気候区分上では東日本、JRでは新潟の大部分が東日本に属するほかは西日本に属する。
- キャビンアテンダント(航空)
- 客室乗務員の事。以前はスチュワーデスと呼んでいたが、これは女性を限定する単語であったため「男女差別だ」と言い出した人たちがいたため、キャビンアテンダントに改められた。
- 昔は女の子の憧れの職業で、1970年の「なりたい職業ランキング」では堂々の一位であったが、2017年ではベストテンにすら入っていない。
- 見た目は華やかであるが、する仕事は食事や飲み物の給仕を中心とする乗客の世話係。ちなみに以前の表現スチュワーデスには「豚小屋の番人」の意味があり、言いえて妙である。
- なおスチュワーデスの男性版はスチュワードであるが、ほとんど知られていない。英語圏では「フライトアテンダント」や「キャビンクルー」の方が一般的。
- なお「パーサー」はキャビンアテンダントのとりまとめ役(責任者)、大型機では座席のブロックごとにパーサーを置き、チーフパーサーと呼ばれる責任者を置くこともある。
- 急行形(鉄道)
- 国鉄・JRにおける旅客車の種類の1つであるが、転じて、急行列車に使用することを目的とした車両を意味する。
- 昭和20年代までの優等列車は客車が主流であったが、客車の多くは長距離列車への運用を前提に設計されていたものの、速達性に難があった。昭和30年代に入ると80系電車やキハ10系が準急列車に進出するようになったが、普通列車への使用が前提であり、優等列車への使用を想定していなかった。このような経緯から153系やキハ55系が登場したが、当時は準急形と呼ばれていた。その後急行列車へ進出したことと準急列車の廃止、削減につれて急行形と呼ばれるようになり、165系、451〜475系、キハ58系といった急行列車への運用を目的とした車両の総称として使われた。
- そんな急行列車も昭和50年代頃から廃止、削減につれて普通列車に進出したり、ジョイフルトレインに改造された車両も現れたが、普通列車への運用は鉄道ファンには人気が高かった反面、ラッシュ時の運用に不向きが構造であり、次第に他の一般形車両に置き換えられ、現在ではクハ455形700番代が413系に組み込まれて辛うじて運用しているが、こちらも521系に置き換えられる予定である。
- 巨大人型ロボット(ジャンル)
- 恐らく世界で最も有名な架空の兵器。子供のころに見たこういったロボットアニメに憧れ、ロボット工学へと道を進めた人は意外と多いらしい。
- なお現実で運用するためには関節やパイロットなど解決しなければならない問題が数多存在するため、所謂「リアルロボット」と称される作品では様々な理屈をつけてこの問題を解決している。一番わかりやすいのは「機動戦士ガンダム」のミノフスキー粒子。
- ただ「スーパーロボット」がその問題を解決していないかと言うとそうではなく、古代文明の遺物だったり、ゴーレムの応用だったり、開き直ってそもそも見栄えがいいので人型だったりと、一応理屈のある設定が組まれている。
- 中には「実はロボットじゃなくて生命体」と言う人(?)達もいるが、そういう人(?)達はなぜか地球上の乗り物に擬態したがる。そして合体変形大好き。
- さらにリアリティを突き進めると最早巨大ですらないパワードスーツになる。ISとかアクティヴレイドとか。
- 近郊形(鉄道)
- 国鉄・JRにおける旅客車の種類の1つ。
- 元々は401/421系や113系などの3ドアセミクロスシート車両の総称として使われたが、それらに限らず、都市近郊輸送に供する車両を指すようになった。
- 基本的にセミクロスシートであるが、ロングシートや転換クロスシートのものもある。
- 気動車ではキハ45系やキハ47形、キハ66系を近郊型の一種として扱われることもあるが、通勤形であるキハ35系とともに他の一般形気動車と同様に一般形と総称されるなど、明確に定義できるものではない。
- 私鉄では東武6050系や近鉄5200系などを近郊型の一種としてと捉えることもあるが、私鉄には近郊形という概念はない。もっともこれはファンや研究者の恣意的な解釈にしかすぎない。
- 金太郎(童話)
- タイトルは有名だが、内容については「腹掛け姿の子供が、熊と相撲を取る」という程度のあやふやな記憶しかなかったりする童話。
- 金太郎は源頼光に支えた「頼光四天王」の一人である「坂田金時」の幼名で、「金時は子供の頃から立派だった」というお話。
- 力自慢の少年が、お殿様に見いだされ立派な侍になるという立志伝。縁起の良い話として広い層に愛され、江戸時代には浮世絵の題材として流行したとか。
- 一方で「『どんなに頑張っても、所詮は勤め人にしかなれない』というサラリーマンのひあい」を描いた童話でもある(©高橋留美子)。
- ちなみに、「♪マサカリ担いだ金太郎」で知られる例の歌は1900年に発表されたらしい。
く[編集 | ソースを編集]
- クラスで○番目に可愛い女の子(芸能)
- AKB48はクラスで○番目に可愛い女の子を集めるのがコンセプトという、ファンの恣意的な解釈によって広まった都市伝説。○に入る数字は1番目ではないことが確かであり、2番目、3番目、5番目などとあやふやであり、明確に定義できるものではない。やしきたかじんに至っては「AKBの可愛さはクラスで28番目」とコメントし、真鍋かをりも「ビリくらいですかね」とコメントしている。これに関しては基準を巡って論争にもなった。
- 前記したやしきたかじんの発言を転化して秋元康が発言したとも言われるが、秋元康は「そんな事は言っていない。全力で可愛い子を集めたつもり」だと否定している。
- 尤も、これはAKB48のオーディションの選考基準が起因している。AKB48のオーディションの場合は歌唱力やビジュアルよりも審査員の推薦が第一としているからである。AKB48のメンバーの選考基準は独特であり、質より量であるが、その分、どこよりも入りやすいことが伺える。
- グレーゾーン金利(社会・時事)
- 借金をする場合に、貸した側が借りた側から受け取れる利息については、法律による規定が存在するが、2つの法律の間で矛盾が生じ、片方の法律では違反するが、かといってもう一方の法律での罰則には抵触しないと金利のゾーンが存在した。これがグレーゾーン金利である。具体的には下記の通り。
- 出資法 - 上限年29.2%。それを超えると刑事罰あり。
- 利息制限法 - 貸付額によって異なる。
- 10万円未満 - 上限年20%
- 10万円以上100万円未満 - 上限年18%
- 100万円以上 - 上限年15%
- 出資法には刑事罰の規定があったものの、利息制限法には違反しても罰則規定がなく、消費者金融やクレジットカードローンなどではグレーゾーン金利を採用している業者が多かった。
- しかし2006年1月に最高裁判所で、実質的にグレーゾーン金利が違法であるとされ、出資法上の利息の上限が年20%に引き下げられた。
- これはすでに貸出された事案にも適用され、例え年利29.2%で借金をしていても、年利20%相当の返済をしていた場合は「完済」とみなされ、それを超えた分については「過払い金」となって返還請求が認められた。
- 最近テレビやラジオで盛んに流れている「過払い金請求」は、これを狙ったもので、各種法律事務所側は「過払い金」という資金があるので、依頼主からとりっぱぐれる心配がなく、また万一貸金業者から裁判を起こされても100%勝てるので相手は決して裁判を起こさず、素直に返還請求に応じるしかないので、おいしい商売なのである。
- ただし中には業者から過払い金を受け取っているにも関わらず、依頼主から請求されるまで依頼主にカネを渡さない法律家や、人の足元をみてやけに高い相談料を吹っ掛けてくるなどの悪徳法律事務所もあるので注意が必要である。
- なお闇金は元より法律度外視で「絶対に回収する(損をしない)自信があるからカネを貸す」のであり、「金利が違法だから借金自体無効になるだろう」「自己破産すればチャラだろう」などと安易に考えて手を出すと痛い目に遭うばかりか、下手をするとこの世から消されてしまう可能性もあるので絶対に手を出さない事。
け[編集 | ソースを編集]
- 経口補水液
- 熱中症対策の液体。熱中症予防でなく、軽・中度の熱中症になってから服用する。熱中症以外、下痢などで脱水症状が起こった時にも有効。
- 「病者用食品」の扱いであり、清涼飲料水ではないので、味は度外視されており、決して美味しいものではなく、単なる食塩水のような味。しかし熱中症になりかかるとこれがものすごく美味しく感じるそうである。
- ポカリスエットやアクエリアスのような清涼飲料水とは一線を画しており、スーパーやコンビニでの扱いはないが、薬局やドラッグストアで入手できる。
- なおポカリスエットは法律的な扱いは清涼飲料水だが、発売元の大塚製薬では一貫して「発汗により失われた水分、イオンをスムーズに補給する健康飲料」と称している。
- 現在日本で唯一、一般発売されている経口補水液「OS-1」もポカリスエットと同じ大塚製薬の製品である。
- 芸能界の闇(マスメディア)
- あの芸能人は実は…という類いの話。「詳しくは言えないが真実」として流布される。
- ただ実際に証拠があるケースはほぼゼロ。単なる僻みや妄想から生じた「ぼくにつごうのいいスキャンダル」である事が殆どである。
- もし全て正しいとすると、アイドルは99%整形で100%枕営業に勤しみ、大物タレントは皆ヤクザを従えたシャブ中で、ゲスキャラタレントは全員本当は聖人ということになる。また、マネージャーや警備員は異常に口が軽く、「出所は伏せる」と口約束するだけで芸能人のプライベートに関する話をすべて開示してくれることになる。
- 否定したらしたで「本当に違うなら、反応さえしないはず」と言われてしまうので、基本的に本人や周囲は無視。だが「無視するということは、黙認ということ」とされる場合も。面倒くさい話である。
- ちなみに、良く「実話系」と呼ばれるタイプのメディアは、「Bルゾンちえみ」「サンSャイン池崎」という感じで伏せ字にするから嘘でも訴えられない。
- …と言われているが、実際には名誉毀損で訴えられた際「バレバレの伏せ字」は伏せている事にならないとして有罪になったケースがあるとか。
- 信じるか信じないかは貴方次第。嘘だけど。
- けが人はいませんでした(マスメディア)
- 読みのごとく誰も軽傷以上のけがが発生した人間がいない場合にされる表現。
- 火災で動物が何億頭も死のうが人間に影響がなかったらけが人はいませんでしたと片づけられる。
- もちろん飛行機事故で乗客が全身死亡した場合などではけが人はいないがけが人はいませんでしたとは表現しない。
- けしからん(誤用注意)
- 本来の意味は「道理にはずれていて、はなはだよくない。不届きであること。」
- 「けし」は漢字では「異し」と書き「普通ではなくて異常だ」の意味になり、「からん」は「からず」の変化で否定を表し、もっと異常だとなって上記の意味となる。
- ただし漫画やアニメの世界では「なんてエッチなんだ!男としてうれしい!」と全く違う意味となる。「可愛い」「愛くるしい」の意味で使う事もある。
- 血液型(医療)
- 様々な方法で分類された血液の種類。ABO式とRh式が有名だがそれ以外にも多数存在する。
- これを無視して輸血すると大変なことになるので注意。
- 日本と韓国ではこれと性格を結びつける俗信が存在している。なおこの考えを裏付けるデータはまだ見つかっていない。日本と韓国以外の外国人は、自分の血液型を知らない人も多い。
- 典型的な血液型別性格分類例。
- A型 - 几帳面でコツコツ真面目な理論肌。日本では40%がこの血液型。
- B型 - 自由奔放で時には大博打を打つ天才肌。同20%。
- O型 - 自分というものがなく、常に流される。同30%
- AB型 - A型とB型が同居しているため、周囲から見て正確が意味不明。ただし当の本人にもわかってない可能性大。同10%
- 典型的な血液型別性格分類例。
- 以前、大真面目に血液型を会社の人事に使おうとした会社もあった。本当に使ったかどうかは不明。
- 結婚式(一般)
- 主に男性が「私は一生この女と添い遂げます」と大勢の前で宣誓させられる儀式。よって「この世の墓場」とも称される。
- 元々オス(男)は、生物学的に自分の子孫を多数残す本能を持っており、このため多くの動物は生殖のたびごとにパートナーを変える。
- これは人間も例外ではなく、男性は多かれ少なかれ浮気に走る可能性を持っている。
- また生物学的な理由により、いくら女性の方から男性に惚れこんだとしても、求婚(プロポーズ)は男性の方からしなければならず、その際に女性の許可を得て結婚することが決まっている。
- なお「英雄色を好む」は今でも健在であり、某国民的英雄のスポーツ選手は、全く報道はされないが、女癖が極めて悪いことで知られる。
- 最近は行わない夫婦も増えており、「なし婚」と呼ばれる。
- 決定した事実はありません(社交)
- すでにその方向にもっていく方針をまだ公式発表をする前にマスコミに報道された場合に企業等がプレスリリースなどで発表する表現。類義語・「当社から発表したものではない」
- 仮にその報道内容が事実と全く異なる場合は「事実無根である」などと強く否定するはずである。こうしないと証券取引所からインサイダー取引などを疑われるためである。
- しかし最近は深読みせず、そのまま額面通りに受け取って報道機関に対して「フェイクニュースだ」と騒ぐ人が多すぎたたためなのか東証など証券取引所が上場企業の情報開示の際にそのような表現を使わないように指導しているらしい。
- 検討しておく(社交)
- 「お断りします」「するつもりはない」の婉曲表現。
- ただし外国人に対して使うと肯定の意味で捉えられ、また例え日本人同士であっても婉曲表現とは受け取られない事もあるので、やたらと使わない方が良い。
こ[編集 | ソースを編集]
- 甲子園(野球)
- 言わずと知れた高校野球の聖地。名前は建設された1924年(大正13年)の干支がそれぞれ先頭の組み合わせである「きのえね」(甲子)にあたり、縁起がいいので付けられた。
- 全国中等学校野球選手権大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)を開催するために作られたものであり、歴史は阪神タイガースより古い。
- これ以来「高校時代は甲子園を目指していた」といえば、それがどんな弱小チームであろうが、万年補欠であろうが関係なく、好感度が上がる魔法のキーワードになった。
- ただし野球自体、特に昭和の頃は、もちろん全部ではないが昔はやんちゃ系の選手が多く、飲酒・喫煙・暴力・ケンカは当たり前。甲子園に出場した学校ですらそり込みを決めた選手がいたり、複数の選手が、審判に注意されて壁にもたれて聞き流して問題になったチームがあった。
- O阪のN商やT京のT京は東西のワルの横綱、愛知でも「寄るなM電、触れるなT邦、C京みたら110番」と言われていた(過去形)。1年生で甲子園に出場し、アイドル扱いされたA甲投手も相当なもので、関係者が「アイツは野球部よりボクシング部の方が向いているのではないか?」と言われた程だった。
- また、そもそも真夏の炎天下で運動をする、というのは世界の常識からはかけ離れており、事実外国人は不思議に思うそうである。甲子園で起こった事はないが、地方大会の開会式では熱中症で倒れる選手もいる。2017年第99回大会では、甲子園の開会式の最中にプラカードガールが倒れる、という事態が発生したが、中継していたNHK、ABCとも放送では全く触れず、後に流された情報では、倒れた理由は熱中症でなく「極度の緊張」とされた。
- しかし「夏=甲子園=青春」と刷り込まれた日本人に疑う余地はなく、新聞に地方大会の結果が出れば「ああ、もう夏か」と思い、甲子園が終われば「もう秋だな」と感じる事になる。
- 実際に甲子園で勝つ秘訣はというと、某強豪校・C辯和歌山高校のT嶋監督によれば「そんなもん、スカウトに決まってますがな。練習はどこも『うちが一番厳しい』と思ってるに決まってる。あとはスカウトの差や」と明快である。
- さらにT嶋監督は「(スカウトで欲しい選手が)1人なら県大会どまり、3人なら甲子園出場、5人いれば甲子園で上位が目指せる」との事。
- 一時期スカウトやセレクション、特待制度、野球留学が問題とされた時期があったが、いつの間にかうやむやになり、今も従来通りに行われている。
- これにならって高校生向けの全国大会を「○○甲子園」と名乗らせる大会も多い。主にスポーツ以外の分野で多くみられる。
- 国民栄誉賞(社会)
- 時の内閣総理大臣が、支持率稼ぎのために贈るとされてる賞。ほぼ内閣の独断で決める事ができる。
- 賞の目的は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」である。
- 元々内閣総理大臣が贈る賞としては1966年に佐藤栄作が創設した「内閣総理大臣顕彰」が存在したが、この規定ではスポーツ選手を表彰できなかったため、王貞治に賞を贈るために時の首相・福田赳夫が創設した。
- しかしその違いは年々あいまいになりつつあり内閣総理大臣顕彰でも海外国籍のスポーツ選手に贈られた事例がある
- このため、受賞第一号は王貞治(1977年)。以降、主にスポーツ選手や芸能関係者を中心に贈られている。
- 2018年7月の羽生結弦までで26人・1団体が受賞しているが、うち死後受賞が12人おり、特に作曲家は4人全員が死後受賞である。
- ノーベル賞は生前授与が原則であり、少なくとも推薦が決定した時点では全員が生存している。決定後に病気や事故で亡くなって贈られたケースは3名、さらに1名は決定時に自らがノーベル賞の選考委員であったため辞退していたが死亡時に贈られた。
- なお内閣総理大臣顕彰は全く目立たないが、現在でも行われており、国民栄誉賞受賞者の中では、羽生善治が1996年に、井山裕太が2016年にそれぞれ受賞している。
- そうなってくると「内閣総理大臣顕彰の定義に当てはまらない人を表彰するため」とした創設当初の目的が揺らいでいる気がしないでもない。
- なお「立小便ができなくなる」など相応の理由があれば辞退も認められている。
- 個人の感想であり効果・効能を示すものではありません(広告)
- 「効きません」「結果は保証しません」の意味。
- 同様の表現として“飲むだけで痩せる系”のサプリメントなどの「食事と適切な運動を組み合わせた結果であり…」というものもある。
- ※この手のCMに出ている人たちは、本当の素人ではなく、ほとんどがタレント事務所などから有料で派遣されている事にも注意。
- 国会(政治)
- 与党と野党のディベート会場。ここ1年間くらいは「モリカケ問題」をテーマとしてディベートが行われている。
- 建前上は議会制民主主義における三権分立のうちの「立法府」であるが、法案はおろか、答弁の回答も官僚が作成している。このため自らが作った(はずの)原稿で「未曽有」「踏襲」「頻繁」などを読めない政治家がいた。
- ディベートなら相手の発言の都度、瞬時に自らの意見を組み立てなければならないが、国会の先生方は他人の書いたものを読んでいるだけ。そういう意味では、学生のディベートの方がはるかにマシである。
- 国民受けしない法案は「異議な~し」で片っ端から通る反面、世間の注目を集めるような重要法案では、やたらと野党が元気になる。
- 事あるごとに「無駄を省く」と言っている割には、無駄の最たる例である「議員」の定数削減にはなぜか与野党とも意見が一致しているのが不思議である。
- 国会を表す英単語は多数あるが、日本の議会は「the Diet(Dは必ず大文字)」となる。
- コロナウイルス(医療)
- ニドウイルス目コロナウイルス科に属する一本鎖プラス鎖RNAウイルスのこと。
- 「コロナ」とはギリシャ語で王冠の意味を指す。
- 太陽の周りから出る線をコロナと呼ぶが、その突起の付いた姿がコロナの形に似ていることからコロナウイルスと呼ばれるようになった。
- 哺乳類や鳥類に病気を引き起こすウイルスのグループの1つであり、感染すると発熱などの症状がでる。
- 常に新しいウイルスが誕生しており、2003年の中国での感染症流行もこれのウイルスの一種がひきおこしたといわれている。
- 今度メールする(社交)
- 「じゃあまたね」の意味。「今度LINEする」は同義。本当にメールやLINEをするわけではない。
- そもそも本当に普段からメールやLINEをしている場合は、直接メールやLINEを送るだけであり、そんな事は言わない。
- メールやLINEが普及する以前は「今度電話する」だった。
- これとは微妙に異なるが「今度飲みましょう」「今度飯でも」というものもある。おそらくその方とそのような機会をもつことは二度とない可能性が高い。
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