馬事典

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  • 原則、五十音順です。

馬と生物[編集 | ソースを編集]

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  1. 厩猿という習慣があった。
    • 厩(馬小屋)の隅に猿が飼われていた。
      • 石山寺縁起にも描かれている。
    • 猿の頭蓋骨や手を厩に吊るす場合も。
      • 魔除けの意味がある。
      • 火除けでもある。
  2. 日光東照宮や寒川神社の厩にも猿の彫刻がある。

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  1. 競馬で馬と人間の次に重要な生き物。
    • いわゆるターフ。
    • 脚光を浴びることもなく馬にひたすら踏まれ続けるヘビーな仕事。
  2. 競馬場の地面はほぼ芝とダートの二択。
    • 中東と南北アメリカ以外では芝が主流。
  3. 近代競馬の元祖イギリスでは放っといたら地面が芝になるので、芝で走らせるようになった。
    • 要するに競馬場の原型はただの原っぱ。
  4. 昔の本州・九州では和芝だけ使っていたため、冬には茶色くなってた。
    • 根っこはしっかり残っているので、枯れた状態でも馬場自体はちゃんとターフの性質のまま。
    • 洋芝も混ぜることで冬でも緑の状態になった。
      • 混植することをオーバーシードという。
  5. 2008年・2009年にエクイターフという芝が導入された。
    • 競馬用に開発されたクッション性と耐久性に優れる芝。
    • 和芝の進化版。
  6. 海外は洋芝。
    • 馬場の性質で言えば和芝・洋芝で分けるより、匍匐茎型・根茎型・叢生型で分けて考えた方が有効。
      • 匍匐茎型は根が横に這って頑丈、叢生型は根が下に伸びてえぐれやすくなっている。根茎型はその中間。
        • この結果、匍匐茎型の方が速い記録が出やすい。
    • 和芝は匍匐茎型。
    • 温暖な地域は匍匐茎型のバミューダグラスが多い。
    • 寒冷地は叢生型がメイン。
      • 北海道はこっち。
      • 欧州はだいたい叢生型の芝。
        • 日本馬が欧州で勝てないと、芝の違いとコースの高低差が原因とされやすい。
  7. 開催日数が進むと内側の芝が荒れる。
    • 補修はしてるが、それじゃ追いつかないくらい地面がボコボコになる。
    • 夏場にごっそり張り替えてる。

ニンジン[編集 | ソースを編集]

  1. 馬が好きな食べ物。

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  1. 牧場によくいる小さくて可愛い奴。
    • 牧場には飼料があるのでネズミが出る。そこでネコの出番。
      • こういう理由なので馬だけじゃなく牛飼ってるとこにもいる。
  2. ゴドルフィンアラビアン以来、サラブレッドに愛猫家は多い。
    • 気性難な馬に猫セラピーが試みられることもある。
      • セントサイモンやヘイローには効かない。

リンゴ[編集 | ソースを編集]

  1. 馬が好きな食べ物。
    • アメリカあたりだとこっちのイメージらしい。
    • マイリトルポニーでアップル農園のポニーが出てくるのもこういう理由。

馬とヒト[編集 | ソースを編集]

  1. 身の回りにたくさんいる二本足の動物。
    • 世話してくれるヒトもいれば、こき使ってくるヒトもいる。
  2. ケイバジョウってところに行くと物凄い数いてビビる。

鞍上[編集 | ソースを編集]

  1. 騎手のこと。

騎手[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の上の人。
  2. 鞭でペシペシ打ってくる。
    • だから、たいがいの馬は騎手のことは嫌い。
      • たまに騎手好きな馬もいる。
        • ごく一部の強い馬からすると「こいつ乗せた後はめっちゃ褒められるな」みたいな認識なのかもしれない。
    • 馬からすると大して痛くはないらしい。
  3. レース中にうっかり背中から落とすと失格になる。
    • 後続の馬に踏まれかねないガチで生死の危機。うっかりでは済まない。
  4. 鞍上やジョッキーという別名もある。
  5. 本番では派手な服を着て出てくる。
    • 勝負服という。遠くから見ても分かりやすいようになっている。
  6. 競馬の結果は馬7割騎手3割と言われる。
    • ハナの差とかで変わる勝負だから騎手の影響は当然ある。
    • 10割馬だろって言う人もいる。
      • だったら、川田はもっと長距離勝ってるし、三浦もとっくにG1制覇してるよ!!!
      • 確かに、世の中には騎手に競馬を教える競走馬もいるけども。

装蹄師[編集 | ソースを編集]

  1. 蹄と蹄鉄のスペシャリスト。
  2. 装蹄師資格は指導級、1級、2級がある。
    • 日本装蹄師会装蹄教育センターがある。
  3. 装蹄の良し悪しで健康状態や競争成績が全然変わってくる、馬にとって重要な仕事。
    • 馬ごとに違った対応が求められ高度な技術が必要。

調教師[編集 | ソースを編集]

  1. 競走馬を調教(トレーニング)する人。
    • というのが本来の意味だが、今日は厩舎の経営者の側面が強い。
      • 厩舎とは現役競走馬を擁しそこから利益を得る会社みたいなもの。
  2. はるか昔、紀元前15世紀からあった職業。

馬主[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の所有者。
    • 馬をどうするかの最終決定権はこの人が握っている。
  2. 馬が獲ってきた賞金は大半が馬主の懐に入る。
    • というと、何か儲かりそうだが、たいていの馬主は赤字。
      • そもそも七割の馬が一勝もできないわけだからな。
  3. 資産や収入が十分ないと成れない。
    • 地方競馬の馬主だと庶民でも頑張れば成れなくもない。
      • 続くかっていうとまた別の話。
  4. 一口馬主は正確には馬主ではない。
    • 法的には金融商品の一種になるらしい。
  5. 中央競馬では勝負服は馬主ごとに設定される。
    • 地方競馬だと勝負服は騎手単位。
  6. 馬も「なんか偉い人」くらいの認識はしてるっぽい気もする。
    • たぶん、周りの人の対応から判断してる。

疫学[編集 | ソースを編集]

馬インフルエンザ[編集 | ソースを編集]

  1. 馬のインフルエンザ。
    • 人間には感染しない。
    • 犬にはうつる。
  2. 鳥インフルエンザほどやばくないので、感染したら殺処分なんてことにはならない。
  3. 1972年に関東で流行した。
    • このときの反省から競走馬はみんなワクチン打ってる。

屈腱炎[編集 | ソースを編集]

  1. 通称「競走馬のガン」。
    • 発症すると完治は困難。
    • 引退する原因としても多い。
      • その一方で、屈腱炎を乗り越えて好成績を残す馬も少なくない。
  2. 腫れあがった脚部の外観から「エビ」と称されることも。

疝痛[編集 | ソースを編集]

  1. 単純に言うと馬の腹痛。
    • 人間の腹痛と同じく、ちょっとした体調不良から致死性のものまでいろいろある。
  2. だいたい消化器がダメージが受けている。
    • 馬の胃腸は割と欠陥が多い。野生種が絶滅したのもたぶんこのせい。

跛行[編集 | ソースを編集]

  1. 歩き方が変になってる状態。
    • 競走馬でよく聞くが、人間にもある。
  2. 症状によって重さをかけると痛む支柱跛行、脚を上げたとき痛む懸垂跛行、両方が混ざった混合跛行がある。

予後不良[編集 | ソースを編集]

  1. 致命的なレベルの骨折を負った場合に起きる宿命。
    • 馬(特にサラブレッド)は4本足で約500kgの体重を支えないとならないので、1本でも骨折すると他の足に負荷がかかり、結果として衰弱死してしまう。
    • 人間の場合は開放骨折や複雑骨折でも義足で生き延びることはできるが、馬の場合は多くが耐えられない。
      • 実際予後不良級の大怪我から長期間に及ぶ手術の末一命をとりとめた馬もいるにはいるが、患部を蹴ったり暴れたりして苦しみながら死ぬ馬もいるので…。
  2. 著名馬が予後不良になるたびに、一定数動物愛誤愛護者が湧いてくる。
    • 書籍を読めとは言わないが、せめてWikipediaの記事くらいは目を通してもらいたいところ。
  3. 原則的にはその場で安楽死(薬殺)となる。
    • 戦後少し後(1960年頃)まではそのまま食肉として出荷されるケースも多かったが、宝塚記念馬ハマノパレードの一件で薬殺処分に統一された。

ギャンブル[編集 | ソースを編集]

オッズ[編集 | ソースを編集]

  1. 勝った場合の払戻金が賭け金の何倍になるかの数字。
    • 日本国外だとまた別表記。

単勝[編集 | ソースを編集]

  1. どの馬が勝つか予測する馬券
  2. タン塩に似てる。

馬券[編集 | ソースを編集]

  1. 日本中央競馬会や一部の地方公共団体にお金を献上するともらえる券。
  2. たまにキャッシュバックがある。

複勝[編集 | ソースを編集]

  1. 3着までに入る馬を予測する馬券

ワイド[編集 | ソースを編集]

  1. 3着までに入る2頭の組合せを予測する馬券
  2. 1999年に導入された。

競走[編集 | ソースを編集]

軍事[編集 | ソースを編集]

騎射[編集 | ソースを編集]

  1. 馬上で弓を射ること。
  2. 後方射撃を特にパルティアンショットという。
    • 名前の通りパルティア人が得意とした。
      • 退却しながらの攻撃であることから、転じてパルティアンショットには捨て台詞という意味もある。
  3. 日本では馬の輸入と同時に騎射技術も入ってきた。
    • これが儀式化・競技化したのが流鏑馬。

胡服騎射[編集 | ソースを編集]

  1. 中国の北方民族が行う馬に直接騎乗し弓を射る戦闘スタイルとそれに適した服装のこと。
  2. 武霊王が導入した。
    • 北方異民族の様式を導入するにあたってなかなかの苦労があったようで。
      • それ以前の伝統的な中国での戦闘スタイルは戦車によるもの。
    • これにより趙の軍事力は飛躍的に向上した。
      • が、当の武霊王は国内反乱で餓死という悲惨な最期を迎える。

騎兵[編集 | ソースを編集]

  1. 馬に乗って戦う兵種。

戦車(チャリオット)[編集 | ソースを編集]

  1. 砲と装甲がついてる自動車とは別物。
  2. 騎兵が主流になる前は、馬に戦車を引かせて戦った。
    • 古代オリエントで最初に戦車を引いていたのはロバ
      • 紀元前2千年紀に馬が導入された結果、馬へと移行した。
  3. 春秋戦国時代の主力兵器。
    • 大国を指す千乗之国、万乗之国といった表現がある。

ランス[編集 | ソースを編集]

  1. 騎兵用の槍。
  2. 普通の槍(スピア)とは違い、切ることは基本できず突きがメインになる。
  3. 人馬一体で突撃してランスをぶつけてくるのがランスチャージ。
    • こんなもん当たったら即死だろう。
    • 助走がいるので、たぶん野戦の初っ端と試合・決闘でしかできない。
  4. 最初に使用したのはビサンツ帝国らしい。

毛色[編集 | ソースを編集]

栗毛[編集 | ソースを編集]

  1. 明るめの茶色。
    • 足先が黒くない。
  2. マンノウォーセクレタリアトもこれ。
    • ビッグ・レッドは「大柄な栗毛」という意味。
      • ビッグは「功績が大きい」って意味も当然ある。

栃栗毛[編集 | ソースを編集]

  1. 栗毛よりちょっと暗い色。

鹿毛[編集 | ソースを編集]

  1. 普通の馬。
    • 足先が黒い。

黒鹿毛[編集 | ソースを編集]

  1. 言うほど黒くはない。

青鹿毛[編集 | ソースを編集]

  1. 黒鹿毛とどう違うのか分からない。
    • 黒鹿毛より黒いけど、どこが境界なのか。
    • 腹や鼻先に茶色いとこがあるので青毛とは見分けがつく。

青毛[編集 | ソースを編集]

  1. 真っ黒。
    • 青くはない。
    • 青鹿毛と区別しにくい。

芦毛[編集 | ソースを編集]

  1. 生まれたときは灰色や黒。
    • だんだん白くなってくる。
    • 人類はだいたい芦毛。本当はメカニズム違うんだけど。
    • 芦毛の馬は加齢で見た目が変わっていって面白い。
      • 引退後真っ白になってて「誰だお前?」ってなる競走馬もいる。
      • デビュー時は黒くて芦毛とは思えない子もいる。
      • ビワハヤヒデは頭だけ白くなった時期があって、顔のでかさに拍車がかかってしまう羽目になった。
  2. 白馬はだいたい芦毛。
    • 白毛は希少なので。
  3. 目立つので軍用馬としては嫌われていた。
  4. 「芦毛の馬は走らない」
    • 軍用馬育成が目的だった戦前は芦毛が冷遇されたのが由来。
    • その後も絶対数が少ないことから、この迷信はなかなか打破されなかった。
      • 日本での芦毛の活躍は1970年のメジロアサマあたりでようやく始まったという感じ。
  5. 芦毛はモテる。
    • たぶん馬目線でも目立って見えるから。
  6. 偉大なるオルコックアラビアンがサラブレッドにおける芦毛遺伝子の祖。
  7. 神馬(神社の馬)や誘導馬など、再就職に有利。

白毛[編集 | ソースを編集]

  1. 真っ白。
  2. アルビノとは違う。
  3. 突然変異で出現する。
    • ミスセンス突然変異が多い。
    • そこから子孫へもある程度遺伝する。
  4. 日本ではシラユキヒメの系統が広がりつつある。

駁毛[編集 | ソースを編集]

  1. ホルスタインとかダルメシアンみたいなブチがある毛色。
  2. サラブレッドでは珍しい。
    • アパルーサはだいたい駁毛。

月毛[編集 | ソースを編集]

  1. 真夜中の満月のような毛色。
  2. サラブレッドでは稀。
    • クォーターホースや北海道和種ではそこそこ出る。
    • サラブレッドの始祖の一頭、ダーシーズイエロータークは月毛だったとも言われる。
    • JRAの登録上は月毛の分類がない。
      • もし月毛の馬が現れたとしても、登録分類は栗毛ということになる。

粕毛[編集 | ソースを編集]

  1. 灰色の馬。
    • 芦毛と違い色変化はない。

河原毛[編集 | ソースを編集]

  1. 亜麻色とか黄土色。
  2. 端っこが黒い。

血統・性別[編集 | ソースを編集]

騸馬[編集 | ソースを編集]

  1. 去勢された馬のこと。
    • 気性を穏やかにする効果がある。
    • 体質改善が目的の場合もある。
  2. 出走できないレースが多い。
  3. 香港シンガポールオーストラリアニュージーランドなど日本を除く西太平洋諸国では競走馬となった大半の牡馬が去勢される。
  4. 「騙」馬は誤りだが、結構騙されて書く人の多いこと多いこと。
    • スマホでもパソコンでも「騙馬」が出てきてしまうもの、正直修正する気にもならない(コラ)。
    • 常用漢字じゃないので「セン馬」と書かれることも多い。

牝馬[編集 | ソースを編集]

  1. メスの馬。
  2. 牡馬より暑さに強く、夏は牝馬の方が有利と言われている。
    • 本当は牝馬の方が有利とまではいかない。他の季節は牡馬有利、夏は牡馬・牝馬で拮抗というのが実態に近い。

牡馬[編集 | ソースを編集]

  1. オスの馬。
  2. 暴れん坊で種牡馬になる見込みがないと玉がとられて騸馬になる。
  3. 乳首がない。

設備・馬場[編集 | ソースを編集]

  • 競馬場・牧場など馬事施設にある設備について

ウッドチップ[編集 | ソースを編集]

  1. 木の屑でできた馬場。
    • 考えようによってはこれもオールウェザーの一種のような気がする。

オールウェザー[編集 | ソースを編集]

  1. 人工素材で覆われた馬場。
    • 電線の被覆材やゴムなどの廃材を利用してたりもする。
      • マイクロプラスチック問題とか大丈夫なんだろうか。
  2. 芝は高くて整備が手間、ダートは土埃が邪魔。これらの問題を解決すべく誕生したのがオールウェザー。
    • しかし、水捌けやレース展開が問題になってダートに戻されることもしばしば。
    • 結局、高くて整備が手間だったり、素材が飛び散って邪魔になったりする場合もある。
  3. 色々種類がある。
    • タペタ、ポリトラック、クッショントラックなんかが多い。
  4. 欧州ではオールウェザーのおかげで冬季開催が大幅に増えた。
  5. 日本の競馬場では採用されていない。
    • トレセンには導入された。
  6. 海外だとArtificialとかSyntheticとか呼ばれる。
  7. 死亡に至るような重大事故は芝やダートより少ないとされる。

ターフ[編集 | ソースを編集]

#芝

ダート[編集 | ソースを編集]

  1. 土とか砂でできた馬場。
  2. アメリカではダートが競馬のメイン。
    • 中東もたぶんそう。
    • 南アメリカは芝もダートもある。
    • 西欧はダートがない。オールウェザーはある。
  3. アメリカのダートは土と砂を混ぜてる。
    • 5割~7割が砂。残りが赤土。
  4. 日本のダートは砂100%。
    • 元々はアメリカと同様だったのだが水捌けが悪かったので全部砂にした。
  5. 中東は日米の中間の砂比率。
  6. 韓国競馬はダートだけで芝がない。
    • 日本競馬の流れを汲んでるから、ここも砂の馬場。
  7. 基本、土比率が高い方がスピードが出る。
    • 固い土の地面と砂浜のどちらが速く走れるか考えると分かりやすい。
  8. 芝と比べてコストが安い。
    • 整備も「砂を持ってくる」「均す」だけで容易。
    • 盛岡を除く地方競馬場がダートのみになっているのはこのため。
    • 中央競馬も全ての競馬場が芝・ダート併設となっている。
  9. JRAの競馬場の砂は六ヶ所村から来ている。
    • 南関東4場の砂も六ヶ所村や東通村が産地。
      • 大井や船橋はオーストラリア産の白砂に切り替えた。
  10. 西日がつらい。
    • 地面の照り返しもきつい。
    • これが原因で落馬することもある。
    • 最終レースは芝が多いのもこれが理由。
    • もちろん程度の差はあれ芝などでも西日問題はある。
      • 中山大障害の開催時間が早いのも西日で視認性が下がることが理由らしい。

馬場状態[編集 | ソースを編集]

  1. 馬場に含まれる水分から、「良」、「稍重」、「重」、「不良」に分類される。
    • 良が一番乾いていて、不良が一番湿っている。
    • ばんえい競馬だとストレートに含水率表記。
  2. 日本以外ではもっと分類区分が多い。
    • UAEが一番近い。
    • アメリカ・アイルランドは「凍結」って区分もある。
  3. 稍重は「ややおも」と読む。
    • 競馬ファンは読めるが、世間一般にはかなりの難読漢字。
  4. 芝では水分が少ないほど速くなる。
  5. ダートでは「稍重」や「重」くらいが速い。
    • 砂が湿ってちょっと固まってるくらいがちょうどいい。
  6. 不良が極まって水浸しまでいくと「田んぼ馬場」と言われたりもする。
  7. これだけ分類はあるが開催の7~8割くらいは良馬場。

組織・施設[編集 | ソースを編集]

競馬場[編集 | ソースを編集]

トレーニングセンター[編集 | ソースを編集]

美浦トレーニングセンター[編集 | ソースを編集]

  1. 中央競馬の東日本地区における調教拠点。
  2. 水がまずい。
  3. 読み方は「みほ」。「みうら」ではない。
    • なお、ミホノブルボンがいたのは栗東トレセン。

栗東トレーニングセンター[編集 | ソースを編集]

  1. JRAのトレーニングセンター(調教施設)。
  2. 1969年と美浦トレーニングセンターより9年早く開場した。
    • 実はトレーニングセンターとしては東京都競馬が管理する小林牧場の方が更に古い。

馬術関連[編集 | ソースを編集]

王立アンダルシア馬術学校[編集 | ソースを編集]

  1. バロック馬術の伝統を守る。
  2. 1973年設立と思いのほか新しい。
    • 王立になったのは1987年。

スペイン乗馬学校[編集 | ソースを編集]

  1. スペインにあると思うだろ。ウィーンにあるんだな、これが。
    • スペインにある馬術学校は王立アンダルシア馬術学校。
    • スペイン・ハプスブルク朝があった時代の名残。
  2. リピッツァナーという品種の馬が育成されている。

馬事公苑[編集 | ソースを編集]

  1. JRAが運営する公園。
  2. 1940年東京オリンピックのために造られた。
    • 1940年は中止になったが1964年東京五輪と2021年の東京五輪では馬術競技の会場になった。
  3. 世田谷にある。
    • 街中にあるなと思ってたけど1940年造成なら当時はまだ農地だったんだろうなあ。

三木ホースランドパーク[編集 | ソースを編集]

  1. 関西における馬術の一大拠点。
  2. JRAと三木市が1994年に合同で設置した。
    • 管理運営は三木山人と馬とのふれあいの森協会。
  3. 道の駅みき併設。
  4. 国際厩舎がある。
  5. 苑内に高木古墳群やら三木合戦のときの城跡やらある。

ル・カドルノワール・ド・ソミュール[編集 | ソースを編集]

  1. フランスの国立乗馬学校。
  2. 乗馬の公演も行われる。
    • 来日公演もあった。

牧場・馬生産者団体[編集 | ソースを編集]

クールモアスタッド[編集 | ソースを編集]

  1. アイルランドアメリカオーストラリアに牧場を持つ企業。
  2. ブリテン諸島の競走馬生産の中心。
    • イギリス・アイルランドの1992年から2020年までのリーディングサイアーは全てクールモアスタッドの種牡馬。
      • サドラーズウェルズ、デインヒル、デインヒルダンサー、ガリレオの四頭。
      • 2021年のリーディングサイアーはフランケル。クールモア以外から出たのは久々。

ゴドルフィン[編集 | ソースを編集]

  1. ドバイ王家が出資した競走馬管理団体。
  2. 生産者としてはダーレーグループを名乗る。
  3. 日本にもダーレー・ジャパンがある。
    • 日本でも指折りの競走馬生産者。
    • ダーレー・ジャパン設立はステイゴールド大活躍の結果という噂がある。

社台グループ[編集 | ソースを編集]

  1. 日本最大の馬産集団
    • 世界的にも見ても競走馬生産団体としてはかなり巨大な部類。
  2. 日本競馬がらみの陰謀論ではだいたい悪玉あつかいされる。
  3. 由来は白老町社台地区に牧場を作ったことから。
    • 今もここに社台牧場がある。
      • 社台牧場は社台グループではない。
        • 社台牧場から分離独立して巨大化したのが社台グループ。ややこしい。
    • 社台はアイヌ語のsa-tay-petが語源で「前の林の川」という意味。

その他[編集 | ソースを編集]

旧御射山遺跡[編集 | ソースを編集]

  1. 霧ヶ峰の一角にある鎌倉時代の遺跡。
  2. 諏訪大明神を祀る御射山祭の会場だった。
    • 奉納競馬や笠懸、相撲などが行われていた。
    • 傾斜地を段々畑のようにした桟敷跡が今日も残る。
      • 規模から万単位の観客が来ていたと思われる。

野馬土手[編集 | ソースを編集]

  1. 野馬追原を囲っていた盛り土や石垣。
    • 放牧された野馬を逃がさないためのもの。
    • 江戸時代の相馬野馬追は野馬追原全体でやっていた。
  2. 1666年に築かれる。
  3. 往時には全長23kmにも達した。
  4. 明治になると野馬は全部捕まえられ、放牧地ではなくなる。
    • 土手もいらなくなったので、今は一部しか残っていない。

雲雀ヶ原祭場地[編集 | ソースを編集]

  1. 相馬野馬追のメイン会場。
  2. 10万平方m以上ある広大な祭場地。
    • 厩舎がないことを考えると地方競馬場くらいの広さ。
      • 一応、馬の待機所はあるがずっといるわけじゃないので駐輪場みたいな簡素な施設。
  3. 相馬野馬追の他に相馬野馬追振興競馬大会も行われる。
    • 広い土地を活かしてウォーキング大会やサムライフェスも開かれる。
  4. 山の傾斜を利用して土地を段々状にした観客席。
    • いかにも前近代の遺跡みたいだが、おそらく整備されたのは明治以降。
      • 江戸時代には東西8km南北2kmにも及ぶ広大な野馬追原が会場で、開催内容が全く異なる。

地域[編集 | ソースを編集]

ウクライナ[編集 | ソースを編集]

  1. 馬が家畜化された土地。

馬具[編集 | ソースを編集]

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  1. ユーラシアで軍事革命を起こした。
  2. 騎乗するとき、足を乗っける。
    • これで騎乗時の安定性が格段に向上する。

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  1. 馬の背中に付けて人間が乗りやすくする馬具。

手綱[編集 | ソースを編集]

  1. 人間が持って馬を制御するヒモ。
    • ハミに繋がっている。
  2. 押したり引いたり開いたりする。

蹄鉄[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の靴みたいなもの。
    • 英語だとまんまHorseshoe。
    • 馬以外にロバや牛やラクダも付けることがある。
  2. 家畜化の過程で蹄がやわになって必要になった。
    • モンゴルだと環境が野生状態に近いのと品種上の理由で蹄鉄はいらない。
      • これを考えると発明したのは騎馬民族ではなさそう。
  3. 普及以前は靴を履かせていた。
    • ローマ帝国では革靴。
    • 日本だと江戸時代までわらじみたいなものを履かせた。
  4. U字型。
    • 真ん中が開いてるのは、この蹄踵部分の変形に第二の心臓的な役割があるから。
  5. 鉄っていうけど競走馬はだいたいアルミ合金の蹄鉄を使ってる
  6. 蹄と蹄鉄を専門で扱う装蹄師という職業がある。
    • 装蹄の良し悪しで健康状態や競争成績が全然変わってくる。

頭絡[編集 | ソースを編集]

  1. 頭に装着されてるヒモ。
  2. 基本的にハミの固定が目的。

拍車[編集 | ソースを編集]

  1. 騎手のかかとにある尖ったやつ。
    • カウボーイの靴についてる金属の歯車。
  2. これで馬を刺激して加速させる。
    • 「拍車をかける」はこれが由来。
  3. 日本競馬では2020年に全面禁止された。

ハミ[編集 | ソースを編集]

  1. 馬具の中で最大の発明。
  2. 馬の口に入れる馬具。
    • 手綱を引くとハミが動き、口への刺激という形で馬に人間の指示を伝えることができる。
  3. 馬の口の中には、歯槽間縁という歯がない部分がある。
    • これがハミを通すための空間になっている。奇跡みたいな話。

腹帯[編集 | ソースを編集]

  1. 鞍を固定するためのベルト。

バンデージ[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の足元に巻いてある靴下みたいなやつ。
    • 運用上は服というより包帯みたいなもの。
      • 脚を保護して怪我を予防する。
    • カラーバリエーション豊富でおしゃれ。
  2. バンデージ〇、バンテージ×
    • 肢巻ともいう。
  3. 馬場馬術では禁止、逆にポロでは必須。

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  1. 騎手が馬に合図を送るための道具。
    • 馬の加速と制御が目的。
  2. 鞭というとヒモみたいなものがイメージされるが、馬に使うのは良い感じのしなる棒。
  3. 競馬では使いすぎるとルール違反。
    • 日本では5回連続まで。
    • 国によって無制限から完全禁止までかなりバラけた対応。
  4. 短鞭・長鞭・追い鞭がある。
  5. 実はあんまり役に立ってないという研究結果も出ている。
  6. 鞭馬という苗字がある。
    • 阿蘇あたりで多い名前。

馬術[編集 | ソースを編集]

  1. 馬に乗る技術。
    • また、馬に騎乗して行うスポーツ。
  2. ブリティッシュ馬術とウェスタン馬術が二大派閥。
    • 細々とだが、伝統日本馬術もある。
      • 本当に細々。時代劇でもブリティッシュ馬術かウェスタン馬術で馬に乗ってる。
    • たぶん世界中にマイナーな流派がたくさんあると思われる。
  3. 近代馬術は実質イタリア発祥。
    • ルネサンスは芸術だけではない馬術もだ。
      • まあ馬術もアートの一種だし。
    • イタリア軍人のフェデリコ・カプリッリが近代馬術の祖と言われている。
  4. オリンピック競技にもなっている。
    • オリンピックに出場できるのは今のところヒトとウマだけ。
      • 昔は犬ぞりもあった。

障害飛越競技[編集 | ソースを編集]

  1. 障害物を飛び越える競技。
    • 順序や制限時間などがある。
  2. 障害競走とは似て非なるもの。
  3. 競走馬から転向して活躍するケースもある。
    • 障害競走経験の有無はあまり関係ない。
  4. 馬術はアングロ系・ゲルマン系諸国が強いが、障害飛越競技はそれ以外の国がメダルを取ることもある。

総合馬術[編集 | ソースを編集]

  1. 名前の通り総合力を競う。
    • 馬版の混成競技。
  2. 馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越競技の三つからなる。
    • クロスカントリーも柵とか水濠とかある。
  3. 3日かけて行うのでthree-day eventingともいう。

長途騎乗競技[編集 | ソースを編集]

  1. エンデュランス馬術。
  2. いわば馬のマラソン。
  3. ドバイカタールが世界一を目指して争う。
    • 有力馬・素質馬を買い尽くす勢い。

馬場馬術[編集 | ソースを編集]

  1. ドレッサージュ。
  2. 動きの美しさと正確さを競う。
  3. 規定演技と自由演技がある。

走り方[編集 | ソースを編集]

歩方[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の歩き方、走り方のこと。

常歩[編集 | ソースを編集]

  1. 歩いてる状態。
  2. アンブル
  3. 人間の早歩きかジョギングくらいのペース。
  4. 遅いが1日に一番長距離移動できるのはこの歩き方。
    • 50~60km。
    • ペース上げるとすぐバテちゃう。

速歩[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の平常運転。
    • 常歩の倍くらいのペース。
  2. トロット
    • この名の通りトロットレースはこの歩方で行われる。

駈歩[編集 | ソースを編集]

  1. 如何にも走ってる感じ。
  2. 平均的な青少年の100m走くらいのペース。
    • 一般的な自転車の速度くらいでもある。
  3. キャンター
    • フランス語やドイツ語だとギャロップで、襲歩と区別しない。

襲歩[編集 | ソースを編集]

  1. 全力疾走。
    • 自動車並みの速度。
  2. ギャロップ
  3. 馬にとっても相当きついので4~5kmが限界。
    • 平地競争が長くても4km程度までなのはこのため。

側対歩[編集 | ソースを編集]

  1. 右側、左側と同じ側面の2本の足を同時に前に出す歩き方。
    • 一般的な馬は斜対歩で、側対歩は特異な歩方。
    • 人間でいうナンバ歩きに近い動き。
  2. 揺れが少ないというメリットがある。
    • 騎射で側対歩をしていることも多い。
    • トロットレースや日本の古馬術ではこの歩き方。

脚質[編集 | ソースを編集]

  1. レース時の位置取り・ペース配分のこと。
  2. 短距離は逃げ先行が勝ちやすい。
    • 距離が短いため、後ろから追い上げきれない。
  3. ダートも逃げ先行が有利。

逃げ[編集 | ソースを編集]

  1. 最初からガーっと行く。
  2. 最初から最後まで先頭なら一着なのよ。
  3. 負けても見せ場があり印象に残る。

先行[編集 | ソースを編集]

  1. 前めの位置取りからスーと追い越す。
  2. 王道パターン。

差し[編集 | ソースを編集]

  1. 一群の中からビュンと進み出る。
  2. 揉まれながら道をつくるタフな馬。

追い込み[編集 | ソースを編集]

  1. 悠々と走り最後グオーっと来る。
  2. 劇的で人気になりやすい。

自在[編集 | ソースを編集]

  1. どれでもいけるぜ。

馬肉・馬乳[編集 | ソースを編集]

馬糞[編集 | ソースを編集]

馬名[編集 | ソースを編集]

馬齢[編集 | ソースを編集]

  1. 馬の年齢のこと。
  2. 馬鈴薯とは関係ない。
  3. 生まれたときが0歳で1月1日が来るたびに+1歳される。
    • 年齢条件つきのレースでの扱いを考えると、この方が誕生日で1歳にするよりも実用的。
    • 稀にいる12月生まれの馬はすごく不利。
      • 1歳近く年上の馬と戦わなくてはいけなくなる。
  4. 南米では7月1日、オセアニア・南アフリカでは8月1日で加齢する。
    • 馬は春が出産時期のため、同じシーズンに生まれた馬を揃えようとするとこうなる。
  5. 20世紀の日本では数え年表記だった。
    • つまり現表記より1歳多い表記。
    • 海外と合わせるため、2001年に改定された。
  6. 人間年齢に換算するには3歳までは6倍、4歳以降は3倍くらいと言われている。
    • 馬の3歳は人の18歳、馬の4歳は人の21歳。
    • 10歳超えると単純に3倍くらいの気がする。
      • サラブレッドの天寿が25歳前後、最高齢記録が42歳を人間に合わせるとそれくらい。

0歳[編集 | ソースを編集]

  1. 生まれたて。
  2. お母さんといっしょ。
    • 6か月くらいで離される。
  3. とねっこ。
    • 「当年生まれの仔」の略。

2歳[編集 | ソースを編集]

  1. 多くの競走馬がデビューする。
  2. 2歳G1は全て12月。
    • そうしないと出走馬を絞り込めないし、ある程度成長した状態でやった方がいいし。

3歳[編集 | ソースを編集]

  1. ダービーをはじめとするクラシックレースは3歳限定戦。
    • 競馬の中心をなすレース群。
    • なので3歳時の西暦をもって○○年世代と言われる。
  2. 人間でいえば10代後半くらいの成長度。
    • 多くの馬で能力のピークはもうちょっと後。
    • なのにこの時期のレースが競馬の中心になっているのは種牡馬や繁殖牝馬としての評価を行う意味があるため。
  3. 3歳でデビューする競走馬も結構多い。

4歳[編集 | ソースを編集]

  1. 4歳以上の馬を古馬という。
    • 古いというよりは、ここからが大人。
  2. とても強い牡馬はこのくらいで引退する。
    • 種牡馬の仕事があるので。

6歳[編集 | ソースを編集]

  1. 3月になると牝のクラブ馬は引退する。
    • 繁殖牝馬にするため、たいていのクラブではそういう規定になっている。

8歳[編集 | ソースを編集]

  1. 馬場馬術・総合馬術の国際大会に出られるのは8歳以上。

9歳[編集 | ソースを編集]

  1. この歳から障害馬術の国際大会に出られるようになる。
  2. ワンダーアキュートが9歳でかしわ記念を制したのが平地競走のジーワン最高齢記録。

12歳[編集 | ソースを編集]

  1. 障害G1ではカラジが12歳で中山グランドジャンプ制覇したのが最高齢。
    • JRAの重賞全体でもこれが最高齢記録。

18歳[編集 | ソースを編集]

  1. リーディングサイアーの呪い。
    • 21世紀日本のリーディングサイアーは18歳までに死んでしまう。

19歳[編集 | ソースを編集]

  1. ヒカルアヤノヒメによる最高齢出走記録。
    • 現役競走馬のまま亡くなった。

42歳[編集 | ソースを編集]

  1. タンゴデュークによるサラブレッドの最高齢記録。

62歳[編集 | ソースを編集]

  1. イギリスの輓馬・オールドビリーによる馬の長寿ギネス記録。
    • 化け物か。

品種[編集 | ソースを編集]

文化[編集 | ソースを編集]

名馬・珍馬[編集 | ソースを編集]

ブケパロス[編集 | ソースを編集]

  1. アレクサンドロス大王の愛馬
  2. ポンペイ遺跡の有名なモザイク画でアレクサンドロス大王が騎乗しているのもブケパロス。
  3. 人喰いだの一本角だの無茶苦茶言われる。
    • 角があったら、それはもう馬じゃない
    • まあ人間に噛みつく馬なら現代でもたくさんいるけども。

赤兎馬[編集 | ソースを編集]

  1. 一日千里の名馬。
    • 速いだけでなく飛越もできる。
  2. 呂布の乗騎。
    • 「人中有呂布 馬中有赤兔」
  3. 董卓が呂布を懐柔するために与え、呂布が倒され曹操の手に渡り、曹操が今度は関羽を懐柔するために贈った。
    • 関羽はこの馬を贈られたとき「これで兄(劉備)のもとにすぐ駆けつけられる」と喜んだ。
      • 天然でやってるのやら、曹操を煽ってるのやら、どちらにせよいい性格してる。
    • 関羽の死後、消沈して食事しなくなり亡くなったという。
      • 呂布が討たれたときは元気だったくせに、赤兎お前という奴は。
      • そもそも年齢を考えるともう寿命だったろうと思う。
  4. 董卓生存時から関羽死亡時までというこの馬の生涯はほぼ『三国志演義』そのもの。
    • 30年に及ぶため馬の活躍期間としては長すぎる。
      • このことから赤兎馬は品種名やよくある馬の愛称だった説がある。
      • 正史には呂布の馬としてのみ登場するため、董卓や関羽の話はたぶん『三国志演義』が盛ってるだけ。

絶影[編集 | ソースを編集]

  1. 三国志の曹操の愛馬。
  2. 名前の由来は「影を留めないほど速い」と言う意味から。
    • 「青紅剣・倚天剣」と並んで、曹操のネーミングセンスの良さがうかがえる。

的盧[編集 | ソースを編集]

  1. 三国志の劉備の馬。
    • 額に白い模様がある馬で、乗った主人に祟りをもたらす相を持つ馬として知られる。
    • 劉備の馬であるが、入蜀の際に落鳳坡を進む軍師龐統に的盧を譲った結果、劉備の代わりに龐統が矢ぶすまにされて絶命することになった。

甲斐の黒駒[編集 | ソースを編集]

  1. 神馬は山梨から来た。
  2. 聖徳太子を三日間の空の旅に連れて行った。
    • 行先は富士山信濃
      • このルートだと太子同伴で里帰りしてるな、こいつ。
  3. 聖徳太子が亡くなると後を追った。
  4. 東方Projectファンには驪駒早鬼の元ネタとして御馴染み。

クハイラ・アル=アジューズ[編集 | ソースを編集]

  1. アラブ種の祖。
    • サラブレッドもアラブ種が基礎の一つになってるので、クハイラ・アル=アジューズの血が入っている。
  2. ムハンマドのお気に入り。
    • 砂漠の長旅のあと水を飲むときに呼びかけて渇きに我慢して集まった5頭の牝馬の一頭。
    • この5頭を「アル・カムサ」といい、アラブ種の根幹牝馬となった。
    • 伝説上の存在であり、本当に実在したかは定かではない。

木の下[編集 | ソースを編集]

  1. 平家物語に登場する源仲綱の愛馬。
    • 「このした」と読む。
  2. 名馬として知られ、平清盛のバカ息子・宗盛が仲綱に何度も押し迫って自分のモノにしようと企む。
    • 流石に平家の嫡流が何度も「クレクレ」言ってくるので、後の報復を考えた仲綱は渋々木の下を宗盛に譲り渡すことにした。
    • 強引に名馬を奪った挙句、仲綱が何度も断ったことに対して逆恨みをした宗盛は、命名を「木の下」から「仲綱」に変えることにした。
      • 「木の下」の尻に「仲綱」と焼き印をする徹底ぶり。
      • 仲綱と命名することで「おい、仲綱に鞍を付けろ!」とか「仲綱を引き連れてこい」とか言って、間接的に仲綱を辱めた。
    • 平家物語では、この一件が後に、打倒平家政権に向かう以仁王の乱につながったと結んでいる。

生食[編集 | ソースを編集]

  1. 源頼朝が所有した名馬。
  2. 佐々木高綱に与えられ、宇治川の戦いでは先陣を切っている。
  3. 現代人から見ると珍名馬。
    • 読み方は「いけづき」。
      • 池月とも書かれる。こっちならまともな感じがする。
    • 出典が「平家物語」だから、不気味な感じにしたかったのかもしれない。
  4. 黒栗毛で体高145cm。
    • ぎりぎりポニー扱いになるサイズ。
  5. 晩年は、今の新横浜駅日産スタジアムの近所で暮らしていた。
    • 死後、駒形明神として祀られ、現代も馬頭観音堂として残る。
    • なぜか九州方面にもお墓がある。

イレネー[編集 | ソースを編集]

  1. 伝説の種牡馬(種雄馬)。
    • 597頭の産駒を出し、196頭が種牡馬になった。
    • 日本における重種馬、十勝の馬産の礎を築く。
  2. 1910年にフランスから来たペルシュロン
  3. 帯広競馬場には銅像もある。
    • 競馬場にやって来た自転車や自動車を眺めている。
    • 現代人はばんえい競馬と結びつけて考えがちだが、当時の重種馬の主な用途は軍事と農耕。
      • イレネーの活躍を後代のイメージに置き換えると「軽トラしかない国に大型トラックの工場が建った」という感じ。
  4. イレネー記念は明け3歳馬のBG1。

ウラヌス[編集 | ソースを編集]

  1. ロサンゼルス五輪の金メダリスト。
  2. バロン西こと西竹一の相棒。
  3. 引退後は馬事公苑で暮らす。
    • 馬事公苑の開苑は1940年でウラヌス号が住んでた頃は出来立てホヤホヤ。
    • 西竹一が硫黄島で戦死した6日後に亡くなっている。
      • 26歳だからウラヌス自身はほぼ天寿みたいなもの。
      • 西竹一は亡くなる時もウラヌスのたてがみを持っていた。

ナリタブラリアン[編集 | ソースを編集]

  1. 史上最強のポニー。
    • さんまのナンでもダービーで活躍。サラブレッドや乗用馬などを相手に善戦。
    • しかし調教しすぎて気性難になり騙馬にされてしまった。
    • 世間に「調教って凄い」と知らしめた。
  2. 名前の元ネタはシャドウロールで知られたあの三冠馬
    • この馬もシャドウロールをしていた。
    • 実のところナリタブラリアンの方が年上。

関連項目[編集 | ソースを編集]