NHK大河ドラマ/2010年代後半
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花燃ゆ(2015)[編集 | ソースを編集]
- また幕末→明治の女性もの…。
- タイトルだけを見ると、『花神』(この作品とはほとんど同じ時代だが)、『花の乱』、『山河燃ゆ』、『草燃える』といったものをミックスさせたように見えてしまう。
- 『花神』で寺島忠三郎を演じた池田秀一が語り(ナレーション)で出演するようだ。
- 「吉田松陰の妹」と聞いて、「誰それ?」と思った人は少なからずいるのではないだろうか。
- これだと「誰某の妹」、「誰某の姉」、「誰某の娘」といった偉人の近親者を主人公に、という感じで如何様にでも描けてしまうようにも思えてならなかったりする。
- だとしたら何故松陰自身を主人公にしなかった?
- 松陰「俺の妹がこんなに主役なわけがない」
- 司馬遼太郎作品にも『世に棲む日日』という松陰を主人公にした作品があり、原作には困らないはずだが・・・・・。
- だとしたら何故松陰自身を主人公にしなかった?
- そもそもドラマが始まるまでwikiさえ作られていなかった
- 歴史的にはあまりにも残した功績が少ないため、同時期の朝ドラの「マッサン」の方が大河ドラマだと揶揄されることに
- 「あさが来た」も。
- 挙句の果てには他局の「天皇の料理番」も。
- これだと「誰某の妹」、「誰某の姉」、「誰某の娘」といった偉人の近親者を主人公に、という感じで如何様にでも描けてしまうようにも思えてならなかったりする。
- 主役が井上真央だからか、幕末長州版F4が結成されることになった模様。
- 大河ドラマ史上初のゆるキャラ登場…どこへ進むつもりか?
- 名前は「もゆるん」。あのサンリオが手掛けたのでしっかり設定があって声優もついて着ぐるみまで作られた・・・のだが、始まってからはそこまで目にする機会はな(略。
- 久坂玄瑞に嫁いだ人なので当然玄瑞押しになるんでしょうなぁ。
- 志半ばで死んだ秀才志士なのでどこまでも持ち上げられる。もし生きていれば今頃の日本はとかなんとか。
- 「その志を継いで」あらゆる大立者にアドバイス。陰で日本を動かすという展開。
- 後の夫を上げまくる展開だった。
- 志半ばで死んだ秀才志士なのでどこまでも持ち上げられる。もし生きていれば今頃の日本はとかなんとか。
- キャッチコピーが「幕末男子の育て方」との事だが、乙女ゲームのように思えてならない。
- しかもその系統のハーレムものの幕末版といった感じで・・・・・。
- プロデューサーの「イケメン揃えました」発言など、よく悪くも女性狙いに徹している
- ヒロインのやっている事といえばイケメン達のハートをつかむためのおにぎり・お菓子作りの印象しかない・・・・・。
- 「不特定多数の男におにぎり握っている文よりも、夫の為に銃を握る八重の方がいい」という意見も…
- しかもその系統のハーレムものの幕末版といった感じで・・・・・。
- 今年は色んなキャスティングがある中で伊藤博文が劇団ひとりに…一体どうなる事やら。
- 平清盛を下回る視聴率を叩き出し、今後どこまで持ち直すか試される
- 女性主人公だけに恋愛描写が多く、前半の舞台が塾だけありホームドラマ臭が強い
- 早くも来年の真田丸に期待する声も…
- 松下村塾が世界文化遺産に登録されたら、絶好のタイミング?での放送になるのかもしれない(2015年6月時点の記述です)
- 富岡製糸場もあわせて世界遺産2つの力を借りているのに…。
- 「乃木坂46の主要メンバー10名が出演」という謎の作戦に出た。
- 過去に「平清盛にAKB48総出演」という記事を掲載した虚構新聞は「誤報による謝罪」を回避したが、「かなり近い」という判断だった模様。
- 明治編に入るあたりから、大河ドラマファンにとっては悪夢としか言いようがない『天地人』の脚本家を投入させてしまった・・・・・。
- 大奥編で鍛えられた視聴者にとってはなんてことはなかったかもしれない
- 幕末の大事件、桜田門外の変はテロップだけでバッサリカットされた。
- なお井伊直弼役は高橋英樹が演じていた、この最後でいいのだろうか…
- バァン
- 直後の朝ドラで大隈重信で復活していた。
- 本ドラマの出演者は「あさが来た」はもとよりも「とと姉ちゃん」や「精霊の守り人」を始め、本作終了後のいくつかのドラマにキャスティングされているのを見るとNHKサイドの出演者に対するお詫びのようにも思えてならなかったりする。
- なお井伊直弼役は高橋英樹が演じていた、この最後でいいのだろうか…
- 平清盛以下の平均視聴率を叩き出すという偉業を成し遂げた。
- しかも清盛公と違って称賛の声すら聞かない。
- 年末の紅白では一切触れられなかった、何もそこまで徹底せんでも…
- 黒歴史にしたいかのように、真田丸へシフトチェンジしていたのはどうかと。「誰それ?」級の主役を無理やり大河ドラマにしたのが仇になってしまった。
- 最後の解説でこの作品で無かった事にされた佐久間象山に触れたのも当てつけに思えてならない。
- 黒歴史にしたいかのように、真田丸へシフトチェンジしていたのはどうかと。「誰それ?」級の主役を無理やり大河ドラマにしたのが仇になってしまった。
- 大河で流すなら、昔やっていた半年のみ放送でよかったと思う。幕末→明治はその年10月からの連ドラとも被ってしまったから尚更。
- 数年前に大不評であった江の悲劇を物の数年で繰り返す辺り、いつまで経っても篤姫の成功から抜け出せないらしい
- 時代ごとの変化そのものは必要なのでチャレンジとしては分からなくもない。問題は見通しが甘すぎ&時代劇の脚本舐めすぎということ。
- 皮肉にも3年後の幕末作品が今作を悪い意味で上回る出来栄えなため多少再評価されている、本当に僅かながらだが。
真田丸(2016)[編集 | ソースを編集]
- 意外にも今回が大河ドラマ初主人公となる真田幸村
- 坂本龍馬、宮本武蔵、柳生十兵衛などと並んで国民的ヒーローなのに。
- 真田昌幸が真田幸村
- 当初は役所広司がオファーされていたらしいが、「主役じゃないとやだ」と断ったそう。でも、実質主役だった。
- 早速BASARAが便乗するらしい。
- 猿飛佐助は佐藤健などのもう少し若い俳優のほうが良かったかもしれない。
- 「武田は滅びませぬ!」→「武田は滅びるぞ」
- 「富士や浅間山が噴火せぬ限り武田は安泰です。」→48年ぶりに噴火
- 「誰が言ったんだ」
- 内野聖陽演じる徳川家康の「武田が滅んでめでたいはずなのに、少しもうれしくないのはなぜだ!」せりふがネタに。
- そりゃ軍師だからよw(「勘助ェェ」「親方様!」)
- 堺雅人(48歳)による10代の信繁の演技
- 43歳な。
- まさかの声優出演。
- 題字は左官職人が書……いや、彫った。
- 大泉洋のせいで『真田丸どうでしょう』なんて呼ばれたりもしているが、昌幸を見ているとサイコロ振って決めてるんじゃないかと思わなくもないのがまた。
- 昌幸の「決めたぞ!わしは決めたぞ!」なんて、その後右往左往する前振りとしか思えない。(4項目もそんなんだな)
- 実際、真田幸村の「幸村」の名前は「くじ」で決まってしまったから、余計にそう思わせてしまう。
- 「黙れ小童!」
- よほどの歴史マニアしか知られていなかったが、すっかり有名人に。史実の人もまさかこんな形で有名になるとはあの世で驚いているだろう。
- 小日向秀吉の評価が大変高い。
- しかし小日向秀吉、内野家康、そして草刈昌幸の存在感がありすぎて、主役は単なるパシリになってしまってる気が・・・
- 個性的な親や主、宿敵との出会いが主人公の成長&終盤の覚醒に繋がったので無問題。
- というか基本的に周りが濃いやつばっかりで特に目立つ働きのなかった人間が最後に一花咲かせるという話なので。
- しかし小日向秀吉、内野家康、そして草刈昌幸の存在感がありすぎて、主役は単なるパシリになってしまってる気が・・・
- 地図はコーエーテクモゲームスなので、信長の野望チック。進軍時の説明なんかでニヤっとした信長の野望ファンは少なくないのでは。
- 来年の大河も戦国物の為、コーエー的にはNHKとの繋がりが出来てウハウハである。
- 案の定便乗ゲームが作られた。この手の便乗スピンオフにしては珍しく、そこそこボリュームはあったが。
- 来年の大河も戦国物の為、コーエー的にはNHKとの繋がりが出来てウハウハである。
- 脚本家特権で、大河一番のお気に入りの「黄金の日日」の主役の助左が同じ松本幸四郎で登場。
- 毎回、裏の日テレ系の「イッテQ!」と争えるぐらいの数字をとっているらしい。三谷幸喜脚本もあってか普段見ていない人も見ているので、近年の作品にしては受けがいいのではと思う(前が悪すぎたというのもあるが・・・)。
- 実際に2010年代の大河では一番視聴率を稼いでしまった。
- 正確には2012年の清盛以降の過去5年間では一番視聴率を稼いだというのが正しい。
- 上田市の大河ドラマ館も年間来場者数が前代未聞の103万人を突破してしまった。この数は過去最高だった鹿児島県の篤姫館(66万7535人)を軽く上回る。(但し長野県上田市は東京から近くアクセスが良い点は留意だが。)
- そして番組が終わると早々「イッテQ!」でイモトにエールを送る草刈昌幸であった。
- 星野源演じる「徳川秀忠」が「うそ太郎」に見えてしょうがない。
- 更に同時期に話題になった某TBSドラマ繋がりで恋ダンスを踊ってほしいという意見も。
- 真田丸のオープンセットの壮大さにファンからは「俺達の受信料で城が建った!」との声も
- 正に課金アイテム
- 一ヶ月もしないうちに破壊。これぞまさに受信料の無駄遣いである。
- 正に課金アイテム
- 最終回に向けてNHKの盛り上げへの力の入れ方にも気合が入り、ますます持って前年との扱いの差が凄まじい。
- 同じ三谷幸喜脚本の新撰組!と同様、スピンオフドラマを放送してほしいとの声も大きい。
- ドラマでは事後報告だけで終わってしまった関ヶ原の戦い(それ故に「超高速関ヶ原」とまで言われている)を、石田治部・大谷刑部の視点でフォローして欲しい所だったりする。
- 上杉景勝・直江兼続の主従コンビ並びに徳川秀忠・江の夫妻(江の場合は浅井三姉妹としても)は過去作品で付いてしまった変なイメージを本作にて綺麗に上書き出来たような印象がある。
- 豊臣秀次も従来の大河では小物・狭量的な人物として描かれることが多かったが、今作では非常に人間味溢れる人物として描かれ、その死までの道のりも新説を一部採用するなど大きくイメージを変えた。
- 「決まっているだろう、真田丸よ!」からいつものオープニングをエンディングとして使った44話に鳥肌。OPを終盤に持ってきて本編が実質的に長いアバンのようになる手法、連ドラやアニメではよくあるけど大河で使われたのはこれが初めて?
- 1年を通して視聴者から最も手のひらを返された人物は間違いなくきり。
- 2話の織田信忠の初登場シーンで、玉置玲央の演じる織田信忠の迫力があまりにも織田信長のイメージと合いすぎて父親の織田信長と間違えそうになった人は多いはず。年齢的にも玉置玲央のほうが織田信長に合っているような。
- 織田信長役は老けすぎで覇気も足りなく残念、もう少し年齢の若い俳優のほうが合っていた。4話の初登場シーンで顔を見た時、ガッカリした人も多かったのでは。話はとても面白いが、43歳の堺雅人が10代の真田幸村を演じたり真田昌幸役の草刈正雄の滑舌が悪かったり、41歳の福山雅治が坂本龍馬を演じた龍馬伝同様、色々ミスキャストが多かった。
- 草刈正雄ははまり役だっただろ。次に昌幸を演じる人は気の毒。
- 昌幸を演じた草刈正雄はこの作品以降再ブレイクし各方面に引っ張りだことなった、それだけインパクトのある役どころだったのだろう。
- 近年停滞の続いていた大河ドラマに人気が着火。2007年の風林火山以来であろう。主役も国民的ヒーローの真田幸村。やはり男性が主人公の男らしい感動あり涙ありの戦国大河こそ大河ドラマであることが証明された。
- 脚本家が放送終了から6年という短さで再び大河に招集されたのもそういうことであろう。
- 21世紀に前時代的なジェンダー観を振り回すのは恥ずかしいと自覚すべき。
- 織田信長が完全に悪者扱いでひどい。特に4話での暴行シーンなど。信長の人物像とは少し違うし、いくらなんでもあれはないだろう。脚本がアンチ信長か?
- あれは「明智軍記」にある逸話をほぼそのまま引用しただけであって、三谷幸喜の創作ではない。「明智軍記」の史実性については色々意見もあるだろうが。
- まあそもそも主人公から離れたところは描かないし本当のことは分からないというスタンスなので。信長ってこんな奴らしいぜという遠国視点でのイメージなわけだな。
- 真田丸のロケには真田氏ゆかりの沼田市の市民がエキストラで参加した。が、バスに揺られて行った先では真田丸を攻める徳川兵になることを知り、「真田丸を攻めるために来たんじゃない!」と、怒りのあまり一揆が起こるところだったとか。時代考証の先生が言ってた。ちょっと話を盛っているとは思う。
- むしろ逆にあの真田丸に関われる!と大喜びしすぎて攻めている最中にニヤけてしまってNGが頻発したなんて話もあるな。
- 放送のタイミングで、真田丸の形状や位置が今まで言われていたところと違うかも、という新しい研究結果が。出来すぎだな。
- この年に放送されたブラタモリの大阪回でも言及されていた記憶がある。
- 黒田基樹氏が駿河台大学の公式サイトに解説コーナーを作ったり、丸島和洋氏が自身のtwitterアカウントで解説を行ったりした事もあり、時代考証担当の方々の大河ドラマへの貢献が、かつてないほど注目されたのも本作の特徴の一つであった。
- とにもかくにも主人公以外の準レギュラー陣があまりにも濃すぎたため、そちらの方が印象に残っている人が多そうである。
- 平清盛とキャストがそれなりに被っていることもあり、清盛ファンからも大きく注目を集めるという現象まで起きていた。
- 近年の大河ドラマでは珍しくマニアックなファンが付いたという類似点もある。
- 終盤、次回作の主役でもある井伊家へのバトン渡しのようなセリフも。
- 先輩でもある何とか官兵衛にも触れていた。
- ナレーションが死神、通常「ナレ死」
- そのナレーションを唯一止めた昌幸母。
- ラストシーンに至っては徳川幕府の滅亡をナレーションで語る「ナレ倒幕」
- 放送のちょっと前から朝ドラ界隈を中心にそのような傾向があったのは知られていたが、この作品を機にナレ死が注目されていった感じはする。
- そのナレーションを唯一止めた昌幸母。
- 同時期にはBSで「武田信玄」の再放送もあり、正に甲斐づくしであった。
- 更に「武田信玄」の後番組は「風林火山」の再放送になり、まだまだ甲斐旋風は続きそうである。
- このゲームもリニューアルと相まってコラボ。
- 三谷常連の佐藤浩市が出てこなかったのは残念。信長か政宗あたりで出演して欲しかった。
- 地元が誘致した大河としてこれ以上の成功例は今後登場するのだろうか…。
おんな城主 直虎(2017)[編集 | ソースを編集]
- また女性もの…と思ったら、なるほど、そういう変化球があったか。
- これ以前に井伊直虎=女性と知っていた人は歴史好き以外だったら無双かBASARAやってた人くらいだろうしなぁ。
- 歴史秘話ヒストリでしばらく前にやってたよ。歴史物少女漫画主人公にありそうな人だなぁと思ったら、大河になるとは・・・
- 所謂女性が男性を導くタイプのドラマではなく、男はみんな死ぬ。
- 「次の大河は井伊直虎、主役は柴咲コウ」と聞いて、『利家とまつ』みたいな話と早合点した人も多いはず。
- 誰が呼んだか「カカオ95%配合スイーツ大河」。
- 残りの5%はハバネロ風味。
- 恋愛ドラマとしてみても、「お互い愛し合っていても、それぞれの人生にはそれぞれの道があり共に歩めるとは限らない」という実に濃い話。
- これ以前に井伊直虎=女性と知っていた人は歴史好き以外だったら無双かBASARAやってた人くらいだろうしなぁ。
- 2年連続で戦国時代を舞台とした大河は何気に久しぶりである
- 前年の「真田丸」が智恵者達が知謀の限りを尽くして戦国乱世を乗り切っていく物語とすれば、今作は無力な凡人達がもがき苦しみながらも戦っていく物語に見える。
- 当初は杏がオファーされていたらしい。杏がぽろっと「2年拘束されるオファーを受けた」ともらしてしまったが、おそらく大河。
- CP、脚本がごちそうさんと同じだもんね。
- 同じ戦国テーマの大河と言えど、織田時代~大阪の陣までをみっちり扱えた真田丸と違い、直虎自身は本能寺の変の直後に亡くなっているので、そのままドラマにすれば尻切れトンボで終わってしまう可能性もあるがどうするんだろうか
- 直政(直虎の養子で直虎死後の当主)が家康に仕え重臣に登り詰め、関ヶ原の戦いで活躍するまでさらっとやるかも。その後幕末の直弼まで続く彦根藩の繁栄までは流石に触れないか…
- 死の床にある直虎と、家康の伊賀越えに従い窮地を切り抜けるため奮戦する直政のオーバーラップが最終回でもいいかも。
- 結局直虎は本能寺の変の後家康を三河に逃すためのルートの1つを確保するために堺に向かう展開に(死ぬ間際にこんなに元気で堺まで行けるのか?とも突っ込みたくなったが)。無論そのルートは使われず家康は伊賀から帰還した。
- 後日談として天正壬午の乱で北条氏との講和、そして赤備えが描かれた。無理に女単独主人公にしなくても、直政と主役交代という形にすれば良かったのに…。
- 放送開始直前の2016年12月に新史料が発見され直虎男説(別人説)が浮上。
- 「次郎法師」とは別に「次郎」がいた…という話だったはず。
- まあ放送時にそうなるのはよくありがちなことなので...。
- まさかの義元ナレ死
- というより桶狭間ほぼ丸々カット、当時の井伊家と今川家の繋がりを考えれば無視できないはずだが…
- 戦闘自体のことより準備や戦後処理に重点を当てるのが昨今の大河ですので…
- 物語上クライマックスなはずの本能寺の変や伊賀越えもほとんどナレーションだけでいつの間にか終わってしまった…。
- ただし今川はむしろそこからが本編。えげつない寿桂尼様に俺らの太守様が大暴れ。
- 義元役の人は後に日曜夕方の演芸番組で回答者からいいネタにされていた記憶がある。
- なお起用の理由は「しゃべらなければ迫力があるから」とか。
- というより桶狭間ほぼ丸々カット、当時の井伊家と今川家の繋がりを考えれば無視できないはずだが…
- サブタイトルがどこかで見たものばかり。
- オマージュとのことだが、正直滑っている気が・・・
- 戦国時代にセントレア・・・
- 松平のターンが来た!と思ったとたん、「お↓か↑ざ↓き↓」のイントネーションでテンションが下がる三河民
- 10月の本多正信ゆかりの施設紹介では違和感なかった。
- 牧歌的な子役時代からの急転直下の展開に「中にわさびてんこ盛りの大福」などと呼ばれる向きも。
- 解死人、検地、指出、代替わり徳政令、今川仮名目録、寺社領、守護不入、逃散、打ち毀し、禰宜、化粧料、大名―国衆―領民間の重層的な支配関係、などなど中世社会の複雑な構造を最新の研究を基にビジュアルで分かりやすく描いていることから、一部では日本史を選択している高校生に見てもらいたいドラマとも言われている。山川の日本史用語集をただただ丸暗記するだけよりも、頭にスッと入ってくるのではないだろうか。
- 「民放には真似できないNHKならではの内容」「中世日本史クラスタは大歓喜」と ごく一部では 絶賛されている。
- 「人身売買」や「衆道」まで臆することなく組み込むとんでもない脚本…
- 政次の壮絶な最期に音楽担当がショックで寝込んだうえ、自ら追悼アルバムを作成する事態に。
- 考えても見れば、これまでの女性大河はほとんどがあくまで当時の女性社会を生きた人物の話。「女性が男社会に飛び込んでさあどうする」というのは正しく朝ドラの文法であり、バックボーンをリアルに描くのも当然なわけである。
- 秀吉、上杉、真田は名前のみ登場で本人出演なし。
西郷どん(2018)[編集 | ソースを編集]
- 戦国と幕末のローテが酷くなる一方の近年の傾向だが、明治維新150年ということで遂に幕末史上最も重要な偉人を取り上げることに・・・
- 「遂に」も何も、28年前に既にやってる。
- タイトルが地元読みである。
- 今回も原口先生が時代考証担当になるのだろうか。
- 鹿児島が主要地となるのは、その篤姫以来(10年振り)である。
- 龍馬伝で1話だけ登場したが、鹿児島が舞台とまではいえないでしょう。
- 恋愛要素を取り入れていくことが既に発表されており、放送前からいきなり不安の声があがっている。
- 原作がまだ連載中なのも怖い。
- 原作の方は放送前に完結し、まずは一安心といったところか。
- そもそも原作者が林真理子なのが怖い。
- 原作、脚本、音楽のトップ3が全員女性というのも怖い。
- それを言うなら前年は製作統括、脚本、音楽、おまけに主演のトップ4が女性だったが、それなりの評価は得てたぞ。
- 「篤姫」の男性視点版的な展開は御免被りたい所である。
- 実際のドラマではギャルゲーテイストな描写が見受けられるように思えてならなかったりする。
- 原作がまだ連載中なのも怖い。
- この大河に合わせて麿が鹿児島局へ異動する噂がある。
- アナウンスデスクとして異動してきた・・・ということは、大河関連で登場するか微妙なところ。
- と思ったら放送開始わずか一週間でNHKを退職するという報道が・・・
- 28年前に主人公の西郷隆盛を演じた西田敏行氏がナレーションをやる。
- 同じく28年前のもう一人の主人公大久保利通を演じた鹿賀丈史氏が島津斉興役にキャスティング。
- 西田敏行氏は西郷隆盛の息子菊次郎の晩年も演じることとなった。
- 当初は堤真一に西郷隆盛役のオファーが来たとの報道があったが、最終的に鈴木亮平で決定した。
- 主演俳優、脚本などカフェードミンゴ関係者多数出演。そういえば同時期にBSで再放送やってるぞ。
- 渡辺謙が大河ドラマに17年ぶりに出演、1話目からその貫禄で一気に主役を喰った。
- 鹿児島が舞台のドラマだが、出演者には何気に主演の鈴木亮平をはじめ北川景子・南野陽子と兵庫県出身の俳優が目立つ。
- それに加えて最初にオファーがきたと言われる堤真一も兵庫県出身。
- 番組も折り返し地点まで来たが、残念ながら評判はかなり低い。真田丸、直虎と良作が続いただけにより一層本作の残念さが際立ってしまった。
- 中には「花燃ゆの方がまだマシ」という意見も・・・
- 「花燃ゆ」と「西郷どん」によるダメ幕末作品同士の薩長同盟が締結されるかもしれない。
- 吉田松陰の妹という無理ゲーを押し付けられた前者と比べ、本作は大西郷という面白くならないはずがない有名人が主役な点を考えると同レベルな出来なのが泣けるところである。
- しかし北部九州地区(福岡)では週間視聴率ランキング(朝日新聞掲載)でトップクラスを維持していたりする(7月現在)
- 地元ではオープニングに登場した滝の観光客数が大幅増、というプラス効果がある。中身の評価とは別ということか。
- 最終的に、視聴率面では西高東低が顕著に現れた(福岡で20%、ご当地の鹿児島で30%)。もっとも、大河全般にいえるが地上波本放送(日曜20時)のみの数値ではある。
- 中には「花燃ゆの方がまだマシ」という意見も・・・
- 原作とドラマ本編の内容がかなり違っており、「『原作 林真理子』と毎回OPで書かれるのが可哀想」という声も、実質中園ミホの作品と考えた方がよい。
- 例えば原作では江戸編のキーパーソンとして登場する水戸藩主徳川斉昭の家老の藤田東湖がドラマ本編には登場せずに「紀行死」させられていたり、逆にドラマで頻繁に出てきた品川遊廓のシーン(しかもそこでは徳川慶喜が「ヒー様」と呼ばれていたりする)は原作には全く出てこない。
- 西郷の敵になりそうな人物や、西郷のイメージに陰りを落としそうなところは他者を貶めたり、西郷は悪くなかったというような描き方がやたら多い。
- 大河ドラマ1作目の主人公であり、前作の直虎とも縁の深い井伊直弼は昔ながらの冷徹で嫌味たらしい人物として描かれたり、島津斉興・久光親子に関してもまったく手心が無い。
- 池田屋事件や禁門の変に関しても、これまた会津藩の印象が悪くなりそうな描き方で賛否両論である。
- このため西郷の暗部を支えた益満休之助も登場することはなかった。
- 大河ドラマ1作目の主人公であり、前作の直虎とも縁の深い井伊直弼は昔ながらの冷徹で嫌味たらしい人物として描かれたり、島津斉興・久光親子に関してもまったく手心が無い。
- 本編終了後の西郷どん紀行ではその回でボロクソに描かれた人物をフォローしていることもあり、紀行が本編の尻拭いをさせられているようにも見える。
- 特に久光に関しては本編だけではまったく有能さが伝わらないのが悲しい・・・
- 本編ではやらなかった事柄や未登場の人物(例えば上記の藤田東湖)を紀行でフォローしていたりもするので、「それを本編でやれよ」という声も出ている。
- 島編まではまだ肯定的な意見も見受けられたが、倒幕編(公式いわく革命編)に入ってからは脚本に対する批判が一気に噴出した。
- 西郷が討幕を決意するいきさつが極めて不自然。不確かな伝聞を元に慶喜を売国奴と決めつける→戦の鬼→やっぱり売国奴じゃなかった、という流れは支離滅裂と言わざるをえない。一体何がしたいのか。
- 全体的に西郷が人柄以外の部分で具体的にどう有能なのかがきちんと描かれていないせいで何故こうも周囲に高く買われているのか説得力が殆ど感じられない。
- まさかの最終回大久保の走馬灯BLオチ、ここに来て制作発表時の発言を回収するとは・・・
- 鹿児島弁についてはそこまで違和感がなく、及第点と思われる。
- 1話に登場した、川で洗濯をするおばちゃん(重田千穂子さん、鹿児島出身)が断トツなのは言うまでもない。
- 字幕ですら鹿児島弁のままだった。
- なお当然ながら台本上では台詞は標準語のままで書かれており、鹿児島出身の人が翻訳を担当した。
- ラストは菊次郎ナレーションの「ここらでよかろかい」を西郷本人が回収。
- 史実通りだと撃たれた段階で自害→新八らがそれを見届けたあと、戦闘後に自害という形になっちゃうからね。
- 最終回では冒頭に佐賀県知事選挙の当確テロップが、そしてOP曲を使ったエンディングシーンに札幌の爆発事故の速報テロップが入るなどダブルで邪魔される羽目に。
- また、それ以前にも隆盛が泣き崩れてるときに「巨人菅野CS史上初のノーヒットノーラン達成」の速報テロップが入ったせいで西郷どんはスワローズファンだとか言われたことも。
- 結局最終回は第1話冒頭の糸の「これは西郷じゃありません」と銅像を見て怒るシーンには繋がらず、微妙に後味が悪い。
- 一応怒った理由自体は最終回から推察することはできる。
いだてん~東京オリムピック噺~(2019)[編集 | ソースを編集]
精霊の守り人(2016-2018)[編集 | ソースを編集]
- ファンタジー作品がまさかの大河ドラマ化。
- 一方、原作読者は綾瀬はるかの起用に戸惑う。
- 始まってみたら意外とハマり役だったので安心した。
- 原作者想定のビジュアルとは一致するのだが…
- 一方、原作読者は綾瀬はるかの起用に戸惑う。
- どうやら坂の上の雲と同じような形で放送されるらしい。
- だからといって、その分本編の放送回数が減るわけではないらしい。
- 放送枠は土曜9時台。
- だからといって、その分本編の放送回数が減るわけではないらしい。
- 東洋的な雰囲気が強いので欧米に輸出してもそれなりに受けそうな気がする。
- しかもファンタジーなので現実の歴史知識が必要とされるようなことはない。
- 実際カンヌのマーケットでは好評だったらしい。
- これが終わって開局100周年になればグインサーガや十二国記あたりが大河化されるのだろうか。
- 女性が活躍するという点では「彩雲国物語」も捨てがたい。
- 実は同じNHKでアニメ版も放送されていた。
- 前述したファンタジー小説もすべてNHKでアニメ版が放映されている。もしかしてこの時のために骨太ファンタジーをアニメ化させたのか…。
- 近年の朝ドラ相手役勢ぞろい。
- 第二シリーズと同時期放送の朝ドラに同時出演した方も。
関連項目[編集 | ソースを編集]
NHK大河ドラマ |
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