近鉄の車両/形式別
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主な形式[編集 | ソースを編集]
独立項目[編集 | ソースを編集]
汎用型[編集 | ソースを編集]
- 大阪線・名古屋線・奈良線の全てに所属する車両はこちらへ。
1020・1220・1230系[編集 | ソースを編集]

- 台車・ワンマン仕様などの差で1230・1233・1252系・・・と形式が多岐に分かれるが今ひとつ理解できない。
- ホントに。そこまで分けて何か意味があるのだろうか。。。
- ある意味JR東海313系電車よりも訳が分からない。
- ホントに。そこまで分けて何か意味があるのだろうか。。。
- VVVF装置は日立製。
- 当初は乗務員扉と1番前の側扉の間にVVVFマークがあったが、いつしかなくなった。今も残るのは1420系のみ。
- 名古屋線所属車両にはワンマン運転のため運賃箱がついている車両もあるらしい。
- しかもそれが大阪線に乗り入れたこともある。
- 東は名古屋・南は賢島・西は阪神三宮までが運用範囲に入る。ある意味すごい車両。
- さらに京都にも乗り入れる。まさに関西の主要都市を全て網羅する存在。
- 1251F~1257Fは実は2代目。正確には旧1200系(後に1000系)に1251・1351号車が存在したので1251Fに関しては3代目。
- 旧1250系は1420系に改番された。
- 1233系からは全線標準車体というが、どこがどう変わったのかよくわからない。
- 車体裾をよく見るとその違いがよく分かる。
- 大阪・名古屋線系と奈良線系の双方に配置されているが、その間を転属した車両は今のところ存在しない。
- 現在のところ1020系は奈良線系のみの配置。
- 正確には1230系は2編成のみ。
- 当初1220系1224F・1225Fとして計画されていたものを、製造途中で設計変更したもの。そのため車体は1220系と同一。
- 1220・1230系が2両固定編成で1020系が4・6両編成。
- 1233系が奈良線に初めて新製投入された時は生駒線に集中的に運用されていた。
- 連結器高さが奈良線の他車と異なっていたため。当時は奈良線車両の連結器高さは大阪・名古屋線よりも低かった(奈良線:800mm 大阪・名古屋線880mm)。1233系は大阪・名古屋線仕様で登場しその後奈良線の連結器高さは大阪・名古屋線と同じ高さに揃えられた。
- 1233系登場時、電気連結器のカバーに黄色い文字で「880」と書かれていた。
- 1026Fはもともと4両編成だったが、1030Fの中間車(サ1180 - モ1080)を改番(サ1196 - モ1096)し、編成に組み込んで6両編成になった。
- 1030Fの残りの先頭車(モ1030 - ク1130)は1277Fに改番(モ1277 - ク1377)された。
- 6620系の母線引き通し改造に伴い、余ったパンタグラフをそれぞれの電動車取り付けた。
- 2018年、車内にLCDがついた編成が登場。
- 1237F(VE37)と1238F(VE38)の2編成。これで日本の大手私鉄全てがLCD付き通勤車を保有することになった。
- シングルアーム式パンタグラフに交換された編成や、LEDヘッドライトに交換された編成も出てきた。
- なお、パンタグラフとライトの交換は同時に行われるわけじゃないので、各編成で形態がバラバラ。
- 2020年、大阪線所属の1260Fの行き先幕がフルカラーLEDになった。
5800系[編集 | ソースを編集]


- 閑散時はクロス・混雑時はロングシートに転換できる画期的な車両。愛称はL/Cカー。
- 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
- 西武や京王にまで登場。関東民鉄の多くは有料座席運用を意識したものであるが、元祖たる近鉄では特急網が充実しているため、飽くまで長距離一般列車のサービス補完の役目に留まっている。
- 試作車も含めて真の元祖L/Cカーは国鉄クハ79929だとか。
- その割に外観は一般通勤車両と変わらない。
- 車内から見ると判るけども、妻面の窓の大きさが変更されている。妻面窓は縮小し、逆に貫通扉窓が拡大されているので、印象が結構変わっている。
- 見た目は従来と変わんないものの、車内設備が評価され、1998年ローレル賞を受賞した。
- 座席モケットは今は他車と同じ赤色だが、登場時は薄紫色だった。2610・2800系改造車も同様。
- 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
- 大阪・名古屋線用には奈良線用と異なりトイレが付いている。
- 阪神に乗り入れる時はロングシートにすることになっていたが、実際はクロスシートで乗り入れることもある。
- 実は1両だけ大阪線から奈良線に転用された車両がある。
- トイレのある車両と入れ替えたため
- 名古屋線は5812Fより後の新製車両の投入が途絶えている。
- VVVF装置は三菱製。
- 加速時の音がゲゲゲの鬼太郎のED曲みたいな音。
- そのため「鬼太郎列車」とも呼んでいるが、山陰にいる鬼太郎のラッピングをした車両とは無関係。
- 加速時の音がゲゲゲの鬼太郎のED曲みたいな音。
- 2014年4月に奈良線100周年記念のヒストリートレインが運転開始。大阪電気軌道開業時のデボ1形の復刻塗装が施されたがあれはどう見ても阪急に見える…。
- もし高速神戸や新開地に乗り入れてきたら乗客が間違うかも…。
- 2014年7月、阪急5100系が阪神尼崎車庫に回送されてきたのに伴いついに阪急電車との並びが実現した。
- 吊革は近鉄の他の車両と異なり三角形。
5820系[編集 | ソースを編集]

- 言わずと知れた「シリーズ21」。
- 閑散時はクロス・混雑時はロングシートに転換できる画期的な車両。愛称はL/Cカー。
- 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
- 西武や京王にまで登場。関東民鉄の多くは有料座席運用を意識したものであるが、元祖たる近鉄では特急網が充実しているため、飽くまで長距離一般列車のサービス補完の役目に留まっている。
- 試作車も含めて真の元祖L/Cカーは国鉄クハ79929だとか。
- その割に外観は一般通勤車両と変わらない。
- 今や似たような車両が東武やJR東日本にも登場している。
- 大阪・名古屋線用には奈良線用と異なりトイレが付いている。
- VVVF装置は形式区別なく三菱製と日立製が混在。
- 阪神に乗り入れる時はロングシートにすることになっていたが、実際はクロスシートで乗り入れることもある。
- 大阪線所属車両は何故か旧国名が表示されない。(少なくとも河内国分はそう)まぁ、前は旧国名が書いてないのはザラだったけど…今はこいつだけ?
- 2610系の置き換え目的で5820系を再増備するとの噂も。まだ信ぴょう性は低いが是非やってほしい(出るとしたら名古屋線と同じ4両版L/Cカーか?)。
奈良線・京都線用[編集 | ソースを編集]
3200系[編集 | ソースを編集]

- 京都市営地下鉄烏丸線乗り入れ用車両。
- 近鉄最初のVVVF量産車。
- 初の量産車は南大阪線の6400系6401編成(Mi01)・6402編成(Mi02)なのだが…
- この車両以後アルミ車体が基本となり、1230・5800系などに引き継がれた。
- 側面の窓や扉の割付も左右対称になり、先頭車運転室後部の座席がなくなった。
- リニューアルの際LEDの車内案内装置がついた。
- 近鉄線内で使うドアチャイムもこの時についたが、烏丸線内で使うドアブザーは京都市交との相互直通当初からあった。
- 時々奈良線に入線することもある。
- 時々どころか難波行などでよく見かける。地下鉄での運用の方が少ないんじゃないかと思うぐらいに。
- 他形式と比べて側面の赤の部分が多い。具体的に言えば側窓の上の塗り分け線が少し高くなっている。
- 車体裾部の赤い帯も当初からなかった。
- 地下鉄内完結運用につくこともある。
- 実は近鉄・京都市交・阪神3社のレールの上を走る車両である(阪神の大阪難波~桜川は回送だが)。
- 3220系も同じである。
- 登場時は4両固定編成だった。
- 他形式との連結もできないため、原則として奈良線の大和西大寺以西への入線はなかった。
- 京都市営地下鉄烏丸線への相互直通運転を前に6連化され、奈良線へも入線するようになった。
- 最初から6連で登場したのは3107Fだけである。
- そのため車両によって台車・モーター・ギヤ比に違いがある。
- 3220系もそうだが、京都市交への乗り入れの関係で全長が近鉄通勤車両標準の20,72mよりも若干短い20,5m。車体長そのものは標準と同じ20mなのでその分連結面間の距離が短い。
- 前面も運転室の機器配置を京都市交10系に合わせるため非常口を左側にオフセットした配置の流線型となった。その姿はけいはんな線の7000系にも少し似ている。
- 非常口のドアはボタン操作で自動開閉できるのだとか。
- 前面も運転室の機器配置を京都市交10系に合わせるため非常口を左側にオフセットした配置の流線型となった。その姿はけいはんな線の7000系にも少し似ている。
- 他の車両はVVVFのソフト変更で音が変わったが、この車両は登場当初のままの勇ましい磁励音を今も聞くことができる。
- 実は全車両が昭和生まれ(最終編成の3107Fも1988(昭和63)年製造)。
- そのためボルスタレス台車を装備した車両は存在しない。
- 一時期側面にVVVFマークが付いていた。
- 但し他系列とは貼り付け位置が異なっていた。
3220系[編集 | ソースを編集]

- 言わずと知れた「シリーズ21」。
- 実はシリーズ21の第1号。何気に5820・9020系よりも登場が早い。
- 登場のきっかけは地下鉄国際会館~近鉄奈良直通急行の運転開始。
- 京都市営地下鉄烏丸線乗り入れ用車両。
- VVVF装置は日立製。
- 第1編成以外は特別塗色だったが、いつの間にか第1編成と同じ塗色に塗り替えられていた。
- 地下鉄内完結運用につくこともある。
- 時々奈良線に入線することもある。
- 時々どころか難波行などでよく見かける。地下鉄での運用の方が少ないんじゃないかと思うぐらいに。
- 前面が東急5000系列にそっくりである。
- ドアチャイムがあるのに烏丸線内ではドアブザーを強制するのはなぜ?
- 京都市交通局の規定だからだろう。
- 京阪13000系13006Fだってドアブザー+ドアチャイムのコンボだったりする。
- 京都市交通局の規定だからだろう。
8810系[編集 | ソースを編集]

- 番号だけを見ると8800系の増備車っぽいが実際には全く異なる。
- 8800系が界磁位相制御、8810系が界磁チョッパ制御。
- この系列から車体デザインがやや角ばったものになった。
- 車体デザイン自体は8000系8069編成(L69)と3000系3501編成(SC01)がベース
- 1400系の奈良線版。
- 違いは車体幅と連結器の高さ。
- 登場時の連結器の高さは800mmだったが、1233系投入に伴い、大阪・名古屋線標準の連結器高さ880mmに揃えられた。
- 性能は1400系と同一だが制御装置のメーカーが異なる。(1400系:三菱製 8810系:日立製)
- そのためこれまでは大阪線用と奈良線用で性能が異なっていたが本系列以降同一となった。
- それ故奈良線用ながら大阪線に転属することが時々ある。
- 1980年代には8925Fが転属し、2012年現在は8911Fが大阪線所属になっている。
- それ故奈良線用ながら大阪線に転属することが時々ある。
- そのためこれまでは大阪線用と奈良線用で性能が異なっていたが本系列以降同一となった。
9000系[編集 | ソースを編集]
- 8810系の2連バージョン。
- 当初は奈良線に配置されていたが現在は名古屋線に移籍している。
- 1200系の奈良線版。
- 違いは車体幅と連結器の高さ。
- 登場時の連結器の高さは800mmだったが、1233系投入に伴い、大阪・名古屋線標準の連結器高さ880mmに揃えられた。
- 性能は1200系と同一だが制御装置のメーカーが異なる。(1200系:三菱製 9000系:日立製)
9020・9820系[編集 | ソースを編集]

- 言わずと知れた「シリーズ21」。
- VVVF装置は形式区別なく三菱製と日立製が混在。
- 奈良線用は阪神三宮にも乗り入れる。
- 大阪線用は50番台に区分された。
- 現在のところ大阪線に9020系1編成が導入されたのみ。
- 9020系が2両固定編成で9820系が6両編成。
- 最近行き先表示器にガタが来始めてるのかフルカラーLEDに交換された編成がいる。(3220系、7000系、7020系も同様)
- 初期車は蛍光灯にカバーが付いていたが、防火基準が変わったため後期車では省略された。
- 前面・側面のLED行先表示機がフルカラーになった車両が出てきた。
9200系[編集 | ソースを編集]

- 当初は8810系の3連バージョンとして投入されたが後にT車を挿入し4連化された。
- そのT車は1220系などと同じアルミ車体とされたため他の3両と車体形状が異なる。遠くから見てもすぐに判別できる。
- 当初は9350形であったが9820系の登場に伴い9310形に変更。
- 但し車内の蛍光灯カバーは廃車発生品を流用したため形状が異なる。
- そのT車は1220系などと同じアルミ車体とされたため他の3両と車体形状が異なる。遠くから見てもすぐに判別できる。
- 当初は奈良線配属だったものの一部が大阪線に移籍した。
- 2012年現在9208Fだけが奈良線所属で他は大阪線。その代わり?8810系の8911Fが奈良線から大阪線に転属している。
- トイレがないため長距離の急行には運用されないが、青山町までなら入線する。8810系の8911Fも同じ。
- ダイヤが大幅に乱れると、大阪線4連運用の関係で、たまに名古屋線にやってくる事もある
- 2050系の奈良線版。
- 違いは車体幅と連結器の高さ。
- 登場時の連結器の高さは800mmだったが、1233系投入に伴い、大阪・名古屋線標準の連結器高さ880mmに揃えられた。
- 性能は2050系と同一だが制御装置のメーカーが異なる。(2050系:三菱製 9200系:日立製)
南大阪線用[編集 | ソースを編集]
6020系[編集 | ソースを編集]

- 南大阪線通勤車両の主力車両。全部で99両が製造された。
- 大阪線2410系、名古屋線1810系の南大阪線バージョン。
- 前期型と後期型では制御装置搭載車両とMG・CP搭載車両が逆になっている。
- 一部車両が養老鉄道に移籍した。
- 2012年、6051Fがラビットカー塗装に復刻された。
- ただ6020系自体はラビットカー塗装で営業運転したことがない。
- いわゆる塗装だけラビットカーのクソタイプ。
6200系[編集 | ソースを編集]
- 大阪線2800系の南大阪線バージョン。
- 性能面では6020系後期車両とほぼ同一。
- 一部の車両のコンプレッサーが旧式で、「コトコトコト」という音を発する。
- 観光特急列車の種車になり形式も16200系になるとのこと。
- 愛称を青の交響曲<シンフォニー>ニュースで見ただけだが、とても元通勤車両に思えん。改造にいくらかかったが知らんが、そんな金があるんなら新しい通勤車両を入れて欲しい…
- 同じ南河内を走る南海6200系とは登場年が同じ(74年)。
6400・6620系[編集 | ソースを編集]

- 1220系の南大阪線バージョン。
- ただし製造時期は6400系のほうが先。
- 1986年に製造された1次車は登場時同時期に製造された3200系1次車と同様側面の窓周りの赤い部分が上下に広かった。
- ただし製造時期は6400系のほうが先。
- VVVF装置は日立製。
- 6413系からは全線標準車体というが、どこがどう変わったのかよくわからない。
- 車体裾をよく見るとその違いがよく分かる。
- 6400系が2両固定編成で6620系が4両編成。
- 2連の6400系の一部はワンマン化され、6432系に区別されている。南大阪線系列のワンマン運転は全てこれで賄われている。
- 形式は6432系だが、実際には6422号車など形式よりも若い番号の車両も存在する。
- ワンマン化の際にワンマン運転時に限り京都市営地下鉄烏丸線や能勢電などと同じドアブザーが鳴るようになった。
- リニューアルの際にドアチャイムが付きブザー+チャイムの京阪13000系みたいな雰囲気になった。
- ワンマン化の際にワンマン運転時に限り京都市営地下鉄烏丸線や能勢電などと同じドアブザーが鳴るようになった。
- 形式は6432系だが、実際には6422号車など形式よりも若い番号の車両も存在する。
- 2連の6400系の一部はワンマン化され、6432系に区別されている。南大阪線系列のワンマン運転は全てこれで賄われている。
- ソフト変更前の音が聞きたいなら、堺筋線に乗ろう。似たような音が聞ける。
- 奈良・京都線の3200系と同時期の登場で、車体もアルミ製だが、他の車両と連結することから前面はこれまでの界磁チョッパ車と同じ形状となった。
- しかしこれが長く近鉄VVVF通勤車の標準スタイルとなった。
6600系[編集 | ソースを編集]
- 南大阪線用の界磁チョッパ車。
- 名古屋線用の1200系の南大阪線バージョン。
- 9000系が名古屋線に転属した結果、大阪地区で見られる唯一の2連の界磁チョッパ制御車となった。
- 界磁チョッパ制御装置は日立製。
- 83年登場だがわずか4編成8両しかない。
6820系[編集 | ソースを編集]

- 言わずと知れた「シリーズ21」。
- 9020系の南大阪線バージョン。
- VVVF装置は日立製。
- 正月の「開運号」などの行楽シーズンの臨時列車には同系列のみの2連×2本を連結した4連で運用に入ることがある。
- 2002年に2連×2本が入ったが、その後10年以上に渡って新たな増備はない。
- 転落防止幌が他のシリーズ21とは違い段違い式。
- この形式から、河内長野行きの電車では「河内長野」と省略せず表示されるようになった。
けいはんな線用[編集 | ソースを編集]
7000系[編集 | ソースを編集]

- 東大阪線(現けいはんな線)開業と同時に登場。
- 近鉄最初の第三軌条集電方式の車両。
- 塗装は他の近鉄通勤車両と全く異なる白地にオレンジとブルーの帯。
- オレンジは生駒山から昇る朝日を、ブルーは大阪湾の海を表しているらしい。
- この塗装が「アーバンライナー」の21000系に影響を与えたらしい。
- 鉄道車両では初めて通産省(現経産省)のグッドデザイン賞を受賞した。
- 同時期に登場した北大阪急行電鉄8000系と何かと比較される。
- 試作車両の4両は子会社の東大阪生駒電鉄(後に近鉄本体に吸収合併)により製造された。VVVF車両としての登場は近鉄1420系よりも僅かに早かった。
- この車両(7102・7602)のみ乗務員室扉の高さが低いのが特徴。
- リニューアルにより外観では7020系との区別がつきにくくなった。
- 但し座席は7020系と比べて柔らかく、車内の蛍光灯にはカバーがついている。
- リニューアルはけいはんな線のスピードアップやワンマン化に伴う改造工事と合わせて行われたが、大阪市営地下鉄20系と異なりVVVF制御装置はソフトの改修だけで済ませた。
- 2013年になって7108Fのうち7208のインバータがIGBT使用の新品に交換された。
- 日立製ハイブリッドSiCVVVFの実験台だという噂だが…
- 2013年になって7108Fのうち7208のインバータがIGBT使用の新品に交換された。
- リニューアル前の車内は白い壁面にオレンジの座席と近鉄車両では異彩を放っていたが、リニューアル後は他の近鉄通勤車の内装に近くなった。
- ドアチャイムの音は他の近鉄車両とは異なり、大阪市営地下鉄と同じ音がする。
- ついでに言うと電鈴も近鉄仕様の単打式「チン、チン」じゃなくて大交仕様の連打式「ジリン、ジリン」。(奈良線の阪神乗り入れ対応車は近鉄仕様と阪神仕様両方搭載)
- 末尾が奇数の編成はVVVF制御装置が三菱製、偶数の編成は日立製である。
- 7101F~7108Fが登場した後に増備された編成の制御装置が日立製だったため、7108Fの次は7110Fとなり、7109Fは欠番となっている。
- 三菱製の制御装置の車両はリニューアルの時に加減速時に発するモーターの音が変わった。
- スピードアップのおかげで95km走行時は第三軌条も相まってかなりの爆音を上げながら走行する。
- デビュー時には「スーパー・エレクトロニック・コミューター」という愛称が与えられていたとか…。
- 今や忘れ去られているが、グッドデザイン賞のページにはそのことが記載されている。
- 東大阪線の開通は1986年10月1日だが、実はそれに先立ち9月23日から地下鉄中央線内で営業運転に入っていた。
- 2025年に相直相手である地下鉄中央線沿線の夢洲で万博の開催が決まったが、その時まで生き残ってるかどうか…。
- 大阪メトロの方はこれと同世代の20系を40000系に置き換えることが決定されている。
- 最近の近鉄のトレンドである「車齢60年」に当てはめると生き残る計算になる。(2025年時点で41歳。普通なら引退時だけど…)
7020系[編集 | ソースを編集]

- けいはんな線の学研奈良登美ヶ丘延伸に伴い登場。
- いわば「シリーズ21」のけいはんな線版。
- 但し車体は鋼製。
- 外観は7000系とほとんど同じだが、車内はかなり異なる。
- 具体的には座席がバケットシートで固いほか、蛍光灯にカバーがないなど、全体に安っぽい仕様になっている。
- 妻面(貫通扉含む)の窓ガラスの横幅が縮小されている点も、7000系と車内の雰囲気が違う要因。
- 7000系が登場してから20年ほど後に登場したが、同じデザインを引き継ぐあたり7000系のデザインの完成度の高さがわかる。
- ただ単に、車両設計の費用をケチりたかっただけでは…?
- 具体的には座席がバケットシートで固いほか、蛍光灯にカバーがないなど、全体に安っぽい仕様になっている。
- 制御装置は三菱IGBT-VVVFで、阪神1000系などと似たような音がする。
- モーター出力は高速運転に対応するためか7000系(140kw)よりもやや大きい145kw。
- 2020年現在、近鉄の最新型車両(2004年デビュー)。
- 特急車以外ではね。
事業用[編集 | ソースを編集]
モワ24[編集 | ソースを編集]

- 近鉄の電気検測車で、通称「はかるくん」。
- 近鉄版の「ドクターイエロー」。
- 大阪線2410系2411Fが種車。
- 初期のラビットカーより前照灯が寄っている。
- カラーリングが阪神電車の新赤胴車とそっくりである。
- いや、向こうよりは黄色い。向こうはジャイアンツカラーだがこっちはタイガースカラー。むしろ伊勢志摩ライナーの黄色とそっくり。
- けいはんな線を除くすべての標準軌路線で検測が可能。
- ただし、クワ25は狭軌用台車に交換することで、南大阪線や養老鉄道線での検測が可能。
- ちなみに狭軌路線での併給車両は、南大阪線では6200系6211Fと6219F、養老鉄道線では610系613Fと614Fである。
- 以前の併給車両の6221Fは「青の交響曲<シンフォニー>」に改造されたので、代わりに6211Fが選ばれた。
- 但し阪神乗り入れには対応していない。
モト75[編集 | ソースを編集]
- 表向きは奈良電のデハボ1000の車両を流用して作った車両だが、改造に改造を重ねた結果全く別の車両になってしまった。
- すべての部品が入れ替わったのものは同じものなのかは古い時代から論争が続いている。
- 7020系電車を五位堂まで運ぶことが多い。
- なので大阪市交通局形密着連結器がついている。
モト90[編集 | ソースを編集]

- 南大阪線の車両を五位堂まで運ぶためにモト75と同じ要領で魔改造されて今日に至る車両。これでも元は保線用貨物車。
- 97と98が該当。
- 日本の私鉄向けの電動貨車としては一番大きい。(全長20880mm 最大幅2646mm)
- これも97と98が該当。
- 一方、養老鉄道線の車両を塩浜まで運ぶために改造され、さらに車体幅の狭い車両に交換されて今日に至る車両。97と98と同様にこれでも元は保線用貨物車。
- 94と96が該当。
団体用[編集 | ソースを編集]
15200系[編集 | ソースを編集]

- 12200系を改造した団体専用車両。
- 「あおぞらⅡ」を名乗っているが20100系が引退した後に18200系を改造した「あおぞらⅡ」があったので実際には「あおぞらⅢ」といえる。
- 車内は特に手が加えられていない。そのため網棚のまま残っている車両と21000系のレギュラーシート並みにグレードアップされた車両がある。
- この車内の差異は、12200系時代に行われた車体更新工事の内容が、時期によって違っていたため。
- 2013年に20100系「あおぞら」の復刻塗装車両が登場した。
- だが初代「あおぞら」はダブルデッカーだったため、印象としてはむしろ国鉄特急形車両と似ている。
- 先代の18200系と比べるとリクライニングシート装備など設備はグレードアップされている。シートだけを見ると20000系「楽」よりも上。
- 近鉄においては団体用車両は特急車両よりも格下の扱いのようである。
15400系[編集 | ソースを編集]
- クラブツーリズム専用車両「かぎろひ」。
- 外装は深緑色に金色の帯。
- 車内にはバーカウンターがある。
20000系[編集 | ソースを編集]

- 「楽」という用途不明の車両がある。
- 団体専用の車両。かつての「あおぞら」号の後継。
- あおぞら号は、20100系以降は退役した特急車両(18200系→12200系)が就任している。「楽」は豪華版団体専用車。
- あおぞらというネーミングはJR北海道の特急の名前に似ている。
- 広く言えば、最後に製造されたビスタカー。
- 実はしまかぜもビスタカーの仲間という
- 「楽」の文字は榊莫山の筆
- ところで、その人生きてるの?
- 2010年10月3日に亡くなりました。
- よかいち、よかいち
- ところで、その人生きてるの?
- せっかくだから、これをビスタカーIV世にすればいい。
- 団体専用の車両。かつての「あおぞら」号の後継。
- 沿線の人でも乗ったことがない人が多い。
- 先頭車がダブルデッカー、中間車がハイデッカー。
- 実は貫通扉が付いている。
- 長いこと使用されなかったが、2013年に15200系と連結して「異種連結列車」として運転された時に使用された。
- 今思うと、シリーズ21の顔は、20000系が基になってるんだろうなぁ。
- 意外なことに、生駒線に入線したことがある。
- 2020年にリニューアルされたが、塗装が阪急そっくり。
過去の車両[編集 | ソースを編集]
20100系[編集 | ソースを編集]
- 民鉄では珍しい学童列車運用専用の電車。しかもオール2階建て。
- 厳密には中間車は制御装置等を搭載する関係でハイデッカーになっている。
- 当時は国鉄にもこんな用途の電車が多く存在した辺り、時代を感じさせる。
- 実は標準軌の車両としては初めての波動用電車。
- 通称初代「あおぞら号」。
- 当時としては致し方なかったのだろうが、非冷房。
- その代わり外気より2℃ほど冷たい風を出す冷風装置があった。
- 晩年には臨時の快速急行に運用されたこともある。
- 通勤列車として運用することを考慮したため、ギヤ比は通勤車と同じだった。
680系[編集 | ソースを編集]
- 元奈良電の車両を近鉄合併後に有料特急用に改造したもの。
- これが京都線では最初の特急車だった。
- 後に一般用に格下げされたものの、塗装を変えた以外はそのままで、冷房付き・クロスシート装備だった。
- 晩年は志摩線で運用されていた。
- 新車ではなく一般車を特急車に格上げ改造したものだったが、何を血迷ったのか50年以上経過した後に同じようなことをやった。時代は繰り返す、というか。
- 予備車として683系というのもあったが、こちらは非冷房で吊り掛け駆動のままであるなど明らかに見劣りがした。
- 種車には戦前製の車両も存在していた。
- このうち1両(683号車)は後に鮮魚列車用に改造され、2250系などと連結されて平成初期まで活躍していた。
800系[編集 | ソースを編集]
- かつて奈良線を走っていた湘南形の前面スタイルを持つ車両。
- 前面窓は国鉄EH10形電気機関車のように少しくぼんでいた。
- 一部が伊賀線に転用されたが、860系に置き換えられすぐに廃車となった。
- 後に近鉄標準となるマルーンレッドの塗装や1段下降窓はこの車両が初めて採用した。
820系[編集 | ソースを編集]

- 800系をベースに前面貫通型、両開き扉にした車両。800系とは異なり2両固定編成だった。
- 奈良線大型化後は京都・橿原線→生駒・田原本線とたらい回しされた挙句、860系に改造されて伊賀線に転属した。
- 伊賀線は狭軌のため台車と主電動機は6800系から転用。余った標準軌用の主電動機は1000系の高性能化に流用された。
- 伊賀線が分社化されて伊賀鉄道になった後も暫く活躍し、2012年に元東急の200系に置き換えられて引退した。正に50年以上も走り続けたことになる。
- 実は京阪の線路を走ったことがある。
- 客用扉の幅はワイドドア車以外では異例の1450mm。
900系[編集 | ソースを編集]
- 奈良線系統では最初の20m級の大型車両。
- 車体幅に関しては大阪・名古屋線用車両よりも広くなり、以後これが奈良線の標準となった。他路線がこの車体幅になるのは1980年代のVVVF車の時代になってから。
- 登場当初は生駒トンネルの改良が完了していなかったため、瓢箪山以西の平坦線で運用されていた。
- 同時期製造の1480・1600系が非冷房で廃車されたのとは対照的に、1980年代後半になって冷房改造と車体更新が行われた。
- それが幸いして後に製造された8000系初期車両よりも遅くまで活躍できた。
- 奇数編成と偶数編成とではMcとTcの向きが互いに逆になっている。
- 同様のケースは阪神7861形や南海6000系にも見られる。
- 元々Mc-Tc-Mcの3両だったのをTcを1両増備して2両×2本にしたため。
- そのため、一見8000系初期車の2両固定と似ているが連結面の貫通路は狭幅である。
- 元々Mc-Tc-Mcの3両だったのをTcを1両増備して2両×2本にしたため。
- 同様のケースは阪神7861形や南海6000系にも見られる。
- 引退直前にクリームに青帯という登場当時の塗装に復刻された。
- 当系列を8000系に編入する計画があったが、実現しなかった。
- 8000系のトップナンバーが8021Fなのはそのため。
- 引退直前にクリームに青帯の登場当時の塗装に復刻された。
3000系[編集 | ソースを編集]
- 近鉄唯一のステンレスカー。
- 京都市営地下鉄烏丸線への乗り入れを前提に設計されたが、結局乗り入れは実現せず製造も1編成で終わった。
- 近鉄では新枢軸の技術を詰め込んだ車両だった。
- 電機子チョッパ・電気指令式ブレーキ・デスク型の運転台・オールステンレス車体を採用。
- 電機子チョッパ制御装置は三菱製。
- 電気指令式ブレーキとデスク型運転台は後に他形式との併結の関係で標準的なものに改造された。
- 電機子チョッパ・電気指令式ブレーキ・デスク型の運転台・オールステンレス車体を採用。
- 角張った車体スタイルはその後の近鉄通勤車両に影響を与えたとみることができる。
- 一応奈良線に入線可能だそうだが、原則として京都・橿原線で運用されている。
- 2012年3月現在高安車庫で休車中。このまま引退か?
- 6月上旬にク3501を残して、3両が高安車庫にて解体された。
- 1両だけ残ったが保存フラグか?
- Wikipediaにこのことを書くと無条件に差し戻しされるらしい。
- その残った1両も、後日まさかの乗務員室付近を残して解体されカットモデル状態に…
- 五位堂か近畿車輌で保存なのかな?
- 2012年のきんてつ鉄道まつりで高安車庫で一般公開されました。
- 五位堂か近畿車輌で保存なのかな?
- 銀色の近鉄ということから「銀鉄」と呼んだ。
- コルゲートと前面の茶色1色から近鉄っぽさよりもアメリカなどの海外が走らせてそうなイメージ。
6800系[編集 | ソースを編集]
- ラビットカーの通称でも知られる、高加減速度通勤電車。
- 登場当時は専用塗装とヘッドマークが取り付けられていた。
- 最近になって(別形式でも)それがリバイバルされている。
- 側面にはウサギを模したシンボルマークもあったがこれをデザインしたのは岡本太郎。
- しかしこの車両もまた、通勤需要の増大と共に付随車連結で自慢の高加減速度は失われた。
- 登場当時は専用塗装とヘッドマークが取り付けられていた。
- 以後の近鉄通勤車のスタイルの基礎を築き上げたと言っても過言ではない。
- 現在は養老鉄道で、改番の上で僅かに生き残っている。
- 台車と主電動機は伊賀線の860系にも流用された。
- 養老鉄道でもラビットカー塗装に復刻されている。
- ほとんどの車両は非冷房のまま廃車されたが、増結用のモ6850形だけは冷房改造された。
- 但し自車では冷房用電源を持たなかったため、併結相手の6200系から供給されていた。
- 同様のケースは阪神3301形でも存在した。
- 養老鉄道に譲渡されたのは全てこのグループ。
- 但し自車では冷房用電源を持たなかったため、併結相手の6200系から供給されていた。
- 初期の車両は2つの前照灯の間隔が狭かった。
- 当初は前照灯が1つの予定だったのを急遽2つにしたためらしい。
6000系[編集 | ソースを編集]
- 6800系をベースに、モーター出力を135kwに増強した車両で、当初は6900系と呼ばれた。
- 6001F~6007Fが該当する(旧6901F~6907F)。
- 6800系のラビットカーに対し、新ラビットカーと呼ばれたこともあり、もちろん塗色とシンボルマークも6800系と同一だった。
- 6009F以降は台車が車体直結式空気ばね台車になった。
- 一部車両が養老鉄道に移籍した。
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