競走馬/障害馬
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- 中央競馬とその前身組織に関係する馬のうち、主に障害戦線で活躍した馬たちの噂。
- 生年+五十音順です。
- 競走馬を新たに追加する場合は競走馬#五十音順からもリンクして下さい。
全般[編集 | ソースを編集]
- 踏み切って、ジャンプゥ〜!
- 日本競馬においてはどうしても「平地を走れなかった馬の行き先」という誹りを受けかねない。
- それでも障害レースの賞金は低くはないからか、そこを目標に生産される馬もいるにはいる(例:ゴールドアクター)。
- メンツも概ね決まっているからか、馬券需要もそんなにおいしくないらしい。
- 昨今のオジュウチョウサンによるブームをうまく使えるかが大きそう。
- そして「ポスト・オジュウチョウサン」をいかに育成できるかも。
- 昨今のオジュウチョウサンによるブームをうまく使えるかが大きそう。
- 1999年に障害競走が大きく改善されるまではその傾向が強かった。
- アラブ競走などとともに廃止の憂き目にあった時代もある。
- 長距離で有名なメジロ牧場の全盛期は、ここでも強い馬を育てていた。
- シンボリ牧場もそうだったらしい。
- レースがレースなので、平地以上に競走中(あるいは調教中)に予後不良に至る馬が多い。
- JGI馬が別のレースで予後不良なんていうのもたまにある。
- 障害転向は4〜5歳で行き詰まってからのほうが多い。
- 初めから障害で走る馬は滅多にいないと思われる。
- ただその分、競走寿命が長い馬はとことん走って稼いでくれるのだが。
- もちろんそれでも10歳まで現役なのは珍しいが。
- 海外の障害競走を見ても、年を取った馬が勝っているケースが多い。
- というか条件が「5歳以上」になっているレースも見られる。
- オジュウチョウサンというスターホースが生まれてようやく若年層への人気も高まってきた。
20世紀[編集 | ソースを編集]
グランドマーチス[編集 | ソースを編集]
- 1969~1984
- 中山大障害を4連覇し、障害馬では2022年現在唯一の顕彰馬入りを果たした。
- なお、当時の中山大障害は春と秋に分かれていた(現在は春が中山グランドジャンプ、秋が中山大障害)。
- 平地でも万葉ステークス(700万下、今で言うと4勝クラスに該当?)を勝っている。
- 平地障害通して初の3億円ホースである。
- 当時は障害の賞金が平地と遜色なかった点も挙げられる。
シンボリクリエンス[編集 | ソースを編集]
- 1985~2012?
- 後年のシンボリ末期の名馬にどことなく名前が似ている。
- こちらは1992年に春秋中山大障害連覇を果たした馬。
- 引退後は馬事公苑→福島の馬術競技馬となったが、東日本大震災で避難を余儀なくされた。
- しかし避難先も2012年に資金が底をつきて消息不明になってしまったそうだ。
21世紀[編集 | ソースを編集]
マルカラスカル[編集 | ソースを編集]
- 2002~?
- 何気にグラスワンダー産駒初のG1馬である。(障害を含めた場合)
- 2006年の中山大障害、2008年の中山GJを制している。
- ジャパンカップ馬スクリーンヒーローとは同父かつ従兄弟の関係にある(母が半兄弟で、祖母ダイナアクトレスが同じ)。
- 有馬記念馬ゴールドアクターはマルカラスカルのような中山大障害で活躍できる馬を作ろうと交配させた結果だとか。
アップトゥデイト[編集 | ソースを編集]
- 2010~
- 障害戦線で活躍したが、近い世代により強い怪物がいた。
- 4回オジュウチョウサンの2着になっている。
- もっとも、覚醒前の2015年には中山大障害を勝っており(オジュウは6着)、別にシルバーコレクターというわけでもないのだが。
- 4回オジュウチョウサンの2着になっている。
- 2012年のデビュー当初はダート馬だった。
- 兵庫ジュニアグランプリ2着である程度収得賞金を稼ぐが、その前のヒヤシンス賞以来1勝もできなかった。
- 全日本2歳優駿に出走するなど割と良い所までは行っていたらしい。
- 障害転向後は2戦で未勝利を勝ち上がり、2015年には中山GJ・中山大障害を勝利している。
- その後は怪物相手に苦戦しながらも、2017年~2018年に障害重賞を3勝している。
オジュウチョウサン[編集 | ソースを編集]
- 2011~
- 障害競走の王者。
- JG1を9勝、障害重賞15勝(2022年9月現在)はまさしくレジェンド。
- 平地を含めてもいずれもJRA最多記録である。
- また同一G1・重賞(中山GJ)6連続出走(2016~2022、2022年9月現在)、通算5勝(2016~2020・2022、左同)というのも当面、というかそうそう破られることはないだろう。
- JG1を9勝、障害重賞15勝(2022年9月現在)はまさしくレジェンド。
- 平地では勝ち上がることができなかったものの、障害に転向。勝ち上がるまでに時間を要したがなんとか勝利。
- 4歳まではなかなか勝てず、10戦3勝であった。
- 5歳となった2016年に覚醒。4月の中山グランドジャンプを制覇すると、そこから2020年まで破竹の障害重賞13連勝を果たすこととなる。
- 7歳となった2018年には有馬記念への挑戦を目指すことに。
- 現在では平地と障害の賞金合算は行われないため、これだけの実績がありながら1勝クラス(500万下)からの挑戦ということに。
- 選んだのは同年7月の福島・開成山特別。他の競走馬の馬柱には未勝利ないし1勝というのが多い中、この馬には1着が並ぶということに。
- ちなみにこの時、福島競馬場にはかなりの客が集まったとか。
- ここを難なく勝利すると、続く東京・南武特別も勝利。有馬記念を目指すこととなる。
- 有馬記念は馬群にのまれ9着に終わるが、それでも平地ではG1どころか重賞すら未経験なのだからよくやったものではある。
- 途中まで2着のポジションにいたからな。しかもダービー馬に先着しているし。
- 選んだのは同年7月の福島・開成山特別。他の競走馬の馬柱には未勝利ないし1勝というのが多い中、この馬には1着が並ぶということに。
- 現在では平地と障害の賞金合算は行われないため、これだけの実績がありながら1勝クラス(500万下)からの挑戦ということに。
- 翌2019年も平地からスタートしようと考えるも回避。再び障害に戻る。
- 4月の中山GJを快勝して、再び平地に戻るが、3戦して敗北。また障害戦線に戻る。
- 2020年、中山GJを勝利し同年代の賞金トップに躍り出るが、11月の京都ハイジャンプSでついに障害重賞で敗北してしまう。
- この時複勝で1.0倍ながら3着と敗れたため、この高倍率で複勝が払い戻されない(6頭立てだったので複勝は2着まで)史上初の事態になってしまった。
- 翌2021年は中山GJで敗北し連勝が4でストップ、ついに終わったかと思われてしまったが、暮れの中山大障害を勝利しまだまだ終わっていない所を見せつけた。
- その次の年には2年ぶりに中山GJを制覇、ここからが本番なのかもしれない。
- もともと障害競走は現役の長い馬が多いとはいえ、11歳(2022年)までやっている馬はそこまでいない。
- 独特な響きの馬名。
- 馬名後半のチョウサンの方が冠名。馬主が(株)チョウサン。
- オジュウチョウサンと全兄弟のケイアイチョウサンやコウキチョウサンもいる。
- オジュウはオーナーの次男が幼い頃「俺」の発音がうまくできずに「オジュウ」って言ってたのに由来。
- 馬名後半のチョウサンの方が冠名。馬主が(株)チョウサン。
- 2022年の中山大障害で引退。
- そしてまさかの種壮馬入り。
タガノエスプレッソ[編集 | ソースを編集]
- 2012~
- 2歳時にはG2のデイリー杯2歳Sを制覇。
- クラシックでも期待されたが、すべて13着という何とも言えない結果を残す。
- その後も2016年から2019年にかけて芝・ダートで時折善戦するが、2桁順位で敗北することも。
- 障害転向後は2戦で未勝利を勝ち上がり、次の3戦でオープンを勝ち上がる。
- 京都ハイジャンプ3着を挟んで阪神JS・京都JSを連勝。特に京都JSではオジュウチョウサンの連勝を止めている。
- 2022年5月の京都ハイジャンプ(JG2)を勝利して現役引退。引退後は馬主の牧場で種牡馬入りするそうである。
- 同年生まれかつ同父のキタサンブラックとはクラシック三冠以外での対戦経験はない。
- ダービーではタガノエスプレッソが先着している(キタサンブラック14着)。
マイネルレオーネ[編集 | ソースを編集]
- 2012~
- 父ステイゴールド、母父サッカーボーイ。
- 平地では1000万下がやっとだったが、障害に転向後は勝ち上がりに時間を要していたもののオープンを2勝(2022年9月現在)するまでに至っている。
- 2022年4月の中山GJでは3着に食い込んでいる。
- キタサンブラックと同期かつ同厩舎。
- 併せ馬をしたこともある。
- それがいつの間にかキタサンブラック産駒と対戦する所まで行ってしまった。
イロゴトシ[編集 | ソースを編集]
- 2017~
- 九州出身で初のG1馬。
- 6歳で障害に転向。
- 中山グランドジャンプで大差勝ちした。
- すごい名前。
- 母に比べたら幾分まとも。
- 馬主の命名センスが攻め攻め。
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関連項目 | ざんねんな競走馬事典(日本:あ~そ/た~わ) | 偽競走馬の特徴 もしあの競走馬が○○だったら(故障していなかったら/長生きしていたら) |