競走馬/三大始祖

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三大始祖[編集 | ソースを編集]

  1. バイアリータークダーレーアラビアンゴドルフィンアラビアンという3頭の牡馬の総称。
    • 系統は中興の祖となる共通祖先らの名前を取り「ヘロド系」「エクリプス系」「マッチェム系」と呼ぶこともある。
      • 2022年現在、ヘロド系現役馬の父系共通祖先はトウルビヨン、マッチェム系現役馬の父系共通祖先はウエストオーストラリアンとなっている。
        • ただウエストオーストラリアンからの分流ハリーオン系は滅亡寸前であり、マンノウォー系からのレリック系も残りわずか。近々インリアリティが父系共通祖先になる可能性も少なくない。
        • トウルビヨン系もジェベルを経ない種牡馬がわずか1頭しかおらず、そのラインがいなくなるとジェベルが共通祖先となる。まあマイバブー系が(活力は減ったものの)日本でしぶとく残ると思うのでこれ以上なくなることは当面ないかもしれない。
        • ちなみにエクリプス系は今のところエクリプスが共通祖先だが、セントサイモンのラインにヘロド系疑惑があり、そうなると3代下ってホエールボーンが共通祖先となる。
  2. サラブレッドの祖。
    • 19世紀半ば以降のサラブレッドについては、父系を遡ると必ずこの三頭のいずれかに遡る。
    • サラブレッド以外の品種にもその血を継ぐ馬は多い。
  3. 競走馬について知れば知るほど、三大始祖の凄みを思い知る。
  4. 彼ら自身はサラブレッドではない。
    • サラブレッドという品種が成立したのは三大始祖の百年から数十年も後のこと。
  5. 単純に父系だとダーレーアラビアン以外は風前の灯。
    • 父系が途絶えたとしても遺伝子プールへの影響を考えると三大始祖という呼称が残る可能性は高い。
      • 過去の名馬にはバイアリーターク、ゴドルフィンアラビアンの末裔も多いし。
      • ダーレーアラビアン系はスタンダードブレッドで、バイアリーターク系はセルフランセで、とサラブレッド以外で父系が繁栄してるのもある。

バイアリーターク[編集 | ソースを編集]

  • 1679~1705
  1. 三大始祖最古の馬。
  2. 大トルコ戦争の戦利品。
    • オスマン帝国衰退のまさに潮目になった戦争であり、この頃にイギリスに来た馬たちがサラブレッドの祖になったのも、おそらく国家興亡にともなう必然なのだろう。
    • そういうわけでこの馬は軍馬、所有者も陸軍軍人である。
  3. 三大始祖では唯一レースに出走した経験があり、見事勝利している。
  4. 父系としては滅亡寸前。
    • 90年代まではメジロマックイーンやトウカイテイオーもいたのに、こんなことになるとは。
    • セントサイモン経由でセルフランセではしっかり命脈を保っている。

ダーレーアラビアン[編集 | ソースを編集]

  • 1700頃~1730
  1. シリアから来た馬。
    • 在アレッポ・イギリス領事のトマス・ダーレーが盗んだ。
      • ダーレー本人はちゃんと購入したって言ってる。
    • 産駒にアレッポって名前の馬がいる。
  2. サラブレッドの父系は今やほぼダーレーアラビアン系。
  3. シリアにいた頃の名前はマンニカ。

ゴドルフィンアラビアン[編集 | ソースを編集]

  • 1724~1753
  1. 三大始祖最後の一頭。
    • 年代は一番後だが三大始祖でも謎の多い馬。
  2. 父系は衰退しているが、父系母系抜きにサラブレッドに最も巨大な遺伝的影響を残しているのはこの馬。
    • エクリプスから見ても、父系祖先のダーレーアラビアンが4代前(父父父父)なのに対しゴドルフィンアラビアンが3代前(母父父)なのでゴドルフィンアラビアンのほうが近かったり。
  3. チュニスからフランスを経てイギリスにやって来た。
  4. 好き。
    • サラブレッドの猫派の多さはこの馬からの遺伝なのかもしれない。
  5. もともと当て馬。
    • それが、三大始祖になるんだから馬生は分からないもの。
  6. 日本だと父系子孫にクライムカイザー、カルストンライトオなどがいる。
  7. 「ゴドルフィンバルブ」と呼ばれることも。
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関連項目 ざんねんな競走馬事典(日本:あ~そ/た~わ) | 偽競走馬の特徴
もしあの競走馬が○○だったら(故障していなかったら/長生きしていたら)