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待望の広島用新型車両
- なんと、広島支社初のJR型電車。國鐵廣島終了のお知らせ。
- 投入両数は破格の276両。225系よりも多い。一昔前ではあり得ないと言われていただろう。
- 幾多の報道機関やニュースサイトで「広島地区に約30年振りの新車投入」と強調して報道されたほど、227系の登場は衝撃的だった。
- 2016年3月改正で、日中の広島駅発着の電車は227系に統一されることに。
- 投入両数だけでなく投入ペースも凄まじい。わずか1年ほどで広島エリアの主力に登り詰めた。
- 顔で間違えられるけど、ベースは521系じゃなくて225系。
- わざわざ新系列を掘り起こす当たり、いろいろ違いもあるのだろう。
- だが実際には新形式にするか微妙・・・程度の違いしかなかった。
- 東海だったら323系共々225系の番台違いでまとめてそう。
- 225系にもこの顔が出たし…
- 何気に新機軸満載(新保安システム、フルカラーLED、グラスコクピット)。
- 種別幕+3色LEDの伝統がついに破られた。
- 下手すれば225系よりも高付くかも・・・。
- 新幹線と首都圏以外でグラスコクピットは初めてでは?
- 何気に本社お膝元の関西よりも気合が入っている。
- でも車内案内はLEDスクロール
- フルカラーLEDは207系体質改善車で初めて採用された。
- デジタル伝送を全面採用したらしい。(321系・225系は部分的に採用しているだけ)
- 車両工場で種別表示の所にカープ坊やが表示されていたことがある。
- 起動テストで映りが良いからという理由で球団に無断で使っていたらしい。でも翌年にリーグ優勝したのでその記念に営業運転でも表示されることになった(勿論現在は了承済み)。
- それが表示された車内では「この電車は、カープ坊や、○○行きです。」と出るらしい(但し、各停運用のみ)。
- 末期色を完全否定する存在でもある。採用カラーは赤で、配色パターンも今までの西には見られなかったもの。
- 赤は広島東洋カープの赤か?
- 厳島神社の大鳥居のイメージも含まれているらしい。
- 識別番号A25の車両は「新井さんトレイン」として2018年11月に運用。
- 車両愛称は「Red Wing」に決定。
- 愛称の由来は、先頭車の前面にある転落防止幌を羽に見立てたところから。
- なんかブーツのメーカーみたいな愛称だ。
- 直訳すると「赤羽」になるが勿論赤羽駅には行かない。
- 特に前面のデザインは山陽電鉄にパクられた。
- 赤字電車…いいえなんでもありません。
- 計画時の塗装案では、京阪神の223系や225系と同じアーバンネットワークの塗装パターンも考えられてたが、せっかく新車を入れるのに客から関西で走ってるのと同じ車両と思われることを懸念してボツになった。
- 225系と同じ顔をしていると言われるが、227系の方がヘッドライトが「細目」で、フロントガラスが若干下に伸びている。車体断面も面長である。
- ただ、この227系の顔は521系3次車が先に採用している。
- 大阪環状線の新車323系でも採用が決定。
- それどころか225系も100番台からこの顔に変更されている。もはやしばらく227系顔しか造らないのでは。
- 窓周りの色のついた部分も下部が丸みを帯びている。
- 正面デザインや車内は521系3次車に準じているが、側面窓配置は225系に準じている。
- 運用は呉線全線と山陽本線糸崎駅~由宇駅の間のみ。(2015年現在)
- 2016年春からは可部線、そして1往復だけだが三原駅にも乗り入れ。
- これは誤り。可部線では2015年10月3日から運行開始。2016年春からは福山~徳山に運用拡大。さらにシティネットワーク内の平日昼間をこれに統一。
- ゆくゆくは下関~和気まで拡大されるのだろうか。
- そして2019年、広島地区の電車は全てこれになる。
- 10年前の人にこれを話したらまず間違いなく「冗談はよせ」と言われるぐらいの衝撃的事件であろう
- 4両を3両で置き換えた列車が多くて評判が良くない。
- 可部線は両数据え置きにされたが、ロング車をクロス車で置き換える格好になり、これまたイマイチ。
- 路線名と引っ掛けて「三両本線」とまで言われている。
- 次は岡山地区…とのうわさがあるが両数が全然足りない。そして山口地区は?
- 2023年から岡山地区にも導入決定。ちなみに帯はサンライナーを意識したピンクとこれもまた色違いのものとなる模様。
- 岡山の桃、福山の薔薇、尾道の桜をイメージした「豊穏のピンク」ということらしい。
- 現在、JRがピンクの227系の愛称を募集中。はてさて何になりますやら。
- 「ピンクウィング」...は流石にない。
- 「ピーチライナー」もない。「サンライナーII」辺りか?
- 和歌山地区にも投入してほしい。
- 2019年春から導入開始。但し、帯が緑と言う広島支社の車両の色違いである。
- 公式のイメージCG見る限りは、225系100番台の色違いに見える。225系の白帯を無くして、青帯を緑色、戸袋部分の茶色も緑に変えてるだけ。
- ただ、広島地区の227系はいくつもの塗装案が考えられてたから、実車では変更される可能性もある。
- 2018年9月4日にメーカーから第一陣が出場したが、色の変更はならず。
- むしろ大阪環状線323系の色違いみたいにも見える。車内がロングシートであることといい。
- デビュー前のイメージCGでは微妙に感じたけど、いざ実車を目の当たりにするとイイ色だなと思えるようになった。
- 色があまりにもくすんでいる。南国の和歌山だから、もっと鮮やかな色で塗ってほしい。
- 合わせて車内にICOCAのICカードリーダーを設置。
- 現在は駅改札の簡易式リーダーで清算する方式であるため、長らく不正乗車の温床になっていたとか(出口扉から改札口まで距離がある駅もあり、社員も対策に苦慮していたらしい)。
- しかも、2023年以降に和歌山線で無線式ATC(JR東日本で言うATACS的システム)を導入するというオマケ付き。227系の導入はその為に決まったように思える。
- しかし無線式ATCの導入が延期。まあ踏切は無線じゃないので導入効果が薄いと判断された模様。
- こちらも凄まじいペースで投入し、運行開始から半年ほどで桜井線、和歌山線の国鉄形を一掃する模様。
- 桜井線・和歌山線の勢いそのまま、和歌山市や御坊~紀伊田辺のワンマン運用もこいつが担うことになった。
- 2019.03.16 ついに営業運転開始!当面は117系の運用の置き換えのためか、和歌山線よりきのくに線で運用されてると言う事態に。
- 同年9月30日に置き換え完了。デビューまで長く感じたものの、デビュー後はあっという間に増殖していった。
- 側面の方向表示器にはキャラクターの表示もできる。
- 例えば奈良行きだと鹿、王寺行きなら王寺町のマスコットキャラ雪丸が表示される。
- 1000番代は2両編成のみだが、パンタグラフ1基搭載の編成の他、霜害対策でパンタを2基積んだ編成もある。