線虫
線虫全般[編集 | ソースを編集]
- そこらじゅうにたくさんいる小さな生き物。
- 大体は海か土壌にいる。
- 地下数kmの奥深くにも存在する。
- 一部は寄生虫。
- ヒトの暮らしと関わりが深いので寄生するタイプの線虫の研究ばかり進んでいる。
- 空にはいない。いないよね?
- 線形動物門の生き物の総称。
- 一般的な大きさは0.2mm~1mm。
- ありふれた生き物なのに馴染みが薄いのは小さすぎて人目につかないから。
- 動物に寄生するタイプは例外的に巨大。
独立項目[編集 | ソースを編集]
種類別[編集 | ソースを編集]
C. エレガンス[編集 | ソースを編集]
- 本名はCaenorhabditis elegans。
- でも、みんなC. elegans (シー・エレガンス)としか呼ばない。
- なので、この記事を見て「お前、正式名Caenorhabditisだったんか!」ってなってる人もそこそこいるはず。
- 論文だと「Caenorhabditis elegans(以下、C. elegansと略す)」とか意外に書いてはある。
- 日本語訳するのに表記揺れがあるのでwikipediaで議論になってた。
- モデル生物。
- 調べるのに便利な単純さと色んな実験に使える複雑さの塩梅がちょうどいい。
- 全ゲノム配列が明らかにされた最初の動物。
- 数多くの研究者がこやつの世話になってる。
- C. エレガンスの方も住処や餌を用意してもらって研究者の世話になってる。
- 関わってノーベル賞とった人もたくさん。
- たった1000個ほどの体細胞でやりくりして生きてる。
- 大きさ1mmくらいで堆肥の中に住んでる。
- 餌は大腸菌とか。
- 大きさ1mmくらいで堆肥の中に住んでる。
- 302個の神経細胞で色々考えて行動する。
- 302個って言うと少ないけど、体細胞の3割が神経細胞って考えたら凄い頭でっかちな生物のような気もする。
- これで回避行動や学習能力がある。
- でも単細胞生物でもそれっぽい行動は見られるから、実は全部を神経細胞で考えてるわけじゃないのかも。
- 一度に300個の卵を産む。
- 1000個しか体細胞ないのに、C. エレガンスのおかん、めっちゃ頑張るやん。
- 雌雄同体なので精子も300個必要。
- つまり親のC. エレガンスは体細胞の6割もの生殖細胞を準備しないといけない。大変すぎる。
- 寿命は20日そこそこ。
- 餌がなくなると耐性幼虫が出現し2~3ヶ月くらい生き延びられる。
- ガン検査のCMでまさかのキャラクター化。
ハリケファロブス[編集 | ソースを編集]
- 南アフリカの地下3.6kmで発見された。
- 地下深くには単細胞生物しかいないと思われてたので、これは革命的発見。
- 酸素はたぶんないから嫌気呼吸してんのかな。
プロトルハビディトゥス[編集 | ソースを編集]
- ユーラシアやアフリカに広く分布する線虫。
- 体長1mmくらい。
- 最小種のプロトルハビディトゥス・ハートゥラナは0.2mm。
- 線虫全体でも最小クラス。
- 最小種のプロトルハビディトゥス・ハートゥラナは0.2mm。