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全般[編集 | ソースを編集]

  1. と並ぶ、1文字の生物。
  2. 実は種類がかなり多い。
    • チョウ目から、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科を除いた全て。広すぎだ!
      • なので似てるのは当たり前と言えば当たり前。
        • だけどやっぱりより地味な印象。
          • ニシキオオツバメガにはそんな常識を完全に破壊される。
          • 蝶は蛾の中でも特別な種類のものを指すと聞いたことがある。
      • 蝶と蛾の区別がよく話題になる。羽の色が地味なのが蛾とか、留まった時に羽を閉じているのが蝶で開いているのが蛾とか。
        • 蝶はひらひらと飛び、蛾はブーンと勢い良く飛ぶというイメージがある。
          • 触覚の形が棍棒状なのが蝶、そうじゃないのが蛾だと思っていた。
      • 英語でも「バタフライ」と「モス」の区別って日本の蝶と蛾の区別と同じなの?
        • 「バターフライ」と「モス・バーガー」よりは違わないと思う。
          • アメリカでは「モス・マン」というUMAの目撃情報が報告されたことがある。
      • 触角が棒状の虫は蝶で、櫛状に枝分かれしていると蛾だと習ったけどね。
    • 自分が子供の頃「ちょうちょだ!」と喜んでいたらそれは蛾だった時の脱力感…。
  3. なり。
  4. 大きなのは怖い、小さいのは処理に困る。
    • 沖縄に世界一の蛾がいる。図鑑で初めて見た時は、思わず本を投げ飛ばしたほどびびった。
      • なお、架空の世界にはとてつもなくでかいヤツが存在する。モデルは勿論前記沖縄の巨大蛾。
        • モスラはともかく、バトラって蛾なのか???
      • 私は「日本にも世界一の昆虫がいるのか、実物を見てみたい」と思った。
        • アメリカ兵が鳥と間違えて銃で撃ったら霧散した。撃った本人が驚いたとか。
      • 熱帯産なのででかいだけでなく模様もきれい。
  5. ミノムシ、尺取虫は蛾の一種の幼虫。
  6. 幼虫は基本的には植物食…だがそうでないのもいる。
    • 例えばセミヤドリガはセミの腹部の横っちょに寄生する。
    • ボクトウガみたいに普通に他の虫獲って喰う種類もいる。
  7. 正の走光性。
    • 夜、玄関などを開けると侵入してくる招かざる客。
    • 逆にそれが災いして駆除はしやすい…、かな?
    • 山小屋なんか照明があるだけで寄ってくるので朝見ると壁が蛾だらけになってたりする。
      • 集まる蛾を捕食しようと、クモやカマキリなんかも大集合する。
      • もし点灯したまま部屋の窓を開けたまま放置してしまうと…
    • 誘蛾灯を見ると「バカだなあ」と思いつつもちょっとかわいそうに感じる。
    • 可視光線よりも紫外線に集まるらしい。コナンでそんなトリックがあったような。
  8. 幼虫はオーストラリアでは珍味
    • 南部アフリカでは日常的というほどではないが普通に食べられている。アフリカ物産の店では缶詰や干物をまず見かけるだろう。
  9. 幼虫がキノコの一種に取り付かれると漢方薬の材料になる。
    • 見た目まさにグロだが、強精薬として、また免疫機能向上薬として有用。
  10. 毒がある種類はごく一部。しかし、毒が無くても毛が皮膚に刺さったりする種類もいる。
    • 鱗粉(羽についてる粉のこと)に毒成分を持っている種類なんて実際にはいない。
    • とあるヒーロー番組に蛾をモチーフにした怪人が出てきて「その怪人の鱗粉を浴びた者は24時間以内に死ぬ」という設定だった。それ以来蛾がめっきり嫌いになった私・・・。
      • ドクガ、チャドクガ、シロドクガ、イラガ、マツカレハ・・・なんか痒くなってきた。
  11. 俺んちの家に入って来るですけど・・・。
  12. 苗字は佐藤であって、河相ではない。
  13. ぬるぽ
  14. コウモリの超音波を聞き分けて、回避行動を取る蛾もいる。
  15. でかい芋虫がいる!と騒がれるのは大抵スズメガの幼虫。蛹になろうと下りてきたところをよく発見される。他にはカレハガ類の幼虫もでかいがこっちは毛虫に近いかも。
    • ヤママユやクスサンの幼虫もでかいが、ほとんど木の上にいるのであまり発見されない。むしろ成虫が巨大な蛾なので騒がれる。
      • ちょっと山の方だと光によく寄ってくる身近な虫なんだが…。たまに市街地にも出現して気味悪がられる。
    • ヤガの幼虫・ネキリムシもでかくてグロい。
  16. ゴマの容器を放っておくといつの間にか中を飛び回っている。
  17. どこからともなく出てきて家を飛び回ったり壁に留まっている小さな蛾は、大抵は米や麦など穀類から沸いて出てきている。

種類別の噂[編集 | ソースを編集]

イラガ[編集 | ソースを編集]

  1. 成虫は全くの無毒だが、幼虫は刺されるとかゆいを通り越して痛い。いいか、絶対画像検索するなよ!
    • ハワイではとうとう死者が出たらしい。
  2. 幼虫の形が一般的に想像される芋虫や毛虫に当てはまらない。コロコロしててかわいいようなのもいるんだが…。
  3. 蚕同様に、成虫は口が完全に退化している。
  4. 繭は卵の殻のように硬い。日本の昆虫の繭の中で一番硬い。
    • 形もまさに卵みたい。
    • 別名「スズメノショウベンタゴ」。「スズメが運ぶ小便桶みたいだ!」なんてかわいい想像、なかなかできるものではない。
  5. 葉桜によく発生する。うざい。

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  1. 絹糸の元を作る蚕(カイコガ)はコレの一種。
    • 天蚕なんてのもいる。高級な糸が採れる。
    • 小学校4年の理科で、この幼虫を、繭を作り始めるところまで育てた人は多いはず。
    • 長野県なんかでは昔は養蚕農家がよーさんおり、大事にされていた。桑畑はお蚕様のエサのため。
    • この卵は郵送できます。
      • 昔は杖の中に桑の葉と蚕の卵を入れて密輸していた奴までいたとか。
    • 人間がよりたくさん糸を出すために品種改良を続けたら、飛べなくなった。ついでに、ヤママユガの仲間は成虫には口がないため何も食べられず、1週間程度で餓死してしまう(後述)。哀れなるかな。
      • さらに、繭から絹糸を取るには繭を熱湯に入れて溶かす必要があり、これで煮殺された蚕は魚の餌として売り飛ばされる。書いてて泣きたくなってきた。
  2. 蚕は人工飼料が作られた唯一の虫。
    • カブトムシ用ゼリーなんてものが出来たので「唯一の」から「最初の」になっちまった。

カレハガ[編集 | ソースを編集]

  1. 松にむしろが巻いてあるのはマツカレハを殲滅するためだった。冬は寒いから、そこにマツカレハの幼虫も潜り込む。んで春になりゃ引っぺがしてキレイキレイしましょって寸法よ!
    • ところが、近年の研究により、マツカレハ以上に益虫がたくさん潜り込んでいることが判明した。ありゃりゃ。
  2. 幼虫はこれまたどでかい毛虫。水色やオレンジなど毒々しい配色の物もいる。
    • 幼虫のでかさと派手さの割には、成虫はマユガやスズメガのような大きさはなく、色も模様も単純で大人しい。

シャクガ[編集 | ソースを編集]

  1. NHKの某クレイアニメのアイツは尺取虫ではなく、イモムシらしい。
    • 実際にマイマイガの幼虫には縦長の目のような模様がある。毛虫だけど。
      • マイマイガの方が有名だが、スズメガの一種オビグロスズメの方がもっとよく似ている。アニメのやつの動きは尺取虫だけどね。
  2. 尺取虫を「土瓶落し」と呼ぶ地方がある。
    • 尺取虫を木の枝と間違えて休憩用の土瓶を掛けると、土瓶が落ちて割れるから。
  3. フユシャクとかわざわざ寒い季節に成虫になる種類もいる。
  4. 癇癪(かんしゃく)を起こしているわけではない。

スズメガ[編集 | ソースを編集]

オオスカシバ
  1. スズメガの仲間はずんぐりした体型に体に比べて小さな羽根を必死に動かす姿がかわいい。幼虫も芋虫然としたずんぐりした体型に角がかわいい。
    • 幼虫は成虫の3倍ほど。デカすぎて存在に気付かないことがある・・・。
    • 漢字で書くと天蛾。なんかかっこいい。
    • 動きがせわしない。
      • 蝶や蜂のように花に留まることなくホバリングしながら蜜を吸い、どんどん移動していく。
      • なので写真に撮ろうとすると難しい。
        • 短距離の飛行速度はトンボに匹敵する。
    • ミスティア・ローレライの正体かもしれない。
  2. オオスカシバはガのくせに鱗粉が無い。そのためハチに間違われることも多い。
    • 「スカシバガ」というトンボっぽい外見の蛾とは何の関係もない。
    • いや緑ベースの黄色赤をあしらったきれいな体色なのであまり見間違えない。もっと蜂に似ているのは同じく鱗粉のないスズメガのスキバホウジャクやクロスキバホウジャク。
      • こいつらの知名度はオオスカシバよりさらに低く、中途半端な知識だと鱗粉のないスズメガは全部オオスカシバとか思ってる人も。

毒蛾[編集 | ソースを編集]

  1. その名の通り毒を持つ蛾。鱗粉に触れると猛烈に痒い。
    • しかも飛びながら撒き散らしてくる。
  2. 何が酷いかって、こいつ幼虫や繭は愚か卵にまで毒鱗粉があるのだ。
  3. チャドクガに至っては服の繊維を突き破って皮膚に刺さる。しかも風で飛ばされるので触らなくてもこいつらの生息するサザンカに近づいただけで被れる。ひでえ。

ハチノスツヅリガ[編集 | ソースを編集]

  1. あんまり見かけない名前だけど、養蜂家の敵。
  2. 幼虫はスムシ。
  3. 幼虫は蜂の巣を食べて成長する。
  4. ミツバチはスムシを見つけると、巣の外に捨てる。
    • ミツバチが処理出来ない程、スムシの食害が酷いと巣を捨てることもある。
  5. ミツバチだけでなく、スズメバチやアシナがバチなどの他の種類の巣も食害するらしい。

ヒトリガ[編集 | ソースを編集]

  1. 一匹狼の蛾と言う意味ではない。
    • 走光性が強いため「火盗り蛾」というわけ。
  2. 大害虫。
    • アメリカシロヒトリは木材に紛れ込んで入ってきた外来生物。葉桜の季節に大発生する。
  3. ラピュタに出てきた「タイガー・モス」とは本種を差す用語。

マユガ[編集 | ソースを編集]

ヤママユ。実は片方死んでる。
  1. 成虫に口がない種もいる。
    • カイコとか写真のヤママユとか。そもそも昆虫にとっての一生のメインは幼虫時代で、成虫になったら子孫を残して死ぬだけなのだが。
      • その中でオオミズアオの成虫は幻想的な美しさがある。
  2. ウスタビガの幼虫はいじめるとキューキュー鳴いて嫌がるので、子供に人気がある。
    • 形も短い2本の角があってユーモラスで、下半身緑上半身薄緑でくっきり分かれるという体色もシンプルでなかなか可愛げがある。
  3. 繭の形が特徴的。ウスタビガにはツリカマス、クスサンにはスカシダワラとか繭の別名がある。
  4. 虫なのに敬称付けで呼ばれる。
    • 日本出身のくすさん、しんじゅさん、よなぐにさん。
    • 海外出身のはエリさん、ヘラクレスさん、カエサルさん、エドワードさんとかがいる。

ミノガ[編集 | ソースを編集]

  1. ミノムシは雌成虫が飛ばないので移動力が低く、一ヶ所に大量発生することがままある。
    • 大量にぶら下がる姿は壮観で面白いが、結構重大な害虫で木が丸坊主になる。
      • また糸が非常に強いので、枝に巻かれた糸の部分だけ枝が肥大できず重量に耐えられず折れるという二次被害も発生する。
    • 毛糸や色紙をちぎって巣の下に置いておくとカラフルなミノができる。可愛い。
  2. 1990年代以降、中国から渡来した寄生バエにより、その数を急激に減らしてしまった。

ヨトウガ[編集 | ソースを編集]

  1. 漢字で書くと「夜盗蛾」。
    • 新聞等で見る「与党が・・・」ではない。
  2. 農業大害虫。
    • 幼虫は昼間土の中に隠れていて夜這い出てきて作物を食害する。
    • 土の中にいるので農薬が効きずらい。
    • しかも大食らい。畑が一晩で全滅なんてザラ。