製紙・印刷・製本
全般[編集 | ソースを編集]
- メモ用紙やらくがき帳をお店で買う必要がない人たち。
- 大掃除の日の帰り道は、社内公然の大荷物。
- 断裁した後の余り集めて綴じれば、メモ帳の出来上がり。適当な断裁片がメモ用紙。
- 大掃除の日の帰り道は、社内公然の大荷物。
- 昔、機械の安全装置がまだ十分でなかった時代には、「指のない人はヤ○ザか断裁職人」といわれていた。
- 「裁断」と「断裁」は違うものなんだということを世間に訴えたいと思う人たち。
- 裁断は細かく切り刻むこと。断裁は決められたサイズに切ること。
- 手書き原稿(原稿用紙に非ず)を一見しただけで文字数をぴたりと言い当てる人もいる。「あと1~2パラグラフあると、見開きでちょうど良いバランスになるんですけどねぇ」とか言ってのける。
- DTPは原稿等の関係で深夜まで残業があることも。が、残業代は基本出ない。ただでさえ年収は高くないのに…。
- 「特種東海製紙三島工場」と「大王製紙三島工場」が、同じ「三島」と呼ばれても全然近所じゃないことは、ちゃんと知っている。
- 見た目の美しい長方形の比率として「1:(1+√5)/2」という黄金比があるが、この手の業界の者は「1:√2」の白銀比のほうにこそ美しさ、そして実用性を見いだしている。
シール印刷[編集 | ソースを編集]
- 低賃金。印刷業の中でも最下層と蔑まれる業種。
- シール印刷の最大手は大阪シーリング印刷とされる。
- 他に株式会社サトーとか。
- 印刷の中でもかなり簡単な部類に入るので、工賃などが安い。
- 従って単価も安い。10万枚売っても5万円とか、そういう世界(1色印刷でそんなに大きくないシールなら)
- 印刷機なども比較的安価なため、独立をするだけなら容易。
- 但し、それは仕事が取れる(営業が出来る)、上客を持っているという前提だが。
- 地方にもシール印刷をやる会社がワンサカある。
- 利幅はそれなりに大きいとも言われる。
業界用語[編集 | ソースを編集]
- 新版
- 新たに版を起こし、新規のシールを作る事。
- 版代が稼ぎのモト。
- 新たに版を起こし、新規のシールを作る事。
- 再版
- 以前に製造した版を用いて、再度同じシールを作る事。リピート品。
- 改版
- 以前に製造した版の一部を変更し、内容を一部変更したシールを作る事。
- モノによるが…客は「一部変更なんで再版」と言うけど、「どう見てもこりゃあ新版だ」な場合も。
- 以前に製造した版の一部を変更し、内容を一部変更したシールを作る事。
- 版焼き
- シール印刷に使用する版を作製する事。
- 特殊な樹脂に黒いフィルムを乗せ、光を当てて作る。
- かつてはシール印刷の良し悪しを決める重要な工程であり、熟練工がいるシール屋のシールは綺麗な印刷出来るとされた。
- 今は技術が進歩しCTPがうんたらとか、素人に毛が生えた者でもある程度の版が作れるようになった。
- 原紙
- 印刷をする紙(タック紙)のこと。シールなので、糊が付いている。
- キャストコート
- 最も良く使われる光沢のある原紙。安価で印刷の乗りが良い。
- ミラーコートという呼び名もある。
- アートコート
- 比較的良く使われる光沢の無い原紙。表面が印刷が綺麗に乗るようにコートされている。やはり安価。
- 上質
- ごく一般的な普通紙に糊が付いたもの。色数の少ない、原材料表示等のシールに用いられる事が多い。
- キャストコート
- 印刷をする紙(タック紙)のこと。シールなので、糊が付いている。
- エッチ液
- オフセット印刷に欠かせない液体。水の表面張力のコントロールが主な目的である。
- 新人のときには「変な名前だ。」と感じるものだが、慣れてくるともはや変に興奮することはない。