甲虫王者ムシキング

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甲虫王者ムシキングの噂[編集 | ソースを編集]

  1. ジャンケンをテーマとした対戦ゲームの金字塔とも言えるアーケードゲーム。
    • ジャンケンで勝つと相手にダメージを与えることができる。逆に負けてしまうとこちらがダメージをうける。
      • あいこになった場合はお互い少しのダメージを受ける。ちなみに体力が高い甲虫ほどあいこのダメージが大きい。
  2. ムシカード(甲虫)には6段階の強さが設定されている。最高(最強)ランクが200で最低(最弱)ランクが100。
    • 強さ200と180を大型甲虫、160と140を中型甲虫、120と100を小型甲虫と呼ぶ。
    • ちなみにテクニックは強さに反比例する。
  3. それぞれの甲虫ごとにグー、チョキ、パーのいずれかの必殺技が割り当てられている。
    • 相手を投げ飛ばすのが得意なカブトムシ類(ヘルクレスやコーカサス、国産カブトなど)にはパーが、相手を挟むのが得意でアゴが長いクワガタ類(ノコギリクワガタやフタマタクワガタ、ツヤクワガタなど)にはチョキが、ずんぐりとした体型のカブトムシ類(ゾウカブト、サイカブトなど)やアゴが短いクワガタ類(コクワガタなど)にはグーが割り当てられた。
    • 同属でもすくみが異なる甲虫も少なくなかった。(例えばオオクワガタ属の場合、オオクワガタ・コクワガタ・グランディス・アルキデスなどはグーだが、パラワンヒラタ・国産ヒラタ・アカアシクワガタなどはチョキだった)
  4. ムシカードに書かれた技と同じ技カードをスキャンすると「超必殺技」となり、攻撃力が高くなる。
    • さらに小型甲虫の場合、「スーパー」+「ムシカードに書かれた技」の名前のカードをスキャンすると「究極必殺技」となり、大型甲虫に近い攻撃力を発揮することも可能。これは使い勝手の悪かった小型甲虫のための救済措置であった。
      • 2006年中盤以降は一部の中型甲虫(ムシキング、エレファスゾウカブト、セアカフタマタクワガタ、オオクワガタ、ミヤマクワガタ)でも究極必殺技が使用可能になった。
  5. 2003年秋以降の甲虫には5種類の「性格」という要素が追加され、それによって同じ強さでも攻撃力や体力(HP)と言ったパラメーターが異なる仕組みになっていた。
    • アタックタイプは同じ強さのバランスタイプよりも攻撃力が1ランク高いが、その代わり体力は同じ強さのバランスタイプよりも1ランク低い。
      • 例えば強さ160のアタックタイプなら攻撃力は強さ180(バランスタイプ)並だが、体力は強さ140(バランスタイプ)並である。
    • ディフェンスタイプは同じ強さのバランスタイプよりも攻撃力が1ランク低い代わりに、体力は同じ強さのバランスタイプよりも1ランク高い。
    • 2004年の中盤以降はスーパーアタックタイプというアタックタイプの性質をさらに強化した性格(同じ強さのバランスより攻撃力が2ランク高く、体力は2ランク低い)の甲虫が登場した。
      • ちなみにスーパーディフェンスタイプはサタンオオカブト(強さ180)だけ。強さ200のバランスタイプよりも体力が高いのが魅力だが、攻撃力は強さ140並に低くプレイヤーによって評価が分かれる甲虫だった。
    • 強さ200と140の甲虫にはスーパーアタックタイプが存在しない。また、強さ200の甲虫はディフェンスタイプが存在しない。
    • 2003年夏までのムシカードには性格が無かった。(実質バランスタイプ)
  6. 一番使用価値が低いのは強さ140の甲虫。大して強くない癖に(オオクワガタとミヤマクワガタ以外は)究極必殺技が使えない上に、テクニックも高くは無いため特殊技の恩恵も大きくない。
    • 一方、強さ120以下の甲虫はテクニックが大きいために特殊技の効果が大きく、究極必殺技というお楽しみもあるため意外と使い道がある。
  7. 同じ甲虫でも登場した時期によって性格や超必殺技が異なる場合がある。
    • パラワンオオヒラタクワガタやコーカサスオオカブトは同じ甲虫でも性格無し、アタックタイプ、スーパーアタックタイプの3種類がある。
    • 強さ200の甲虫はヘルクレスリッキーブルーを除いて超必殺技が2種類存在する。
      • ただし例えば初期バージョンのアクティオンゾウカブトに「サマーソルトプレス」をカスタマイズしても超必殺技にはならないし、逆に2005年以降のアクティオン に「ガンガンスマッシュ」をスキャンしても超必殺技として認識されない。
    • 強さ140の甲虫のうちオオクワガタとミヤマクワガタは初期バージョンと2007年以降で超必殺技が異なる。
      • しかも2007年以降は究極必殺技が使えるようになった。
  8. 技カードには特殊技というのもあり、特定の条件下で助っ人昆虫(ミツバチ、カナブン、アゲハチョウなど)を呼んで攻撃のサポートをしてもらったり、こちらの体力を回復させたりする効果がある。
    • 一部の特殊技は自分のテクニックが高いほど効果が大きくなり、恩恵を受けやすくなる。
    • 流石にゴキブリは登場しない。伝染病を媒介するからだろうか…。
      • しかし末期にはスズメバチも登場した。
  9. 一応子供向けのゲームだが外来種による生態系の乱れやゴミの不法投棄による環境破壊、森林火災などの重いテーマを扱ったストーリーも多い。
  10. 参戦する甲虫は80種類以上存在するが、そのうち強さ200はたった6種類と極端に少なく、強さ180も7種類しかいない。
    • そのためリアルではとても強いのにゲーム内では不当に過小評価されている甲虫も多い。強さ180のうちマルスゾウカブト、パラワンヒラタ、コーカサス、強さ160のうちエレファスゾウカブト、アルケスツヤクワガタ、ネプチューンオオカブト、ヘルクレスオキシデンタリスは現実世界では強さ200の甲虫たちに並ぶ実力を持っていると言われている。
    • アトラスオオカブトやフェモラリスツヤクワガタもゲーム内では強さ140だったが、実物はもっと強い。
    • 逆にオウゴンオニクワガタ(強さ180)のように実物に比べてかなり過大評価されている甲虫も存在する。
  11. 2対2のタッグマッチでは「2匹の強さの合計値が300以内」かつ「2匹が同属」であれば相性◎になる。
    • どちらか片方を満たしてれば相性◯、条件を両方とも満たしていなければ相性△となる。
    • 同属の甲虫が多いディナステス属(ヘルクレスオオカブトの仲間)やドルクス属(オオクワガタの仲間)、オドントラビス属(タランドゥス以外のツヤクワガタ)などに有利なルールである。
      • 特にヘルクレスオオカブトとヘルクレスリッキーブルーのペアは強さ200同士のペアで唯一相性△にならないことから人気が高い。
    • コーカサスには相性◎となる相手が存在しない。(一応アトラスやモーレンカンプは同属だが、コーカサスと組むと強さの合計値が300を超えてしまうため)
    • アクティオンゾウカブト(強さ200)には相性◎となる相手が存在しないが、マルスゾウカブト(強さ180)と組むことで合計値が380であるにもかかわらず相性◯にすることが可能。
  12. 強さ140以下の甲虫にはアダーコレクション(本作の悪役アダーの手下である赤い目の甲虫)が存在する。
    • 2005年中盤以降は一部の強さ160以上の甲虫でもアダーコレクションが登場するようになったが、そうなった甲虫は次のバージョンで排出停止になるという法則がある。
  13. 2005年以降は日本のカブトムシをモチーフとした「ムシキング」というキャラクターを使用可能になった。
    • 2005年春は一部のストーリーでの専用甲虫だったが、2005年中盤以降に強さ160の甲虫として正式にカード化された。
      • 通常の国産カブトムシ(強さ120)とは別種扱い。
    • ストーリーモードではムシキングを使うことでポポ(緑色の服を着た妖精の男の子)の代わりにムシキングがヒントを出してくれる。しかもポポより分かりやすい。
  14. 2008年以降、大幅にルールが変更されて従来のファンを失望させてしまった。これがムシキング衰退の最大の原因である…。
  15. セアカフタマタクワガタとミヤマクワガタ(2005年まで)の究極必殺技「スーパーローリングクラッチホールド」はカード化されなかったが、ニンテンドーDSソフト『スーパーコレクション』では裏技を使うことによって「スーパーローリングクラッチホールド」を使うことができた。
  16. 相手の必殺技に負ける技のことを「勇気の一手」という。
    • 例えば相手の必殺技がパーだった場合、自分のグーが「勇気の一手」。
  17. 一般的には好戦的な甲虫がアタックタイプに、温厚な甲虫がディフェンスタイプに、どちらとも言えない甲虫がバランスタイプに設定されやすい。
    • しかしマンディブラリスフタマタクワガタやコガシラクワガタ、ラコダールツヤクワガタなどは凶暴な性格であるにもかかわらずバランスタイプに、ディディエールシカクワガタやスジブトヒラタクワガタなども実物は凶暴なのにディフェンスタイプになっている。
    • 逆にアタックタイプでもおとなしい甲虫も存在する。(ヘルクレスリッキーブルーなど)
  18. 強さ160以上のムシカードとスーパー技がレアカードと言われる。
    • 強さ200が金レア、180が銀レア、160が銅レアである。
  19. 強さ200の甲虫は入手するのが非常に難しい。排出確率は0.5%である。
    • 理論上は強さ200を1枚手に入れるために2万円必要になる。(1プレイ100円)
    • さらに特定の甲虫を狙い撃ちするとなると入手確率が0.125〜0.25%になる。
    • 強さ180も入手確率1.0〜1.5%、スーパー技も入手確率1〜2%であり手に入れるのは困難。
      • レアカードの中でも強さ160は比較的手に入れやすいが、それでも入手確率は5%である。
  20. 強さ200とそれ以外の甲虫の間に大きな壁があると言われており、強さ200以外の甲虫は攻撃力や体力が低いので勝つために必要な手数がどうしても多くなってしまい、必然的に不利になる…。
    • が、強さ200以外の甲虫でも特殊技や究極必殺技をカスタマイズして工夫することで、強さ200の甲虫に勝てる可能性は十分にある。そのため他の対戦ゲームに比べたらだいぶ良心的。
  21. 最強は「強さ200の甲虫に特殊技を3つカスタマイズ」。強さ200の甲虫は超必殺技をスキャンしなくても十分過ぎるくらい強いため。
    • おすすめの特殊技は「必殺ふうじ」と「あいこやぶり」と「かいふく」。
      • 「はんげきかいふく」は回復量が多いので一見良いように見えるが、「かいふく」に比べて発動条件が厳しいのが難点。
      • 「必殺ふうじ」の代わりに「最後の力」、「あいこやぶり」の代わりに「あいこボーナス」をカスタマイズする人も多い。
    • 強さ200の中でも攻撃力を重視したアタックタイプよりも、体力の高いバランスタイプが好まれやすい。
  22. 2005年以降は技カード(特殊技を除く)をスキャンすると攻撃力だけでなく体力も上がるようになった。
    • 初期は小型甲虫(特にアタックタイプやスーパーアタックタイプ)は中型甲虫や大型甲虫の必殺技を喰らうと一撃でKOされてしまう危険性が非常に高かったが、この救済措置によって一撃死を回避できるようになった。
  23. 2006年前半のストーリーではムシキングとパプアキンイロクワガタの組み合わせじゃないと行けない特別ステージがあった。
  24. 2003年秋には敵専用でディフェンスタイプのアクティオンゾウカブトとディフェンスタイプのヘルクレスオオカブトが登場した。どちらもカード化はされていない…。
  25. ムシカードをスキャンしなかった場合に登場するカブトムシは、通常のカブトムシとはパラメーターが異なる。
    • カード無しカブトムシは強さ100、性格無し(実質バランスタイプ)。また、タッグマッチではどの甲虫と組み合わせても必ず相性△になる。
  26. ヒラタクワガタは通常はアタックタイプだが、雑誌付録でスーパーアタックタイプのヒラタクワガタもいる。
    • ヒメカブトも同様。
  27. テクニックの高い小型甲虫は身軽な体を活かした高度な技が、逆にテクニックの低い大型甲虫は巨大な体を活かした力技が得意。
    • 中型甲虫は両者の中間。
  28. 公式大会で優勝すると「グレイテストプレイヤー(GP)認定証」がもらえる。
    • さらにGP認定証を3枚集めてセガに送ると「グレイテストチャンピオン(GC)認定証」がもらえた。
  29. タッグマッチは2006年前半までは2匹とも倒して初めてKOとなっていたが、2006年中盤からはどちらか片方を倒せばKOという形式に変更された。
    • 適切なタイミングで交代させて控えの甲虫の体力を回復させることが重要になった。
  30. スキャンしたムシカードの強さによってポポが甲虫を呼び出す際の掛け声が変わる。
    • 小型甲虫は「よーし!◯◯だ!」、中型甲虫は「やったあ!◯◯だ!」、大型甲虫は「すごいぞ!◯◯だ!」。(◯◯は呼び出した甲虫の名前)
      • ただし中型甲虫相当のムシキングは例外で「ムシキング!ムシキングが来てくれた!」となる。
    • アダーコレクションの場合は甲虫の強さに関係なく「いでよ!◯◯!」になる。
  31. ブームだった頃はゲームセンターや百貨店、大型スーパーは勿論、コンビニにも筐体があった。
  32. 基本的に男の子向けのゲームだが、同じセガの『オシャレ魔女♥ラブandベリー』が置かれていないゲームセンターだと女の子がムシキングで遊んでいる光景もしばしば見かけた。その逆パターンは見たことが無いが
  33. 人気甲虫でも参戦しなかったものが意外と多い。スマトラオオヒラタクワガタ、ヨーロッパミヤマクワガタ、インターメディアツヤクワガタ、ウエストウッドオオシカクワガタ(ウエストウッディ)などである。
    • ゲーム内で大型甲虫が極端に少ない理由の一つでもある。
    • ニジイロクワガタも知名度が高い割には参戦が遅く、仕様が変更された2008年以降に登場した。
    • 一応スマトラヒラタ、インターメディアツヤは続編の「新甲虫王者ムシキング」に旧作の強さ200に相当する階級で参戦しているが…。
      • ヨーロッパミヤマも亜種のジュダイクスミヤマクワガタが新ムシキングに旧作の強さ200に相当する階級で参戦している。
      • ウエストウッディも新ムシキングに旧作の強さ180相当の甲虫として登場した。
  34. 「甲虫王者ムシキング」を「昆虫王者ムシキング」と間違える事がある。

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