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簿記の噂[編集 | ソースを編集]
- 計算そのものは単なる足し算引き算がほとんどだが、棚卸、在庫、売掛、減価償却と文系用語が目白押しに出てくる。
- このため、理系の人間が手を出すとたいてい挫折する。
- それは複式簿記だな
- このため、理系の人間が手を出すとたいてい挫折する。
- 工業と商業では違うらしい。
- それらに比べるとマイナーだが、農業簿記とか漁業簿記とかもあるらしい。
- 社会福祉法人簿記や建設業簿記なんてのもあるのだよ…。
- 1級とか2級とかのクラス分けもある。
- 間に「っ」を入れてはいけない。
- 家計簿と似て非なる。
- 貸借対照表や損益計算書といった、単純な作表ならExcelでもできないことはないが、専用のソフトに比べると利便性に劣る。
- 実はセンター試験の科目にもあったんだな。
- ただしこれは高校で一般数学をあまり学習しない商業高校の生徒向けの救済措置である場合がほとんどである。普通科出身者は「簿記・会計」を選択できない場合が多い。
- 後継の大学入学共通テストにも導入されたが、将来的に廃止される予定である。
- ちなみにセンター簿記の問題難易度は、日商簿記検定2級から工業簿記の範囲を除外した程度らしい。
- 収入と支出だけで構成されるのが単式簿記で、商業高校で教わり、借方、貸方の二本柱で構成されるのが複式簿記。
- 前者は簡単で特別な知識は不要な反面、現金があっても借金まみれという最悪の事態が見えない。簡易な私会計に向く
- 取引の詳細が見えないのもデメリット。例えば「10万円の絵画を買った」のも「10万円で旅行した」のも同じ10万円の支出として扱われてしまう。
- 家計簿や小規模なサークルなど資産状況が単純なものに向いている。
- 後者は資産状況が明瞭。一般にイメージされるのはこっちで企業経営は勿論家計にも有用。
- 仕訳をするので記録は複雑になるが、事業の状態を正確に把握できるのがメリット。
- 「企業が商品を売ったら現金が増えた」「電気代を支払ったら現金が減った」「銀行からお金を借りたら借金が増えた」「モノを作るために原材料を仕入れたらお金が減った」などを正確に把握することができる。
- 仕訳をするので記録は複雑になるが、事業の状態を正確に把握できるのがメリット。
- 前者は簡単で特別な知識は不要な反面、現金があっても借金まみれという最悪の事態が見えない。簡易な私会計に向く
- 実際の資金決済があるときまで収益・費用の発生自体を考えない方式を「現金主義」というが、会計業務と縁が無い人にとっては全く違う意味に聞こえるだろう。
- 対義語は、取引の存在が定まった時点で収益・費用共に生じているものとする「発生主義」。取引の確定と資金移動にタイムラグがある場合に対応できるのはこっちなので、法人経理の実務ではたいてい発生主義を取る。
- 但し、非営利法人(特にNPOや宗教法人)はそうしない場合が多いらしい。
- 対義語は、取引の存在が定まった時点で収益・費用共に生じているものとする「発生主義」。取引の確定と資金移動にタイムラグがある場合に対応できるのはこっちなので、法人経理の実務ではたいてい発生主義を取る。
- 法人ごとのローカルルールがかなり顕著に表れる業務。同じ性質の取引でも会社ごとに割り当てる勘定科目が大きく変わるのはザラにある話。
- 先述の通り、簿記検定には様々な種類があるが、大学生や社会人なら日商簿記検定一択である。
- 全経簿記は主に専門学校生が、全商簿記は主に商業高校生が受験する。
- しかし大学生や社会人でも、税理士試験の受験資格を得るために全経の上級を取るのはアリ。(全経上級は日商簿記検定1級よりやや簡単)
- 全経簿記は主に専門学校生が、全商簿記は主に商業高校生が受験する。
- 実は日本に複式簿記を広めたのは慶應義塾大学の創立者である福澤諭吉先生である。
- 本来ならば英語やIT(情報処理)と並ぶ重要なビジネススキルの一つなのだが、何故か日本では軽く見られがちである。
- 個人的には古文・漢文や世界史を勉強するより、簿記のほうがよっぽどためになると思うのだが…。
- しばしばファイナンシャル・プランニング(FP)と混同されるが、全くの別物である。
- システムエンジニア(SE)でも会計関係のソフトウェア開発に関わる場合は簿記の知識が必要になる。
- 英語ではbookkeepingと言う。
- bookは記入するための帳簿(ノート)のことを指し、keepingはそれを続けることをいう。
- 名前の由来は「帳簿記入」の略であるとも、あるいは「ブックキーピング」が訛ったものとも言われる。
- 文系の計算というイメージが強いが、理系でも将来管理職になる人は勉強しておいて損は無い学問である。
- 企業の総務部門や課長クラス以上を目指すなら、(実際に資格を取るかどうかは別として)できれば日商簿記検定2級以上、せめて日商簿記検定3級に合格できるくらいの知識は身に付けてもらいたいところである。
- 将来、自分が社長になる時にも勉強しておいて役に立つと思う。
- というかむしろ、(実際に資格を取るかどうかは別として)せめて日商簿記検定3級に合格できるくらいの知識が無ければ、その人は明らかに経営者としては失格であろう。だって自分の会社のお金の流れを理解していないのだから…。
- 元々はイタリアの商人が考え出したシステムである。
- しばしば簿記と「会計」と混同している人がいるが、簿記はあくまで目的(会計)を達成するための手段である。
- 料理で例えるならば、「包丁の研ぎ方」や「下ごしらえ」みたいなものと言われている。(小山晃弘「ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません… YouTuber会計士がゆる〜く教える 会計「超」入門」・飛鳥新社)
- ひろゆき(西村博之)氏曰く、これが出来ないと現代社会で生きていくのは難しいらしい…。
財務諸表の噂[編集 | ソースを編集]
- 税理士の繁忙期の次に、公認会計士の繁忙期がこれのために来る。
- 株主総会でやり玉に上げられる。
- 財務諸表の中でも特に重要なのが貸借対照表(B/S、バランスシート)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書の3つ。
- この3つのことを特に財務三表と言う。
- B/Sは企業の財政状態を見るための書類。資産、負債、純資産の3つのカテゴリに分かれた構造になっている。
- P/Lは収益から費用を差し引いた「利益」を把握するための書類。
- キャッシュフロー計算書はお金の流れを見るための書類。
- 金融商品取引法では、上場企業などに作成が義務付けられている書類の一つである。
関連項目[編集 | ソースを編集]
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