穀類
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独立項目[編集 | ソースを編集]
粟[編集 | ソースを編集]
- 栗ではない。粟(あわ)である。
- 古文の時間、「大鏡・花山院の出家」にて「粟田殿」を「くりたどの」と読む生徒が続出。以降、クラスメイトの栗田君のあだ名が「粟田殿」になる。
- 猫じゃらしみたいな穂がなり、実際に猫じゃらしとは近縁種。
- 稗とともに、昔は貧しい人の主食とされた。現代では、その豊富な栄養が見直されて、健康食品として広まりつつある。
- 小鳥の餌。特に、お湯でふやかして卵黄を混ぜたあわ玉は、ヒナ用の餌の定番。
- 濡れ手にアワは、泡ではなくこちらの粟のこと。
- 関西の「おこし」にこの名前が使われているが、原料は米らしい。
- 千葉でも徳島でもない。
- 徳島の方は、粟がよく生った事から阿波国に改名される前は粟国だった。
- 千葉の方も、元は徳島(阿波)からの移住者が開いたというから縁がないわけではない。
- これで出来た島が新潟にある。
黍[編集 | ソースを編集]
- 桃太郎できびだんごと聞いて、きびって何だろうと思った人は多いはず。
- 稗とは五穀の末席を争っている。
- 現代人から見たら結局どっちもマイナーである。
- 同属の植物はたくさん種類があるが、黍の原種は不明らしい。
- 「きびがら」は昔の図工の教科書では常連だった。黍の茎を利用した棒状の工作材。
- 昔は算数の教科書で文章題によく出されていた。きびがら1本が〇円、ある工作物を作るのに1人〇本必要で人数は〇人、〇本買うと1本おまけがついてくる。全部で〇円必要か、てな具合。
トウモロコシ[編集 | ソースを編集]
- 家庭菜園の定番。乾燥に強いし連作障害がないので、栽培の初心者にはとっつきやすい。
- 芯の有効な利用法の開発が、廃棄物抑制の重要な鍵である。トウモロコシを扱う食品工場にとっては切実な問題。
- みんなが「ひげ」と呼んでいるものは、実は「めしべ」。
- ひげと粒の数は同じ。
- 野生種は、実がポロポロとこぼれやすい。地面に種を落として子孫を残すのが本来の姿。ただ、それだと人間が扱うには都合が悪いので、実がこぼれにくい品種改良モノが普及した。
- 漢字では「玉蜀黍」。かなり覚えづらい字。PCだと一発で変換できるからいいけどね。
- 「黍」の字は「キビ」。とうもろこしのことを「とうきび」と呼ぶ地域もあるが、ちゃんとワケがある。
- 「唐唐」と書いてもトウモロコシと読めてしまうが、唐の国とは関係ない。
- 「たま・ね・ぎ」
- 家畜の飼料としてもよく使われている。
- 飼料用はデントコーンという品種で、食用のスイートコーンとは別物
- デントコーンを人間が齧ろうとすると歯がもげそうになる。
- 日本だと黄色い粒のまま野菜として食べることが多く、粉にして焼いたメキシコのトルティーヤのような主食として利用されなかったのが残念。
- そもそも日本では粉食は主食の中でもメインになれていない印象が強い。
- 蒸したトウモロコシを食べるときは、粒の列をできるだけバラさないように芯から外し、繋がっている粒の数を競う。
- 三大穀物(米・麦・トウモロコシ)の中で唯一原種が特定できていないらしい。
- 原種とされている候補はあるのだが緑色の粒が十数つくぐらいで食用にならない。そりゃ宇宙飛来説というトンデモ説も出てくる。
- モロコシとは草姿は微妙に似ているが、それ以外は似ても似つかない。
- テネシー・ウィスキーやバーボンの原料。
- インカ帝国でもトウモロコシを材料とした酒が作られていた。
- 一時期、最大の栽培国が自動車用アルコール燃料の材料にしたため、テキーラの国が大迷惑を被った。
- ヤングコーンは間引きのために摘果した部分。一本の苗で実は一つにしないと実が大きくならないんだそうな。
- 勿体無いので水煮にしたら美味しかったらしい。
- トウモロコシのひげは、お茶や漢方薬として飲まれている。
- 利尿作用に優れ、代謝促進に効果があるらしい。
- コーン茶は主に韓国で飲まれてる。
- ポップコーンやとんがりコーンなど、スナック菓子の原料になる。
- 表面の皮は消化が悪いので、×××に形そのまま出てきやすい。黄色いから余計に目立つ。
- 実はジャガイモと同様に栄養学的には野菜ではない。
- アメリカ大陸では穀物扱い。
- ソフトクリームのコーンカップの材料には、使われていない。
- あれは工事現場のカラーコーンと同じく、コーン(Corn)ではなく実はコウン(Cone)である。
- マジレスするとコーンスターチが使われてる。
- コロンブスのアメリカ大陸到達以前に何者かが旧世界に持ち込んでいたのではないかという説もある。
- 工業用のデンプンの材料としても重要。
- プラスチックや糊の原料にもなる。
- そのプラスチックを使ったストローの生産が行われてる。
- プラスチックや糊の原料にもなる。
- 一部の品種は軸を圧縮してパイプを作ることができる。
- コーンパイプはマッカーサーが厚木に降り立った際にくわえていたことで知られる。
- 干したものを石灰などのアルカリ性物質を加えた水で煮てから加工すると必須アミノ酸をうまく摂取することができる。
- ピントコーンのモチーフ。
- アメリカではありとあらゆるものにトウモロコシが使われている。
- ハンバーガー屋に行けば、ハンバーグの牛の肉はコーンで育てられ、コーラは甘味料のコーンシロップ。ポテトをカラッと揚げる油もコーン油。
稗[編集 | ソースを編集]
- 昔は粟とともに、貧しい人の主食とされた。現代ではその栄養価が見直されて、健康食品として広まりつつある。
- 「禾(のぎへん)に卑しい」という字がその歴史を表している。
- 粟とセットで語られることが多い。そしてやはり小鳥の餌。
- 米よりも栽培の歴史は古い。
- 稗飯と冷え飯は混同されやすい。
- だからというわけではないのだろうが、「冷やした飯」ではなく「冷えた飯」なのに「冷や飯」という。
- びっくりしたときに言う言葉の一つ。
- 延暦寺。
- あわあわ。とはびっくりしたときには言わないか。
- イヌビエの方が原種なのに名前にイヌを付けられてしまった。
- ちなみに鳥はヒエもイヌビエも区別せず平気で食べる。
- 田んぼに生える雑草の一種。
マコモ(真菰)[編集 | ソースを編集]
- イネ科なのでとりあえず穀類のページに入れました。
マコモダケ[編集 | ソースを編集]
- マコモ茸、と書かれることが多いが、キノコではないのでこの用字は正しくない。
- 要は新芽の芯の部分だが、真菌の一種である黒穂菌の寄生により異常肥大したもの。そう聞いて気味悪がる人もいる。
ワイルドライス[編集 | ソースを編集]
- アメリカ種の種子。
麦[編集 | ソースを編集]
- 夏の喉を潤す。
- 鳩麦が主流か?
- 夏の日差しから頭部を守る。
- 一番有名なのは「海賊王」を目指す少年。
- 白いワンピースの美少女も愛用。
- 冬には人に踏んづけられ、それに耐えなければならない。
- それは霜柱が立つ地方限定らしい。九州南部では麦踏なんてしないので「麦は人に踏まれて大きくなる」という入学式や卒業式での偉い人の話は通じないそうな。
- 畑にキュウコンは埋まっていないが、地上はキュウコンの舞台になることも。
- ムギかわいいよムギ。
- …触手の生えた黒豹?
- たくあんによく合う。
- 米とは栽培の季節が逆。麦秋といえば麦の収穫時期のこと。5、6月あたりか。
- 減反政策で栽培される場合も。
- ストローって麦わらのことだったんですね。麦わら帽=ストローハット。
- 古代のビールはストローで飲まれていた。漉す技術が未熟だったのでカスが取りきれなかったかららしい。
- 誰かさんと誰かさんが~
- 「故郷の空」より原曲に近いらしい。
大麦[編集 | ソースを編集]
- 貧乏人は、これを食さなければならない。
- その孫もやっぱり口が…、
- 麦茶。
- 大麦を煎ったもの(麦茶の素)をホワイトリカー等に浸けるのは、酒税法違反。なぜならウイスキーそっくりの味と香りのする大麦酒が出来てしまうから。しかも酒税が徴収出来ない。
- 今なんかすごくいい事を聞いたような気がします。
- 絶対やっては駄目よ。
- いやそ言う言う意味ではなくなるほどーって納得した意味です。
- 怖い話作りました嘘でデタラメな事ですが合法化しろと言う反政府デモが起きたと言う事です。
- 絶対やっては駄目よ。
- 今なんかすごくいい事を聞いたような気がします。
- WWⅡ末期のドイツで代用コーヒーとして供給されたことかある。だから戦争体験あるドイツ人には「敗北の味」として嫌いな人が多い。
- 大麦を煎ったもの(麦茶の素)をホワイトリカー等に浸けるのは、酒税法違反。なぜならウイスキーそっくりの味と香りのする大麦酒が出来てしまうから。しかも酒税が徴収出来ない。
- 酒の原料でもある。
- 健康食品の「青汁」は、この葉が原料である。
- う~ん。まずい!もう一杯。
- まずいのはケールの青汁。大麦若葉の青汁は旨いと宣伝しているよ。
- う~ん。まずい!もう一杯。
- 大豆と同じく「大いなる麦」の「大」である。
- 炊いて食える。麦を粉にする知恵が生まれるまではこれが唯一食える麦だったらしい。
- 最近は麦飯も大衆的に健康食品扱いされ、地位が高まってきた。
- しかしやっぱり一定以上の年齢の人は好きではないようだ。
- 麦の量が多すぎると不味いが、1割くらい入っていると通常の白米飯と違う味になって美味しいと思う。
- とろろと合わせて供される。
- 徳川家康が麦飯ととろろが好きだったらしい。
- 刑務所では麦飯を提供しなければならない(法律で決まっている)ので、わざわざ別途輸入した大麦に米を加えているとか。
- あげく「臭い飯」呼ばわり・・・。
- 「もっそう飯」とも言うらしい。
- 学校給食でも良く提供される。
- あげく「臭い飯」呼ばわり・・・。
- 学校給食よく麦飯が出る。
小麦[編集 | ソースを編集]
- 名前の通り、小さな麦。
- 種を粉にして、小麦粉を作る。
- 米や大麦と違い脱穀が難しいために粉食が主流になったらしい。
- うどん、パン、ラーメン、クッキーなどの主原料になるので、世界中で生産されている。
- パンがないならケーキを食べればいいじゃない。
- 材料一緒なんですけど・・・。
- あれは「小麦で作ったフランスパンが無いなら、ハダカ麦やライ麦の粉を脂で固めて焼いた乾パンみたいなものを食べれば飢えないで済む」と言う意味らしい。
- マリーはかしこいな
- 中国の故事に元ネタがあると聞いたが。
- あれは「小麦で作ったフランスパンが無いなら、ハダカ麦やライ麦の粉を脂で固めて焼いた乾パンみたいなものを食べれば飢えないで済む」と言う意味らしい。
- 材料一緒なんですけど・・・。
- パンがないならケーキを食べればいいじゃない。
- 女子高生の看護師戦士で、宇宙から来た悪のウィルスと戦う。
- 大豆と並んで、日本での自給率が極端に低いものの代表格。
- 混同しやすいのでテストでよく出る。
- 肌。
- 健康的。
- 皮膚ガンの元となると言う説も。
- 健康的。
- 生産性が低いのが難点。1粒あたりの収穫量が少ない
- ヨーロッパにおける花粉症の最大原因。
- 日本では自給率の低い農産物の代表例。
- 加水分解物を石鹸に混ぜるとエライことになるらしい。
- 緑の革命の主役。これによって世界の小麦生産量は5倍になった。
- 主役とされるのが、日本の「小麦農林10号」。半矮性(栄養を与えても茎が伸びずに収穫が多くなる)の性質を、GHQがアメリカに持ち帰って品種改良したから。
ハト麦[編集 | ソースを編集]
- 妊娠中は、コレを使ったお茶を飲んではいけないらしい。
- 爽健美茶の歌詞で、最初に出てくる。
ライ麦[編集 | ソースを編集]
- 元・雑草。
- 痩せた土地でも育ちやすい。
- 食物繊維が豊富。
- 畑でつかまえる…のか?
- ホールデン君の将来の夢がこれでっせ。
- 中国語では「麦田捕手」と書くらしい。
- 日本ではほとんど作付が無く、輸入に頼っている。
- そういえばライ麦畑って見たことない。
- ドイツではライ麦パンに味付けしたラードを塗って食べるのが一般的。軍隊食でもある。
燕麦[編集 | ソースを編集]
- 何故かこれだけ音読み。
- 別名「オーツ麦」。だからといって、ここが原産地という訳ではない。
- 「猫草」の正体。
- 実がその名の通りツバメの形。
- 竜が好みそう。
- これを牛乳などで煮込んだのが、アメリカ人の朝食「オートミール」。
裸麦[編集 | ソースを編集]
- 愛媛の、陰に隠れた名産品。
- 生産量1位だが、みかんの陰に隠れている。裸麦の知名度自体が高くないということもあるけど。
- 愛媛の人は二毛作が何なのかがわかると思う。通常裸麦は5月に収穫して、それから田植えをするため。
- これから何を作るからというと、味噌。
- 麦みそ以外の製品をあまり見たことがない・・・