資生堂
- コールサインは、「東京・銀座・資生堂」。
- 花2本のマークは、あまり見かけなくなったね。
- 国内各地の支店に行きゃ屋上にマークが設置されてて、いくらでもお目に掛かれます。
- その次は「ヒトを彩るサイエンス」
- 提供クレジットの読み上げの多くは、日本テレビで放送されていた番組ばかり。
- あと大昔にTBSで木曜夜8時にやっていたドラマとか。
- でも「太陽にほえろ!」ではなかった。一体何故?
- 花2本のマークは、あまり見かけなくなったね。
- こっちやあっちでは、高級化粧品として大人気。大手デパートの化粧品フロアには必ずコーナーが設け(もうけ)られている。
- トイレタリー部門はかつて資生堂商事→資生堂ファイントイレタリー→エフティ資生堂の扱いだった。
- 日本テレビとの関係が非常に強い。
- 登記上の本社は銀座だが、実質的な本社は日テレに近い汐留にある。
- 1960年代から「資生堂ヒットパレード」→「おしゃれ」→「オシャレ30・30」→「おしゃれカンケイ」→「おしゃれイズム」と40年以上も一社提供番組が続いているのは並大抵のコトじゃない。
- もっと言ってしまうなら読売グループとのつながりが強い。東京ドームのバックネット側に「不老林」「メンズムース」などの商品名が出てくるのも、それを証明しているようなもの。
- ただ近年はプロ野球人気に陰りが出ているせいか、必ずしも資生堂の商品ばかりとも行かないのが現実だったりする。
- 登記上の本社は銀座だが、実質的な本社は日テレに近い汐留にある。
- 今はそうでもないが、'70年代から'80年代にかけてテレビで流れていたCMは名作ぞろい!
- 10代の頃の宮沢りえが出ていた「遠野物語」をイメージしたCMや、超色白肌に切れ長の瞳、黒髪のボブカットのイメージが鮮明な山口小夜子が出ていたリバイタルやベネフィークのCMは、ただ化粧品を売るだけじゃなく、美しい女性の生き方をもしっかりと表現していた名作です。
- 他にも当時17才の薬師丸ひろ子が出演し、実相寺昭雄が監督をつとめた、3分間にわたる資生堂口紅のCMは、完全にCMというレベルを超越したショートフィルム。
- あとセルジュ・ルタンス(だっけ?)が商品からCM企画まで関わった、中世のイタリアのオペラをイメージしたインウイのCMシリーズも相当カネかかってたな。
- 坂本龍一がBGMを作曲して、仲澤真里がCMに出ていたパーキージーンのCMもオレはスキだぜ!
- 資生堂のCMからは数多くのヒット曲が生まれた。矢沢永吉の「時間よ止まれ」や堀内孝雄の「君のひとみは10000ボルト」、ツイストの「燃えろいい女」、忌野清志郎&坂本龍一の「い・け・な・い ルージュマジック」、大沢誉志幸の「その気×××(Mistake)」とか・・・あげていったらキリがない!
- これらCMソングは、商品のキャッチコピーがそのまま曲名になっているものも少なくなかった。
- 現代の女性の表面的なキレイさしか表現しようとしない「TSUBAKI」や「MAQuillAGE」のCMなんか鼻クソみたいなモンだ。
- ってか「女性の生き方」をテレビCMで表現すること自体が時代錯誤になっている現代、CMも陳腐にならざるを得ないのが宿命かも知れませんが(笑)。
- 「ANESSA」のCMキャラクターが土屋アンナに代わったのは残念。ずっとエビちゃんでいてほしかった。
- 特に2006年と2007年のCMは傑作だった。
- 「TSUBAKI」のネーミングはどうもこの会社を連想させる。
- 70年代の資生堂男性化粧品のCMといえばやっぱり草刈正雄は外せない。
- あと宝塚歌劇団のスポンサー企業であるということも忘れちゃいけません。
- さらにもっと忘れちゃいけない資生堂パーラー。
- 「パーラー」だが、名物はコロッケである。
- 女子マラソン界に名選手を送り出していることもお忘れなく。
- かつては清涼飲料水も取り扱っていた。
- もともとは調剤薬局だった。
- 明治時代には「○○資生堂」というメーカーが数多くあったという。資生堂に勤務した薬剤師たちがのれん分け的に独立してそう名乗ったらしい。